園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年12月30日木曜日

カブ「味こがね」の水耕栽培

 黄色いカブ「味こがね」の種まきは9月15日でした。最初の収穫が12月7日(当時の記事はこちらです)。お次が12月29日になりました。

ただし、球のところは、まだ充分大きいとはいえません。


葉っぱもさして茂ってはおらんのですが、寒いのでもうこのあたりで手を打とうかと。栽培容器は、深さ20㎝ほどの四角いプラスチック製。ぷくぷく無しの水耕栽培です。



穴あきポットを四角い栽培容器から抜き取りました。スポッ。

薄茶色になった根ですが、とろけてはいないようです。

ポットからカブを引き出しました。ありゃま、横長!ラグビーボールみたい。

5株全部を水洗い。バーミキュライトがとれたら、ピッカピカ。「こがね」感がでてきましたぜ、うっふん。

どれどれ、まずは身体検査から。腹部の直径は、一番大きなカブですと5.7㎝。

一番小さいカブは、4.9㎝。あらま、このかたはお肌が荒れてますなあ。

種のサイトさんによれば、「味こがね」は直径5~6㎝の小カブから12㎝くらいまで収穫の幅が広いんだとか。へえ、12㎝。そこまででっかく育ててみたいもんですわなあ。

では調理。「肉質はちみつで歯応えがよく、甘味がある」「煮崩れしにくく、煮込み料理にも好適」だそうなんですが、薄く切って塩もみにしました。
もったいなくてなかなか加熱する気になれませんでねえ。もっと大量に収穫できたなら半分は加熱調理にもしてみたいんですけど。


たしかに歯応えありあり。柔らかくて水っぽいカブとは正反対。細胞がしっかり密に詰まってる感じがいたします。噛むとじわり甘みあり。

黄色という色味もなかなかおもしろいです。今時分は、ダイコン料理が多く(ぬか漬けやら千枚漬けやら柚ダイコンなど)、食卓が白っぽくなること多しなのでこの「味こがね」の黄色は「おや~~っ?」って思う意外性があり、目がたのしいです。
あ~あ、それにしても、収穫は七草まで待ちたかったなあ。

じつは、寒さも気になっていましたが、レタスがね、小さなポットで育ててるんですけど、もう限界で、このカブの植わってる容器に引っ越しさせてやりたかったんですわ。
ま、そんなこんなで、カブちゃんはこれにておしまいとなりにけり。ごちそう様でーす!


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2021年12月29日水曜日

トマト終わったな

この辺り(東京都青梅市)はぐっと冷え込み、最低気温がマイナス4度とやら。

数日前はトマト祭りだと収穫でニヤけてましたが、さすがに息絶えました。

一番実が多かった頼みの中玉「Mr.浅野のけっさく」が。ほれ、こんな。


ミニの「ピッコラカナリア」や「プチぷよ」もおなじく。


「プチぷよ」なんて、もうあとちょっとで真っ赤になろってとこだったのに、のに…

「プチぷよ」の根元を見れば、新しい芽がでているじゃないですか。しかも霜枯れていないピカピカの新芽です。

根っこはどうだう?

おっ、固くてしっかりしておる。ということは、この新芽を育てたらまた元気な実をつけてくれるかもしれないわけで。

いやいや、それはたぶん無いでしょう。「プチぷよ」は当ベランダでは最も病気がちのお弱いトマトでしたもん。しかもこれからが寒波本番なわけで。
あ~あ、とびっきり美味しいトマトだったんだけどなあ。


そして「フルーツゼブラ」。茶色と緑のしましま模様になるミニトマト。
これがまあ夏にもさして実がならず、そのまま今もってこれっぽっち。もうどんなお味だったか思い出せなくて、この残り少ない数個にとてもとても期待してたのに。
この品種の美味しさは謎のままになりそ。



「フルーツゼブ」」の根も、わりときれいでした。


「Mr.浅野のけっさく」にも根元に新芽あり。おまけに青いけど実もついてます。

「Mr.浅野のけっさく」の根。こちらもお元気のようです。


ということは、とにかく葉っぱが傷んだってことなんですかね。
寒くなければまだ長持ちしたことでしょう。

…てなことで、できていた実の少しは色づいていたものだけを収穫することにしました。


薄ぼんやり赤みがあるものでも、食べられる美味しさがあったのはうれしかったです。

これにてトマト終了。種まきは5月5日でした。長きにわたり、ありがとうさんにございます。
来年のトマトは、さて、どういたしますかねえ。
じつは、もう新しい種を注文しているのですが、なかなか届きませんのですわ。
きっと、種屋さんも大忙しな師走かな。


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2021年12月24日金曜日

トマトと葉物でXmas

 5月1日に種まきしたトマト。まだしぶとく期待しております。

青い実ができていて、日々どうじゃろかと眺めておるしだい。


この枝のは、まだ青いのが多いよなあ。


そして今日。この赤み具合。もうよろしんじゃございませんこと?

中玉の「Mr.浅野のけっさく」さん。

オレンジ色になっとるミニの「ピッコラカナリア」どの。


意を決し(←たいそうな)、イケそうなのを集めてみました。ウホホ

ついでに葉っぱものも収穫。レタス2種とカラシナ系を1種。ミブナも。


そういえば、きょうはXmasだそうで。特にケーキなどを用意するわけでもないわがやですが、赤と緑でなんとなくそんな雰囲気になってるかも?

メリークリスマス!

どうぞたのしいあったかいひとときをお過ごしなされませませ…


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2021年12月22日水曜日

種まきから3か月のスティッキオ

 ベランダの手摺りに設置した棚にフサフサと葉を広げた「スティッキオ」(フェンネルの小型版だそうです/それならフェンネルってなんだ? ではありますが)。

種まきは9月25日で、プラスチックの保存容器にて水耕栽培しています。


室内側であればまだ寒さがしのげるだろうけど、この場所はぐっと外にせりだしているのでかなり冷えることでしょう。でも同時に日中は陽当たりがいいという利点もあります。


そんな環境は、スティッキオにはよろしいのかどうかわかりませんが、ともあれだんだんに茂ってはいるようです。

根元付近からは、新しい芽がでていました。緑色が濃いんだねえ。


小さい葉っぱが何枚か枯れてました。だ、だいじょぶか…


根っこをのぞいてみました。株の背丈よりはずっと短くてショボい感じがします。液肥を絶やさないようにしないと、これじゃ根まで届きませんわな。気をつけましょーっと。

茎のひとかけらを外して、食べてみました。

レタスのような、シャキシャキ感。でもまだ甘味がありません。甘い香りはするんだけどなあ。もっと大きな株にならないと味がのらないのかもしれません。

Xmasにサラダかお菓子に飾り付けて楽しもうと思ってたけど、ほんのちょっぴり使うだけにして、そっとしておきますかね。


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2021年12月19日日曜日

キャベツくらべ

 タケノコみたいにとがった形になる「とんがりキャベツ」。ゴミ箱容器で水耕栽培しています。ようやくとがった姿を感じられるようになりました。


全部で3株。種まきは、8月20日。12月のこの時期に見ると、葉ボタンかしらと思わんでもないが。


ところで、友人らと近所にお借りしている畑でも同じキャベツを植えてまして。というか、このベランダで苗にして畑に持って行ったわけですが。それが収穫できるようになり、家にもって帰ってきました。

畑のとんがりキャベツは、外側の葉をはずして可食部分のみ。

せっかくなので、ちょいとベランダのキャベツの横に並べてみましたらば。
畑育ち、でかっ! ベランダ育ち、ちっさ!

だ、だいぶ大きさが異なりますなあ。雰囲気もですけど。
畑のは、虫食いありだし、黄緑色濃いし。
ベランダのは、つるんとして痛みなしだし、色薄いし。

試食ですが、ベランダ育ちのキャベツはまだ食べてないのでわかりませんが、友人らの話によれば、「畑のキャベツについては市販のキャベツより味が濃い」とのことでした。

さて、どんなもんでしょうかねえ、このベランダちびっこキャベツのお味のほどは。
色と同じく、うすくて水っぽかったりして。食感も固くて筋張ってたりしないかなあ。

あ、今気がついたんだけど、畑育ちのほうがベランダ育ちより収穫が早いって、なんか妙です。畑はもう霜柱が立つほど寒いのに。ベランダは北風があたらずぬくぬくしてるのに。
なんでかわかりませーん。

なお、ベランダキャベツの根っこはすごく広がってました。このゴミ箱容器じゃ小さいかもです。(でも、もう大きな容器はなし。このままで我慢していただこう。)

まあ根は元気そうだし、この後、少しは大きくなるのかもしれません。もうちょっと待ってみることにしますか。


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