園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年12月14日火曜日

4日ぶりの葉物収穫

 秋はダイコンやらハクサイやら、野菜が豊富ですなあ。今年はことのほかよくできているのか、スーパーじゃあダイコンの50円祭りとかやってますもんねえ。近所にお借りしている畑でもよくとれるので、そればかりを食べているけふこのごろ。おかげでベランダ野菜になかなかたどり着けず、4日ぶりにやっと収穫したのがこちらです。

カラシナ系の「パーマグリーン」がどっさり。レタスの「パリグリーン」も優勢、「はんさむぐリーン」はすこーしずつ増えてきました。(撮影:12/13)


パーマグリーンですが、以前はそのままサラダにしていたけど、葉が固くなりお口の中でゴワゴワするようになりました。そろそろ潮時かもと思ったけど、元気に育っているので没にるすには忍びなく。そこで、少し時間をかけて茹で、細かく切ってからお浸しにしてましたらば、これがなかなかに美味しい。パーマグリーンは、固くなければよいお味なのだなあ、ふむふむ。調理法もだいじだなあと知ったしだいです。

年末だからでしょうか、あれこれと雑用ありでバタバタな日々。

【干し柿作り】

「終末に畑から(極小ベランダに干せる最大分量/作業がいやならない分量でもある→)20個程度をもいできては皮をむいて紐で吊して物干し竿に干す」をくり返し、もう何回やったかなあ。最初は1週間で干しあがり、そのうち2週間かかるようになり、3週間前に干したのが昨日(12/13)やっと食べられる感じに乾しあがりました。

右側は、実の上の枝に紐をかけて吊した物。左側縦一列は、その枝がとれてしまったので紐を十文字に渡してほした物です。


十文字にかけたら、実がおっこちたり、紐が食い込んでしまわないか不安でした。実は無事落ちることもなく、紐あとは、さてどうでしょう?

左がその十文字仕様だった実。ふつうにひも掛けしたものと比べてみたんですが。まあまあですかね。そう無残な姿でもなかったかと。売り物だとはじかれるかもですが。


干しあがった実は、オレンジ色が少し残った状態で、柔らか。ちょうど食べ頃かと。
でも、この柔らかさがどうも気持ち悪くて苦手な方もいらっしゃるそうで、黒く固くなったほうがよろしいのだとか。好みは色々。
柔らかいと果物っぽさが残り、固いとお菓子よりになる気がします。私など、食性が雑食なせいかどちらもOK。
今年はこれにて干し柿作りはおしまいです。食べるより差し上げることが多かったかも。こんなちっぽけなベランダでも作れるのがおもしろく、製作過程を楽しんだ作物でした。

【ユズジャム】

これまたおもしろかったジャム作り。こちらも畑のを頂いてもいできたものです。果実が2キロあまりあり、皮と中の袋部分と種とを仕分けるのが大変でした。砂糖は痛んだ部分と種を除いた材料の9割というレシピがあったけど、7割くらいに。それでも1キロ600グラムぐらいはいれるんだよね。びっくり!


皮は肌が傷んでいて使いにくいものが多く、中の袋には細かい種が残りやすく指でホジホジに時間がかかってかかって…。2日がかりでした。

ジャムを作るにはホウロウの大鍋がよろしいらしいが、アルミの鍋で代用。おかげさんで鍋の内側がえらく綺麗になりましたぜ。ふふふ

瓶も煮沸して脱気。熱い瓶にさわるのがオソロシイので、ゴム手袋の上から軍手をはめ、瓶にはさわってもお湯にはふれないようにしたら、なんとかなりました。

で、できた! 


【聖護院ダイコンで千枚漬け】
お借りしている畑のお隣さんから聖護院ダイコンを1個ドーーーン、頂戴する。大きいねえ、聖護院ダイコンて。それをばスライサーで薄くして、昆布もハサミで切り、簡易漬物器のなかに並べる。そこへ、和風だしの素と塩、砂糖、酢を混ぜた液体をドボドボドボ。簡易漬物器のネジを巻いておしまい。これはじつに簡単でしたなあ。
ちと調味料が勝った感ありだけど、美味しくできました。

聖護院ダイコンは、まだあと半分残ってます。さて、今度はなににしましょ。食べ応えありありだあ。


でかい大量の葉っぱも、茹でていただいたのだがこれがまあじつに美味しい。ダイコンよりまろやかだろうか。お初体験でした。いやあ、なんか畑で育ててみたくなっちゃいます。

…てなことで、春のフキノトウとフキ、ワラビつみから始まり、梅雨どきのウメ、秋はクリやらサツマイモもあっていつになく野菜・果物の食品加工作業が充実している年であります。それもこれも豊作だからでしょう。
そしてコロナ関連ゆえに休業と外出しにくい状況からもたらされた「あき時間」のおかげですかねえ。


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2021年12月12日日曜日

チコリの「ヴェネチア」巻いて色づいて



 紫キャベツみたいになるというチコリの「ヴェネチア」。全部で6株がみっしり並んで詰め込みすぎ。「海外出身のこの手の野菜なんて、葉が巻きもしないし色だって緑のままの、ちんまりしたホウレンソウぐらいにしかならんだろう」(いや、ホウレンソウもうまく育ったためしがないのだが)と諦めていたんですがねえ。まさかこんな大株に育つとは。


深さ25㎝くらいの箱形の栽培容器で水耕栽培しています。


根っこも長くなり、分量も増えてこれまた密集状態。こんなの、一株ずつにほぐせそうにありませ。こうなると株を引っ越しさせるもならず。しょうがない、このままでいくしかないでしょう。


それでもありがたいのは、液肥はそれほど消費せず、毎日追加するほどではありません。

夏ではないから空気中に蒸発する分は少ないのかもしれません。


一番良く葉が巻いてるのはこちらです。紫色に変わってますなあ。でも、さわるとまだふわっとした感触。さらにきっちり固く巻き上がっていくもんなんだろうか。


こちらは、巻きが一番あまい株。緑から紫へ色が変わる途中のようです。

あ、外側の葉が痛んでるのがありました。


集めたらけっこうな枚数あり。もったいなあ…


こうなるんなら、摘んで食べてしまえばよかったなあ。

そういえば、同じように葉がまくキャベツ(品種:やわらかとんがりキャベツ)も育ててまして。


これも同じく外側に枯葉あり。


だけど、キャベツの外側の葉は食べませんなあ。食べてはいけないってことはないだろうけど、なんか固そうですもんね。


チコリとキャベツの種まきはともに8月20日でした。収穫はまだもうすこし先のようなできぐあいに思います。ふう、待ってると長いです。寒いから育ちがいっそうゆっくりになるんでしょう。

お正月には暖かい部屋で(←ここだいじ)キャベツとチコリのサラダをいただきたいもんであります。


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2021年12月9日木曜日

寒いけどサラダ用にエルバステラ収穫

この日(12/8)は朝からずっと雨。(ベランダにあれば)ハクサイとか収穫してお鍋にしたいような寒い日だけど、サラダ用の葉物野菜が栽培容器からあふれ、収穫待ったなしの雰囲気になっています。

「エルバステラ」。右の種まきが先(8/20)で、左が後(10/5)です。


 先に種まきしてフサフサになってるほうの葉が、トナカイの角みたいになってきています。


株がまだ小さいときは、ニラのようにまっすぐな葉だけど、大きくなってくると角が生えてくるみたいです。

では、思い切ってザックリ散髪。


エルバステラは、噛むとプツプツとした歯切れのよさがおもしろいです。そういえば「ナッツのような風味がある」とも評されているようですが、そんな感じがするときもあり、しないときもあり、かな。

あ、ミツバもぎゅう詰めだったのでつみとる。


レタス(パリグリーンとハンサムグリーン)も、葉が広がりすぎて植わっている小さい栽培ポットごと横倒しになってたり。
はい、つみましょう、つみましょう。


トレーにのせたら、けっこうな分量になりました。

ミツバはのぞくとしても、これ全部をサラダで食べたらおからだが冷え冷えになりそ。
小さくちぎってタッパーに保存。小出しにしてスープの具にもしてみますかね。

今、サラダ用の葉は他にもあり。「スティッキオ」というのがもうじき食べ頃になりそうです。かじるとじわり甘味があり、お菓子に使いたいような植物だけど、どんなふうに扱えばいいものやらわからず、まだためしていません。

それにしても、ううう…さむ。
でも、やっぱり新鮮ピカピカ野菜だもん、サラダにして食べたいです。
足温器スイッチONするとか、エアコンいれるとか、あったか~くしてからサラダをいただくとしよう。


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2021年12月7日火曜日

黄色のカブ「味こがね」収穫

 カブの「味こがね」。種まきは9月15日でした。2か月半あまりでようやくこんな感じに。


横にしてみる。スーパーなんかで見るカブとくらべると、なんか葉の数が少ない気がします。


水耕栽培用の穴のあいた鉢から取り出しました。丸い玉の下が棒になっていて、その先に根が生えているようです。なんでもカブの丸いところというのは、茎が太くなったものだそうですが、なるほど、こういうことか、とぞ思う。

もう1個も収穫。こちらはさきほどのよりも球に近い形でした。

付着していたバーミキュライトを洗い落とすと、つやつやお肌あらわる。

胴囲を測定してみたら、約5、5㎝。

種のサイトさんによれば「種まきから50日で5~6㎝の小カブ」、「その後60日で7~8㎝の中かぶ」、「根茎12㎝くらいまで収穫可能」なのだそうな。
当ベランダ産は、75日余りで5㎝でしたからなあ。だいぶゆっくりなご成長ぶりで。

トレーにのっけてみた。おー、「葉っぱ」が美味しそうじゃないですか。

さて調理。スライサーで切っていたけど、残りが小さくなり指を切りそうだったので、残りは包丁でザクザクとやりました。

葉と本体に塩を振ってもみもみ。

甘みがあり歯応えありあり。というかいささか固いかも。もうすこししんなりするまでおいとけばよかったかなあ。
葉はパリッパリ! 渋みも苦味も旨味もあり。迫力十分な葉でした。
加熱すると、皮も中身も黄色が濃くなるそうです。うーん、煮てしまうのは惜しいような、もったいないような。

「味こがね」はもうあと5株あり。今度はじっくり待って、中カブサイズにしたいもんだが、よくばり待ちすぎてカチカチのス入りになっちゃったりして。


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2021年12月5日日曜日

あれこれ作る師走だなあ

 ベランダのカブ「味こがね」がそろそろ収穫時かなあと思われます。


同じカブなんだけど、こちらはまだ小さいのだなあ。


この二つは、それぞれベランダのフェンス寄り(もう収穫時期のもの/写真上)と室内より(まだ収穫前/写真左下)の位置にあり。


育ち方のちがいがでるのは、たったこれだけの位置のずれだけど、陽当たりがうんだろうか、と思ったり。

ともあれ、カブが育ち過ぎてもよろしくないだろうし、近日中には収穫をしよう。


年末ですねえ。すこしばかりですが贈り物の準備をしています。

近所にお借りしている畑の柿の木からもいだ柿をベランダで干し、ただ今その個包装中。


最初の頃(1始め始め)に干した柿は黒かったのに、今頃(11月終わり)のはオレンジ色が残っています。なんでかなあ不思議。干し始めてから3週間でこうなりました。

同じく畑でとれた紫イモで作ったお菓子です。紫色のは、芋を加熱してつぶし、きんとん風にしたのもの中にクリームチーズ入を入れました。(お手本にさせていただいたレシピはこちら)

もう一つは、外側にゴマをまぶして油で揚げています。中身は上記の紫イモのきんとんで、そのまわりを白玉粉でおおいました。食べるともっちり、おもちの中に芋あん。(お手本レシピはこちら)

お菓子を作るのも食べるのもあまり得意ではないのですが、なにしろ紫イモがたくさんとれたので苦肉の策というわけでして。
そんなお菓子やら現物の里芋などなど、荷物に詰めて送る算段をしているけふこのごろ。

また、畑では白菜もとれたので、干してます。やっぱりお漬物にしますかねえ。うちには漬け樽や重しがないので、即席漬けにしますか。




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