園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年7月19日月曜日

タネまきから2か月半のトマト

 トマトは、5月5日にタネまき。この狭いベランダに全部で3種類8株。よくばっちゃいました。密集感満載です。


ぼちぼち最初の実が出来はじめたみたいで。(あれ? トマトって、タネまきから2か月半ほどで実がつくんでしたっけ? なんかよくわからんが。)

一番最初に実ができたのが、中玉トマトの「Mr.浅野のけっさく」。株の背丈も大きい。


ミニの「プチぷよ」。去年と今年、2回目の栽培。皮が薄い、というか無いみたいな不思議な食感だったけど、今は固いです。

ミニの「ピッコラカナリア」。前回収穫できなかったのでほぼお初栽培。実をつける茎みたいなところがぐいーんと張り出した感じでつくんですねえ。知らなかった。


ミニの「フルーツゼブラ」。こちらもほぼお初栽培。茶色と緑のしましまになるらしいんだが。まだ花も咲いとらん。出遅れてます。


いやあもう、梅雨明けたら、いきなり暑いです。おかげさんで、1株につき、1、2リットルの液肥追加にあたふた。やってきました水奴隷の日々。

ついでに、根の様子もときどきは点検しなくっちゃ。エアレーションなしのスチロール箱の中は。箱がカビでばっちいけど、根はお元気みたいでなにより。


ゴミ箱のほうはいかがかな? いかん、液肥が底から数㎝しかなかった…

当ベランダで唯一、エアレーションありの豪邸に住まいするプチぷよ姫。最も弱々しい株だったので、この保育器にいれてみたんですが。


やはりまだ根の張りが他とくらべてまだ少ない気がしますなあ。がんばっておくんなさいましよ。

それにしてもあち~。ベランダに遮光用のカーテンをかけてみますかねえ…


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2021年7月17日土曜日

シロナ2回目の収穫

 東京都のこのあたりも梅雨明けだそうで。葉物野菜のシロナ(タネまき:5/5、水耕栽培)はお日様にあたるとぐったりしてしまいます。周年栽培できるとはいえ、さすがに暑いのでしょう。


こちらの容器のもうなだれかげん。


同じシロナでも、この日陰に置いてあるほうはわりと元気かな。

これからますます暑くなるだろうから、このあたりで収穫しちゃいますかね。


さっと湯がいていただきました。みずみずしくておいしかったです。

今年はアブラムシがまったくいなくて、こうした葉物野菜がすっきり気持ちいい。ありがたいですなあ、いつもこうだといいんだけど。

これはきっと、ベランダをリセットしたおかげだったりして?

というのも、今年は2月からマンションの大規模修繕工事があり、少し前まで工事用シートがかかっていたり、外壁やベランダの床の塗装があったり。今もまだペンキの匂いが漂ってたりするんで、虫は逃げ出しちゃったのかも。

それに、今度のベランダ床の色が白っぽくて汚れが目立ちやすく、さらに滑り止めされてるおかげでほうきではいてもうまく砂がとれない、かといって水をまいてデッキブラシでゴシゴシは厳禁な軟弱床なもんだから、な、な、なんと毎日床を雑巾掛けしておるしだい。

めんどくさあー。とはいえ、毎日拭いてれば汚れはほとんどなく、5分もあれば終わってしまう狭い面積ではあります。水耕栽培は土なしだからアリンコもやってこないでしょう。

はい、これからも清く正しく毎日お掃除の清潔ベランダを心がけませう。

でも、アオムシはいます。ちらっと食べられてます。

おーい、虫軍団、飛んでくるんじゃないぞーーーーと願ってやみません。


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2021年7月16日金曜日

水耕栽培のメッシュポットとサイズ

 「穴鉢の効用」

水耕栽培で使う道具で、苗を入れる水はけのいい容器にはいろいろな呼び方があるようです。メッシュポットとかネットバスケットとか穴鉢(あなばち)など。

その容器の穴鉢が、だいぶ痛んできたので新調しました。

写真左が8年前に買った年期ものの穴鉢。

中央がこのたび買った同じお店(所沢植木鉢センター)の穴鉢。

右もこのたびの購入品ですが、別のお店(ASDSH)の品です。


上から見ると、こんな感じ。

新しい穴鉢は同じお店の同型だけど、穴の模様が変更になり、表面も艶無しから艶有りになったようです。


「サイズで失敗」

じつは、上の写真右の小ぶりな穴鉢は、サイズを間違えて小さいのを買ってしまったのでした。しかも20個も注文しておるという。そもそも、今まで使っていたのと同じ製品を同じお店でえばいいものを、別のお店の「送料200円」につられてよく確かめもせず小さいサイズ(8.3㎝)の製品を買ってしまったのだった。

こりゃいかんと、急ぎ買い直したのが写真中央の穴鉢(9.0㎝)、ではないのだ。じつはこのとき、もっと大きい10㎝のを注文してしまっていて、これをば返品してのち、やっとやっと正しいサイズ9㎝のを手に入れたという、長い道のりがあったのです。

かくして、欲しかったサイズの穴鉢が20個。(これはうれしい)

そして、しくじった小さいサイズの24個が手元にドーン。(ううっ、悲しい)

そうそう、なぜにサイズが小さいと困るのかともうしますと、これなんですわ。

ベランダのフェンスに設置しております栽培容器。


これのふたの部分に穴をあけ、穴鉢がのっかるようにして使っているのです。


このふたの穴のサイズが9㎝用でして。8.3㎝の穴鉢をのせようとすると、ドボーン!

落っこちてしまうのだなあ。


これ、24個も買っちゃったわたくし。(アホです)

どーするよ、これ。

しょうがない、豆腐の水切りにでもしますか…


「小さいサイズの穴鉢の使い道」

一晩よく寝てご飯も食べて考えましたぞ、使い道。これなんかどうでしょう。


水切かごに並べて液肥を満たす水耕栽培をするときの容器としてならよろしいんじゃないかと。かごが小ぶりなので、ミツバとかネギの苗など、小さい植物に使えそうです。大きい穴鉢ですと水切かごにいくつも並べられなかったりするし。おお、なかなかによいアイデアかも。

もう一つ。小さい穴鉢に円盤を作ってはかせるのです。材料はスチロールの天地に紙が貼ってある板状のもの。何かで使った残り物です。それをカッターでくり抜きました。


ぴったりじゃないから少しがたつくけど、落ちないみたい。やったあ!


よおし、これならちびポットでも栽培容器に設置できるってもんです。はあ、やれやれ、ホッ。

ただし、天地が「紙」でできていますからねえ、防水も考えねば。サランラップでも巻きますか。

「にがい過去」

水耕栽培を始めた頃、2012年に初めて穴鉢というものを20個注文。のち、足りなくなったので翌年、さらに20個を注文。したつもりが間違えて40個注文。つまり合計60個も届いてしまったわけです。はい、その昔から買いまちがいの素質ありありでしたな。

で、このときはブログ仲間の方々にお分けして助けていただき、手元に30個くらい残って現在に至ります。穴鉢の痛みの原因は経年劣化もあるでしょうけど、鉢に根がからんでとれなくなりやむなく切断したりとか、穴の形を大きくしようと網の一部を切っタラ弱くなってこわれたり。とまあだいぶ乱暴な使い方もしてました。

あ、そうそう、小さいサイズの穴鉢は、はるばる中国からお越しになったお品です。

出荷したのが6月13日。南京、北京をへて日本についたのが7月8日(航空便)。さらに、わがやに到着したのが7月13日。約一か月の長旅で、送料が200円。うーん、不思議な価格。考えちゃいますなあ。

さてさて、新しい穴鉢のぴったりサイズ20個と小サイズ24個。どれもピカピカです。だいじにながーーーーくつかいましょ。


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2021年7月15日木曜日

春夏レタスに挫折

 5月5日にタネまきしたレタスの「ハンサムグリーン」。同じ日にタネまきしたトマトなんかはもう背丈が1メートルにならんとしておるというのに、このレタスはまだ本葉が数枚でこんなですのさ。


ポットを持ち上げてみると、びよ~~~んと上に伸び上がってます。おやあ、ハンサムグリーンは、珊瑚のように葉がみっちり巻いて育つはずじゃなかったんですかい?

あーあ、徒長ですな。レタスは日が短くなる時期がうまくいくそうで、春から夏は日が伸び、お花咲かせモードに入ってしまったと思われます。

よし、レタスは絶対春に育てちゃいかんのだと、ここに固く固く誓っておこう。(すぐ忘れるんだこれが。)

しょうがない、収穫してしまおう。ボールにこんだけかあ。冬に育てたら、外側の葉をかき取って何度も収穫できるのに。


これ育てるとき、小さいポットでは狭かろうと、大きめの穴あきのポットに植えかえ、バーミキュライトもたくさん奮発していれてやったのにぃ。ブツブツブツ


残念感いっぱいだけど、まあとにかくレタス洗いましょ。

全部手にのっけてみる。ほうう、なんかシャッキリしてていいじゃないか。一度に食べるには充分すぎるわけだし。ふんふん、うれしいかも。


食べてみると、冬のようにゴソゴソ固すぎない。さっぱりほっそりしてるのだ。これはこれでお上品でよろしいかもだわね。てなことでご機嫌なおりましたとさ。


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2021年7月13日火曜日

めざせ秋冬トマト

 5月5日にタネまきしたトマト3種。全部で8株あります。

中玉に育つ「Mr.浅野のけっさく」は、株が大きくなるので豪邸のスチロール箱へ。ミニトマトの「プチぷよ」はゴミ箱容器だが、3株のうち育ちが弱々しい1株だけはエアレーション付き(ホームハイポニカぷくぷく)という超豪華ルーム。


とはいえ、スチロール箱が足りなかったので、中玉「Mr.浅野~」の1株はやむなくゴミ箱に押し込みました。
ほかには、ミニの「フルーツゼブラ」(茶色と赤のまだら模様)と「ピッコラカナリア」(黄色)が1株ずつ、おなじくゴミ箱ハウスです。

どれも徒長気味でほっそりさんですが、つい数日前から花が咲きはじめました。

ミニの「プチぷよ」。花数は10個くらいでしょうか。小さいけど花茎がしっかりして丈夫そう。


ミニの「ピッコラカナリア」。あまり普及してない種類だからてっきり花芽も少なかろうと思ってましたが、ふつうに10個あまりついてます。

ミニの「フルーツゼブラ」。こちらも一般的でない種類かと。育ち具合が一番遅くて、花芽もまだほんの数ミリほど。だいぶあぶなっかしい感じ。


一方、中玉の「Mr.浅野のけっさく」は、さすが中玉だけあって花が大きいです。


でも、浅野さんの1株だけ、なんだかようすが怪しいのだ。生長点にあたる中央の茎(薬指の位置にある)が、まるで脇芽みたいにほっそりと弱々しい。むしろ左に傾いてる葉の茎が太いから、これが生長点側の茎かと思うほど。        


まあ、この付近で何かしらのトラブルあったのでしょう。うまくいきそうになかったら、脇芽をとらずにそちらを生かしてまいりますかね。

てなことで、もっか、トマトで極小ベランダが埋め尽くされておるしだい。
もうじき梅雨があけるとか。これからが難関ですわなあ。
なにしろ灼熱の照り返しベランダですからねえ。どうやって壮絶な暑さをしのごうかしらと思うわけです。液肥がお湯になりそ。
う~ん、とりあえず、外用のカーテンでもかけてみますか。あ、どこにしまったんだっけ? いかん、家捜しいたさねば…


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