園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年10月21日木曜日

お初栽培「タイム」と番外編

 ご近所さんから「タイム」の苗をいただき、土を洗い落として水耕栽培しています。


少し摘んでみました。ほお~、いい香り!


豚肉のロース切り身にちらほらとちらしたらどうだろう?

オーブンレンジ(商品名:ビストロ)に付属しているグリル皿なるものにのせて「グリル」で12分を選択。スチームも2分プラスしてみる。



音楽♪鳴ってできあがり。

ふおお…いい香り。フレッシュのときよりも加熱したほうがずっと香りが増してる感じ。よいですなあ。いつものお安いお肉だけど、うましうまし。

いやあ、じつは、ハーブに期待してなかったのでびくりです。今まで、こうした香りの葉っぱが美味しさにつながるって実感があまりなかったもんで。
あ、シソとバジルは好もしく思っていましたので、それにタイムも加わえねばと思ったしだいです。
それに、フライパンを操らなくても、オーブンレンジに入れて放りっぱなしのメニューがこれまたうれしかったりして。ほほほ

【番外編:畑でサツマイモの収穫】
先日、友人たちと近所にお借りしている畑でサツマイモを掘りました。

これはすんなり細めのでかいやつ。もっとおそろしく太いのもありましたが、私は揚げ物が苦手なので、友人にお願いして持って行ってもらいました。

紫イモのほうが普通のサツマイモよりたくさんとれちゃいました。なんでかなあ。苗を買いに行ったとき、最初、紫のだけ売ってて、あとから普通のが手にはいったのでした。つまり、紫の方が長く畑にいたということになるのですが、そのせいなのか、それとも紫のイモがもともと収量が多い品種なのか、どうなんでしょう。

紫のイモの断面です。ふーん、皮より薄めの色なんだね。

紫イモはお菓子に使われることが多いみたいなんですが、お菓子をあまり食べないので、ジャガイモのようにカレーやらサラダに入れておかずとして扱っていこうと思ってます。

ところで、もうひとつ、カエルも収穫しました、なーんてね。
サツマイモを掘るとき、イモを抱くようにぴったりくっついて出てきたカエル(ヒキガエル?)です。もう、びっくり。カエルとか苦手ですもん。
けれど、友人はカエル・ヘビなどへっちゃらな人で、「お腹をさするとじっとしてるんだよ」と教えてくれました。恐る恐るさわってみましたよ。
じーっとしてるカエル。ときに、手まで組んで「アーメン」とかいってるみたいなポーズになるのだ。
下記、閲覧注意



目はあいているのか、半開きなのか。

冬眠に入っているのでしょう。すみませんでした。
友人が、そっと土にもどしておきました。
じつは、畑で冬眠カエルを掘ったのはこれで2回目になります。しばらく前はバッタがぴょんぴょんしてて、その次はトンボがわんさか、そして眠るカエルとなりにけり。
ああ、冬がはじまってるんだなあと。


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2021年10月19日火曜日

トマトの剪定を進める

 5月5日に種まきしたトマト。夏はさしたる収穫がないまま推移し、今は脇芽を育てて秋冬トマトに期待するぜい、と目論んでいます。

この日は、ミニトマトの「プチぷよ」を剪定しました。(ゴミ箱容器による水耕栽培。)

少し前の写真で恐縮ですが、下記の白い線で囲んである部分が夏に育ったところで、オレンジ色のところが新しくでてきた脇芽です。作業は、白い線の中の枝を根本付近からバッサリ。


残した脇芽はすでに1メートル以上伸びており、花芽もつき始めています。


この「プチぷよ」よりも前に同じように剪定したのが、隣りの「フルーツゼブラ」と「ピッコラカナリア」です。これでみな、期待の新人“脇芽”どうしになったわけですな。

おや「プチぷよ」の実、発見。よしよし。

「ピッコラカナリア」は、花芽だけは盛大に賑わってます。実のほうもひとつよろしく。


一方、こちらはスチロール箱による水耕栽培の中玉トマト「Mr.浅野のけっさく」2株。


こちらの脇芽はまだ根元から20センチほどしかありません。これが実をつけるまでに育つのを待っていたら冬になっちまいそうなので、上だけ育ってるほうの枝はもったいなくて切れません。しょうがないから、このまま無駄に背の高い苗のまま進めていくしかないかなあと諦めてます。

まあそれでも、浅野さんの上にはわりと実ができているので、ヨシといたしましょう。

それに、背が高いおかげで、この下は陽当たりよろし。せっかくだからと、他の野菜をあれこれ並べました。

サンダルで歩けるスペースは、ほぼ無し。そこで、床の拭き掃除のときは、手前の苗が入った容器を1個ずつ横にどかしながらふきふき。狭くてもなんとかなるもんですねえ、はい。


そうそう、切り取ったトマトの茎や葉をよく見ると、人差し指の右横あたりの白くなってるのがありました。秋になってもうどん粉病ってあるんですねえ。

袋の口をきっちり結んで廃棄いたさねば。
ぐっと涼しく、いえいえ、やや寒くなってきましたようで。
液肥の消費が少なくなりました。いよいよ、野菜はゆっくりゆっくり育っていく季節になるのかなあ、と。


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2021年10月17日日曜日

番外編:柿と落花生の収穫

 毎週土曜日は、友人たちと一緒に借りている近所の畑へ出勤。サツマイモのツルだけ切って片付けたり、南京豆の収穫作業の合間に、畑の周囲に植わっている柿の収穫もしました。

手の届く範囲で簡単にと思っていたら、お隣の畑の方々も加わり、2台の梯子と高枝切りばさみという強力な援軍あらわるで、大ザルやら大袋やらに大量の柿が山盛り。それでもまだ柿の木の上のほうにはたくさん残っているという。いやあ、これだけの重さのものを支えてる木ってすごいなあと思ったことでした。

さて、いただいてきた柿ですが、マンションのベランダで干し柿にしようと思うのです。

皮むきは、包丁だと緊張するけど、ピーラーで縦長の形を実の尻尾からヘタ方面になでるようにしてみたら、わりとむきやすかったです。けど30個もあり、私にはなかなか大変でした。(撮影:10/16)


その後は、紐でくくってベランダの物干し竿へ。けっこう重いんだね。1連6個にしたんだけど、手に持つとずっしり。竿、折れないだろなあ…

去年もこうして干し柿を作りましたが、今年のはまだ若い柿だったみたいで、色が白っぽいのです。中にはまだ青いのが残ってるのもありました。うーん、ちと心配。干せばなんとかなるもんだといいんですけど、どうなんでしょう?

それにしても、こんなマンションのベランダなんかで干し柿が作れるだなんて、初めて作ったときはびっくりしました。寒風吹きすさぶ気候の地域でもないのにって。
まあ、高層階だからとりあえず虫があまり飛んでこないし、風通しは悪くないからなんとかそれなりには仕上がるのかもしれません。ただし、白い粉は吹きません。できた干し柿を冷蔵庫に入れておけば別ですが。なんにせよ、食べられればよしよし。

ほかに、南京豆も収穫したので、こちらは圧力鍋でゆでました。

南京豆の収穫はこれが最後、おしまいです。あ、しまった、全部ゆでちまってる。来年の種の分をとっておくべきだったのに~。
でも、大丈夫でした。友人が乾燥させてからオーブン焼きにするというので、今、その乾燥中だったみたいです。ありがたや~。

畑にはまだ、サトイモとサツマイモ、それにダイコンやらハクサイやらが残っています。なんんじゃかじゃと収穫物あるもんで。ほんに、秋ですなあ。あちこち肥えそ…

【10月17日の朝:ベランダ収穫】

チコリの「ヴェネチア」が爆発しそうな勢いです。紫キャベツのような形状になるそうですが、緑色だし巻いてません。

あまりに混み合ってるので、3枚ばかり摘んじゃいました。

カラシ菜系の「パーマグリーン」とルッコラと一緒にサラダにいれますかね。


中間にある細いのは、ネギ。うっかり折ってしまったのだった。これだけどうにかするのもめんどくさいからサラダでいいか。


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2021年10月15日金曜日

植えかえ苦手です

 植えかえの何が苦手って、このポットから苗をはずすとき、うまく外れなくて根がちぎれたりするんです。

だからまず、苗を持ってその根元付近に指を移動させるでしょ。



で、苗を落とさないようにしながら、「せーの」でポットごとをひっくり返す。
ここがとっても緊張する。入ってる用土が落ちてくることがあって慌てるんだもん。

これがうまくいったら、黒いポットをそーっとはずす。ふう、なんとかやれた。

さてこの後、苗と根の塊を大きなポットに入れるわけなんだが、またまた緊張。デカポットに入れようとするとき、またもやひっくり返さねばならんのだ。これが第二関門。

そこで、考えましたぞ。デカポットを、先ほどの苗の根にかぶせるんです。帽子みたいに。
これでどうだ!

かぶせたまま、苗ごとひっくり返す。

ハハハ、うまくいきましたわい。はあ、それでもびびりましたね。

あとは、デカポットとの隙間にバーミキュライトを埋めればいいやね。

てなことで、このたびはなんとか苦手な植えかえ作業を切り抜けたしだいです。
しかし、こんなんでいいんだろか? うーん、もっとちゃんとした方法があるんだろうなあ。

昨日、この方法で植えかえをしたわけなんですが、さて、うまいこと根付いてくれたでしょうか? ドキドキ

朝、ベランダに見に行ったら、お倒れになってるものはなく、ほっ。やれやれでした。


そして、朝ご飯用の収穫をちょいと。からし菜系のパーマグリーンとルッコラとミツバの3点セット。毎朝、こんなふうにとれたらいいなあ。



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2021年10月14日木曜日

ミブナとレタスの引っ越し

 今日はベランダ作業なしでのんびり日かなあと思いきや、なんじゃかじゃあるもんで。

ミブナの背が高くなり、栽培容器の水切かごから横に倒れてました。


きっと、株を入れている黒いポットが小さすぎたんだろうと思います。大きいのに植えかえなきゃあ。

今までのが直径6㎝で新しいのが7㎝。


ちまちまと1個ずつ植えかえました。ふう。百均屋さんの水切かごに4個×3列で12個。ちょうど全株収まりました。


このサイズだと、かごの中に隙間ができないから藻も生えにくいかもしれません。おー、このサイズ、なかなかよいです。

植えかえは、まだ他にもありました。左がレタスの「ハンサムグリーン」12株、右のレタスは「パリグリーン」8株。


えーっと、でも、あいてる水切かごがありません。とりあえず、12株のハンサムグリーンを植えかえてこの容器にもどすとして、残り8株のパリグリーンが余ってしまいます。

しょうがない、今使ってるこの寄せ植えみたいになってるかごの中になんとかつっこみますか。まずは、ハクサイとタイムをどけて。


その空き地に、8株のパリグリーン子カブと一緒に同居させてと。
ジャーン、できたあ。見事、おさまりましたあ!

ええ、レタスはおさまりましたよ。
でも、追い出された「タイム」と「ハクサイ」はどこへ?

物置を探していたら、ありましたぜ、それらしいものが。あれをこうやってあーやって。
はい、できました。ど、どうかしら?


元は、スプラウトを栽培する容器だったもの。黄緑色のザルに種をまき、透明プラスチックの容器に水を入れて重ねて使うのが本来の使い方です。

白いスポンジみたいなのは、お風呂なんかに敷くマットを20センチ角ぐらいに切って穴をあけ、穴あきポットがはいるように丸くくり抜いてあります。透明の容器のまわりにはアルミホイルをまいて藻の発生を防ぐようにしてみました。黄緑色のザルは、なくてもいいんだけど、アルミホイルがひっかき傷に弱いので、多少の防止用にはかせてあります。

液肥があまり入れられないのが残念なんだけど、ちゃんとした容器があくまでの苦肉の策。
これでなんとかしのいでおくんなさいましよ~。


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