園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年8月10日火曜日

トマト最初の色づき

 トマトは、5月5日に種まきしました。中玉とミニの3種類、8株を育てています。狭いベランダへギシギシと詰め込んで、遮光カーテンとしても活躍中。


一番最初に色づくのはきっと、ミニ。それも小型の株でちまたでも見かける「プチぷよ」だろうと予想していたけど、はずれました。

一番のりは、ミニの「ピッコラカナリア」。なかなかに美しゅうございます。


今は黄色だけど、そのうちオレンジ色に変わっていくらしいです。そこまで待てますかねえ。

予想がはずれた「プチぷよ」は、株の大きさもはずれました。ふつうに180㎝を越えようかというずうたいに育ってますのさ。房もミニの普通サイズって感じがします。


上の写真左端の実が、若干色の変化あり。ほんとにちょっとだけ赤みがあるような。


このトマトは、色はピッカピカのペンキ塗り立て玩具みたいな輝きをもち、皮の食感がなくて、フニャッとした弾力になるはずなんですが、今はまだがっちり固いです。


中玉トマトの「Mr.浅野のけっさく」。さすがにまだ色の気配はなし。ひたすら実を大きくしているもよう。

これは、スチロール箱育ちの株の実です。


この1株も同じくスチロール箱育ち。


それなら、スチロール箱よりもずっと小さいゴミ箱で育った「Mr.浅野のけっさく」はどうなるんでしょう。スチロール育ちより小粒になるのか、数が少ないのか。

結果は、こちら。ゴミ箱育ちの「Mr.浅野のけっさく」。


個数は、ゴミ箱育ちは7個。スチロール育ちが9個とか10個。スチロール箱育ちに軍配ありですかね。大きさは、どうでしょう。あまり変わらない感じ?

なお、ミニはもう1種類ありまして。これがどうもお育ちが遅くて遅くて、それでもようやく実がつきました。

ミニの「フルーツゼブラ」です。ちっさ


お口に入れても、食べた気がしないんじゃなかろうか。まあともかくお味見はできそうでよかったです。(って、まだ食べちゃいませんがね。)

ときに、一つ問題発生。葉っぱが力なくフニャフニャになる病ってあるんですかねえ。こうなってほどなく枯れていきます。
今のところ、浅野のけっさくとフルーツゼブラに見られる現象です。

このところのひどい暑さのせいかもしれんので、ゴミ箱容器の上蓋のところにアルミを貼ってみました。左がアルミホイルで、右がガスレンジなんかにのせる固めのアルミです。

グリルマットというのかな。(頂き物。使ったことがないまま保存してました。)

じつは、このグリルマットにハサミで切り込みをいれてからゴミ箱容器の蓋のところにのせる際、ちょいと指が切れました。まあねえ、紙でも切ることがあるから、この固いアルミが刃物風になったのでしょう。

傷は液体ばんそうこうで処置したけど、液体がゆるくてこぼれやすく、流れてうまく傷口にのせられません。むずかしいわあ。

ともあれ、そんなこともあってその後は軍手をしてから工作したしだいです。

さてと、株の下側の葉も取り除いて風の通りもよくしたつもり。

あとは、色づくばかりなり、です。待ってるぜぃ。


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2021年8月9日月曜日

バジルソースってこんなだっけ?

ベランダのフェンス部分には、シソとバジルを置いてます。6個の栽培容器を並べたけど、茂ってくると4個ぐらいにへらしたほうが風通しがよさそうです。とはいえ、他に設置場所はなし。とりあえず、収穫しますか。 



バジルをこれぐらい。大きくなる品種(ボロッソナポリターノ)なので、少量でもかさがありますなあ。

いつもならサラダに放り込むんだけど、さすがにこれじゃ多すぎるし。そうだ、ソースにしてみよう。


あれっ、バジルソースってどうやって作るんだっけ?
もうだいぶ久しぶりすぎて記憶があやふや。ま、作ってるうちに思い出すでしょう。

まずは、バジルの葉を砕くはず。うちには少量しか入らないミルサーしかないので、ちょっと葉を入れてはスイッチオンをくり返す。3回めでようやく粉砕完了。(最初、葉っぱだけでカットしようとすると全く動かず焦る。オリーブオイルを大さじ3杯入れてようやく動きだした。液体分が必要だったんですねえ。)


その次は、松の実を入れるんじゃなかったっけ? でも松の実はなし。あ、棚の奥に素焼きクルミ発見。これでもいいんじゃないかい?

ちょっと包丁できざみ、さっきのミルサーに加えてガーーーッ。
色合いが渋くなったような…。松の実だったら白いから、綺麗な黄緑色を持続できたのでしょうな。

えーっと、次はなんだ? 何かだいじなものを入れたような気がするんだが。
しょうがない、ネット検索しましょ。ふむふむ、粉チーズか。それならありますぞ、うちにも。
粉チーズ、ふりふり。これくらいかしらね。

スイッチオン。ガガーーッ。蓋をとる。これでOKでしたっけ?

ニンニクも入れるらしいんだが、接客業があるのでこれは無しで。

さてと、あとはスパゲッティを茹でて絡めるだけ、ですよね、たぶん。

ほい、で、できました!

とちゅう、なんかもの足りない気がして、ちょっとだけアンチョビも追加してみましたぞ。

さっそくに試食。おいしいのはおいしいんだけど。ちと粉っぽいかなあ。喉に詰まる感じあり。クルミの粉砕が不足していたのかも。さらに、オリーブオイルが少なめだったかも。
そもそもコクというか、旨味もたりない気がするんだが。
ま、そんなこんなの課題は、また今度ってことで。
ソースはまだ数回分ありますんで、当分たのしめそうでありま~す。
パスタ茹でるだけだし~。これが一番うれしいかもぉ。


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2021年8月6日金曜日

水耕栽培容器とマスキングテープ

スチロール箱を栽培容器を置く台にしているのですが、この台を引きずって引っ張るとギシギシ音を立てて床に引っかかるのです。スチロールと床がこすれてしまうのです。


そこで、床に触れるスチロール面にマスキングテープを貼ってみることを思いつきました。

テープは日東電工株式会社さんの「耐熱性めっきマスキング用ポリエステル機材シリコーン粘着テープ」という長い名前のお品。


もともとは塗料のはみ出しを防ぐためにホームセンターで買ったものです。このテープは文具屋さんで買ういわゆる“マステ”とは異なり、表面がつるつるしててやや固めで弾力あり。

これをば、スチロール箱をひっくり返して床に接するスチロール部分に貼ってみました。はて、どうじゃろか?


これがまあいい具合なんざます。する~~って流れるように移動してくれるの。乗っかってる栽培容器が軽いんだからもっともなんですけどね。

これに気をよくして、今度はシソを植えてる四角い容器にも試してみることにしました。

(収納BOXスクエア:ダイソーの製品/縦37㎝×横25㎝×高さ22㎝/1個200円/1個では薄くて頼りないので2個重ねて使用)


この四角い容器は、液肥が約15リットル入ってます。重くて持ち上げるのはしんどく、ズリズリと引きずって移動させるんですが、これがなかなか摩擦抵抗がきびしく、なんとかしたいもんだなあと。

さて、マスキングテープですが、四角い容器に直接貼るのではなく、その下に敷いている固めのスポンジみたいなマット(お風呂の床なんかに置くやつ)に貼ろうというのです。


これの裏に、ちょちょいと貼りました。


貼った面を下にして、くだんの四角い容器をどっこらしょとのせて。


さて、引っ張ってみた結果ですが、さすがにスチロール箱のときみたいにスル~ッとはいかんけど、かなり楽に移動してくれちゃう。片手でひっぱれるくらい。いえ~い、やったぜ!

シリコンのマスキングテープ、ばんざーい。


おっと、せっかくだから、シソの根っこ観察もしておきましょ。

あんりゃま、色がグレーなんだけど。なぜか当ベランダのシソはみなこんな色合いになってましてねえ。


さらに持ち上げてみた。

ほう、長いんですねえ。

もう一丁、こちらの容器にもシソあり。

根はどうかしら。

ほらね、やっぱりグレーだ。液肥を全量とりかえてみたりしたけど、変わりません。だいじょうぶかいな。

この日(8月6日)のシソ収穫。あ、雲が夏してる。

シソはしかし陽に当たりすぎなのかごわごわのバリッバリ!鬼瓦風シソ。
まあね、細かくきざんで頂くのでさして困りませんけど。毎日サラダと納豆にちらして頂いてます。


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2021年8月4日水曜日

トマトに夏の病がきましたぜ

お暑うございます。猛暑日っていうんですか。本日、このあたり東京都青梅市は35度だったそうで。ベランダの植物もぐったりでございます。

ミツバがあ~。フニャフニャ。

こっちのミツバもぉ~。ボロボロ。


そして、トマトがぁ~。白い点々にぃ~。たぶん、うどんこ病かと。


とうとうきましたなあ。暑い日が続くと毎度こうなっちまう。

しょうがないから、怪しい雰囲気の葉っぱをとりました。ううっ、けっこうあります。


たいがいは株の下のほうにその兆候がありましたので、下方面がすっかりスカスカ。おかげで、すこしは風通しがよくなることでしょう。うう、だいじょぶか…


なにしろ今、株の中間あたりにようやく実ができてきたところなんであります。

ミニトマト。手前が「プチぷよ」で、奥が「ピッコラカナリア」。


中玉トマトの「Mr.浅野のけっさく」も、ふっくらと。


せっかくできた、まだ一粒も食べてない、これらの実を収穫できるまで、なんとか持ちこたえてほしいのでありますが、どうですかねえ。(トマトの種まき/5月5日)

思うに、この1段目や2段目の実がなんとか収穫できたとしても、その先は下から追いかけてくるうどんこ病に阻まれてあえなく撃沈になるかと。

そこで、考えましたのさ。

この根元からでてきた新芽を育てておきつつ、本体が傷んでどうにも進展が無理となったところで本体は無念だが切断。新芽に交替していただこうというのです。

幸い、新芽は例年、うどんこ病にはわりあいだいじょうぶな傾向にあるので、そこに期待しておるしだい。他にアイデアはなし。ひたすらおねげえしますだ、状態であります。  


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2021年8月3日火曜日

園芸資材のスチロール箱

 トマトなどの大きな株になる野菜には、スチロール箱を使っています。


が、しかーし、長いこと使ってると傷むですねえ。ふと見れば、ベランダの床になにやら小さな水たまりあり。それがところどころ緑色になっていました。はは~ん、藻だ。液肥もれだ。穴があいてるに違いないと、トマトの株を取り出してためつすがめつのぞいてみるも、見あたらず。でも、とにかくもれているのはまちがいなく、処分でしょう。

外側のアルミ蒸着シートをはがして、内側に巻いていたアルミホイルをとろうとしたら、これがぜんぜんはがれませんのさ。くっついちゃってる。のりもつけてないのに。


長い間に溶け出したか。手でははがれないから、亀の子たわしでごしごし洗いましたとも。

あ、ほかにも、ばっちいところがありました。黒い点々になってるところは、内側にビニール袋を入れて本体に貼り付けるためにセロテープを使ったらカビました。


【教訓その1】

スチロール箱には、アルミホイルとセロテープを使ってはならん。もし使うなら、ともに早めにはがすべし。

…ですな。

さて、スチロール箱。廃棄しようと思ったけど、まだもう一働きしてもらうかと。

とりいだしたる、シャツ。もう長年着倒して繊維が固くて着用不能となったもの。


シャツのボタンと袖をはずし、スチロール箱に着せてみました。箱の形にあわせてざっと縫い止めてと。これでどうじゃな。

できました。スチロール箱の置き台。さっそくルッコラの苗をのせてみる。ちょっと箱のほうが大きかったけど。ま、いいやね。大は小を兼ねるで。場合によっては2個おけそうだし。


この生地はあいにく木綿だからあまり長持ちはしないだろうけど、しばらくはスチロール箱のカバーとして劣化を防いでくれることでしょう。

べらんだにこうした苗などを置く台があると、あまりかがまずにすむので助かります。冬、お日様が室内まではいってくるようになると、なおさら活躍。段差をつけて苗を並べれば、どの苗にも陽が当たるようになるわけで。と、にんまりであります。


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