園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年6月11日金曜日

ミツバとネギのタネまき

片付け物をしていたら、ミツバのタネ袋がまだ封を切らずにおいてあるのを発見。しかも、こんなにどっさり入ってるんだなあこれが。


裏面を見ると、「2dl」とな。ほう、タネの分量って重さじゃなくて体積で表示するもんなんだね。


いや、感心してる場合か。有効期限が今年の10月までって、あと4か月しかないじゃん。どこにまくんだ、こんなにぃ。

とにかく、即、タネまき! といっても、かご状のポットが欠品してるから、とりあえず普通のポットにまいた。ついでにネギも。そういえば、ネギもたくさん袋にタネが入ってるんですよね。


ああ、こんなんじゃなくてでっかいザルにまいたほうがいいかも。ザル探さなきゃ。ま、とりあえず、これで。

あれ? ミツバとかネギとか、今がタネまき時期でしたっけ?

ま、いいやね。それ考えたらタネまきを逸してしまう。ザル、どこにしまったかねえ…


ところで、ベランダがじわりじわり野菜で埋まりつつありますのさ。

床には、おもに葉物野菜。


フェンスには、トマトあれこれ。

でもね、収穫ブツがまだありません。なかなか先は長いですなあ。


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2021年6月10日木曜日

シソの植えかえと悩ましき「かご鉢」

 前回のバジルにひきつづき、シソも植えかえしますか。


ポットから苗を抜き取りましたらば、細い根ができてました。


栽培容器は、ダイソーさんのコンテナ。蓋にハンダごてで穴をあけてあります。苗を入れる穴のあいた鉢(“穴鉢=あなばち”とか、かご鉢とか呼ばれてる)にネットをかぶせて、と思ったらネットがなくなったのでキッチン用の不織布を突っ込んで代用。


そこへ苗をいれてのち、はみだした不織布をカット。ストッキングみたいなネットのほうがかぶせるだけだから簡単だなあ。苗と鉢の間に隙間があるので、バーミキュライトを追加しました。こんなもんかしらね。


蓋を持ち上げ、液肥の分量を確かめる。鉢の底がつかってるくらいでいいんじゃないだろうか。

今回は、鉢にフェルトを垂らすのをやめてみました。フェルトは、〈液肥が少なくなったときでもバーミキュライトに液肥がしみているようにする〉のが目的なんだろうけど、液肥の分量に気をつけていれば不要だろうと。「必ずや液肥の追加忘れんなよ」を肝に銘じる、ことにする。

ときに、このコンテナの残念なところは、ふたがちょろっとあいてしまうところ。たぶん、本体が薄くて中に液肥が入ると広がり、横のこの部分が曲がってしまうからと思われる。

そこで、小さな目玉クリップで止めてみたんだが、どうだろう?

開け閉めがめんどうだけど、片側だけだから、まあいいやね。

それと、もう一つ気がかりな点あり。こうしてコンテナを置いておくぶんには問題ないのだが、持ち上げて移動させるとなるとこの容器がやわなもんだから、歪んでフニャフニャして心許ないんである。なんとか運べなくはないのだが、液体肥料が8リットル以上はいってますからねえ。重さに耐えられんのでしょう。

こういうこともあろうかと、じつはもう一箱ご用意してあるんでさあ。2箱を重ねて強度を増そうという作戦ですな。
この方法は以前、ネットのブログ記事で知りました。でもね、なんか二箱いっぺんに使っちゃうのがおしくて、できません。もう一箱があれば別の苗が植えられるじゃないかと思うわけで。まあ、いざとなったら重ねますけどさ。

てなことで、新しい予備のコンテナは今、物置台としてご活躍中。


もう一丁別件で。穴鉢問題を抱えております。
かつて100個も大人買いし、さすがに多すぎるからと差し上げたりもしてたんですが、長年の酷使で痛んだり、根が育ち過ぎて窮屈だからと破壊して救出したりして、とうとう残り1個になってしまいました。

さて、どうしますかねえ。新調するわけだが同じものにするのか別のお品にすべきか。

1.今まで使っていたのは、所沢植木鉢センターさんのお品。(Amazonの同店舗でも取り扱い中)
直径:9㎝(内径8.3㎝)→10個で250円(送料:820円)

2.一方、AmazonのHappy Spuringさんでおみかけしたのは、
外径:8.3㎝(内径:7㎝)→10個で1420円(送料:無料)

3.同じくAmazonのASDSHさんで、さらにお安いのが、
外径:8.3㎝(内径:7.4㎝)→12個で399円(送料:200円)

外径:9㎝(内径:7.2㎝)→10個で680円(送料:1400円)

お安さでは、「3」なんですが、現物を手にしたことがないので不安いっぱいですなあ。

それと、今後、培地をこれまでの使ってすてる「バーミキュライト」から、洗ってくり返し使える「ハイドロボール」を試してみたくなってまして。
となると、鉢の編み目が細かくてボールがこぼれない「2」とか「4」にしたほうがよかろうと思えます。
…ま、てなことで、あれこれたのしく悶々とお悩みしておるしだいです。

あれえ、どうも近頃、長持ちする栽培用具や用品に傾いてますなあ。
それというのも、住んでるマンションの大規模修繕工事のおかげで、ベランダ片付けが進み、古くなったスチロール箱の砕けたのとか、加工したペットボトルの汚れたのを洗って処分するのがだいぶしんどかったからですかね。自宅待機の日々でもありますし、いろいろ見直すチャンスになっておるのかな。

そうそう、掃除機を新調したらおもしろくて毎日掃除してるけど、いつまでつづきますやら。園芸のブログは今年で12年め。これまたいつまで続きますかねえ。ホホホです。


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2021年6月7日月曜日

バジルだとわかるなあ

 5月5日にタネまきした野菜のあれこれは、約1か月たち、葉の形がそれぞれの種類らしくなってきました。

中央付近でネットに入ってるのが、バジルの「ボロッソナポリターノ」。バジルのなかでも大きな葉になるタイプです。


植えかえしたいのですが、あいにく栽培容器が出払ってます。そこで、新たに百均屋さんで1950ミリリットルのプラ容器を4個調達。もう数個は欲しかったけど、これがお店の棚にあった最後のお品。補充してくださるとありがたいのですが、どうかなあ…

プラ容器の蓋にハサミとカッターで穴をあけ、黒い穴鉢が入れられるようにしました。側面と底をフェルト布でおおって遮光。慣れたせいか、前回作ったときより手早く作業がきました。


さてと、引っ越し。黒ポットの中からネットごと苗を引き出して、穴鉢にのせたらおしまい。おお簡単。穴鉢の中にできた若干の隙間には、バーミキュライトを埋める。これでいいかな。

あ、でもまだバジルの苗が黒ポットに入って残ってました。しまった、タネまきが適当なもんだから、シソと同じポットに植わっていたらしい。

まあなんだ、どちらも薬味になる似たものどうしってことで、同居をお願いしてもらいますかね。そのうち、こちらの苗も1DKぐらいの容器にはお引っ越しさせますんで。

こちら、レタスの「ハンサムグリーン」。ちょっとヒョロヒョロ。大丈夫か?

ルッコラは、すこぶるお元気。

これは「シロナ」という葉物野菜。お初栽培なので、どれぐらいの大きさになるもんだかわかりません。このままのポットでいいのか、もっと大きな容器にすべきか。要観察しつつ考えますかね。

な~んか、ようやくすこしずつだけど苗がそろってきて、うれしいですなあ。
住んでいるマンションの大規模修繕工事が終盤になり、工事の方からほぼ毎日「ベランダでお洗濯OK」のお知らせをいただくようになりました。
ということは、こうしたベランダ徘徊もOKなわけで、たいそうたのしゅうございます。
だいぶ蒸し暑くなっちゃいましたけどね♪


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2021年6月3日木曜日

水耕栽培容器:遮光布の工夫

 さて新しい水耕栽培容器。お次は、遮光問題を解決いたさねば。プラ容器のままだと、緑色の藻がはえてしまうので、なにかおおいをしなければならない。今までは、容器にアルミホイルを巻いて遮光し、そのままではひっかき傷に弱いので、上から銀色のアルミ蒸着が施してあるシートでおおうという手順だった。これがねえ、どうにもめんどくさいなあ、と思うんであります。

しかも、アルミホイルやらシートが巻いてあると容器が洗いにくいわけで。

何か他に、遮光ができてわりと丈夫な材質のものはないか?と考えてみる。

で、これなんかどうよと、百均屋さんでフェルト布を調達。材質はポリエステル100%。ウールじゃないから、水洗いに強くて布の痛みが遅いのではと思うのだ。


これをば先般工作した水耕栽培用プラ容器の周囲に沿うよう裁断して縫い付けてみた。ミシンで縫ってもよかったんだが、あとからサイズなどを手直ししやすい手縫いに。裁ち目がほつれないので、縫い目はしつけ程度でよかろうとおおざっぱ。

さあて肝心の遮光力はいかがなものか。容器を光方向にかざして中をのぞいてみる。うっすら明るいかなあ。100%とはいかないけど、ま、これでやってみるしかあるまい。

買ってきた100円のフェルの布(70㎝×60㎝)で合計4枚分を調達でした。ただし、底の部分はとれなかったので、さらにもう一枚のフェルト布からとって完成。


ついでに、2.6リットルのプラ容器のほうにも遮光用フェルトを縫ってとりつけた。
ただし、こちらはふたの形状が上記の容器とは異なり、ふたが本体に一部くっついたまま開閉する仕様なので、フェルト布の付け方も工夫がいりそうである。

ふたのところは一部を縫い付け、残りはあいたまま。ふたの開け閉めにともない、一緒にフェルト布も持ち上げられるようにしてみましたぞ。


フェンスに取り付けたネットにのせてみるの図。


うーん、狭い横向きで液肥が入れにくいかもですな。ま、とりあえずこんなところで。不都合があったら、また改造すればいいやね。

そうそう、遮光用なんだからフェルの布の色は黒のほうがよかったかもしれない。とはいえ、黒では殺風景だし白い汚れが目立ちそうな気がして茶色にしてしまった。百均屋さんのフェルト布は他に、紺とか緑や赤もあり。あれこれカラフルなのもたのしいかと思ったりする。
なお、このフェルト布2枚で合計6個のプラ容器用遮光布がつくれました。しめて2百円+消費税。製作時間は設計図を考えるのも含めて、約2時間。コイン2枚でこんなにも遊べるとはねえ。オホホです。

ではいよいよ苗をいれますか。5月5日にタネまきしたトマトです。

細長いプラ容器(1960ミリリットル)に、ミニトマトの「プチぷよ」2本。

それと、中玉の「Mr.浅野のけっさく」、ミニの「フルーツゼブラ」。

一方、2600ミリリットルの背の低いプラ容器には、同じく中玉の「Mr.浅野のけっさく」2本。

じつは、これだけでは全部の苗がおさまりませんで。他に、以前つかっていたペットボトル容器(2リットル入り)にも苗があふれてまして。

オレンジ色のミニトマト「ピッコラカナリア」が2本。

こんなんでうまいこと育ちますかねえ。
しばらくはこのままで、背丈が30センチくらいになったらゴミ箱容器に引っ越しをと思ってます。

住んでいるマンションの大規模修繕工事は来月の初めまでかかるそうな。足場の解体は今月末になるだろうとのこと。建物にかかった紗幕がとれるのはまだ先のようです。
紗幕越しの少ない日差しのベランダ。苗は無事に育つだろうか。

そうそう、紗幕のおかげで鳥にいたずらされることもなく、アブラムシさえなし。蚊帳の中に住んでるようなもんで、ベランダは静か。(工事音以外は。)よいこともあるようで。


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2021年6月2日水曜日

水耕栽培容器のふたを工作

 前回作った容器の口に挟むスポンジ状の物なんだが、どうも失敗である。プラ容器と穴鉢(あなばち/黒いザル)とのあいだにできたあそびのため、穴鉢がじっとしておらず、ずれてしまう。


結局、このプラ容器に付属しているのふたに穴をあけることにした。(あ~あ、なんかめんどくさいなあと思いつつ…)

カッターで少しだけ切り目を入れ、あとはハサミでチョキチョキ。案外切れるもんだねえ。


穴を開けたふたに穴鉢を入れ、本体にセットしてみた。

わりといいかも。ニンマリ。ついでじゃ、2.6リットル入りのプラ容器のふたも穴開け作業をやってみるか。
が、これが難事業。ふたの材質が固くてハサミが入れられず、ハンダごてで溶かしてあけるしかなかった。これがどうも苦手。火傷しそうでこわい。しかも、溶かしたところの形状はボコボコ。滑らかにしようとすると溶かしすぎてしまう。
ま、なんとかやっつけましたけど。




2.6リットルの容器は厚みがあり、これを収容するネットの底面の巾も広くないと入りません。長方形のネット(こちらも百均屋さん御用達)を曲げて作成。


これがまあ力業でして。鋼鉄は固く、膝で押したり、足裏で踏ん張ったり。思う方向に折れ曲がってはくれず、ぐにゃぐにゃとあらぬ方向に波打つばかり。汗だくの格闘技。

力尽きた。フェンスのきりっとした直角からはほど遠い、ぶわ~んとふくらんだ仕上がりのまま、結束バンドで固定。無念の終了。

なんだかなあ、ペットボトルを加工するのがいやになり、凸凹の内側を洗うのもいやになり、汚れたボトルをつぶして廃棄するのもいやの「いやいやえん」になり、もうこれからは財布にものをいわせ(といっても百均屋さんどまりで)、市販のプラ容器を買って簡単にすまそうともくろんだはずが、思うようにならず、いつしか工作地獄の深みにはまってるような気が…


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