園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。
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2022年8月13日土曜日

台風と室内地味作業

 今、午後3時すぎ。このあたり東京都青梅市では夕方から夜にかけて雨脚が強くなるとか。

とりあえず、室内に取り込む物とベランダに置いたままの物とに分類しました。

例年、すべての苗を室内に入れるんだけど、あいにく今室内には仕事用の荷物がわんさかおいてあるので野菜苗全部は収納しきれず、これだけ。キュウリと葉物の小さい苗をいくつかです。


そして、こちらはベランダ居残り組。トマト軍団7株と食用ホオズキ1株。


バジルとネギとミツバとチコリ。雨がじゃっかんふりかかってます。

空模様はどうだろう。断続的な強めの雨と風がぼちぼち吹き出してるのかな。

フェンス付近に立っていると顔や背中に雨が軽くあたる感じ。さすがにいつものベランダ見物やら作業ができないので、室内で鎌を研ぐことにしました。

というのも、近所にお借りしている畑で草を取るときにつかっている鎌が近頃うまくかきとれなくなってきたのです。土の中にざくっと入れられ、草を根ごとかきだせるし、普通の包丁っぽい鎌のように勢いあまって手を切る心配もほとんどない、とても具合のいい鎌なんですがねえ。


使ってるうちに、刃の凹みのところがあまくなってきたようです。

この鎌を作っておられるサイトさんにいったら、鎌の研ぎ方が紹介されていました。丸いヤスリで鎌の刃の凹みを1個ずつごしごしする、という方法だそうです。

うちにあった古い丸ヤスリをだしてきてやってみました。


彫刻用の置き台の上に鎌をのせ、いざ、鎌とぎ開始!

ギコギコすごい音がするんだなあ、これが。しまった、マンションの室内でひっそりやる作業ではありませんわ。しかも、長い間なまくらのまま使っていたため、刃がすっかり丸まってしまって、そうたやすくはとがってくれない。前途遼遠。完成は、はるかかなた。

あ~あ、手がしびれる。もうあかん。途中で断念する虚弱体質なり。

こうなったら目立て屋さんに頼もうか。でもきっと、研ぎ代お高いよねえ。3千円とかするのかな?

それならいっそ、新しいのを買い換えたほうがよろしいかも?

・この鎌、一丁、1,760円也(税込み)。
・送料は、ネコポスで250円。宅配便で1,100円。

・鎌のサイトさん→熊谷鍛冶屋(岩手県大船渡市)

・鎌の名称→草取カギカマ:ステンレスカギカマ

あ、それより、グラインダーとかいうやつ(でしたっけ?)買ったら、いつでも研げるんじゃないかい? おいおい、それ、相当高いぞ、たぶん。

ただいま、もんもんとお悩み中という、なんともまあ平和でおだやかな室内であります。



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2022年7月31日日曜日

暑いときのベランダ作業

 日差しが痛い。ベランダの野菜をなんとかせねば。とりあえず、日向側においてあったまだ小さい苗のキャベツとチコリとルッコラとミツバを日陰側に運んだ。写真左の奥です。暗くてよく見えませんけど。


そうだそうだ、ネギとキュウリもあるんだった。フェンスの棚にあるから直射日光ビリビリ。煮えちまうよ。日陰に急げ。

よしよし、これでひとまずなんとか。

あ、トマトはどうする? カンカン照ってますぜ、フェンスの下。移動させようにも、紐で苗を上から吊ってあるからねえ、簡単に引っ越しはできんし。

そうだ、物置に古い着物で作ったカーテンがあるはず。フェンスにたらして、洗濯ばさみで止めて。ど、どうかしら? ありゃ、太陽が上すぎて、あんまり日陰になっとらんじゃないか。


でも、もう、こんなところでかんべん。
温度計40度だし。

人間は早々に、エアコンガンガンの室内に退散。炭酸水一気飲み。グビ~ッ。

なお、このベランダ灼熱地獄をものともしない(と思われる)バジルは放置しました。液肥をたっぷり追加しましたんで、たぶんだいじょうぶ。な、はず…

2021年11月7日日曜日

畑とベランダのキャベツ

 「とんがりキャベツ」を、ベランダと畑(近所にあり、友人らと一緒にお借りしている)でそれぞれ育てていますが、生長っぷりはどんなふうにちがうのでしょうか。それとも同じようなもんでしょうか。

こちら、ベランダの「とんがりキャベツ」全3株。ゴミ箱容器でエアー無しの水耕栽培です。


一方、畑の「とんがりキャベツ」はというと。


畑のは、葉っぱがたくさんあって、サイズも大きい。虫食いの穴ぼこがいっぱい。中心部はすでに巻いてとんがりの形ができているのもあり。

ベランダのは、全体にちんまりと小振り。虫食いなし。中心部はすこーし巻きつつあるような。

…そんな感じでしょうか。種から発芽させて苗にするところまではベランダで同じ環境で育ったんですがねえ。ダイナミックさがこんなにも異なるとは。いやびっくり。お味はどうなんでしょう。たのしみです。私の予想は、「どちらも変わらない」です。というか「違いに気づける敏感な舌を持ちあわせておらん」かなあと。


【番外編】

ときにこの日(11/6)、畑ではシイタケも大きくなっていました。シイタケの原木は写真のとある場所にあります。


植木の下。青い手袋のあたり。

ここ、ここ。

これは、わたしとしては大収穫です!


このたった1本の木は最初、2020年5月にシイタケ菌を植え込み、ベランダに置いてました。けれど、シイタケは1個だけ出てきたもののその後は待てど暮らせどお出ましにならず。2021年の1月から畑のこの場所に引っ越して様子をみていたのです。
そしてその後、4月になって4個でき、またそれっきりになっていました。ですから、約1年半ぶりにこのたびの7個がご登場ってことになりますか。
少しだけ友人におすそ分けし、網焼きにして醤油をたら~り。うんめえ!たまりませんなあ。

他にもニンジンとダイコンの収穫あり。

今年は、ダイコンのできがわりといいみたいです。

そういえば、ハクサイもコマツナもアスパラナもいい調子。人物は友人。混み合った葉を丁寧に間引いてることろです。(この作業が苦手だと話しつつ…私も同感。)

特にハクサイが虫食いにならずにすんでるのが不思議。例年、ボロボロにされて春にようやくでてきた新芽だけが唯一おいしく頂けるというパターンでしたもん。
お天気がうまい具合なのか、少ずつ追加している堆肥(東京都有機農業堆肥センターで販売している「とうきょう元気堆肥」)が効いてきたのか、どうなんでしょう。なんにせよ、ありがたいことで。
秋は、あれこれ美味しい物あり。まちがいなく横に肥えることでしょう。


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2021年10月4日月曜日

10月のベランダ野菜

なにやらずいぶん暑い秋です。日中は当ベランダ30度ですもんねえ。日差しがきびしくて、古い着物地をつなぎ合わせて作ったカーテンで日除けしてます。

カーテンの足元には、まだ小さい苗などを隔離。そう小さくもない「とんがりキャベツ」もこの日陰の中に。なにしろ直射日光にさらしておくとぐったりしてしまう、お弱い体質ですんでね。


種まきから2週間ほどになるレタス2種(パリグリーンとハンサムグリーン)。葉がそれぞれヒラヒラさんとホッソリさんに変化。こうなればうっかり混じっても見分けがつきそうです。


小カブと二十日ダイコン。双葉の大きさですが、小カブ(味こがね)のほうが本体が大きいのだから双葉も大きいはずだと思うのに、二十日ダイコン(ビットリア)のほうがでかいのだ。なんで? 不思議。


ミブナ。細長い形の葉になってきました。なお、右の二十日大根はこちらに間借り中。


9月25日に種まきしたばかりの「スティッキオ」。まあまあの発芽率。

爆発してる「ルッコラ」。すでに食べ時。大きい葉をサラダにいれてます。
「エルバステラ」は暑さに弱いみたいで、もう一鉢はボツになり、今はこの一鉢のみ。なんとか乗り越えてくれい!


もう一丁、瀕死のハクサイ。先日友人から苗をもらい、土栽培だったものを水耕栽培用に根を洗ったためか、ぜんぜんあかんのです。終日お日陰でお育てしないと、すぐにヨヨとお倒れになってしまうのでした。前途多難。


一方、たいそう元気者のチコリ「ヴェネチア」。雑草かあ?
この容器ではもはや窮屈そうです。


元気といえば、ミツバとネギも同じく。春に育てたときは貧弱だったけど。(ミツバは一枚も収穫せずにボツ。)日陰にしてなくても、つやつや。この季節が合うのかもしれません。


フェンスに設置しているのは、カラシ菜系の「パーマグリーン」。この前まで1個の容器に2株植えていたのですが、さすがに狭かろうと1株ずつにしました。

今年はアブラムシがいないのでありがたい。
例年、くねくねと込み入った葉になるパーマグリーンの葉の裏表を血眼になって退治すべく格闘してました。
アブラムシを呼ぶというアリをなくすため、土栽培をすべてやめて水耕とし、日々ベランダ床を雑巾で拭き掃除する作戦が功を奏したか? たまたま今年はそんな気候なのかわかりませんけどね。
でも、ハモグリバエはもれなく出没。イモムシもしかり。飛んでくるものは拒めないということですかね。むむう…


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2021年7月6日火曜日

【番外編】草刈り後とハト

 ベランダから見えるご近所さんの草刈りが終わったのが前日の夕方。その翌日朝のこと。


全体写真左上の屋根の上に、けっこうな数のハトがとまっていた。15羽くらいだろか。


しばしのち、一羽がすーっと飛んで右上の「電線」に移動。すると続いて残りのハトもドドッと一斉に飛んで電線に。でも3羽だけはすこし遅れて電線近くの家のベランダに止まってる。その後、しばらくしてからみんなのいる電線の並びの端っこに合流。ふーん、全員が団体で動くというわけでもないらしい。


ややあって。一羽、眼下の草を刈ったばかりの「はらっぱ1」におりたつ。黒くてデカそう。

つづいて電線にいた軍団も着地。なにかをせっせとついばみ始めた。


刈り取った後には、草の実でも落ちているのか。草の実といえば秋にできるものとばかり思っていたが。そういえばキヌサヤは春だし、トマトは今とれている。草の実にも今が旬というのがあるのかもしれない。
食事に没頭しつつも、ときおり近くを人や車が通ると電線や屋根に一斉避難。そしてほとぼりが冷めれば、また「はらっぱ1」食堂に戻ってきた。

一羽だけ、はらっぱの手前にある道に降りている。この付近にも草刈り作業員さんがいたから、実のおこぼれに預かれるのかも。



同じ日の昼過ぎ(13時19分)。ハトははらっぱにはいないけど、遠くの空を旋回しているのが見える。こっちに来るんだろか。
来ましたね。今度は、「はらっぱ2」の地点に集合。おお、なんか朝より増えてるおる。25羽くらいか。

でもなぜに増えた? きっとハトのことだもの、近くの駅前辺りにたむろする軍団に〈上玉の実が手に入るぜ〉と伝書鳩でも飛ばしたかもよ。


さて、その翌朝(7/5)。はらっぱには、またハト軍団がやって来るでしょうか?
それとも、落ちた実が少なくなったろうから、来ても数羽か、とっくにどっかへ移動して来ないかも。はて?

【予想】
1.ハト軍団はやってくる。前回見たのと同じ20羽くらい。
2.ハト軍団はやってくる。さらに団員数をふやしている。
3.ハト軍団はやってくるが、数が減少している。
4.ハト軍団はこない。

昼過ぎ(午後12時36分)。マンションの部屋6階で昼食を食べていると、ベランダの外からバタバタと羽ばたく音が聞こえた。窓に目をやると、階下からハト軍団が上がってくるのが見え、はらっぱの近くにある赤いレンガのお宅の屋根(全体写真中央)に着地したもよう。

写真を見るに、30羽ぐらい。草刈り跡地食堂は大繁盛ですってよ。

夕方(16:21)。
「はらっぱ1」に20羽あまりが滞在中。


のち、左手のマンションを一周して…

屋上に。

そのうちまた降りてくるのかと思ったら、そのまま5時すぎてもまだ屋上休憩中。ほとんど動かず。へええ、こうして同じ場所で長らく過ごすこともあるのか。
暗くなってきた6時頃に見に行ったときにはもういなかった。

なお、翌日7月6日の朝からはハトご来店を見かけていない。
次回の開店は、おそらく草が伸びる10月頃かと予想。その頃にはメニューに昆虫もありかも。ハト軍団はさらなる大所帯になるのやら? たのしみに秋を待つとしよう。 

【追伸】
じつは、ハトが苦手である。以前畑にエダマメをまいたとき、豆腐の入れ物をかぶせておいたのに掘り返えされるわ、再びまきなおすも、双葉をもぎとられてマッチ棒にされるわでカンカンになってると、頭上の電線でホッホーと鳴くハト。むくつけきやつ。ゆえにあの一件は許してはおらんぞと、一応申し述べておこう。


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