園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年4月22日金曜日

「コーラルリーフプルーム」

 カラシナで名前を「コーラル リーフ プルーム」というのだそうな。ほんに覚えにくうございます。このカラシナには、もう1種類「コーラル リーフ フェザー」というのもあるそうで、「~フェザー」のほうは辛みがないのだとか。うーん、悩ましいお名前ですわ。

ちなみに、「コーラルリーフ」は、「珊瑚礁」の意味だとかで、葉の形が珊瑚礁ににているからということで付けられた…というような記述がネットのサイトさんにありました。

これでちょっとは、私のノー味噌にも印象づけられるだろうかしらね。


さてさて、こちら辛みのあるその「プルーム」さんのほう。お初栽培でして、直方体のプラ容器で水耕栽培しています。


近頃、葉の切れ込みがくっきりしてきました。

けっこう大きな葉になるんですねえ。

茎の黄緑色が鮮やか。新緑の季節でもありますし、葉のくすんだ紫色との対比もあってか、いっそうきれいに思います。


根はどれくらい育っているんだろう?
のぞいてみたら、まだこんな。液肥を絶やさないようにしないといけませんな。


ところで、このカラシナは他に、まだポットに移しかえていないぐループもありまして。こちらは、生長が遅めで株が小さいです。

株が小さいときは、葉の裏側も黄緑色なんだねえ。それでだんだんに紫色に変わっていくってわけですか。

ちょっとつまんで食べてみると、こんな小さくてもちゃんとピリッと辛いのだ。しかも美味しいお味がするんです。へええ、ベビーリーフとしてもいけそう。
わーい、安心しました。これでいつ失敗しても食べられるってもんです。

2022年4月21日木曜日

とう立ちがうれしいこともある

 ただいま春真っ盛り。花が咲くのは喜ばしいです。ところが、花が咲くと収穫を終わらせなくちゃならん野菜の場合、残念なんだなあこれが。当ベランダでは、ネギ(ちゃんこネギ)やレタス(パリグリーン)がそうやって次々と終わっていきました。

ときに、花が咲いてうれしい野菜もあるもんで。

こちら「新芯菜(しんしんさい)」。エアレーションなし。プラ容器での水耕栽培です。


種まき(3/11)から1か月あまり過ぎた、まだ身長10センチほどの出来たて野菜なんですが、すでに花芽が。


ふつうなら、「えーっ、そんなあ」なんだけど、この野菜は菜の花みたいに「とう立ち」した花芽を収穫するタイプとのこと。この背の低さですでに脇芽も増殖させているようです。


なんでも、春から秋にかけての夏野菜としてご活躍してくれるんだそうな。この「夏」っていうのがありがたいなあと思うんであります。夏に育てられる葉っぱものってそんなにはないので貴重ですもん。

しかも、こんなにはやばや花芽が登場するとは、こりゃあどんどん収穫できそうな予感がいするじゃあありませんか。頼もしいですのう。

とはいえ、今はまだ根が短いです。うっかり液肥が枯れたときに浸水してくれるフェルト布を装着していないので、随時液肥の減り具合観察怠りなくではあります。


それにしても、新芯菜ってどれぐらい株が大きくなるものなんでしょう。お初栽培なのでわかりません。とりあえず今は2リットル入りくらいのプラ容器に入れ、フェンスに取り付けた棚で育てています。

こんなもんじゃ狭くていかんとなったら、どうしましょ。ベランダの床にはすでにトマト苗が5株もひしめいているし。
じつは、新芯菜の苗は他にも控えているのでした。黒いポットのが6個も。何かのかげんでボツになるのが心配なもんで、ついつい多めに種まきしてしまうんですわ。

まあ育てる場所がどうしてもないとなったらそのまま食べちゃえばいいわけで。葉物野菜はそこがらくち~ん。

あ、そうだ。キャベツはどうなってるだろう? まさか花芽がでていたりはせんじゃろうなあ。

だ、だいじょうぶみたい、かな。これ、中心部は葉っぱですよね。

こちらもお初栽培ものでして、ハラハラドキドキであります。


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2022年4月20日水曜日

レタスのハンサムグリーンあやうし

 レタスは、先日終了した「パリグリーン」の他にもう一つ、「ハンサムグリーン」を育てています


パリグリーンよりも育ちがゆっくりで、株も小さく葉っぱも小振りです。大きくならない品種なのか、当ベランダだから小さいのか、わかりません。

収穫量もパリグリリーンとくらべたらぐっと少ないかなあ。

育ちがゆっくりなので、すこしずつしか収穫できんのです。


でもよいところもあり。この葉先がギザギザなところが洒落ていて、サンドイッチなどに挟むと、ちらっとはみ出た葉っぱがカッコイイのだなあ。

それと、水耕栽培のレタスにありがちな(当ベランダだけかもしれんのですが)、びろ~んと茎が伸びきった育ち方はせず、きちんとまあるい株になってくれるのもありがたいです。

そうそう、トウ立ちも遅いほうじゃなかろうか、と思っていたけど、中央の茎がちょっと伸びかげんなのを発見。あ~、終わりが近いのか。ううっ


今、収穫がたのしめる野菜は、ミツバとこのハンサムグリーンだけです。だいじにいただきましょーっと。


ときに、早朝ベランダをのぞいみたら、葉っぱの露がキラキラでした。雨が当たる場所ではないので、植物みずから出てきた水分なのでしょう。

「新芯菜(しんしんさい)」(蕾を摘み取って収穫する野菜)の露は大粒。


紫キャベツの「キャンディーレッド」は、中央の小さい葉のギザギザにも1粒ずつちっこい露あり。早起きした甲斐がありましたわ~♪


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2022年4月19日火曜日

元旦種まきトマト:取らぬトマトの実算用

 このとろこ涼しめなお天気ですが、トマトにはちょうどいいのかもしれません。中玉(Mr.浅野のけっさく)が3株とミニ(シュガリーテール)が2株。ともにエアレーションなしの水耕栽培です。種まきは、今年2022年1月1日。(なお、もう1株は別の場所にあり。)


中玉(Mr.浅野のけっさく)の2株は、大きいスチロール箱と箱形のプラ容器で栽培。
そのうち、一番生長が進んでいるこのスチロール箱育ちの株は、花芽が4段になりました。

下の2段はすでに実に変身しているところ。中玉だけあって、実がごつい感じです。


一方、ミニトマト(シュガリーテール)は、丸形のごみ箱容器での水耕栽培です。

このトマトは「芯どまり」という性質だそうで、背丈が1メートルくらいのあたりで生長点が自然に止まり、脇芽を伸ばして実の個数を増やす育て方をするんだとか。お初栽培なので、どうなるんだかドキドキもん。

それにしても、シュガリーとやら、花芽の場所がいっぱいあり。

今、ざっと数えて9カ所もあるのだ。枝葉が横広がりでお邪魔だけど、1カ所から7個ぐらいとれるとして、

「ミニのシュガリーテール」の今:1カ所に7個の花×9カ所=63個!

おお、りっぱ。今後はさらに増えのかしらん、らん♪

一方、「中玉のMr.浅野のけっさく」は、例年8段目くらいで天井につっかえてしまうので、

1段に8個の花×8段=64個。

ということはだ。

個数だけで考えると、ミニの芯どまりのほうがなんかお得感があるような…

実の重さで考えると、どうなんですかねえ。ホホホ

あ、そうそう、シュガリーテールは今、2段目はぜんぶ実です。実の先っぽがとがった形なんだねえ。色はピンクっぽくなるらしいです。


こちら、別の場所にある、もう一株のシュガリーテール。先ほどのよりは株が小振りかな。
でも、やっぱり花芽をバシバシつけてますねえ。1段目は実ができつつあり。


根っこを見ると、枝葉ほどには育っていないような感じがします。

土栽培の地面の中でもこんななんだろうか。支柱とかで支えておかないと倒れそうだなあ。

それにしても「芯どまり」って、支柱が何本もいりそうです。当ベランダの場合は紐で枝を吊すから、かなりこんがらがった糸操り状態…というより、狭いベランダですからねえ、私が紐にからまって蜘蛛の巣状態かもだわ。


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2022年4月17日日曜日

食用ホオズキもいろいろあるなあ

 3月3日に種まきした食用ホオズキ。これがまあなかなか大きくなりませんで。こちらフェンスの陽当たり一等地の一戸建てに設置した「太陽の子」という品種なんですが。


まあだこんなです。(種、5百円もしたんですけど…)

一方、同じ食用ホオズキなんですが、品種は不明でご近所さんからのいただきもの=名前がないので“ふつうの子”と呼ぶことにしてる株はといいますと。
ベランダの陽当たりがいい前列、トマトとかが並んでる場所には置いてなくてですね。

その手前の列。

しかも一つの容器につっこまれた、大部屋育ち。

でも、そんな冷や飯食い的株のほうが大きく育っているという…

“ふつうの子”のほうが、もしかすると「太陽の子」よりも早く大きく育つ品種なのかもしれませんけどね。
こうなると、せっかく元気なんだから“ふつうの子”も、一戸建て一等地に引っ越しさせようかなあと迷うところです。場所がもうないけど、なんとか確保してですねえ。
ま、でも、近所に友人たちとお借りしている畑に持って行ったほうがいいでしょう。あちらは広大な別荘地ですもんね。うんうん。とはいえ、なんか、家で「太陽の子」と一緒に並べて育ててみたい気もするんだが。またまたたのしく迷う日々であります。


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