園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。
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2022年12月21日水曜日

【番外編】イカニンジン

 住んでいるマンションの集会室で、「イカニンジン」の講習会がありました。お電話でこの催しのお誘いをいただいた時、「イカニンジン」てなんだろう?と、思ったわたし。

というのも、この会合はふだん、住人の人たち数人で袋物や簡単なエプロンなどの縫い物をする会なもんだか、私は、「ああ、今度はイカとニンジンの可愛い人形を作るんだろうなあ」と想像しちゃったわけです。

ちがってました。まじでイカとニンジン。これにお醤油が加わるお料理のことでした。

イカを細く切り、お酒に1時間ほどひたす。ニンジンも包丁で細切りにし、ジップロックの袋の中に、これらのイカとニンジン、それに調味醤油を入れて封をしておしまい。冷蔵庫へ、でした。


講習会では、すでに数日前に作っておいてくださったのを試食。ニンジンは細かく切りすぎないおかげでだそうで、シャキシャキした歯触りが美味でした。酒のつまみ味ですな。

なお、お次は、「お正月用に自分で作ってみましょう」というわけで、材料のイカとニンジンと醤油、それにカボスもおまけでいただいてきました。

ときに、「イカニンジン」は、お正月料理なんだそうで。そういえば、この辺りのスーパーでも。スルメと昆布の切ったのがセットになって売られてたよなあと、やっとおもいいたったしだいです。

お正月料理といえば、郷里(岩手県陸前高田市)では、カツオなどの刺身、タコ、カキなど、もっぱら海のなまものが並びます。それが、テレビかなにかで、お重に入ったカラフルな料理があるのを知ったときはびっくり、カルチャーショックでした。

さて、年末は何を作りますかねえ。「イカニンジン」はやってみることにして、あとは…

例年、お餅もつかず、お刺身も買わず、おでんだけ作ってゴロゴロしてるんですがね。へへっ

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2022年12月7日水曜日

番外編:初めての干し芋作り

 友人たちと近所にお借りしている畑でとれたサツマイモ。じつは芋類があまり得意じゃないもんで、ずっと玄関の靴箱横に置きっぱなしにしてました。

しかし、もう年末です。このままではならじと、このたび一念発起、干し芋に挑戦。干し芋ならば保存ができるから少しずつ食べることもできそうだし。

作り方は、ネット検索でおおむね勉強して、あとは実践あるのみ。行くぜぃ!

まずはサツマイモを蒸すんだそうな。蒸し器がないので、家にある一番大きな鍋に蒸し用の穴あきお皿を設置し、蒸すこと40分ほど。

ど、どうかしら? 太いのが多くて、竹串刺し刺しなんべんもふたとっちゃったよ。

 

イモが熱いうちに皮をむくんだそうだが、いやあ、なんか火傷しそうです。布巾でおおいながらむきました。わりとむきやすかったです。
ネズミがかじったあとなのか、痛んでるところは包丁でカット。
こうしておいて冷ましてから薄くスライスすると形が崩れないんだとか。


あらほんと。楽に切れました。ただし、薄く切のは難しく、つぶれてしまうので、厚みが1センチぐらいになっちまった。乾きにくそうだなあ。

さあて、干しますぞ。「干し網」はたしか春頃に買って一度も使ってなかったので、本邦初のご使用となります。なんかたのしい♪
どんどん並べました。

が、ぜんぜんたりません。網が。お皿にはまだこんなに残ってるじゃないですか。

買った網が小さすぎました。というのも、当方は極小ベランダですんで大きなあみはお邪魔だからと小型のにしたのでした。あ~あ、です。

しかたがないから、網になりそうなものを探しましたよ。
そしたら、ありました。水切かごが2個も。水耕栽培ではおなじみのお品ですわね、これ。
苗をポットに入れて並べるやつです。まさかこんなふうに使うことがあろうとは。

わーい、なんとかできましたぞなもし。干すところまではね。
干しあがるまでは、1週間から10日かかるとか。
うーん、うちのは厚みがあるからもっと時間がかかるかもしれません。

あ、「夜は室内にとりこみましょう」という記載をみかけたけど、どうなんですかねえ。
ちとめんどくさいですなあ。
干し柿を作ったときは、ずっと物干し竿にぶらさげたまんまでOKだったんだけど。
夜にネズミやハクビシンがやってくるというような場合は取り込んだ方がいいのかもしれません。どうかしらねえ、こちら、マンションの高層階なんですけど。
とりあえず、きょうのところは室内へ運んでおくことにしますが、明日からはサボりそうですわあ…

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2022年12月4日日曜日

水耕栽培用の容器を加工

 前回、百均屋さんで手にいれた「スクエア収納BOX」なるプラスチック容器。そのふたに、ハンダごてで穴を開ける作業をしました。いつもは適当に円を書いてハンダごてをブスブス突き刺していたんだけど、この日は直径4.5センチの円をきちんと書き記し、コテでとけるのをじっくりゆっくり待ちながら進めたところ、わりとなめらかに美しゅう穴開けすることに成功。技術が向上したようです。エッヘン。


さあさあ、苗をいれましょうぜ。穴あきポットを装着。ピッタリ!にんまり


黒いプラポットに入ってる苗をキッチンネットごとそーっと取り出して穴あきポットにうつしかえました。これがちょっと気を使うから苦手です。

出来上がった苗入り容器をベランダへ運ぶ。わーお、もう真っ暗。そうか、穴開け作業に時間かかかってたんだね。3個の容器に、危なっかしい手つきでじわじわ穴5個ずつあけるんだもん、そりゃあ日も暮れますわ。(ちょびっと火傷しました。)

こうしてみると、ほぼ全面レタス。一部、暗いところですが、左下と右上がワサビナとカラシナとなっております。


上の写真のお隣がこちら。とちゅうまでがレタスで、右側にミツバとチコリと紫キャベツあり。

はあ、それにしても、晩ご飯前に作業が終わってよかったです。懐中電灯がいりそうだもん。

夕飯用にレタスを若干収穫。パリグリーンを何枚か。カラシナやワサビナもと思ったけど、この暗さですもんねええ。トレーにすきまがあるのは、それらを断念したスペースです。
おかげさんで、レタスだけのサラダになりましたとさ。


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2022年10月30日日曜日

【番外編】畑の芋掘りとお茶菓子作り

 先週から畑へ芋掘り出勤。友人たちと近所にお借りしている畑で、前回はサツマイモ、このたびはサトイモとヤツガシラ、それにショウガ、ニンジンです。

掘るのはたのしく、畑のとなりの小川でイモ洗いはすごく冷えたけどおもしろく、作業のあとのくつろぎの一服まで、じつにたのしい時間でありました。

収穫物は自転車に積載する量を大幅に超えているので、友人の車で運搬してもらいました。かたじけない。

帰宅後は、大量の水をジャージャー流しながらのイモ洗い。しかもキッチンで。なにせ、干すのはマンションのベランダなもんで、土が散らからない・付着の虫がうろつかない程度の洗浄クオリティが望まれます。小川で洗ったぐらいでは落ちないでしょう。

洗い上げたイモを、市の古い広報誌(丈夫な紙)に並べて干す。


今年、ヤツガシラは葉や茎がりっぱだったけど、イモはほんのちょびっと。親イモも超小振りでした。


一方、サトイモはけっこうな分量。サイズが大きめのと小さいのはこんな感じです。



こちらはヤツガシラの茎。本体のイモはショボかったけど、茎はふっくらりっぱ。
もったいないので、友人たちのまねをして、私も茎の調理に挑戦。といっても、ほんの少しの茎ですけど。

下処理をするんだそうで、皮むき(指まっくろ)→酢水に浸ける(1時間)→酢水で茹でる(2分ほど)のレシピでやってみましたが、アクは抜けず噛むと舌がピリピリ。

しかたがないので、一晩水に浸けてみました。

翌朝、かじってみたら、OK。


畑で収穫したニンジンとお隣の畑のお師匠さんから頂いたピーマン、お揚げを入れて、炒り煮にしてみました。

大きい入れ物がなかったので、ラーメン鉢にドーン。


いっぱい出来たと喜んだけど、これ、下処理した茎全部です。なんかかさが減ったような…
ま、ともあれ、とうぶんたのしめそうな副菜ができたんでよしよし。

それにしても、「ヤツガシラの茎を食べる」というのは、なんともめんどうなことで。
もったいない、と思わなければやってみようと思えない気がするなあ。


あ、珍しくお菓子も作ったんでした。これはその畑での休憩用です。
「ウーピーパイ」。ホットケーキミックス+バター+卵にココアと抹茶をそれぞれ混ぜてオーブンで焼きました。(参照レシピはこちら

できたパイのあいだにマシュマロをはさんでレンジでチンしてできあがり。

…なんだけど、マシュマロが小さいせいか、なかなかとけなくて苦戦。何度もレンチンするも、かたくなにとけてくれず、ついには霧吹きで水をかけてみたり。
前回作ったときは、マシュマロのサイズが大きくてとけてはみでちゃって大変でした。うーん、マシュマロのサイズが(質も?)も課題ですな。

生地を絞り出すときの大きさも難点。直径4センチくらいって書いてあったけど、厚みはどうなんだろう? これは薄くなりすぎたように思う。
お味は、ふつうに食べやすいお菓子。

いやあ、そもそもお菓子をほとんど食べないので、よくわからん。そういいながら、近頃畑で食べる茶菓子を作るのがおもしろい。お腹を壊すかもしれん怪しい試作品多しなんだが、がまんしてか、あきれてか、ともあれ食べてくれる友人たちに振る舞うのが(おしつけるのが)たのしいのである。

なお、「ウーピーパイ」の「ウーピー」ってなんだろうと思ったら、「わーっ!」とかそんな感じのことばだとか。
また、「パイ」なのに、生地が細かい層になってないんだがと調べたら、「パイ」には2種類あって、層になってるやつ(練った小麦粉のシートとシートの間にバターをはさんでそれを幾重にも重ねる)と、層になってないやつ(小麦粉とバターを混ぜて練っておしまい)もあるんだって。ふむふむ知らんかったなあ。

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2022年10月22日土曜日

【番外編】サツマイモの収穫まつり

 友人たちと近所にお借りしている畑へ出勤。サツマイモほりをしました。今年はLサイズが多かったです。南京豆とニンジンも収穫。けっこう重くて、帰りの自転車がグラグラでした。

洗ったのをとりあえず並べたところ。


あらっ、サツマイモって洗わないのかなあ。私、洗っちゃったけど、まずかったかしら。皮がはがれて哀れになっちまったです。マンションのベランダに泥付きのまま干すというのは難しいもんで、つい。ま、いいか。家で食べるんだから。

あ、いや、ご近所さんから頂き物をしたので、そのおすそ分けにサツマイモをさし上げたじゃないか。しまった、もうちょっと丁寧に洗えばよかったなあ。

それにしても、今年は粒が大きいです。イモの大きさって、なにで決まるんですかねえ。気温だろうか、土の中での滞在期間だろうか。


でも、だいぶ食べられてもいました。イモの比較的浅い位置にかじり跡あり。モグラの仕業だろうと話してます。畑のあちこちに穴もありましたからねえ。


なお、一番上↑の写真の右下のサツマイモは「シルクスイート」という品種だそうで、私たちのお隣の畑でいつも上手に作物を作る方からのおすそ分けです。さすが、イモ肌はきめが細かいお上品なお姿ですこと。焼き芋にするサイズだとおっしゃってましたっけ。

洗うと紫色が濃くて、乾くと淡い色になるんですねえ。おもしろ~

さて、こんなにたくさんのサツマイモをどうやって頂くか、であります。

ふだんおやつを食べないので、できればおかず的に調理するといいかなあと思うのです。

また検索して各地のお料理を拝見しますか。


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2022年4月16日土曜日

番外編:ワラビ・タケノコ・ノラボウ菜

 きょうは友人らと近所にお借りしている畑に出勤。ジャガイモの草取りとニジュウヤホシテントウムシの除去。そしてノラボウ菜の収穫。その後は畑の空き地でワラビとり。先週はここでツクシもとりました。(写真左:ノラボウ菜、右:ワラビと菜の花)


また、畑の管理人さんが隣りの山から掘ってきたばかりだというタケノコを頂戴しました。

ワカメと一緒に若竹煮にしましたらば、柔らかくてとても美味しかったです。

この畑のまわりではまた、秋になるとカキやらクリやらユズをもいだり。おかげさんで、干し柿作りを覚えたし、クリのお菓子やユズジャムも試してみたり。私、おうちっこなもんで、こうした野遊びとかぜんぜん得意分野じゃないのに。ついつい門前の小僧ごっこしちゃってますわ。

四季折々、なんとも豊かな時間をいただいてます。友人らと、「あ~、あとはここでヤギとかニワトリを飼ったらたのしいだろうなあ」てな戯れ言をいうて木陰でお茶飲みするのも、またありがたやでした。

さて、帰宅しベランダをのぞいてみたら、ミニキュウリ(半白きゅう太郎)の上のほうが1株しおれているじゃーありませんか。液肥はまだ底にちゃんとあるのに、なんで?


考えられるのは、今朝の寒さかなあ、と。そういえば私、早朝散歩のとき、あまりにくしゃみするので服を重ね着して出かけたのでした。そうよ、そんなに寒い日にベランダにだしておくんだもん、キュウリには酷だったはず。フェンスの向こうに壁はなく、外気が直接あたってるわけですもんね。


まだまだ寒い日があるから油断はできませんぞ。夜は苗にビニールをかぶせておくことにしましょうかね。


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