園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年8月30日月曜日

ネギと水がれ

 ちゃんこネギの種まきは、たしか5月5日だったかと。それがいったいどれぐらい育ったかともうしますとですねえ。こんなですわ。(撮影:8月19日)


あまりに変化なし。この暑さが災いしましたかねえ。

ふと、根元のバーミキュライトに指を突っ込んでみたら、さらっさら。水気ゼロ。

穴鉢を持ち上げてみたら、液体肥料がはいってる水の位置がうーんと底のほうでした。

あんれまです。そりゃあ育ちませんわなあ。いやそれより、よくぞ生きてこられましたことで、でした。

急ぎ液肥の追加。この失敗の原因は、フェルト布を垂らしていなかったことにもよるかと。

いつもならフェルト布を細く裂いたものを数本、黒い穴鉢から垂らしておいて液肥を吸い上げる装置にするんですが。

こんなふうに…(撮影:2020年9月15日)


ところがこのたびはめんどくさくてフェルトの装着をさぼったらこのありさまでして。

いまからでも遅くはない。フェルトつけようかしら。(8/27)


うーん、このままで。「今後は、液肥の観察を怠りなく」の厳重注意ってことですませましょ。へへっ

ともあれ、それぞれの鉢の苗がだいぶ少なくなってしまったので、2鉢を一緒に1鉢にまとめてしまいましょう。

あ~あ、それにしても、長く垂れたままの葉っぱが哀れなるべし。そのうちピンって直立してくれるかなあ。



ま、こんなこともあろうかと、ネギの第2弾をですね、準備しておりますのさ。
8月20日に種まきして、まだ種帽子かぶってますけど。

暑いので午前中だけ日光があたるところにおいてます。ずっと水だけで育ててましたが、今日から液肥に切り替えました。
秋には鉛筆くらいの太さになってくれる、かなあ。


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2021年8月28日土曜日

ルッコラの交替

 5月5日に種まきしたルッコラです。葉っぱが黄色になってます。


こんなのがちらほら。虫でもいるかと探してみるも、みつからず。うーむ、暑さが続いてますし、そろそろお疲れですかねえ。


とりあえず痛んでる葉を取り除いてみましたけども。

株の中心がスカスカ。もうあまり新芽はでないのかも。
うーん、思い切って、おしまいにしましょ。

最後の収穫はこんだけ。サラダに入れてたのしめそうです。

容器を片付けなくちゃ。あ~あ、おわりましたなあ…一抹の寂しさを感じるとき。


とかいいつつ、じつは次世代ルッコラがひそかに育っておりますのさ。

こちら7月22日種まき組であります。(撮影:8/22)

な~んか葉のそろいがよろしくなくて頼りないけど、だいじょうぶかいな。

2日後(8/25)。おっ、水切かごの底が隠れてきたんでないかい?


 お早い成長っぷりですな。その調子でひとつよろしく!

【おまけ:夏の風物詩/ホヤ】

スーパーでホヤを売ってました。1個138円也。夏が旬のホヤ。もうこれが最後になるかも。きょうのは身がぷりっぷりに入ってる。どうです?おひとつ。

…と、ホヤに言われたような気がして、買ってしまったおふたつも。


開封のしかたですが、おへそのようなでっぱりを1個につき2カ所切り落とします。すると内容物が皮に接着している面がなくなるので、あとは皮だけをハサミで切れば中身がするりと登場。水分いっぱいのふっくらした身ですなあ。


小さく切って洗ってお皿に。さあさ、酢醤油などでどーぞ。

えーっ、私、べつに好きじゃないからいいです~、っていわれそう。

変な食べ物だなあとは思います、私も。

海育ちなもので、ホヤは季節もんのトウモロコシとかみたいな通常食品として取り扱う感覚なのです。

実家の母に電話で「ホヤ1個138円で買って食べた」と申しましたら、「なんてお高い!」と絶句してました。「ホヤなんて、買うもんじゃなくてご近所さんからもらって食べるもんだ」と思ってるからでしょう。

それにしても、近頃、近所のスーパーさんでちょくちょくみかけるホヤ。そうそう好まれる食品とは思えんのだが、いったいどなたかお買い求めなのだろう?

物陰にかくれて、こっそり確かめてみたいもんであります。 


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2021年8月26日木曜日

番外編:栗の皮むき(イヤイヤ)研究

 栗を頂戴しました。近所でお借りしている畑で先日拾ったのと同じ木のものです。前回は手のひらにのる量だったので調理は短時間ですみましたが、こたびはこんなに。


どうやったら楽に手早く皮むきができるか。これが問題であります。

とりあえずネット検索してクラシルというサイトさんの「圧力鍋で時短 栗の茹で方 レシピ・作り方」をまねて圧力鍋で茹でることに。

さらに項目を付け加え、「皮にいれる切れ目のつけかた」を2種類にわけて実験してみることにしました。なお、栗はあらかじめ一晩水に浸け、皮を少し柔らかくしておきました。

これはその後です。

【皮のむき方:てっぺんむき】クラシルでは、クリのとがったところに包丁で1カ所切れ目を入れていたのですが、今回は十文字に入れることにします。なお、切れ目はハサミを使ってみたらこわくなくて簡単でした。

その際、まず、厚みの少ないほうに1回目の切れ目を入れます。


その後、あけた穴にハサミを差し込んで十文字になるように追加の切れ目を入れました。



【皮のむき方:おしりむき】もう1種類は、栗のざらざらしたほう、かりにおしり側ということで、この部分を包丁で切り取ります。(さすがにハサミではできないので、包丁使用。ちょっと恐い。でも、ざらざらのところは柔らかくて滑りにくくわりに楽でした。)

全部のクリを、この2種類の切れ目のつけかたに分けてみました。

こうして「どちらが簡単できれいに皮がむけるんでしょうか」ってことをやってみようと思います。私の予想は「おしりむき」。裁断面積が広くて大きいのであとから皮をはがすのが簡単に思うからです。さて、どうでしょう。


それぞれの切れ目をつけた栗を圧力鍋にいれ、水を入れ(400ミリリットル)て加圧10分、のち自然放置。


さましてから、せっせと固い鬼皮と渋皮をむきます、むきます、むきます。どうしても割れますねえ。どっちもらくちんてわけにはいかんなあと思いつつ。

まだ途中ですけど。「おしりむき」のほうが原型をとどめておるような…

最初、渋皮を爪ではがしていたら、爪の中に栗の破片が押し込まれ痛みが走ってきたので爪の使用を断念。包丁の刃を使ってはがすようにして進めました。

だた、だんだんめんどくさくなり、ふと、「“てっぺんむき”した栗も“おしりむき”してからむいてみたらどうだろう」とやってみたのが右側のタッパーのお品。

おお、原型をとどめる成功率アップ!
つまり、「てっぺんむき<おしりむき<てっぺんむき+おしりむき」という順位となりましょうか。
今後、栗はこの2カ所切れ目入れ方式で皮むきに挑みたいと思ったしだい。
とはいえ、それでもやっぱめんどくさ~。卵の殻むきも苦手だしぃ。
ああ、自動栗皮むき器が開発されたらもっとうれしいんですけどお。


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2021年8月25日水曜日

番外編:秋だな~の畑

 先日、友人たちと一緒にお借りしている近所の畑へ行きました。

サツマイモがどんどん這い回ってました。ツル返し(ツルをひっくり返して根元の風通しをよくする作業)をしても、次に見に行くと元の木阿弥。しっかりまとめておいたはずなのに、いったいどうやって戻ってるんだか。誰かが元にもどしてるんじゃあ?じーっと監視していようかしら。


左側はヤツガシラ、右側がサトイモなんですが。ヤツガシラの育ちがなんかどうも思わしくありません。肥料はいっぱいいれたんだけどなあ。「連作しても大丈夫」と教わったので、去年と同じ場所に植えたのですが、どうもそれがいけなかったんじゃなかろうか、と話してます。

トマトを植えました。わがやのベランダで5月に種まきした苗だったので、遅い植え付けになりましたが、わりと順調に実がつき始めています。がしかし、赤くなれば狙われるのだなあこれが。ネットをかけて防戦。
ラッカセイはすでに何者か(ハクビシンorアライグマとにらんでる)に掘られた形跡有り。許すまじ。慌ててネットを張り、足元に石を置いてみたんだが。
たのむ、石めくらんでくれー!


石も使い果たしたので、こっちのラッカセイには支柱をおいてみたんだが。ダメかしら。ほんに悩ましい。


畑のすぐそばに栗が落ちてました。栗って9月とか10月頃かと思ったら、8月末にはもう落っこちてるんですと。(植物博士の友人曰く)ほ~、知りませんでした。


一方、終わり行く夏って野菜もありまして。
カボチャはこれが最後になりました。(撮影:8/19)

皮がちょっと傷んでる感じだったけど、ほぼ影響なし。

じつは、カボチャが苦手でして。ジャガイモと同じく粉っぽくて胸焼けするような…わけで、進んでは買ってこない野菜だったんですが。育ててみるとなんかね、食べてみようかと→わりと美味しいもんだね→けっこうイケるかもと、変化しています。


最後に、スイカ。私たちの畑のスイカちゃんの写真はなし。小柄でパックリ割れてたりしましてねえ。哀れな姿ではありますが、食べました。難しいなあ。
そう思ってましたらば、なんと同じく畑を借りていらっしゃるベテランの方に頂いたスイカがこちらです。みごとに赤い!

じょうずに育てればこうなります、な結果でありました。おみごとなるべし!

うーん、来年はスイカやめようか…ではなく、スイカもいいけどメロンもいいかも、棚にして吊したらイケるかもだぜ、と志を高く持っておる友人と私らであります。へへへ


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2021年8月24日火曜日

繊細トマト「プチぷよ」の再生作戦

 この曇天、この蒸し暑さ、どうにもこうにきびしゅうござんす。トマトはうどんこ病の天下となりにけり。

ことに「プチぷよ」は繊細で、すっかりお弱くなられました。葉に白い点々が蔓延しています。


着果力も落ちてるみたいで、花芽が落下したり実が肥大しなかったりでまともに実を結びません。

ま、とりあえずできたところをば収穫しますか。
さすが「プチぷよ」、“皮がごく薄くぴかぴか・あかちゃんのぽっぺのごとくぷにょぷにょ柔らか・とろけるような食感”のうたい文句どおり(にかなり近いかも)でございました。(撮影:8/22)

ああしかし、こんなにおいしいのに(だから?)病弱では、じきにボツです。なんとかいたさねば。

そこで作戦を考えました。まずは「プチぷよ」、痛んで実もできていない先端側をきって短くしています(これが1番目の茎)。同時に、下の根元から出てきた新芽に未来を託すべく、せっせとお育て中なんでございます(左側が2番目の茎)。


で、この新芽(2番目の茎)がだいぶ育ってきたので、先端をきられて短くなっていた元の茎(一番目の茎)を根元からバッサリ。なくしました。

するとこうなります。(撮影:8/23)

えっ? なにがどう変化したのかわからんようなありさまですが。

こちらで、一番目の茎の切り口をご覧頂けるかと。


左側には2番目の茎が失敗したときに備え、3番目も育成中。

こうして第2第3を装備しつつ、涼しいトマト日よりのお天気が来るまで持ちこたえられれば、じきうまいこと実ができ、あとはたっぷり収穫するって算段。お主も悪よのう、ふっふっふ、な、越後屋さん気分でおります。


この日(8/23)の収穫ブツ。Mr.浅野のけっさく…6個、ピッコラカナリア…4個、プチぷよ…2個。

それにしてもだ。もしもベランダのトマトがみな「プチぷよ」だけだったら、ほとんど収穫ゼロの日々かと。うどん粉にはわりと丈夫な(当社比)Mr.浅野のけっさくやピッコラカナリアがあって助かります。
もし可能なら、「異なる品種のトマト(に限らない?)も植えるべし」かな。


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