園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年5月26日木曜日

食用ホオズキ:花芽の観察

 食用ホオズキの「太陽の子」は、3月3日に種まきしました。お初栽培です。スタートはちっとも大きくならなかったけど、暖かくなったら急に伸び始めました。

5月21日。なんかいっぱしの苗っぽくなってます。


中心部分をのぞいてみると、これ、花芽、だよなあ、めり込んでるけど。
えっ、こんなに早くできるもんなんですかね。

根っこ。まだ短いです。ホワホワって感じがします。

5月25日。横向きに撮影。小さいけど、花芽が突き出てます。


近づいてみたら、3個も花芽あり。いつのまに。



5月26日。いつもは向こう側を向いてるけど、撮影用にくるっとこちらに向かせてみました。雰囲気変わりますわね。葉脈がなかなかに美しい。


5月26日。きょうもじーっと眺める。あ、花芽のつきかたに特徴があるみたい。

Aの花芽は、葉っぱというか茎1と2と3の間にできている。
Bの花芽は、葉っぱというか茎3と4と5の間にできている。
Cの花芽は、葉っぱというか茎2と6と7の間にできている。

ほほう、なるほど、そうなっていましたか。

ま、だからどうだってこともないんでが、なんかおもしろいなあと思いました。

それにしても、食用ホオズキって畑などですと背丈が180センチにもなるのだそうな。虫などの害はないけど、誘引作業が大変だとか。

当ベランダの場合、そのような大木にはなれず、ごくちんまり育つにちがいないので、心配には及ばんでしょう。

また、収穫時期は種のサイトさんによれば「9月~10月」とあり。どうなんですかねえ、すでに花咲きそうだし、なんか早まりそうな感じがいたします。

霜には弱いそうなので、生長が早まるのはよいことかもしれません。

あ、当ベランダの場合、粒はちっちゃそう。トウモロコシの粒くらいかもだわ。かろうじてピンセットでつまむほどだったりして…


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2022年5月25日水曜日

ミニキュウリの出来、不出来。

 ミニキュウリを3株、栽培容器(装置?)を変えて育てています。

左が「ざる」、まん中が「ゴミ箱」、右が「エアレーションあり(「ホームハイポニカぷくぷく」という水耕栽培用の装置)」です。


私の予想では「ざる」育ちが一番良く育つだろうでした。根元の風通しがよさそうだからです。なんせ、ざる、ですもんね。

でも、結果はちがってました。

背丈が一番伸びているのが「エアレーションあり」の株です。これは、3株のうち、種から育ててその後、一番弱々しかった苗を不憫に思ってエアーありの容器に入れてやった株なのですが、今やこんなにでかく伸びちゃったという。ちなみに、当時、一番元気だったのはゴミ箱容器の株です。う~む、わからんもんですねえ。


さらに、「エアレーションあり」の株は、実のつきもいいようで。

5月21日。エアレーションありの容器の株の下のほうに、実ができました。


どの株にもウドンコ病が蔓延しているにもかかわらず、エアーありはそんなことをものともせずに実をつける元気者らしい。

実のサイズは、こんな感じでした。10センチくらいでしょうか。

そして、5月25日、本日。さらに実ができています。


なお、他の株にも実ができつつあるのはあるんですよ、はい。

たとえば、「ゴミ箱」の株ですが。株の中間あたりにプラププラと。収穫までこぎつけるといいんだけど、どうかなあ。尻つぼみになって枯れ落ちること多しなのだ。


「ざる」育ちは、どうですかねえ。この株は、生長点が痛んでなくなってしまい、脇芽が育ってはいるのですが。育ちがえらくゆっくりで、前途遼遠。

こうしてみると、「エアレーションあり」に軍配が上がりそうですなあ。ま、月額100円の電気代を使って育てているのだから当然といえばそうなんだけど。ううう
当ベランダの場合、今後「キュウリは電気仕掛けで育てるべし」となりそうで、ちと落ち込んでます。


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2022年5月24日火曜日

トマト2回目の収穫

 今年の元旦に種まきしたトマト。ここ数日お天気が良かったおかげか、赤味がましてきたのでめでたく収穫。中玉3個(Mr.浅野のけっさく)と、ミニ2個(シュガリーテール)。


初収穫の前回(5/19)は、中玉2個とミニが2個だったので、微増ですかね。熟すのが少しずつ進んできたのかもしれません。

このたびとれた株は、下記の写真の「スチロール箱」育ちのものと、左端の「ゴミ箱」育ちのものです。


中玉の「Mr.浅野のけっさく」は、手で押さえてるあたりの1段目から収穫しました。


これがその1段目の房です。上の2個がだいぶ赤くなり、その下も赤味がでてきました。

ところで、それより上の2段目のとこ。ここに、やけに大きい実ができてまして、これが気になっちゃって気になっちゃって。

どれくらいの大きさだろうと調べてみましたらば。4.7㎝。ほうほう、なるほど。


それなら、今日収穫したヤツはどうなのさ、と思って調べてみましたらば。4.5㎝。


なーんだ、たった2ミリメートルの違いだったとは。でも、2ミリだけど大きいと感じる目ってなかなかのもんだなあと思ったり。ケーキを取り分けて食べるとき、大きいのをいち早く見つけて手に入れるのに役立つ能力かもしれませんな。

いちおう体重も調べてみました。45.9グラム(もう1個は43.5グラム)あり。前回のが44.2グラムだったのでちょいとばかり重いかな。


そうそう、健康診断のため、根も確認しておこう。
色よし。横にフサフサしてます。長さは25㎝くらいでしょうか。根元からてっぺんまでは約1メートル40㎝。この身長からすると、根は思いのほか短いんだねえ。

栽培容器がスチロール箱で、わりと大きいためか、液肥をつぎ足すのは2日に1回くらいですんでます。暑くなったらそうもいかないでしょうけど。

そうそう、同じ「浅野」でコンテナ育ちの株も一段目が色づいてました。
最初の1個2個のときはゆっくだけど、その後はスピードアップして、数個まとめてとれるようになるのかなあと思ったりしています。


一方、ミニトマトの「シュガリーテール」。この日収穫した粒は、1段目で写真の3粒です。


種袋によれば、色がピンクみをおびているらしいんだけど、当ベランダではスタートが茶色っぽくて、収穫時はややピンクかなあでも赤に近いよなあといった感じ。形はお尻がとがっていたり丸かったり。
なにしろお味が独特。砂糖っぽい甘さがしっかりある。お菓子なトマトになれてないもんでびっくりしてます。

さて、お日様は今、フェンスの下辺りにしかあたりません。夏至(6月21日)はまだ先ですもんね。ああ、ますます遠のくお日様。南向きベランダの試練なり。あと何粒収穫できるやら。
ま、ともあれ、今をたのしむべし。食べるぞ~~!!



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2022年5月21日土曜日

紫カラシナの色をめでる

 長い名前のカラシナ「コーラル リーフ プルーム」。種まきは3月11日。水耕栽培で全18株あり。今、少しずつ摘んではサラダにのせて楽しんでいます。

5月19日。少しずつとは、ほんとにこんな一握りもないくらい。それぞれの株から1~2本の葉をかき集めてのことです。


5月21日。収穫は、ケチケチ作戦で毎日ではなくて、2日おきぐらい。毎日なんてもったいなくてできまへーん。

ところで、どの株もみな狭いベランダにあるのに、葉色はさまざま。こちらの一角は緑色に近い色味になってます。

これは紫組と緑の半々ぐらいでしょうか。

こちらが最も紫色っぽいですかね。葉のサイズも大きいです。たしか最初に発芽して生長も早い組だったかと。

まあなんです、紫というより海藻のワカメ色って感じがいたしますがね。

そして、お味はカラシナなのに、ほとんど辛くありません。5月始めの頃はピリッと際立つ辛さだったんだけどなあ。いまやミズナに成り下がってしまったというか。色味のやばいミズナといいますか。

とはいえ、茎は鮮やかな緑色なのがうれしいし、歯触りシャキシャキでたいそうよろしです。

もしも種を秋まきにしたら、気温が低くなるわけで、またちがった風味に仕上がるのかもしれません。

今、葉物の収穫はミツバと、このカラシナだけなので、そばを通るときは葉を折らないよう細心の注意を払う(といっても、ベランダ狭いから無理なんだけど)努力はしつつ、だいじだいじにしてますのさ。

こんなちまちま収穫作戦やらで、なんとか少しでも長持ちさせたいと願っておるわけですが、じき暑くなったら一発アウトになる気もする。ううう…


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2022年5月20日金曜日

トマトやれやれ初収穫

 狭い狭いベランダに、トマトを全部で5株(あと1株は写真からもれてる)も並べております。種まきは今年(2022年)の1月1日。今やベランダの相当部分を占めるお邪魔なジャングル状態。


そして、上記写真右から2本目(中玉トマト:Mr.浅野のけっさく)が、もっかの注目の箇所であります。1段目あたりにあるのが、ぼちぼちよろしいんじゃないかと思うのですが、どうでしょう。


下のこれなんですが。上にある2個をいただこうと思います。



それと、もう1株、ミニトマトの「シュガリーテール」(芯まりタイプ)。これの1段目。

これも2個、いけるんじゃないかなあと。

ま、食べてみたらよろしいわけで、以上4個を収穫。プチ、プチ、プチ、プチッ!

こうして並べてみたけど、2種類とも色にちがいが感じられませんねえ。
浅野は赤味があり、シュガリーはピンクっぽいらしいですが。

さてと、体重測定をしてみますか。種のサイトさん(渡辺採種場)によれば、中玉:Mr.浅野のけっさくは「Ⅰ果重30グラム程度」だそうですが、当ベランダ育ちは、どんなもんですかねえ。

Mr.浅野のけっさく、1個目。33.9グラム。

Mr.浅野のけっさく、2個目。44.2グラム。

おお、基準値超え。珍しや。当ベランダ浅野さん栽培史上初かも。こりゃ明日は嵐にでもなるんじゃあるまいか。

一方、ミニトマトのシュガリーテール。お初栽培です。こちらは種のサイトさんに重さの表現はなかったので、基準値はわかりません。

シュガリーテール、1個目。17.9グラム。

シュガリーテール、2個目。ガクがとれちゃってますが、18.5グラム。

てなことで、なんかよくわりませんけど、めでたくお育ちになったということで。ともあれ頂きましょうぞ。


いずれもうまし。シュガリーテールはお初栽培だったのでどんなもんやらと心配しておりましたんですが、「あまっ!!!」「砂糖かあ?」って感じ。こういうお味だったんですねえ。お菓子な風味。すっぱさもあるみたいだけど、甘さが勝ってる。なるほど、シュガリーでした。

Mr.浅野のけっさくは、雨続きだったのでどうかなあと思ってたけど、しっかりお味がのってます。甘味あり、すっぱさあり、お出し味あり。じゃっかん皮が固めかな。
糖度計で測定もしてみたんですが、計器が不調なのか、私が見方をよくわかってないためか、記録できず。次回までには勉強しておくとしましょ。

【感想あれこれ】
はあ、やれやれ、ホッです。種まきから138日。ということは、1か月を30日として割ると、ざっと4か月半のちに初収穫したことになります。長かったなあ。
ことに、青い実ができ始めてからの期間が長く感じられました。

今年は、アブラムシがまったくみられず、ヒヨドリも来ず、幸運だったように思います。
しかし今後は太陽が真上に来るため、南向きの当ベランダには直射日光が1~2時間ぐらいしかあたりません。そうなれば、トマトはしだいに徒長したヒョロヒョロ苗に衰弱していくことでしょう。
そしたらお次は「切り戻し作戦」。枝葉を切り落とし、めざせ秋トマトでまいろうかと。
けど、それもあやういとなれば、すでに手は打ってありますのさ。

こちら、次世代トマト苗!
シュガリーテール(3/13種まき)1株と、Mr.浅野のけっさく(3/27種まき)2株。

つまり、こうして時期をずらして育ててみようってわけです。

でもでも、これだってあぶないかも。最終手段は、6月中にまた種まきすればなんとかってシナリオを考えております。なにしろ種はまだまだあるわけで。ありがたや種。買うときはけっこう高いなあって思うけど、失敗してもまたやり直せる勉強代金含む、ということで買っちゃうのである。ハハハ


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