園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年10月24日日曜日

すくすく育つものと没になったもの

いいお天気です。ベランダ見物していたら、二十日大根の「ビットリア」がついにふっくらモードに入った模様。にやつきます。


とはいえ、他のはまだほっそりさんなので、この一株が突出しているのでしょう。随時大きくなり次第、1個ずつじわじわ頂くことになりそうかな。

二十日大根の手前に同居しているモヤモヤした葉っぱは、「スティッキオ」。ほんのり甘味がたのしく、カスミソウみたいな葉がお飾りにもなるサラダ要員として、少量だけどうれしい野菜(雑草?)。お菓子に使うほうがさらにピッタリかもしれんけど。


で、そのサラダの主役、レタスはどんな案配だろか。ギザギザ葉っぱの「ハンサムグリーン」なんだが、まだ本葉数枚のあたり。待ってるとなかなかですわね。

もう1種類のレタスは「パリグリーン」。短く呼ぶと「パリグリ」。なんか歌手の「リトグリ」さんみたいですな。
写真左側半分がレタスで、右半分は小カブ(味こがね)です。

レタスはパリッと固めの葉が好みなのですが、ぐにゃっと曲がったり、あまり葉がつかなかったりでうまく育ったためしがありません。そこでしょうがないから、このフワフワ葉っぱタイプにしました。これならそれなりになりそうだったので。てなことで、あまりうれしくないレタスだからと少量にしてしまったけど、こうしてすくすく育ってみると、もう少し種まきしておけばよかったかなあ、たくさん食べられるかもしれんのにもったいなかったかも、と思ったり。ハハハ


ときに、栽培おしまいにした野菜もありまして。友人が土栽培用に育てたハクサイの苗をもらってきて、水耕栽培にしたくて根を洗って容器にうつしかえたのが、10月3日。
こんなかわいい葉っぱちゃん状態だったのです。

あれから10日たち、畑に植えた同じハクサイの苗のほうは、もうすっかり本葉がりっぱに大きくなっているというのに、当ベランダハクサイはというと、これですわ。
本葉の枚数がいくらかふえたとはいえ、コマツナよりこぶりな葉のまま。

根を見ても、あまり育っていません。


根を洗ったのがイカンのか。土栽培から水耕へ。ハクサイ人生を途中から強制変更させてしまったからですかねえ。種まきのときから水耕にしたらうまくいっていたのかもしれません。
ともあれ、栽培はおしまいにして、味噌汁具になっていただきました。
ハクサイ丸ごと一株の味噌汁。っていうと、なんかすごいですな。じつは、こんなに小さいという、ね。あっちゅうま、さらっと食べてしまいましたわい。

次回は、ハクサイの種から栽培してみたいです。「生まれも育ちも水耕栽培生活ですぞ」と言い聞かして。でも、「水耕じゃやだ」って、やっぱり大きくならなかったりして?
ううっ


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2021年10月22日金曜日

ミブナを眺める

 きょうは雨。液体肥料の追加作業をしなくていいかららくちんです。のんびりぼーっとベランダ見物、いいですねえ。

それにしても、詰め込みましたわ、極小ベランダにぎゅう詰めの水耕栽培ものあれこれ。すきまなし。


キャベツの向こうのミブナがなんだか気になります。

葉っぱが栽培容器の水切かごからはみ出してるんだもん。


長さが15センチくらいにはなったろうか。

名前は「京なじみ」というそうな。こうした個別の名前がなかなか覚えられませぬ。

種まきは9月19日。ってことは、1か月あまりがすぎたわけだ。種袋のカレンダーを見ると10月半ばから収穫できるらしい。おお、解禁ですね。うひょひょ


種のサイトさんの解説によれば、
「肉質やわらかで、苦味が少なく軸の繊維質も少なくピリッとした辛みと風味が特長で漬物の他煮物、おひたし、サラダ料理に最適です」とあり。

そうそう、この「サラダに最適です」の一文にひかれて種を買ったんでした。当ベランダは加熱して食べる野菜を育てても小皿にひっそりと盛られる分量しか作れないから、「サラダ」になる野菜であれば、少量でもこんもりと頂けるありがたさ。
ま、しかし、収穫は一株の本数をもう少し増やしてからにしますかね。
それと、株ごととったら即終わってしまいそうなので、外側から数本ずつじわじわ収穫でいこうと思ってます。あとすこし。待てば海路の日和あり、ルン♪

【おまけ】
先日、お借りしている畑にある柿の木からもいだのを干してます。出来具合はどうかしらと日々点検に励む。

外側が乾いてきました。指でもみもみしてみる。ちょっとやわらかくなってきたぞい。

柿の実の付け根の枝が折れてしまってうまく紐がかけられなかったものには、紐を十文字に渡してぶら下げてみたんだが、実が乾いたら小さくなって紐の意味がないような…
ど、どうか、落っこちませんように…

明日、日曜日。晴れたら畑出勤。サトイモほりです。のんびりやろうって思ってます。


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2021年10月21日木曜日

お初栽培「タイム」と番外編

 ご近所さんから「タイム」の苗をいただき、土を洗い落として水耕栽培しています。


少し摘んでみました。ほお~、いい香り!


豚肉のロース切り身にちらほらとちらしたらどうだろう?

オーブンレンジ(商品名:ビストロ)に付属しているグリル皿なるものにのせて「グリル」で12分を選択。スチームも2分プラスしてみる。



音楽♪鳴ってできあがり。

ふおお…いい香り。フレッシュのときよりも加熱したほうがずっと香りが増してる感じ。よいですなあ。いつものお安いお肉だけど、うましうまし。

いやあ、じつは、ハーブに期待してなかったのでびくりです。今まで、こうした香りの葉っぱが美味しさにつながるって実感があまりなかったもんで。
あ、シソとバジルは好もしく思っていましたので、それにタイムも加わえねばと思ったしだいです。
それに、フライパンを操らなくても、オーブンレンジに入れて放りっぱなしのメニューがこれまたうれしかったりして。ほほほ

【番外編:畑でサツマイモの収穫】
先日、友人たちと近所にお借りしている畑でサツマイモを掘りました。

これはすんなり細めのでかいやつ。もっとおそろしく太いのもありましたが、私は揚げ物が苦手なので、友人にお願いして持って行ってもらいました。

紫イモのほうが普通のサツマイモよりたくさんとれちゃいました。なんでかなあ。苗を買いに行ったとき、最初、紫のだけ売ってて、あとから普通のが手にはいったのでした。つまり、紫の方が長く畑にいたということになるのですが、そのせいなのか、それとも紫のイモがもともと収量が多い品種なのか、どうなんでしょう。

紫のイモの断面です。ふーん、皮より薄めの色なんだね。

紫イモはお菓子に使われることが多いみたいなんですが、お菓子をあまり食べないので、ジャガイモのようにカレーやらサラダに入れておかずとして扱っていこうと思ってます。

ところで、もうひとつ、カエルも収穫しました、なーんてね。
サツマイモを掘るとき、イモを抱くようにぴったりくっついて出てきたカエル(ヒキガエル?)です。もう、びっくり。カエルとか苦手ですもん。
けれど、友人はカエル・ヘビなどへっちゃらな人で、「お腹をさするとじっとしてるんだよ」と教えてくれました。恐る恐るさわってみましたよ。
じーっとしてるカエル。ときに、手まで組んで「アーメン」とかいってるみたいなポーズになるのだ。
下記、閲覧注意



目はあいているのか、半開きなのか。

冬眠に入っているのでしょう。すみませんでした。
友人が、そっと土にもどしておきました。
じつは、畑で冬眠カエルを掘ったのはこれで2回目になります。しばらく前はバッタがぴょんぴょんしてて、その次はトンボがわんさか、そして眠るカエルとなりにけり。
ああ、冬がはじまってるんだなあと。


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2021年10月19日火曜日

トマトの剪定を進める

 5月5日に種まきしたトマト。夏はさしたる収穫がないまま推移し、今は脇芽を育てて秋冬トマトに期待するぜい、と目論んでいます。

この日は、ミニトマトの「プチぷよ」を剪定しました。(ゴミ箱容器による水耕栽培。)

少し前の写真で恐縮ですが、下記の白い線で囲んである部分が夏に育ったところで、オレンジ色のところが新しくでてきた脇芽です。作業は、白い線の中の枝を根本付近からバッサリ。


残した脇芽はすでに1メートル以上伸びており、花芽もつき始めています。


この「プチぷよ」よりも前に同じように剪定したのが、隣りの「フルーツゼブラ」と「ピッコラカナリア」です。これでみな、期待の新人“脇芽”どうしになったわけですな。

おや「プチぷよ」の実、発見。よしよし。

「ピッコラカナリア」は、花芽だけは盛大に賑わってます。実のほうもひとつよろしく。


一方、こちらはスチロール箱による水耕栽培の中玉トマト「Mr.浅野のけっさく」2株。


こちらの脇芽はまだ根元から20センチほどしかありません。これが実をつけるまでに育つのを待っていたら冬になっちまいそうなので、上だけ育ってるほうの枝はもったいなくて切れません。しょうがないから、このまま無駄に背の高い苗のまま進めていくしかないかなあと諦めてます。

まあそれでも、浅野さんの上にはわりと実ができているので、ヨシといたしましょう。

それに、背が高いおかげで、この下は陽当たりよろし。せっかくだからと、他の野菜をあれこれ並べました。

サンダルで歩けるスペースは、ほぼ無し。そこで、床の拭き掃除のときは、手前の苗が入った容器を1個ずつ横にどかしながらふきふき。狭くてもなんとかなるもんですねえ、はい。


そうそう、切り取ったトマトの茎や葉をよく見ると、人差し指の右横あたりの白くなってるのがありました。秋になってもうどん粉病ってあるんですねえ。

袋の口をきっちり結んで廃棄いたさねば。
ぐっと涼しく、いえいえ、やや寒くなってきましたようで。
液肥の消費が少なくなりました。いよいよ、野菜はゆっくりゆっくり育っていく季節になるのかなあ、と。


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2021年10月17日日曜日

番外編:柿と落花生の収穫

 毎週土曜日は、友人たちと一緒に借りている近所の畑へ出勤。サツマイモのツルだけ切って片付けたり、南京豆の収穫作業の合間に、畑の周囲に植わっている柿の収穫もしました。

手の届く範囲で簡単にと思っていたら、お隣の畑の方々も加わり、2台の梯子と高枝切りばさみという強力な援軍あらわるで、大ザルやら大袋やらに大量の柿が山盛り。それでもまだ柿の木の上のほうにはたくさん残っているという。いやあ、これだけの重さのものを支えてる木ってすごいなあと思ったことでした。

さて、いただいてきた柿ですが、マンションのベランダで干し柿にしようと思うのです。

皮むきは、包丁だと緊張するけど、ピーラーで縦長の形を実の尻尾からヘタ方面になでるようにしてみたら、わりとむきやすかったです。けど30個もあり、私にはなかなか大変でした。(撮影:10/16)


その後は、紐でくくってベランダの物干し竿へ。けっこう重いんだね。1連6個にしたんだけど、手に持つとずっしり。竿、折れないだろなあ…

去年もこうして干し柿を作りましたが、今年のはまだ若い柿だったみたいで、色が白っぽいのです。中にはまだ青いのが残ってるのもありました。うーん、ちと心配。干せばなんとかなるもんだといいんですけど、どうなんでしょう?

それにしても、こんなマンションのベランダなんかで干し柿が作れるだなんて、初めて作ったときはびっくりしました。寒風吹きすさぶ気候の地域でもないのにって。
まあ、高層階だからとりあえず虫があまり飛んでこないし、風通しは悪くないからなんとかそれなりには仕上がるのかもしれません。ただし、白い粉は吹きません。できた干し柿を冷蔵庫に入れておけば別ですが。なんにせよ、食べられればよしよし。

ほかに、南京豆も収穫したので、こちらは圧力鍋でゆでました。

南京豆の収穫はこれが最後、おしまいです。あ、しまった、全部ゆでちまってる。来年の種の分をとっておくべきだったのに~。
でも、大丈夫でした。友人が乾燥させてからオーブン焼きにするというので、今、その乾燥中だったみたいです。ありがたや~。

畑にはまだ、サトイモとサツマイモ、それにダイコンやらハクサイやらが残っています。なんんじゃかじゃと収穫物あるもんで。ほんに、秋ですなあ。あちこち肥えそ…

【10月17日の朝:ベランダ収穫】

チコリの「ヴェネチア」が爆発しそうな勢いです。紫キャベツのような形状になるそうですが、緑色だし巻いてません。

あまりに混み合ってるので、3枚ばかり摘んじゃいました。

カラシ菜系の「パーマグリーン」とルッコラと一緒にサラダにいれますかね。


中間にある細いのは、ネギ。うっかり折ってしまったのだった。これだけどうにかするのもめんどくさいからサラダでいいか。


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