園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年8月24日火曜日

繊細トマト「プチぷよ」の再生作戦

 この曇天、この蒸し暑さ、どうにもこうにきびしゅうござんす。トマトはうどんこ病の天下となりにけり。

ことに「プチぷよ」は繊細で、すっかりお弱くなられました。葉に白い点々が蔓延しています。


着果力も落ちてるみたいで、花芽が落下したり実が肥大しなかったりでまともに実を結びません。

ま、とりあえずできたところをば収穫しますか。
さすが「プチぷよ」、“皮がごく薄くぴかぴか・あかちゃんのぽっぺのごとくぷにょぷにょ柔らか・とろけるような食感”のうたい文句どおり(にかなり近いかも)でございました。(撮影:8/22)

ああしかし、こんなにおいしいのに(だから?)病弱では、じきにボツです。なんとかいたさねば。

そこで作戦を考えました。まずは「プチぷよ」、痛んで実もできていない先端側をきって短くしています(これが1番目の茎)。同時に、下の根元から出てきた新芽に未来を託すべく、せっせとお育て中なんでございます(左側が2番目の茎)。


で、この新芽(2番目の茎)がだいぶ育ってきたので、先端をきられて短くなっていた元の茎(一番目の茎)を根元からバッサリ。なくしました。

するとこうなります。(撮影:8/23)

えっ? なにがどう変化したのかわからんようなありさまですが。

こちらで、一番目の茎の切り口をご覧頂けるかと。


左側には2番目の茎が失敗したときに備え、3番目も育成中。

こうして第2第3を装備しつつ、涼しいトマト日よりのお天気が来るまで持ちこたえられれば、じきうまいこと実ができ、あとはたっぷり収穫するって算段。お主も悪よのう、ふっふっふ、な、越後屋さん気分でおります。


この日(8/23)の収穫ブツ。Mr.浅野のけっさく…6個、ピッコラカナリア…4個、プチぷよ…2個。

それにしてもだ。もしもベランダのトマトがみな「プチぷよ」だけだったら、ほとんど収穫ゼロの日々かと。うどん粉にはわりと丈夫な(当社比)Mr.浅野のけっさくやピッコラカナリアがあって助かります。
もし可能なら、「異なる品種のトマト(に限らない?)も植えるべし」かな。


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