園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年12月12日日曜日

チコリの「ヴェネチア」巻いて色づいて



 紫キャベツみたいになるというチコリの「ヴェネチア」。全部で6株がみっしり並んで詰め込みすぎ。「海外出身のこの手の野菜なんて、葉が巻きもしないし色だって緑のままの、ちんまりしたホウレンソウぐらいにしかならんだろう」(いや、ホウレンソウもうまく育ったためしがないのだが)と諦めていたんですがねえ。まさかこんな大株に育つとは。


深さ25㎝くらいの箱形の栽培容器で水耕栽培しています。


根っこも長くなり、分量も増えてこれまた密集状態。こんなの、一株ずつにほぐせそうにありませ。こうなると株を引っ越しさせるもならず。しょうがない、このままでいくしかないでしょう。


それでもありがたいのは、液肥はそれほど消費せず、毎日追加するほどではありません。

夏ではないから空気中に蒸発する分は少ないのかもしれません。


一番良く葉が巻いてるのはこちらです。紫色に変わってますなあ。でも、さわるとまだふわっとした感触。さらにきっちり固く巻き上がっていくもんなんだろうか。


こちらは、巻きが一番あまい株。緑から紫へ色が変わる途中のようです。

あ、外側の葉が痛んでるのがありました。


集めたらけっこうな枚数あり。もったいなあ…


こうなるんなら、摘んで食べてしまえばよかったなあ。

そういえば、同じように葉がまくキャベツ(品種:やわらかとんがりキャベツ)も育ててまして。


これも同じく外側に枯葉あり。


だけど、キャベツの外側の葉は食べませんなあ。食べてはいけないってことはないだろうけど、なんか固そうですもんね。


チコリとキャベツの種まきはともに8月20日でした。収穫はまだもうすこし先のようなできぐあいに思います。ふう、待ってると長いです。寒いから育ちがいっそうゆっくりになるんでしょう。

お正月には暖かい部屋で(←ここだいじ)キャベツとチコリのサラダをいただきたいもんであります。


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2021年12月9日木曜日

寒いけどサラダ用にエルバステラ収穫

この日(12/8)は朝からずっと雨。(ベランダにあれば)ハクサイとか収穫してお鍋にしたいような寒い日だけど、サラダ用の葉物野菜が栽培容器からあふれ、収穫待ったなしの雰囲気になっています。

「エルバステラ」。右の種まきが先(8/20)で、左が後(10/5)です。


 先に種まきしてフサフサになってるほうの葉が、トナカイの角みたいになってきています。


株がまだ小さいときは、ニラのようにまっすぐな葉だけど、大きくなってくると角が生えてくるみたいです。

では、思い切ってザックリ散髪。


エルバステラは、噛むとプツプツとした歯切れのよさがおもしろいです。そういえば「ナッツのような風味がある」とも評されているようですが、そんな感じがするときもあり、しないときもあり、かな。

あ、ミツバもぎゅう詰めだったのでつみとる。


レタス(パリグリーンとハンサムグリーン)も、葉が広がりすぎて植わっている小さい栽培ポットごと横倒しになってたり。
はい、つみましょう、つみましょう。


トレーにのせたら、けっこうな分量になりました。

ミツバはのぞくとしても、これ全部をサラダで食べたらおからだが冷え冷えになりそ。
小さくちぎってタッパーに保存。小出しにしてスープの具にもしてみますかね。

今、サラダ用の葉は他にもあり。「スティッキオ」というのがもうじき食べ頃になりそうです。かじるとじわり甘味があり、お菓子に使いたいような植物だけど、どんなふうに扱えばいいものやらわからず、まだためしていません。

それにしても、ううう…さむ。
でも、やっぱり新鮮ピカピカ野菜だもん、サラダにして食べたいです。
足温器スイッチONするとか、エアコンいれるとか、あったか~くしてからサラダをいただくとしよう。


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2021年12月7日火曜日

黄色のカブ「味こがね」収穫

 カブの「味こがね」。種まきは9月15日でした。2か月半あまりでようやくこんな感じに。


横にしてみる。スーパーなんかで見るカブとくらべると、なんか葉の数が少ない気がします。


水耕栽培用の穴のあいた鉢から取り出しました。丸い玉の下が棒になっていて、その先に根が生えているようです。なんでもカブの丸いところというのは、茎が太くなったものだそうですが、なるほど、こういうことか、とぞ思う。

もう1個も収穫。こちらはさきほどのよりも球に近い形でした。

付着していたバーミキュライトを洗い落とすと、つやつやお肌あらわる。

胴囲を測定してみたら、約5、5㎝。

種のサイトさんによれば「種まきから50日で5~6㎝の小カブ」、「その後60日で7~8㎝の中かぶ」、「根茎12㎝くらいまで収穫可能」なのだそうな。
当ベランダ産は、75日余りで5㎝でしたからなあ。だいぶゆっくりなご成長ぶりで。

トレーにのっけてみた。おー、「葉っぱ」が美味しそうじゃないですか。

さて調理。スライサーで切っていたけど、残りが小さくなり指を切りそうだったので、残りは包丁でザクザクとやりました。

葉と本体に塩を振ってもみもみ。

甘みがあり歯応えありあり。というかいささか固いかも。もうすこししんなりするまでおいとけばよかったかなあ。
葉はパリッパリ! 渋みも苦味も旨味もあり。迫力十分な葉でした。
加熱すると、皮も中身も黄色が濃くなるそうです。うーん、煮てしまうのは惜しいような、もったいないような。

「味こがね」はもうあと5株あり。今度はじっくり待って、中カブサイズにしたいもんだが、よくばり待ちすぎてカチカチのス入りになっちゃったりして。


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2021年12月5日日曜日

あれこれ作る師走だなあ

 ベランダのカブ「味こがね」がそろそろ収穫時かなあと思われます。


同じカブなんだけど、こちらはまだ小さいのだなあ。


この二つは、それぞれベランダのフェンス寄り(もう収穫時期のもの/写真上)と室内より(まだ収穫前/写真左下)の位置にあり。


育ち方のちがいがでるのは、たったこれだけの位置のずれだけど、陽当たりがうんだろうか、と思ったり。

ともあれ、カブが育ち過ぎてもよろしくないだろうし、近日中には収穫をしよう。


年末ですねえ。すこしばかりですが贈り物の準備をしています。

近所にお借りしている畑の柿の木からもいだ柿をベランダで干し、ただ今その個包装中。


最初の頃(1始め始め)に干した柿は黒かったのに、今頃(11月終わり)のはオレンジ色が残っています。なんでかなあ不思議。干し始めてから3週間でこうなりました。

同じく畑でとれた紫イモで作ったお菓子です。紫色のは、芋を加熱してつぶし、きんとん風にしたのもの中にクリームチーズ入を入れました。(お手本にさせていただいたレシピはこちら)

もう一つは、外側にゴマをまぶして油で揚げています。中身は上記の紫イモのきんとんで、そのまわりを白玉粉でおおいました。食べるともっちり、おもちの中に芋あん。(お手本レシピはこちら)

お菓子を作るのも食べるのもあまり得意ではないのですが、なにしろ紫イモがたくさんとれたので苦肉の策というわけでして。
そんなお菓子やら現物の里芋などなど、荷物に詰めて送る算段をしているけふこのごろ。

また、畑では白菜もとれたので、干してます。やっぱりお漬物にしますかねえ。うちには漬け樽や重しがないので、即席漬けにしますか。




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2021年12月2日木曜日

トマトのちょびっと収穫

 暖かい日が数日あっただけですが、トマトの色づき具合がぐっと早まりました。

こちら、中玉の「Mr.浅野のけっさく」。2株有り。スチロール箱による水耕栽培で、エアーレーションなしです。


上記写真の右側あたりの2個がそろそろかと。


もう一丁は、ミニトマトの「ピッコラカナリア」。


ほら、このあたりにちらほら。



いそいそと集めてまわりましたよ。片手にのるくらいの分量ですけどね。

ピッコラカナリアは、夏に食べたときよりもお味がくっきり。すっぱくて甘くて、なかなかです。Mr.浅野のけっさくは、真っ赤じゃないけどとてもおいしい。

いずれも種まきは5月5日でした。残る「プチぷよ」と「フルーツゼブラ」にも青い実ができているので、期待しておるしだい。

しかしもうちまたでは霜がおりています。ビニールのシートとプチプチのシートで葉っぱの片側だけをおおっていますが、室内側はなにもないですからねえ。

残り数個の実の収穫がぎりぎり間に合うかなあってところでしょうか。毎日、ハラハラドキドキ。

【おまけ:夕暮れの雲】

雲の形と色がおもしろくて、みとれてました。

北の空。なんというか、赤みがさしてるこの感じ。


南の空。もうじき真っ暗になるちょい前の光景。

あ、おなかがすきましたな。今夜は、水炊きにしよーっと。


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