園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年5月11日水曜日

遮光効果とエアレーションの効果

 ミニキュウリの「半白きゅう太郎」を3株、水耕栽培しています。種まきは、2月16日でした。

4月12日。左が苗を「ざる」に入れたもの、中央がプラ容器のごみ箱、右がエアレーションあり(「ホームハイポニカぷくぷく」使用)です。

3株のうち、一番元気のいい苗を中央の「ごみ箱」に、その次に元気なのを左の「ざる」に、一番弱々しいのを「エアレーションあり」の容器に入れました。


5月11日。一番育ちがよかった中央の苗はその後も変わらずですが、一番弱かった苗は「エアレーションあり」のおかげか(?)2番手に躍り出てきました。


こんなにお元気になられるとは。いやあ、びっくり。エアレーションの電気代「100円/月」(も)費やした甲斐があるってもんですかね。

なお、他の株もそうなんですが「エアレーションあり」の株も、節ごとに実がついています。種のサイトさんによれば「完全節成で、主枝及び側枝どちらにも複数の花が咲く多収穫品種」ですってさ。なるほど~なわけで。


中央の「ごみ箱」育ちの苗の根っこ、拝見。白くてびっしり。順調、順調!


さて、今、一番弱々しい株になっている「ざる」育ちですが、じつは途中で生長点が消えてしまったのです。どうなるんだろうと心配しておりましたんですが、根元近くに新しく脇芽を登場させたようで、どうやらこれからはここを出発点になさるおつもりのようです。

また、その下にも新しい葉ができているので、ここからも脇芽をだそうとしているのかもしれません。やれやれ、ホッ。


なお、この「ざる」栽培ですが、上にかぶせてある黒い布は傷んだ遮光傘の布でして。この布をどけると中はこんなふうになってます。


液肥を入れたペットボトルの下に小さな穴があり、そこから液肥を供給してます。液肥はそのままだと緑色の藻が生えてしまうので、こうして遮光傘の布をかぶせたというしだい。
そんなに緑色にはなっていないみたいなので、今のところこの方法でOKですかね。

てなことで、まずまず順風満帆といきたいところですが、
下のほうの葉からうどん粉病が蔓延してきていましてですねえ…

ここはベランダですんで乾燥がよくないのかもしれません。日々霧吹きで水をかけたりしてるんですが、びくともせず打つ手なし。

ところで、この「半白きゅう太郎」さんですが、種のサイトさんによれば、「うどんこ病に非常に強いため、減農薬栽培に最適です。べと病にも強いです。」とのこと。あらら…

こういうこともあるんでしょう。野菜栽培、ままならんもんでありますなあ。


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2022年5月10日火曜日

ルッコラの後始末

 今年の2月16日に種まきしたルッコラ。やっとやっとふっくら食べ頃サイズになってまいりましたようで。


けど、なんかあやしいポッチリあり。


花だった…

そりゃまあ、今、春ですけどさ。まだ一度も収穫してないのに。もう最終章ですかい。


ルッコラの根っこ、わりと短いんだね。これなら栽培容器はもっと小振りなものでもよかったかも。


はい、あきらめます。最初で最後の収穫しちゃおう。

冬の収穫はごつごつ固かったけど、ふっくらやわらかな葉です。ワシワシ食べたらあっというまになくなりそ。さびしいのう。

さて。抜き取った後のこの穴ぼこが気になるんです。これ、どうしますかねえ。


【対策その1】左上のように、穴ぼこをアルミホイルでふさいでおしまい。

【対策その2】それじゃあせっかくの植えられる穴ぼこがもったいないじゃないか。何か他の苗を植えるとかしようぜ。

【対策その3】でもねえ、そんな都合のいいおあまりの苗は、今あいにくないんですよ。それより、残ってるカラシナが問題。こんなデカい容器にたった2株だけ植わってる状況がもったいないわけで。超狭いベランダですからねえ。いっそこの2株、食べちゃったらどうです?ベランダ、ずいぶんすっきりしますよおっ。

…とまあ、なにやら悪魔のささやきのよう。


ああ、どうしたもんだか。夜な夜な、悶々と悩みそうであります。(平和)


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2022年5月9日月曜日

新芯菜のちょびっと収穫とミツバの悩み

 新芯菜というお初栽培の野菜。全3株あり。花つぼみを摘んで収穫するんだそうですが、これがなかなか。


茎がやけに短いもんですから、収穫するといってもどこをどう切り取ればいいのやら。

で、とったのがこちら。ハハハ、笑っちゃいますけどね。

ま、これでも7個もあるんだから進歩かなあと。前回は3個でしたもん。
ゆっくりゆっくり待ちますかね。

ところで、手のひらに一点、黒い粒が。
これって、コバエじゃなかろうか。

じつは、このハエがやけに飛びまわってるのがこちらのミツバでして。動き回るので写真にとれなかったので、イメージ図にて。

香りが呼ぶのかなんなのか。
ミツバは、たいそう茂っていて中心部分も隙間無く密集しています。こんなじゃ風通しが悪いだろうなあ。痛んだ葉もそのままだったりするから、ハエ、うろつきそうな気がします。


収穫とは別に葉を思い切ってどっさりカットしてみようと思うんですが、さて、どれを切り取ればいいのやら。またまた難問でして。

ミツバを収穫すると、やたら茎だけが残っていくんですよ。

そして最後は、こんな古くなった棒みたいなのが残っているという。これが密集の一因になってそうな気もするんだが。

それならいそ根っこごと抜いてみるかとも思うんだが、水耕栽培なのでがっつりからまってて抜きようもなし。


てなことで、コバエ&密集問題は、まあこれまた様子見ってことで。得意の問題先送りでーす。


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2022年5月7日土曜日

カラシナの収穫時期って?

 このたび育てているカラシナは長い名前で「コーラル リーフ プルーム」。お初栽培です。
種まきはみな3月11日ですが、育ち方がそろわずまちまち。下記写真の「大」の容器にはいっているのが一番早く、「中」「小」「ごく小」の4種類ぐらいにわかれています。


気になるのは、収穫時期でして。タキイ種苗さんによれば「ベビーリーフから20㎝から30㎝の小株、35㎝以上の大株まで用途が広い」とありました。

さて、当ベランダのサイズはどうかなあ?

「ごく小」と「小」は、20㎝以下ぐらいでしょうか。


「中」は、20㎝ちょいこえてるのもあるみたい。


「大」は、もうじき30㎝に届きそう。

ほほう、ということは一番小さくても収穫してOK時期には達しているということですかね。
ときに「35㎝以上の大株」したらってどんななんでしょう?

タキイ種苗さんで調べてみましたら、
「サラダなどの生食では、ベビーリーフや草丈20~30cmの小株で収穫を行う。草丈35cm以上の大株にすると葉や茎の繊維質が増すので、お浸しや漬物などに調理するとよい。」
…とあり。

はは~ん、35㎝超えの大株は生で食べるには固いってことかなあ。じゃ、さわやかにかじるなら今が食べ頃じゃん。

え、でも、これって1株がこれっぽっちなんだよ。茎が8本ぐらいしかないの。

ミズナみたいにさあ、フッサフサのでっかいのになるんだと思ってるんだけど、わたし。
あらためて種袋をよーーーーく見たら、一株ってほんとに数本の葉だった。

夢破れて山河あり…。
種袋の裏側にもちゃーんと書いてありました。「株間3~4㎝」って。30~40㎝じゃあなかったよ。
ちゃんと見ろよ種袋、でした。はい。

ということはだ。つまり、うちのポットなら数本をまとめて植えてもよかったってことになりそうです。あ~あ、むだに豪邸に住まわせてしまってたんだわ。
ま、やっちまったことはしょうがねえです。はい。

気を取り直し、とりあえず、せっかくの紫色なんだから具合でも楽しみますかね。

こちら、小の株。ちゃんと紫色。きれ~!!

中の株。ん?緑色っぽいかも。

大の株。こっちも紫色が失せてるがな。海藻みたいになってるじゃん。

ということは、小さいほうが色が鮮やかできれいってことかあ?!
ということは、美味しいのは早いうち、とっとと収穫して食べましょう、なんだ。
あらま…とき、すでに遅しかも?



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2022年5月5日木曜日

トマトと食用ホオズキ

 今年(2022年)の元旦に種まきしたトマト2種類。水耕栽培で育てています。


だんだんと実ができてきて、一番良く育ってる株は、上記写真右から2番目の「Mr.浅野のけっさく」で、粒がはっきりしてきた実が3段目あたりまで進んできました。

1段目がことに大粒。中玉ってこんなに大きくなるもんだったとは。

じつは今までもこの浅野さんを育てたことがありますが、たいていはミニに近いサイズだったもんで。どうしたらかような正しい「中玉」になってくれるもんか、さっぱりわかりません。突然変異かも? 来年もこの調子でお願いしたいもんであります。


一方、上記の一番上にある写真の左端、ミニの「シュガリーテール」は、お初栽培です。

こちらにも実ができてきました。


なにしろこのトマト、「芯まり」という性質で脇芽をとらずに育てるものだそうな。今や茎が3本にもなり、あっち向きこっち向きと暴れる暴れる。

でも、そのおかげで房があっちにもこっちにも。このタイプは収量はあがりそうだと、ニヤけてます。

シュガリーテールは、もう一株あります。こちらも先ほどと同じくプラスチックのごみ箱容器育ち。適当な場所がなくなったので、こんないろんなもんの狭間に詰め込んで置いてます。


こんな劣悪な環境でも、実はできておるようで。
ぼ~っと眺めていたら、実の形にいろんなのがあるのを発見。種袋の写真はみなお尻がとがってましたが、当ベランダのは、どっちかというと丸いもの多しかな。実の形というのも何がきっかけ丸とかとんがりの形を作るんですかねえ。おもしろいです。

ところで、実といえば今年は食用ホオズキも育てておりまして。

3月3日に種まき。4月17日になってもまだこんな小さかったんです。


それがそれが、このところぐんぐん大きくなって、苗らしくなってきました。
お日様があったかくなってきたからですかねえ。なにせお名前が「太陽の子」ですもん。


葉の表面にさわると、ふわあ~っと、うぶ毛にふれることができます。びろうどの生地みたい。ホオズキはナス科だそうで。うっ、ナス育てるの苦手なんだけど。石ナス作るの得意なわたくし。だ、だいじょぶか?


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