園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年3月17日木曜日

無理矢理のキュウリ

 たぶん、キュウリはまだ種まきには早いんだろうけど、待てずに2月16日頃、やっちゃったわけですよ。ミニキュウリの「半白きゅう太郎」全部で3株。

ゆっくりゆっくりな育ちで、まだこんな小さな苗です。



一番大きめに育ってるのがこちら。双葉の先が白くなってるのは、やっぱり気温がまだ低いからですかねえ。

それでも、4枚目の本葉がではじめました。おっ、なんかこの茎のくねっとした曲がりかげん、ぐっとキュウリっぽいじゃないか。

根は、穴あきポットからでて10センチくらいの長さです。


こちらは、2番目の大きさの株です。たしか上の苗より2~3日種まきが遅かったかと。


こちらも同じく種まきおそい組でした。子葉はいびつになったりしてるけど、本葉はまあまあふつうになってきましたかねえ。

キュウリといえば、梅雨の頃になると決まって患う「うどん粉病」をさけたくて、早めの種まきをしたのでした。
ネット検索によれば、キュウリの栽培適温は「約18度~25度」くらいだそうなので、夜は室内にお運びして(エアコン無しの室温:22度前後)、朝はベランダにお出しする(ベランダの日中最高気温26度くらいの)日々です。
今後は、霜が要注意ですかね。
なんとか、じわりじわりでも育ってくれたら、うれしいがなあ。


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2022年3月16日水曜日

葉物と食用ホオズキの発芽ぐあい

 3月11日に種まきした、キャベツ(キャンディーレッド)と新芯菜(1年中トウ立ちする菜)とカラシナ(コーラルリーフ プルーム)。

4日後の15日。発芽のきざしあり。といっても、みな一斉にではありませんでした。


食用ホオズキは、お高かった種の「太陽の子」が3粒中1粒だけが発根。ご近所さんからの頂き物で銘柄不明なので「ふつうの子」と名前をつけたものが1粒だけ双葉まで進展。あと2粒は発根しています。「ふつうの子」、なかなかやりますねえ。


このままもうすこし様子をみようかとも思ったのですが、根がスポンジにうまくはいっていけなくてのたうちまわりそうな種があるので、とっとと植えかえたほうがよさそうです。

翌日、16日。発根したものや双葉になったものを植えかえました。ポットの穴を不織布でふさいだのち、バーミキュライトを少々入れ、スポンジ苗をのせて再びバーミキュライトを入れました。(けっこうめんどくさいなあ、これ。苗が倒れないように気をつかいますし。)


それにしても、双葉のかわいいこと。
新芯菜(しんしんさい)は、夏でも脇芽をだしてトウ立ちする強健な植物になるらしいです。今はこんなに小さいけど。

キャベツの「キャンディレッド」。(写真の文字が逆さまでした。すみません。)
まだ根がでたばかり。これから双葉出現にはいろうかってとこですかね。三角の形になり、葉がやわらかで甘く、生食用だそうです。たのしみ。

そして、まだうんともスンとも変化していない種がこちらです。けっこうあるんだなあ。
霧吹きで水かけて待ちますか。


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2022年3月15日火曜日

1月種まきトマトに花

 こちらのトマト3株は、円柱のごみ箱にてエアレーションなしの水耕栽培です。種まきは、今年(2022年)1月1日。夜は室内で、日中はベランダに並べてます。


最初の花芽が咲きそうな気配。中玉の「Mr.浅野のけっさく」です。

種まきから3か月あまり。こんなに早く咲くものでしたっけ?びっくり。

もう一丁、ミニトマトの「シュガリーテール」も花芽がふっくらしてました。こちらは、先端に花芽があるだけで、その先に葉や茎になりそうな芽がみあたりません。なるほど、こうなるのを「芯止まり」というのでしたか。


「じゃー、その後は花芽がどこにもなくなっちゃうじゃないか」と心配になるけど、脇芽をとらずにおいとけば、その脇芽の先に花芽がつくんだそうな。ふむふむ、そういうわけですか。

なんかそうなると、株のありようが上ではなく、横にどんどん広がってお邪魔になりそうだなあ。うち、超狭いベランダなんだけど、だいじょうぶだろうか。

じつは、同じシュガリーテールがもう1株あるんです。まだベランダのフェンスで、2リットル入りのプラ容器にはいり、ちょこんと小さくおさまってますけどね。


種のサイトさんによれば「脇芽が出てこなくなるとそれ以上の開花は無くなるので、一般の品種よりも収穫時期は短期集中型となります」とあり。

ということは、いっときわーっと実ができてじきおしまいになるみたいな? 収穫量が少ないってことかな。株の広がりすぎは、そう心配するほどのことはないのかも。ふう、お初栽培はドキドキです。


いいお天気つづきのおかげでしょう、葉物がまたまたもっさりになりました。



このことろ2日おきくらいに収穫してるかも。これは、ちまたでもきっと葉物野菜がお安いかもしれませんね。お肉だけでなく、チーズやらお漬物やら焼き魚にお好み焼きまでレタスの葉を巻いて食べてます。そのうち、爪だの髪の毛が緑色になっちゃうかもよお~




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2022年3月14日月曜日

お好み焼きだよネギとろう

 こうあったかくちゃかないません。ぼやぼやしてたら花が咲きそうなネギです。大量消費をいたさねばというんで、お好み焼きに入れることに。

こちら、その「ちゃんこネギ」。白い根元をふやすべく、厚紙を巻いてます。


厚紙を上に持ち上げると、こんな感じ。

お隣の栽培容器のはこの前収穫したあとなんですが、もれなく花芽ができてますのさ。こうなったらおしまいですもんね。ぼやぼやしておれんのです。

5本収穫。1個の栽培ポットに詰め込みすぎたみたいでどれも細い仕上がり。

根元は抜き取らずに、1センチほど残しました。ここから中の葉が生えてくるだろうから、それをまた薬味にいただこう。とはいえ、どうせまた、花、咲いちゃうんだろうけどさ。

根は若干薄茶色になってました。残りのネギを食べ終わるまで、もちこたえておくんなさいましよ。

それにしても、お好み焼きみたいな加熱調理に採れたてのネギを使うのは、なんだかもったいないような気がしますなあ。包丁を入れたら汁がピューッって飛び出してましたわ。

【余談】
散歩をしていたら、道路わきでハナニラがもう咲いていました。

ブルーがなんとも鮮やか。

写真下に黒い影が映り込んでまして。これは、私がさしていた日傘です。だいぶ暑かったもんで。トレーナーにスカート、ハイソックスの軽装にもかかららず、汗かきました。
数日前には、今年お初にウグイスの鳴き声あり。なんだか一気に春がきたみたいです。


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2022年3月12日土曜日

エルバステラの春

 あったかいあったかい。ベランダは26度。日向ぼっこでお昼寝したいようなお日よりです。花粉も飛び放題ですがね。


エルバステラは、去年(2021年)の8月に種まき。葉が垂れ下がるほどフサフサになってきたので、ハサミでざっくり切り取って収穫しました。

今までは、1本ずつちまちまとっていたんですが、これだけあたたかくなれば、いちどきにたくさん収穫しても大丈夫だろうと思いまして。

すると、中のほうに花芽、発見! こちらさんも、もれなく春ですなあ。


まあ、花が咲いてしまっても、エルバステラは多年草だそうですのでまだお元気でいてくれるでしょう。あ、そういえば冬も葉をだしてたけど、多年草でも休眠しないことがあるんですかねえ。

根は、若干茶色みをおびてきてました。要注意かな。液肥を全部とりかえておくことにしましょう。



ついでに、レタス2種(パリグリーンとハンサムグリーン)とスティッキオも収穫しました。


あたたかくなったおかげで、レタスも生でいただくのがたのしくなりました。焼いたお肉や魚に巻いて食べることが多いです。

エルバステラは、サラダにも入れますが、スープや味噌汁の浮き実風に使うことが多いかな。サクサクした歯応え、ちょいにが、ほわっと感じる甘みをたのしんでます。道ばたの雑草にしかみえませんが。

【おまけ】

友人たちと近所にお借りしている畑に行き、ジャガイモの種イモをまいてきました。管理人さんが耕運機で耕してくださったので、カッチカチの固い土だったのが、ふっくら柔らか。寝転んで遊びたいような土のベッド状態。いいジャガイモが育ちそうです。(だが、モグラもいるらしい。ううっ)

畑の横にはフキノトウ。たっぷりいただいてきました。湯がいたあとの黄緑色がなんともすがすがしいです。


そしてこれは、畑で食べるおやつ用にと思ってけさ焼いたパンなんだけど。
どうみても、どっかの気持ち悪いイモ虫みたいな感じがしてならんのだ。

去年、畑でとれた紫イモをつぶして冷凍しといた餡を、ロール状に巻いたパン生地にはさみこんで並べて焼いたらこのありさま。パン生地に入れた抹茶が黄緑色が、いっそう「虫」っぽさを助長したかも。ま、ちょうど啓蟄のこの時期にふさわしい造形でよしってことで。

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