園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2023年8月10日木曜日

お元気長持ちキュウリ

 種まきが4月2日のミニキュウリ「小次郎」。2株のうち、1株はエアレーションありの水耕栽培だったのだが、早々にボツとなり、今はエアー無しのこの1株のみ。

もうどう見ても貧弱だし、終わりにしようと思う。


株のてっぺんなんか、若くてできたてなのに、凍ったみたいにカチカチの固い葉になってしまってるし。


ところが、株の中間あたりに、この1個が育っているのである。もったいないんだなあ。


しょうがない、これ1個を収穫したら終わろう。と、思ったら。

根元付近に新しいわき芽ができて、花が咲いて、実まで作っちゃってるのだ。


で、そのわき芽の先っぽにも、可愛らしい実が。ま、まさかこれも、実になるおつもりか?


それにしても、株の下のほうなんてさあ、こんなグルグル巻きのツルおろしにしてるんですよ。こんなボロボロ苗でも、わき芽つけて、実もつけるとは。びっくりであります。

とはいえ、根っこはだいぶ痛んできていて、とろけ始めています。だから、この2~3本で収穫はたぶん終わることにはなるんでしょう。


ところで、この苗がもう終わるだろうからと、じつは7月22日に新しく第2弾の種まきをしてありましてね。

それが、だいぶ育ってきてますのさ。ほら、こんななの。


もう一株は、ゴミ箱の栽培容器があいたので、こちらに植えかえました。


こんなものすごい暑さの日々にもかかわらず、キュウリは育っております。なんでだ?

お借りしている畑のキュウリなどは、とうに絶えてしまったというのに。
なんか、わからんこと多しですわ。


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2023年8月8日火曜日

食用ホオズキの大株小株と実

 前回、食用ホオズキは4リットル入りの容器に植えかえた記事を書きましたが、じつはそれより前、5月27日にコンテナボックスに植えかえた2株がありまして。

7月31日。

そのうちの1株がこちら。フェンスに届くほどの背丈。大きく育ちましたんですが。


実がなかなかつかず、この段階でわずか1個だけという希少果実なんでございますよ。その上にはちっとも花芽ができません。


このままでは観葉植物ですわなあ。というのも、このコンテナ育ちのホオズキは、この時期、ベランダではトマトが隆盛で、巨大になったトマト苗の後ろに控え、トマト苗をかすめたわずかの日差しで育ってきたのですから、かようなひょろ長になるのも無理はないのでした。

うーん、どうしましょ。ホオズキはナス科だそうです。それなら剪定して秋口に期待して見る手はあるかも。というわけで、上部をバッサリカット。切りすぎたかしら。それとも切らなすぎ?


そして、コンテナ育ちのもう1株。こちらは、上のよりさらに徒長しまくった株でございまして。

8月7日。4リットルの空き容器育ちと同じ食用ホオズキとは思えん勢いで伸び続けています。上に設置されているエアコン室外機に到達。とりあえず株の生長点はカットしました。


それでもこちらはかろうじていくつかの実ができています。が、やっぱり間延びしてます。実と実のあいだが10㎝くらいはあるでしょうか。効率の悪い、でくの坊的な様相ですわ。

コンテナ育ちの根元は、こんなです。コンテナの高さは22センチ。

ふたをめくると。根がびっしり。液肥はすぐに底をつき、毎日追加しないといけません。ボックスの大きさに対して根が大きすぎるんでしょう。


さて一方、ずっと陽当たり良好だったフェンス育ちのホオズキです。身長はたったの50センチくらいで、このプラプラ並んだ実の軍団。栽培容器は4リットルの小振りさよ。

こちらも毎日液肥を追加するにはするんですが、それほどへっていません。1日半くらいはもつみたいです。じつに効率よし。どういう仕組みかわからんが、お日様カンカンのなせる技、なんですかねえ。

枯れ色になった実を、すこし収穫してみました。あ、右の緑色のは、上のお日様カンカンの場所で育っていたもう一つの株があり、その根がとろけて傷みボツになったので最後にとった実です。いい場所に育っても傷む株もあるのだ、ということでしょうか。


白っぽくなった実を割ってのぞいてみると、黄色いのだ。「太陽の子」は黄色の実になるんだそうです。食べてみたら、すっぱい。けどあまくもある、かな。もっと黄色になるまで待つんでしょうか。

それなら、こちらの青いのは、たぶん推して知るべしでしょう。

と思いつつ、じつは食べてみましたよ。すっぱー。渋みあり。これ、置いといたら黄色くなるんだろか。

なかなかにおもしろいです。しばらく待ってみることにしましょう。ふふふ

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2023年8月7日月曜日

食用ホオズキの水耕栽培容器

 今年の1月1日に種まきした食用ホオズキ「太陽の子」。

7月7日。4株のホオズキは最初2リットル入りのプラ容器で育てていました。しかし、根が容器の形に四角くなるほど混み合ってきました。


そこで、「ハイポニカ液体肥料」が入っていたプラスチックの容器を改造したものに植えかえることにしました。

こちらがその空き容器。横のところをハンダごてで溶かして穴をあけました。わりと簡単でした。

遮光のために、シートをかぶせました。けれど、シートの長さが足りなかったので、その分はアルミホイルで代用。ぜんぶセロテープ止め。おお、これも簡単(てきとう)。

ホオズキの苗を、2リットル容器からお引っ越し。ま、倍ほど大きくはないけど、2リットルよりはましでしょう。

もう一株は、シートがないので、フェルト布を巻くことにしました。苗をいれるところを丸くハサミで切り取りました。

容器の持ち手は隠さないでだしておくことに。この取っ手があれば、持ち運びするときに役に立つんじゃないかなあと思いましてね。

布を止めるのは、縫うのがめんどくさいので、ちょっと止めただけ。ハハハ、手抜きですな。


さて、苗を入れてベランダの手すりにセット。ど、どうかしら?

先ほどのシート+アルミホイルのもベランダへ。この容器の幅がちょうどネットにはまるサイズだったのですよ、偶然ですが。

はい、てなことで、設置終了。めでたし、めでたし。

あ、液体肥料は、横にあるふたをまわして外し、ここにじょうごを差し入れます。
あとは、こんなきゃしゃな容器で、いったいどこまで育ってくれるやらではありますなあ。
その結果は、次回へ。

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2023年8月5日土曜日

こんにちはトマト

 先日トマトは収穫して終わりにした、はずだった。けどなあ、中玉の「Mr.浅野のけっさく」のお味がいまいちのらないのはどうしてだろうと、気になるんである。

1.種が2年前の古いものだったから。

2.春夏の収穫だから。

3.秋冬なら美味しくなるかも。

とまあ考えましてな。試してみようと思い、種まきしたというわけです。せっかくだから、夏に美味しかったミニトマトの「オレンジパルチェ」も一緒にね。

7月22日。キッチンペーパーを水で湿らせて、そこに2粒ずつ種まきしたのですが、発芽したのは、オレンジパルチェだけ。浅野さんはウンでもなければスンでもなし。しかたなく、7月27日に、2度目の種まきを試みる。しかも盛大に残りの9粒全部。

で、今、8月5日。こんなですわ。

早々と発芽した、「オレンジパルチェ」。本葉3枚目もでてきてます。


こちらは、ちょっと発芽が遅めのパルチェ(写真右)と、えらくのんびり屋の浅野さん。最初に種まきしたのが後になってから1粒でてきたりして、なんだかごちゃごちゃになってしまいました。ともあれ、9粒中3粒は発芽せず。そんなこんなで、やっぱり古い種はイカンなあと実感。浅野さんは選抜して、2株にするつもり。


それにしてもです。こんなカンカン照りの中にあっても、しなびることなくお育ちのようで。ご幼少の頃というのは、太陽の日差しに対して案外丈夫なのかもしれないと思ったことでした。ただし、風には弱いように思います。以前風がピューピュー吹くときにベランダに苗をだしておいたら、一気にしおれましたから。

てなことで、秋冬トマトの下地はこしらえましたので、あとは仕上げをごろじろ。
6月末の夏至から1か月あまりが過ぎたので、日差しがだんだんと室内側(南向き)に入るようになりました。おかげさんで、ベランダの植物にも陽が当たり、徒長しないですむかもしれません。そこに期待したいところです。

そして、もう一つ。この夏の高い気温でどこまで生長が進んでくれるかです。秋のうちに実をつけて収穫までこぎつければ、うれしいんだけどなあ。そんなにうまいこといくでしょうか。ホホホ

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2023年8月1日火曜日

さよならトマト

 7月26日。最後の1株、中玉トマト「Mr.浅野のけっさく」の収穫。


さて、お次はどれくらいとれるでしょうか?

7月31日。といっても、もうほとんど実はないのでした。茎をぐいっと曲げて無理して横にしてますからねえ。下記の赤丸のあたりに少しまとまってあるにはあるんですが。


この青い実が赤くなるまで、もうちょっと、もうちょっとと思ってるんだけど。

根っこも悪くないから、まだいけそうなんだけど。

茎を触ると、ヘナヘナと柔らかいのですよ。たぶん、この恐ろしく暑い気温つづきで弱ってるんでしょう。てなことで、このへんでお開きにしますか。

最後の収穫です。青い実はボツにして、わりと赤味があるものだけを残しました。


あ~、おわっちゃったなあ、トマト。

そういえば例年、トマトは、トマトサビダニとやらで葉っぱが茶色くなってしまう病にかかり、6月末とか7月始めの早くに退散させられていたのでした。そうしてみると、今年は長生きしてくれたことになります。例年となにがちがったのかわからんのですが、トマトの長寿だった珍しい年でしたなあ。ありがたや、ありがたや。

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