園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年11月9日火曜日

カブの「味こがね」のふっくら度

 小カブの「味こがね」は、種まきが9月19日。51日たったところですかね。四角いプラ容器で、エアー無しの水耕栽培です。

狭いベランダの2カ所、写真の上中央と左下付近に設置していますが、ご覧いただけますでしょうか。ごちゃごちゃですみません。


左下のは、3株。なんだか葉の数が少なくて弱々しげ。

上中央のは、葉が大きめで、色がやや濃いめかな。


根元のふくらみは、直径2センチメートルくらいでしょうか。名前が「味こがね」というくらいで黄色のカブになるんだそうですが、すでに黄色をまとってキラリン。思わず、「おお、なるほど」。そしてほっと安心。ま、白いままでもいいんですけどね、食べられれば。

根っこは、短め、少なめ。このカブってこんなもんなんですかねえ。


「カブ」と「ダイコン」とどこが違うのが、あるいは同じなのかって気になり調べてみましたらば、

カブ:アブラナ科アブラナ属。「茎」が大きくなったのが、あのふっくらふくらんだところだそうな。

ダイコン:アブラナ科ダイコン属。(←ここがダイコンなんだね。)こちらは「根」がふくらんだところを食べてるらしいです。

ふむふむ。茎はわりとあっさりした味だけど、根っこって辛かったり複雑な味がするのかも、と思ったりしてます。


ときに「味こがね」は、大きさが直径5~6㎝の小さいのから12㎝くらいまで収穫の幅があるそうです。種袋には「肉質はちみつで歯応えがよく、甘味がある」とな。

さて当ベランダ育ちではどんなもんでしょうかねえ。以前育てたおりには、「肉質固めで歯応えガリガリ、甘味はどこへやら」というのが常でございまして…

毎度、「今度こそは!」って思うんだよなあ。どーか、よろしくです。


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2021年11月8日月曜日

二十日ダイコン撤退

 9月19日に種まきした二十日大根の「ビットリア」。キッチン用の水切かごにて水耕栽培しています。5日前(11/3)に一度、美しいダイコン姿にて収穫できました。(関連記事はこちら)それがそれが、なにゆえか葉っぱが枯れ草色になっていくではありませんか。


なんじゃろなあ、これ。虫は見あたらないので、お病気なのかもしれません。

ダイコン部分は…棒、ですな。


残りを全部掘り返してみると。いやはや、ユニーク揃いの形状であります。

しかも、どれもすご~く固いのだ。葉も痛んでるから、どこも食べられるところがないんだよなあ。ションボリ
しかたない。廃棄じゃあ。

あ、でも葉物野菜の収穫あり。

ちょい元気復活。また明日があるさ、ルン♪


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2021年11月7日日曜日

畑とベランダのキャベツ

 「とんがりキャベツ」を、ベランダと畑(近所にあり、友人らと一緒にお借りしている)でそれぞれ育てていますが、生長っぷりはどんなふうにちがうのでしょうか。それとも同じようなもんでしょうか。

こちら、ベランダの「とんがりキャベツ」全3株。ゴミ箱容器でエアー無しの水耕栽培です。


一方、畑の「とんがりキャベツ」はというと。


畑のは、葉っぱがたくさんあって、サイズも大きい。虫食いの穴ぼこがいっぱい。中心部はすでに巻いてとんがりの形ができているのもあり。

ベランダのは、全体にちんまりと小振り。虫食いなし。中心部はすこーし巻きつつあるような。

…そんな感じでしょうか。種から発芽させて苗にするところまではベランダで同じ環境で育ったんですがねえ。ダイナミックさがこんなにも異なるとは。いやびっくり。お味はどうなんでしょう。たのしみです。私の予想は、「どちらも変わらない」です。というか「違いに気づける敏感な舌を持ちあわせておらん」かなあと。


【番外編】

ときにこの日(11/6)、畑ではシイタケも大きくなっていました。シイタケの原木は写真のとある場所にあります。


植木の下。青い手袋のあたり。

ここ、ここ。

これは、わたしとしては大収穫です!


このたった1本の木は最初、2020年5月にシイタケ菌を植え込み、ベランダに置いてました。けれど、シイタケは1個だけ出てきたもののその後は待てど暮らせどお出ましにならず。2021年の1月から畑のこの場所に引っ越して様子をみていたのです。
そしてその後、4月になって4個でき、またそれっきりになっていました。ですから、約1年半ぶりにこのたびの7個がご登場ってことになりますか。
少しだけ友人におすそ分けし、網焼きにして醤油をたら~り。うんめえ!たまりませんなあ。

他にもニンジンとダイコンの収穫あり。

今年は、ダイコンのできがわりといいみたいです。

そういえば、ハクサイもコマツナもアスパラナもいい調子。人物は友人。混み合った葉を丁寧に間引いてることろです。(この作業が苦手だと話しつつ…私も同感。)

特にハクサイが虫食いにならずにすんでるのが不思議。例年、ボロボロにされて春にようやくでてきた新芽だけが唯一おいしく頂けるというパターンでしたもん。
お天気がうまい具合なのか、少ずつ追加している堆肥(東京都有機農業堆肥センターで販売している「とうきょう元気堆肥」)が効いてきたのか、どうなんでしょう。なんにせよ、ありがたいことで。
秋は、あれこれ美味しい物あり。まちがいなく横に肥えることでしょう。


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2021年11月4日木曜日

二十日ダイコンと葉物野菜の収穫

 前回(10/27)から1週間ぶりの(11/3)収穫です。じつは、前回はとりすぎました。毎日使う分だけとればいいものを、忙しがってまとめて多めにとったら、それが消費しきれず、食べきったのが今、というしだい。

ちと反省して、このたびはへらしました。


とくに、カラシナ系のぱ「パーマグリーン」の枚数を3枚だけに。7株あるからってそれぞれから1枚ずつとってはイカンのです。パーマ部分がクネクネしてるから、生でサラダにいれるとかさばる葉っぱなんでした。


ミブナの「京なじみ」は、横に張り出してるので、床掃除のときにちぎれがちなもんですから、この張り出してるところをおもにとるようにしました。(あ、ミブナの左上がチコリです。)


ミツバの「関西みつば」は、お元気で次々に葉をくりだしています。
一方、ルッコラは、葉色が紫に変色してるのが見られるようになりました。近所の畑などには霜がおりてるようなので、寒いんですかねえ。夜は室内にいれたほうがいいのかも。


紅一点。彩り鮮やかな二十日ダイコンの「ビットリア」は、ことにうれしい収穫です。


しかし、お姿がハチャメチャ。割れまくりですぞ。


二十日ダイコンは、初心者向けで人気の栽培野菜だそうですが、当ベランダでは毎度無傷であったためしがない。最も難易度の高い野菜です。収穫できただけでも、よしよしとしよう。(ううっ)

なにせこれなんか、種まきから66日たってもいまだに棒のままなんですからあ…



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2021年11月2日火曜日

トマトは花から実へ

 5月5日に種まきしたトマト。全部で4種類5株。生育が早く9月にはもう初収穫できるまでになったものの、その後は暑さのためか花芽の落下があいつき、結局さびしい収量にしかなりませんでした。そこで、それまでの枝葉を切り落とし、新しい脇芽の成長をひたすら待ったこの秋。

やっとすこしそれらしい気配が。

一番花芽がついているのが、ミニの「ピッコラカナリア」。めったやたらに咲かせています。


でもねえ、それがそのまま実を結ぶかどうかはできてみなければわかりません。ドキドキしながら見守る日々でござんす。

こちら、どうでしょう。まあまあイケそうな感じがするんですが。左の親指のあたりのはうっすっら黄色みを帯びているような…ですし。



お次は、この夏、もっとも実をつけず、葉もうどんこ病で悲惨だったのがこちらの「プチぷよ」。ほんにもうお弱い限りで、どうしたもんかのトマトです。


なんとか連なるくらいには実がついたみたい。ホッ


そして、今育ってる中で一番背丈が低い「フルーツゼブラ」

小さいながらもそれなりに、でしょうか。


最後は中玉の「Mr.浅野のけっさく」。2株あり。背丈だけは2メートルをこえていますが、下の方の葉は痛んだので取り去っていたら棒だけのお姿に。天井についてしまいそうなので、茎を曲げて少しずつずり下げています。


この品種が一番たくさん実がついています。

浅野さんの根元には、前に切ってしまった茎のあとと、今背丈が高くなっている茎と、新しくできた脇芽もあり。

このできたての脇芽にも、小さい実が。


…てなことで、やっとやっと花から実へ。南向きの当ベランダは、日差しが室内まで入ってくる今からがトマトの季節。とはいえ、12月にはさすがに霜枯れてしまうので、この1か月の間に赤くなっていただかなことには食べられません。
あ~、間に合うだろか。
早く赤くする手立てはなく、毎日トマトをじいっと見つめ、「フレーフレー」の旗振りするしかない応援団長であります。はい。


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