園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年6月3日金曜日

トマトが徒長するわけを考えてみた

 こちら、今年2022年1月1日に種まきしたトマト。中玉の「Mr.浅野のけっさく」と、ミニの「シュガリーテール」です。

シュガリーテールは隙間無く葉がしげり、浅野さんは、茎が太くて、節と節の間が短いです。(現在、9段目まで花芽あり。実は2段目あたりまで収穫中。)



一方こちらは、3月17日(シュガリーテール)と27日(Mr.浅野のけっさく)に種まきしたトマト。背丈が短いのはあとから種まきしたのだから当然だけど、節と節の間が長くてずいぶんとヒョロヒョロです。最初の花芽までがなが~~~い。


なんでだろう。みな同じベランダ育ちなのに。種まき時期がちがうとこうなっちゃうのだろうか。

でも、なんで1月種まき組がしっかり者で、3月種まき組がひょろ長なんだろう。

3月種まき組のほうが、当時の気温は高かったはずだからきちんと育つと思うんだけど。


うーん、ひょっとして陽当たり量とも関係があるのかも。

当方は南向きベランダです。冬は室内側にまでよく日差しがはいります。

1月種まき組は、まだ寒いから生長が遅くゆっくりゆっくり伸びていくのだけれど、お日様にはよくあたることができるので、時間をかけつつも正常に育っていく…のかも。

ところで、3月種まき組は、暖かいので生長のスピードがアップ。どんどん伸びていけるんだが、夏至まで、ベランダにあたるお日様がどんどんへっていく。6月に入った今頃ですと、直射日光があたるのは、お昼ごろの2時間くらいでしょうか。

その結果、トマト苗は日陰の植物状態になり、間延びした苗に育ってしまう…ってことかなあ。


でも、それなら1月種まき組のトマトだって陽当たりが悪いのは一緒なわけで、たとえば苗の上の方は、ちょうどお日様があたらなくなってから育ってる部分なのだから、そのあたりが徒長してしまうんじゃないのかなあ。

でも、そんなふうには見えず、どの節も伸び過ぎてしまったようすはないのだ。

うーん、もしや、1月種まき組の場合、実を作る作業に入っていることが関係あるのかもしれない。

実を作るのに時間と手間(というのかどうかわからん)を要していて、3月種まき組みのような幼い苗みたいに、茎が上に伸びることにだけに集中できず間延びできなかった、ということかもしれない。(日照が少なさは、実や葉には影響してくるだろうとは思う。)

……てな仮説を考えてみました。ほんとのところは知らんけど、です。ハハハ


ともあれ、3月種まきのひょろ長苗は今、風にあおられ横倒しにされてます。このままではいかんので、若干の位置移動をしました。

2株の「Mr.浅野のけっさく」は、栽培容器をゴミ箱にして、床置きに。


「シュガリーテール」1株は、もう床にあきがないので、そのまま手摺りにいてもらうことに。たしか身長が1メートルくらいにしかならいないそうなので、この位置でもなんとかなるだろうと思うんだがどんなもんでしょう。物干し竿に結わえています。


いやあ、じつは3月の種まき組は予備のつもりだったんですがねえ。ここまで育ってしまうともったいなくて。なんとか延命をはかりたく思うんでした。無駄な抵抗かもですけどね。


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