園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年8月3日火曜日

園芸資材のスチロール箱

 トマトなどの大きな株になる野菜には、スチロール箱を使っています。


が、しかーし、長いこと使ってると傷むですねえ。ふと見れば、ベランダの床になにやら小さな水たまりあり。それがところどころ緑色になっていました。はは~ん、藻だ。液肥もれだ。穴があいてるに違いないと、トマトの株を取り出してためつすがめつのぞいてみるも、見あたらず。でも、とにかくもれているのはまちがいなく、処分でしょう。

外側のアルミ蒸着シートをはがして、内側に巻いていたアルミホイルをとろうとしたら、これがぜんぜんはがれませんのさ。くっついちゃってる。のりもつけてないのに。


長い間に溶け出したか。手でははがれないから、亀の子たわしでごしごし洗いましたとも。

あ、ほかにも、ばっちいところがありました。黒い点々になってるところは、内側にビニール袋を入れて本体に貼り付けるためにセロテープを使ったらカビました。


【教訓その1】

スチロール箱には、アルミホイルとセロテープを使ってはならん。もし使うなら、ともに早めにはがすべし。

…ですな。

さて、スチロール箱。廃棄しようと思ったけど、まだもう一働きしてもらうかと。

とりいだしたる、シャツ。もう長年着倒して繊維が固くて着用不能となったもの。


シャツのボタンと袖をはずし、スチロール箱に着せてみました。箱の形にあわせてざっと縫い止めてと。これでどうじゃな。

できました。スチロール箱の置き台。さっそくルッコラの苗をのせてみる。ちょっと箱のほうが大きかったけど。ま、いいやね。大は小を兼ねるで。場合によっては2個おけそうだし。


この生地はあいにく木綿だからあまり長持ちはしないだろうけど、しばらくはスチロール箱のカバーとして劣化を防いでくれることでしょう。

べらんだにこうした苗などを置く台があると、あまりかがまずにすむので助かります。冬、お日様が室内まではいってくるようになると、なおさら活躍。段差をつけて苗を並べれば、どの苗にも陽が当たるようになるわけで。と、にんまりであります。


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2021年7月31日土曜日

番外編:夏の畑の草むしり

 友人たちと一緒に近所にお借りしている畑へ行ってきました。昨夜の雨のおかげで土がしめり柔らかく、草取りがだいぶ楽でした。とはいえ、暑い、暑い。汗だくだくであります。

草取り後のサトイモとヤツガシラ。


友人の話によれば、ほんとは土寄せすべきなんだけど、すでに根が張ってしまっているので鍬を入れられないのだそうです。もっと早くしなくちゃいかんのですって。

這い回るカボチャと踊るポーズをとってくれた友人。足元近くには、うっかり足にからまってとれちゃった、まだ赤ちゃんのスイカ。


こちらは、まだかあなあ、もういいかなあと値踏みしているところ。

おためしで1個だけ収穫。お味はどんなもんですかねえ。

梅干しは、友人が畑でとれた梅を漬けて持ってきてくれました。
キリッと冷えたおしぼりもご馳走。首に回すとなんとも爽快。助かった!
容器からはみ出ている袋は、コンビニで買ってきたガリガリ君。氷ものにどんどん惹かれます。

サツマイモがはびこることといったら。近くのエダマメも乗り越えスイカも越えて広がっている。


手前に1本だけトウモロコシ。去年はたくさん植えたけど、みんなハクビシンだかアライグマだかに食われてしまって。無念すぎてもう植えないぞと思ったけど種が残ってたんでばらまいたしだい。でもでたのはこの1本だけ。頼むから、食われて欲しくないんだが…


エダマメもお試しどり。今までなかなかうまく育たなかったけど、今年は初めて順調にいってます。畑のすみっこではなくど真ん中に植えて、肥料もしたおかげだろうか。うれしいですぞ。


モロヘイヤ。小さな株のままです。どうやら間引きして植えるべきだったらしい。

キュウリなんだがヘチマになりました。畑に来るのが週に1回だけのことが多いので、オバケに育っちまうのですわ。


こっそりすみっこに植えてみたパープルバジル。緑のより香りが強めです。

セミの鳴き声もわんさか聞こえ、抜け殻もいっぱいみかけます。夏ですなあ。

家に帰ってバタンキュー。爆睡でした。 


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2021年7月30日金曜日

トマトの夏バテ

 蒸しますなあ。きょうも30度ぐらいの気温です。

ベランダにトマト製緑のカーテンができてまいりました。


おかげさまで人間には眩しさが薄らぎしのぎやすくなりましたが、矢面に立ってるトマトはたまらんのでしょう。花芽に危うい兆しあり。

ミニトマトの「プチぷよ」。一番下の段にできた実の房は、わりとうまく育っています。


けど、2段目、3段目のあたりの花芽が落下してるんですなあ。


おなじく「プチぷよ」で、エアレーション付き栽培容器で育っていても、実がごく小さいまま大きくならなかったり。


また、中玉の「Mr.浅野のけっさく」も1段、2段はお元気果実。

けれども、上の段では、花芽の先にさらに枝葉ができ、新しい芽になろうしてる。なんかどうも生長が乱れたちゃってる感じ。


とりあえず、花芽の先の葉を2枚残してその先の新芽を摘んだけど、これでよかっただろうか。

まあ夏ですからねえ。冷涼な気候を好むというトマトはこうしたもんじゃあないでしょうか、と思うことにしましょ。

そんななか、わりと元気なのが「ピッコラカナリア」。2段目も3段目もつつがなく実をつけています。


ピッコラカナリアは、なんでもソバージュ栽培ができる品種だそうなので、混雑してきたベランダでも耐えられるのかもしれません。

トマトは例年、種まきが1月頃(収穫:6月頃)だったんですが、今年は住まいの工事の関係で遅れ、5月5日になってしまいました。でもこれは案外よかったかも。

梅雨どきの6月にはまだ苗が小さく、徒長する割合が少なくて済んだみたいだし、葉カビ病やらサビダニにやられていないのも、葉がそれほど茂っていないからだろうし。

問題は、この夏バテ後です。「今のうちに上段の着果しない枝葉部分をカットして背丈を低くしたら、脇芽が育って秋には実がつく」のではないかと予想してみるのですが、どんなもんでしょう? まだ1個も収穫してないのにです。

枝を切る勇気、あるんかい?


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2021年7月29日木曜日

ルッコラ+シソ祭り

 ルッコラの種まきをしたのが7月22日。7日たちました。双葉がでたあと、茎がびろ~んと背伸びしてます。いかんいかん。


倒れちゃいかんので、バーミキュライトを追加。しかし背丈がまちまちだからどこまで入れていいもんだかわからん。しかも、葉にバーミキュライトの粒がついてしまったので霧吹きで水をかけてみたけど、うまく落ちてくれません。ん、もう、ややこしい。


どうしていいかわからんが、適当にバーミキュライト振りかけて、適当に霧吹きしてよしとする。

せっかくだから、外側の水切りザルと桶も洗っておこう。ついでに、今までは底面に水を入れていたけど、液体肥料(ハイポニカ液肥)にとりかえてみるか。このタイミングで切り替えていいのかわからんけど。本葉を出すには栄養がいりそうな気がするもの。


一方、こちら先発で5月5日に種まきしたルッコラです。


ほっておくと葉が横に倒れて折れたりするので、なるべく早めに収穫したほうがよさそうです。というのも、日向で育てると葉が固くて食感がよろしくないので半日陰に設置してるのでやや弱々しく(柔らかく?)なってしまうのが原因かと。痛し痒しですわ。

このひとつかみは、サラダにいれますか。


ついでに、シソも。どさっ!


昨日もフェンスに設置したプラ容器のをとったけど、今日のはコンテナ植えから刈り取りました。こちらは、ハマキムシにやられてだいぶ穴だらけになっとります。


それとシソは、もう1カ所、四角いプラ容器でも育ててまして。これは虫食いがほぼ無し。
なんでかなあ。コンテナ育ちほど密集してないからかもしれません。

それにしても、シソばっかりこんなに育ててどーすんだですが。なにしろ珍しく発芽がよろしかったもんですから、もったいなくて全部育てたらこうなっちゃいました。

もうね、当分、シソとルッコラ、バジルが主役の献立でまいろうかと。で、昨日と今日は「焼き肉」。その次は「なま春巻き」はどうでしょう。

だが、そのあとが思いつかない…

とぼしい調理力には自信がありまーす。へへっ


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2021年7月28日水曜日

バジルを主役に

 バジルとシソ軍団がもりもり育ってます。6個の鉢でちょうどいいだろうと思っていたら、窮屈になってきました。


しかもこれ、背高のっぽだからよくお倒れになるんですわ。

前回一度カットしたけど、その脇芽が伸びてもう次の脇芽までできてました。


これはさらにカットすべきでしょうな。では、チョキン、チョキン。

うん、これでだいぶ低くなりました。


それにしてもデカいわあ、このバジル。デカ葉っぱになる品種の「ボロッソナポリターノ」ではありますが。


ついでに、もう1カ所も折りとりました。


…と、ここまでが昨日のことで、今日(7/28)になり、あれぐらいの剪定ではまた倒れてしまうと思い直し、もっとバシッと散髪。


バジルだけでは足りぬ。シソもチョキチョキ。陽当たり良すぎてバリバリ固めの葉多し。



どうじゃな?

うーん、シソがまだカットしたりない感じですかね。じつは、シソはお育ちが遅くてなかなか思い切って切りとれんのです。

ま、また横倒しになったら散髪屋さんをするってことで。

それにしても、このサイズ感。圧倒されます。


バジルやシソはおもに、キャベツの千切りに散らして頂いてますが、こうも分量が多いと「散らす」の限界を超えてしまうのだ。むしろキャベツが散らされてる感あり。

かといって、生のバジルだけ生のシソだけ盛り付けて食べるというのもなんかちょっと美味しいとはいえないような、だし。オイルや醤油漬けにするのもなんかせっかくのフレッシュ感がなくなる気がするわけで。

そこでだ。焼き肉を包むサンチュのかわりにバジルってのはどうだろうか?

やってみた。バジルをお皿にのっける。皿がみえにくいけど、この下にあるのよお皿が。


肉とニンジンとタマネギをのせて。

うん、これはこれでいける……のか?のか?(なんか、生臭い感じが…

焼き肉のたれが、ファージャオロラージャン(花椒辣醤)なんだけど。中華味とバジルって…

ま、いいやね。大きいから破れないでうまいこと巻けたわけだし。こうして全部いただきました。ごちそうさまでーす!


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