園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年10月8日金曜日

失敗した栽培容器

 暑い日でございました。出先からほど近い百均屋さんで、栽培容器にすべくゴミ箱を2個入手。やれやれ、これで大きくなったキャベツの苗がおさまるわい。買ったばかりのゴミ箱に新しく液体肥料を注ぎ入れ、ぼちぼちこのあたりでいいかなあと思った瞬間、液肥がブハーッと足元に流れでてきました。

大慌てで雑巾、雑巾、ふき、ふき、ごし、ごし。靴下もズボンの膝もビショビショざます。

(写真は拭き取り後。)



落ち着いてゴミ箱をよく見てみれば。見事にパックリ。

おそらく、注いだ液体肥料が底だけでなく横にも圧迫していって耐え切れずに割れてしまったんじゃなかろうか。

ゴミ箱には普通、ティッシュ入れても水はいれませんもん。想定外でしょう。

あ~あ、それにしてもだ。気に入ってたんだけどなあ、このタイプのゴミ箱。色が黒いから藻が発生しにそうだし、ゴミ袋を引っかけるところがついてて、ここに手をかけるとすべらず持ち上げやすかったし。100円だし。

がしかし、今後はもっと耐久性のあるもので栽培しなくちゃ、ですな。

じつは前々から、ポリバケツや小振りなコンテナを探しているんですが、なかなか具合のいい容器が見つからなくてですねえ。悩ましや~

ひきつづき、あちこち物色しようと思います。ちょっと急いで。


あ、うまくいった買い物もありましてね。

こちら「花台キャスター」というものだそうです。自在車がついてます。ストッパーはなし。こちらは200円/個。



こうして、トマトを植えているゴミ箱容器の下に置きたかったのです。

掃除のとき、容器をすーっと移動させて床をふけてうれしいのだ。ふっふっふ

そうそう、きょうはルッコラがよく茂ってて。

ひとつかみ、収穫したんでした。

うん、おかげさんで機嫌よくなりましたわい。
ま、こういう日もあるさあ、かな。


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2021年10月7日木曜日

とりあえず花咲くトマト

 5月5日種まきのトマト。夏のあいだ、ほんのいっとき収穫できるときがあったものの、その後は花芽が落ちまくり、葉も枯れ落ち、散々でした。

おかげで根元から上1メートルほどは葉っぱなし。それより上が今、盛んに葉っぱ生え生えモード化しています。


まあなんというか、立てかけたホウキみたいな感じですわな。



で、その密集しはじめたホウキの先っぽには、花芽がやたらついてます。この「プチぷよ」なんて、今までは花がいくらか咲いても落ちまくりで実をつけるそぶり無しだったのに。


黄色い実がなる「ピッコラカナリア」には実が。二つに分かれた奇妙な形ですがね。


中玉の「Mr.浅野のけっさく」にも実が。枝がちょっとなんか太すぎる妙な姿だけど。


いやあ、しかしまいったなあ。ほんとは、これら最初にできた枝葉はカットして根元から新しくでてきた脇芽をこそだいじに育てていこうと思っていたのですよ。

こんなふうにスパッとね。この「フルーツゼブラ」は、上の方に花芽がつかず、葉も痛んでたから迷わず決断できました。

それがまあ、最初の枝葉がこんなにも元気に花が咲いて実までつけようとしてる株となるともったいなくてねえ、エイヤーっと切れんのです。

おかげで今、元の枝も残り、根元からでた脇芽も育っているという二股生活を強いてます。


たぶん、まずいよね。どっちつかずは、イカンでしょう。いずれ破綻する日が来ちゃったりして。

まあ、お気楽なベランダ栽培ですんで、なるようになっていただくってことで。このままずぼらに行く末を見守りま~す。


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2021年10月6日水曜日

チコリの間引き、知らぬがお得?

 紫キャベツみたいな姿にるであろうチコリの「ヴェネチア」。近頃たいそう茂りっぷりがいいなあと思ってました。


この栽培容器は6株用なので、もっと間隔をあけて、5株とか3株入りのを用意してやらにゃあーと思ってました。

それが、よくよく見れば、1個の栽培かごに3株も植わっていたという。


そりゃあ窮屈にもなりますわなあ。気がつきませんでどうもたいへん失礼いたしました。

急ぎ、ハサミで余分の2株ずつを取り除きますんで。2株×6かご分=12株収穫。つつしんで・喜んで、サラダのお供にさせていただきましょう。


カット後のお姿。スッキリ! 本来あるべき姿はこうであったか。


根も点検しておこう。


白くて、しっかり固い。「合格」でしょう♪

ということは、これぐらい余分に育ててしまってもそう心配したものではないのかも? ということは、チコリの間引くタイミングって、本葉5~6枚になってもOKってことかい?

間引き菜がいっぱい。オホホ、な、なんかお得な気分。

もしやもしや、さらにさらにほっといてもまだまだ大丈夫だったりして。ぐふふ

限界を知ってみたい気が…(よからぬ妄想にうっとり)


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2021年10月5日火曜日

ひっそりとバジル没

 すでに10月のベランダ野菜をご紹介なんかしちゃったあとでなんですが、9月29日にバジルを撤収しておりました。

バジルは5月5日に種まきして水耕栽培。ちょくちょく収穫もしていました。


液肥を追加すべく株を持ち上げてみると、根が真っ黒なんざんす。

別の株はまだましだったけど、怪しいグレーになってました。

花芽ができると即、切り取ってなかったことにする日々でしたが、根っこは老化をごまかしきれなかったものとみえます。潮時でしょう。

残っていた葉をぜんぶ摘み取っておしまーい。

さて、サラダにいれるには多すぎます。オリーブオイル+醤油漬けもいいかなあと思ったけど、大量消費するには塩分多しで残りそうだし。結局バジルソースを作ることにしました。

とはいえ、うちのミルサーは一度にたくさんの葉を粉砕するには容量が小さい(マックス250ミリリットル)ので、しかたがない、すり鉢ですりおろしてみるか、となりました。
そもそも、バジルソースを最初に考えた人は、ミキサーとかない時代だったろうと思うわkで、となれば、すり鉢ぐらいのものを使って作ったのではないかと想像。うん、できないことはないんじゃないかと。

すり鉢でバジルをすりおろすの巻き。ここまでにするのはわりと簡単、短時間でできました。

ですが、ここからさらに細かい粒にするのはどうかなあ?なにしろ固いんですもん、繊維が。ゴリゴリ感ありすぎ。
ええい、やーめた。残りはミルサーにやってもらおう。原始生活時代はものの5分で終了。

うちの非力なミルサーに入れ、オリーブオイルも大さじ4杯入れて撹拌1分でソース状態完了。えらいぞ、ミルサー。われら、すり鉢君とで3人4脚。これからもバジルソース作成時はご一緒に力を合わせてやっていこうじゃないの。
ジップ付きの袋に入れて冷凍庫に行ってもらいます。

ところで、前回(9/28)作ったバジルソースと今回(10/5)のとでは、色合いが異なるようです。
前回のほうが黄緑色で、今回のは深緑色って感じ。

はは~ん、前回は葉っぱが若くて柔らかかったからかなあ。今回のはお歳をめして渋くなったか。それぞれのお味をたのしむことにいたしましょうかね。

これにてバジル栽培終了。来年またね。そうそう、紫バジルも作りたいから、種、予約しておこーっと♪

【おまけ:ひろった栗で“きんとん”】

友人たちと一緒にお借りしている近所の畑に栗の木があり、今年はたくさん拾いました。

「栗きんとん」(和菓子)なるものを作成。(参照レシピは「だいどこログ」栗きんとん


いやあそもそも、「栗を煮る」というのも今年初めてだったわけで。きんとん作りは、前回(関係する当ブログ記事)と今回のとで2度目になります。

栗の皮を包丁でむくのは怖くて苦手だったので、キッチン用のハサミでてっぺんのとがったところを数ミリ切り落とし、あとは放射状に5ミリ程度ずつ切り目をいれるだけにし、圧力鍋で10分茹でる。そんなもんでなんとかなりました。ほっ

とはいえ、この栗きんとんもすぐには食べきれないので個包装して冷凍庫へ。


茶巾絞り風にするべく、ラップで包み、根元をすこしひねって色紙を細く畳んでつくったひもで結んでみました。
色紙は茶色ってところがミソ。なにしろセットの色紙で残る色といえば、グレーとか茶とかなのだ。この不人気色を消費するのにちょうどよかったってわけです。うほっ


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2021年10月4日月曜日

10月のベランダ野菜

なにやらずいぶん暑い秋です。日中は当ベランダ30度ですもんねえ。日差しがきびしくて、古い着物地をつなぎ合わせて作ったカーテンで日除けしてます。

カーテンの足元には、まだ小さい苗などを隔離。そう小さくもない「とんがりキャベツ」もこの日陰の中に。なにしろ直射日光にさらしておくとぐったりしてしまう、お弱い体質ですんでね。


種まきから2週間ほどになるレタス2種(パリグリーンとハンサムグリーン)。葉がそれぞれヒラヒラさんとホッソリさんに変化。こうなればうっかり混じっても見分けがつきそうです。


小カブと二十日ダイコン。双葉の大きさですが、小カブ(味こがね)のほうが本体が大きいのだから双葉も大きいはずだと思うのに、二十日ダイコン(ビットリア)のほうがでかいのだ。なんで? 不思議。


ミブナ。細長い形の葉になってきました。なお、右の二十日大根はこちらに間借り中。


9月25日に種まきしたばかりの「スティッキオ」。まあまあの発芽率。

爆発してる「ルッコラ」。すでに食べ時。大きい葉をサラダにいれてます。
「エルバステラ」は暑さに弱いみたいで、もう一鉢はボツになり、今はこの一鉢のみ。なんとか乗り越えてくれい!


もう一丁、瀕死のハクサイ。先日友人から苗をもらい、土栽培だったものを水耕栽培用に根を洗ったためか、ぜんぜんあかんのです。終日お日陰でお育てしないと、すぐにヨヨとお倒れになってしまうのでした。前途多難。


一方、たいそう元気者のチコリ「ヴェネチア」。雑草かあ?
この容器ではもはや窮屈そうです。


元気といえば、ミツバとネギも同じく。春に育てたときは貧弱だったけど。(ミツバは一枚も収穫せずにボツ。)日陰にしてなくても、つやつや。この季節が合うのかもしれません。


フェンスに設置しているのは、カラシ菜系の「パーマグリーン」。この前まで1個の容器に2株植えていたのですが、さすがに狭かろうと1株ずつにしました。

今年はアブラムシがいないのでありがたい。
例年、くねくねと込み入った葉になるパーマグリーンの葉の裏表を血眼になって退治すべく格闘してました。
アブラムシを呼ぶというアリをなくすため、土栽培をすべてやめて水耕とし、日々ベランダ床を雑巾で拭き掃除する作戦が功を奏したか? たまたま今年はそんな気候なのかわかりませんけどね。
でも、ハモグリバエはもれなく出没。イモムシもしかり。飛んでくるものは拒めないということですかね。むむう…


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