園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年4月26日火曜日

レタスの後始末

 去年の9月19日に種まきした、レタスの「ハンサムグリーン」。このところ柔らかくて美味しいので、毎日何枚も収穫してましたらば、とうとうスカスカになってしまいました。


そして、来るべき時が…来ましたねえ。花芽準備スタート。


秋から冬から春までの長生きレタスは、根っこも長い。

焼いたお肉や納豆、ポテトサラダ、朝食の焼き魚てなぐあいになんにでも巻いて、さっぱりサクサクおいしくいただいていたけど、これが最後の収穫。さびしいですのう。

冬場のこのハンサムグリーンは葉が固くなり、お口の中でモジャモジャしたけど、春になったらふわりと柔らか。美味しくなったところで時間切れ。

もしも、レタスを時間差で種まきしたら、もうすこし遅くまで食べられただろうか。涼しい気候のところだったらそれもうまくいくのかも。
けれど当ベランダは、じきに25度越えになる熱帯地帯になるので、それは望めないでしょう。
次回の種まきは、涼しくなる9月まで待つことにしましょうかね。

さて、レタスが植わっていた容器があきました。そうだ、ぎゅうぎゅうに詰め込まれた苗があるんでした。あれを植えかえるチャンスです。

これがそのぎゅう詰めされたカラシナ。奥はトマトです。

黒いポット植えでは風通しがわるかろう。穴あきポットにキッチンネットをはめこんでお引っ越し。隙間にバーミキュライトを詰めました。これでどうじゃろか。

すると、カラシナの引っ越しあとち、トマトの横に空きができました。そこで、この空間によそから持ってきたルッコラと食用ホオズキの苗を設置。

となると、ルッコラなどがあった容器に隙間ができました。そこにはまだ新芯菜が残っています。さて、これをどうしたものか。


新芯菜はこの他にも3株あり。それぞれ個別の容器ですくすく育っているから、こちらの予軍はおあまりではあるのです。でもねえ、せっかくここまで育ってるし…でもでも、新芯菜ってたしか花つぼみを摘みとって収穫していく、大株になるやつですよねえ。むむう

で、結局こうなりました。おひたし!

生でかじったら渋かったけど、加熱したらすっきり食べられるお味でホッと安心。

ま、そんなこんなで玉突きのように苗が空き容器に移動して、最後はキッチン用の水切かご
が1セットあきになり、超狭いベランダがほんの少しだけ広くなりましたとさ。めでたし。


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2022年4月23日土曜日

キュウリがキュウリらしく

 2月に種まきしたミニキュウリの「半白きゅう太郎」。気持ちがはやって早すぎた種まきでしたが、このところの暖かい気候のおかげでしょうか生長が進んでいます。

ほらね、ちゃんとキュウリでしょ。ま、あたりまえか、キュウリなんだから。


「半白(はんじろ)」という名前通り、たぶん下半分が白っぽくなってくるのだと思うのですが、まだそれほどくっきりではないみたい。
それにしても、節ごとにきちんと実がついてるって、なんかすごいぞ。

このキュウリは全部で3株あります。
・左端は、キッチン用の水切かごの中で苗がざるに入ってる、ざる育ち。
・中央は、液肥の入ったプラスチックのごみ箱容器に植わってる、ごみ箱育ち。
実がぷっくりしてきたのもこの株。
根は、こんな感じ。


・右端は、エアレーションのついた「ハイポニカぷくぷく」という水耕栽培用の装置という豪華ぷくぷく育ち。

この3株は、生長にだいぶ差がありますが、これはある程度育ってから各栽培容器に振り分けたので、栽培容器による生長のちがいとまではいえないだろうと思ってます。

左端の「ざる育ち」ですが、ただ今絶賛「藻(も)」製造中なのだなあ、これが。ううっ、黄緑色がどうも苦手でして。

液体肥料がこれだけ露出してお日様にさらされているんだもの、藻が発生するのは当然ではあるのですが。ううう…
そうだそうだ、今までこの栽培方法をやってこなかったのは、この藻発生問題があるからだった。なにか対策をほどこさねば。

で、今考えたのは、遮光傘の生地(痛んだ骨から外してとっておいたもの)を使って容器をおおえないだろうかということなんですが、どんなもんですかねえ。

これ、一応遮光率99%とかいうしろものなんですけど。

ま、そのうち時間ができて具合のいいカバーを作るまで、と、とりあえず、かぶせるだけでもやっときますか。
かなりもっさいけど。ハハハ

ところで、ぷくぷく育ちの株なんですが、葉の表面がなんか白っぽいんですけど。

うどん粉病! あ~あ、まだ梅雨前なのに、もうこれですか。


この株、もともと小さくて弱そうだったのでぷくぷく付きのこの装置にいれたんでした。
エアレーションの効果で少しはもってくれるだろうか。
可愛いイボイボつきの実も、うどん粉病も、たしかにキュウリらしく…ではありますなあ。


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2022年4月22日金曜日

「コーラルリーフプルーム」

 カラシナで名前を「コーラル リーフ プルーム」というのだそうな。ほんに覚えにくうございます。このカラシナには、もう1種類「コーラル リーフ フェザー」というのもあるそうで、「~フェザー」のほうは辛みがないのだとか。うーん、悩ましいお名前ですわ。

ちなみに、「コーラルリーフ」は、「珊瑚礁」の意味だとかで、葉の形が珊瑚礁ににているからということで付けられた…というような記述がネットのサイトさんにありました。

これでちょっとは、私のノー味噌にも印象づけられるだろうかしらね。


さてさて、こちら辛みのあるその「プルーム」さんのほう。お初栽培でして、直方体のプラ容器で水耕栽培しています。


近頃、葉の切れ込みがくっきりしてきました。

けっこう大きな葉になるんですねえ。

茎の黄緑色が鮮やか。新緑の季節でもありますし、葉のくすんだ紫色との対比もあってか、いっそうきれいに思います。


根はどれくらい育っているんだろう?
のぞいてみたら、まだこんな。液肥を絶やさないようにしないといけませんな。


ところで、このカラシナは他に、まだポットに移しかえていないぐループもありまして。こちらは、生長が遅めで株が小さいです。

株が小さいときは、葉の裏側も黄緑色なんだねえ。それでだんだんに紫色に変わっていくってわけですか。

ちょっとつまんで食べてみると、こんな小さくてもちゃんとピリッと辛いのだ。しかも美味しいお味がするんです。へええ、ベビーリーフとしてもいけそう。
わーい、安心しました。これでいつ失敗しても食べられるってもんです。

2022年4月21日木曜日

とう立ちがうれしいこともある

 ただいま春真っ盛り。花が咲くのは喜ばしいです。ところが、花が咲くと収穫を終わらせなくちゃならん野菜の場合、残念なんだなあこれが。当ベランダでは、ネギ(ちゃんこネギ)やレタス(パリグリーン)がそうやって次々と終わっていきました。

ときに、花が咲いてうれしい野菜もあるもんで。

こちら「新芯菜(しんしんさい)」。エアレーションなし。プラ容器での水耕栽培です。


種まき(3/11)から1か月あまり過ぎた、まだ身長10センチほどの出来たて野菜なんですが、すでに花芽が。


ふつうなら、「えーっ、そんなあ」なんだけど、この野菜は菜の花みたいに「とう立ち」した花芽を収穫するタイプとのこと。この背の低さですでに脇芽も増殖させているようです。


なんでも、春から秋にかけての夏野菜としてご活躍してくれるんだそうな。この「夏」っていうのがありがたいなあと思うんであります。夏に育てられる葉っぱものってそんなにはないので貴重ですもん。

しかも、こんなにはやばや花芽が登場するとは、こりゃあどんどん収穫できそうな予感がいするじゃあありませんか。頼もしいですのう。

とはいえ、今はまだ根が短いです。うっかり液肥が枯れたときに浸水してくれるフェルト布を装着していないので、随時液肥の減り具合観察怠りなくではあります。


それにしても、新芯菜ってどれぐらい株が大きくなるものなんでしょう。お初栽培なのでわかりません。とりあえず今は2リットル入りくらいのプラ容器に入れ、フェンスに取り付けた棚で育てています。

こんなもんじゃ狭くていかんとなったら、どうしましょ。ベランダの床にはすでにトマト苗が5株もひしめいているし。
じつは、新芯菜の苗は他にも控えているのでした。黒いポットのが6個も。何かのかげんでボツになるのが心配なもんで、ついつい多めに種まきしてしまうんですわ。

まあ育てる場所がどうしてもないとなったらそのまま食べちゃえばいいわけで。葉物野菜はそこがらくち~ん。

あ、そうだ。キャベツはどうなってるだろう? まさか花芽がでていたりはせんじゃろうなあ。

だ、だいじょうぶみたい、かな。これ、中心部は葉っぱですよね。

こちらもお初栽培ものでして、ハラハラドキドキであります。


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2022年4月20日水曜日

レタスのハンサムグリーンあやうし

 レタスは、先日終了した「パリグリーン」の他にもう一つ、「ハンサムグリーン」を育てています


パリグリーンよりも育ちがゆっくりで、株も小さく葉っぱも小振りです。大きくならない品種なのか、当ベランダだから小さいのか、わかりません。

収穫量もパリグリリーンとくらべたらぐっと少ないかなあ。

育ちがゆっくりなので、すこしずつしか収穫できんのです。


でもよいところもあり。この葉先がギザギザなところが洒落ていて、サンドイッチなどに挟むと、ちらっとはみ出た葉っぱがカッコイイのだなあ。

それと、水耕栽培のレタスにありがちな(当ベランダだけかもしれんのですが)、びろ~んと茎が伸びきった育ち方はせず、きちんとまあるい株になってくれるのもありがたいです。

そうそう、トウ立ちも遅いほうじゃなかろうか、と思っていたけど、中央の茎がちょっと伸びかげんなのを発見。あ~、終わりが近いのか。ううっ


今、収穫がたのしめる野菜は、ミツバとこのハンサムグリーンだけです。だいじにいただきましょーっと。


ときに、早朝ベランダをのぞいみたら、葉っぱの露がキラキラでした。雨が当たる場所ではないので、植物みずから出てきた水分なのでしょう。

「新芯菜(しんしんさい)」(蕾を摘み取って収穫する野菜)の露は大粒。


紫キャベツの「キャンディーレッド」は、中央の小さい葉のギザギザにも1粒ずつちっこい露あり。早起きした甲斐がありましたわ~♪


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