園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2020年9月22日火曜日

水耕栽培容器とシートのマルとバツ

 水耕栽培用に、2リットルのペットボトルを使っています。数年使ったら痛んできたので、新調することにしました。ゴミの日に見つけた3本。とりあえずよーく洗っておきましたぞ。ボトルもいろんな種類があるみたいですが、一番ほしかったのは、固くてしっかりしてる右の2個です。

でも、固いのはあまり使われていないのかほとんどなくて、左の少しだけ固めのもので代用することにしました。

お次は、遮光のためにボトルにアルミホイルを巻くのですが、ちょっと待ったあ!なのだ。
じつは、以前東京都から配給された「災害対策アルミシート」なるものがありましてな。これを使おうと思うのです。
アルミシートは災害対策用とのことで、寒いときに身体にまとったり水を入れて運んだりするものらしいが、雨の強い日にかぶってみたけど、じきに破れてしまって悲しかったのです。
そこで、強度を必要としないものなら使えるだろうと、今回ボトルに巻いてみようということなんですわ。

ところが、このアルミシートは、全部がアルミでできているのではなく、ビニールにキラキラするものを吹き付けた蒸着になっているみたいで、残念ながら光を通してしまうんだなあ。お菓子の包み紙と一緒だ。


ちなみに、アルミホイルを巻いたボトルの中はこんなふうでした。外の景色は写りません。破れなければ、遮光力はほぼ完璧かも。1枚巻いただけなのに感心感心。



あ、ついでに、アルミホイルの保護のために上から巻きつけているレジャーシート(百均屋さんのお品)も蒸着ではあるようですが、裏側の素材がビニールよりは厚手なためか、あまりすけませんでした。


てなことで、頂いた災害対策アルミシートは、アルミホイルの上から巻く保護用として使ってみることにしましょ。

まずは、遮光用にアルミホイルを巻き巻き。


あ~っ、ペットボトルの縁を切るとき、ハンダごてでやってみたら平にならなくて無残な姿になりもうした。いやんもう。ハンダ技術力ゼロ。いつも通りカッターとハサミでやるべしと反省。

ホイルを巻いた上には、保護用としてくだんの「災害対策アルミシート」を巻きました。(左の2本)。ただし、丈夫さに不安があったので4枚重ねにしてみましたぞ。もう1本は、レジャーシート1枚張り(右)。レジャーシートが残ってたんで使いました。


容器の中にセットする鉢も準備しますか。
穴鉢(あなばち)にフェルトを結びつけて液肥の浸透の助けにしようと思います。穴鉢の底は、当初はちゃんとあったんだけど、栽培の都合で底を切り取ってしまったことがあり、紐を十文字にかけて補強しました。

さて、完成した栽培容器に入れるのは「ちゃんこネギ」であります。8月24日にタネまきして10センチくらいになったところ。こんなふうによく倒れちゃってますけど。


ネギ苗をキッチン用の網をセットした穴鉢に入れ替えました。液肥も満たしましたぜ。根元がのびたら、少しずつバーミキュライトを追加していこう。


ほい、これでどうじゃろか。うまいこと育っておくんなさいませよ。

ところで「穴鉢(あなばち)」ですが、以前は所沢植木鉢センターさん(内径約9センチ/10個で約300円/送料別)で洋蘭用として売られているものしかお見かけしなかったのですが、Amazonさんに行きましたらば、あれまあ、「水耕栽培用の栽培ポット」としていろんなサイズや色のものが紹介されているではありませんか。(10個で約1900円や20個で約1600円などさまざま。対象商品2千円以上送料無料とやら。)

 それにしても、いつのまにやら水耕栽培のグッズは選択肢がふえましたようで。
土を使いにくいベランダ栽培にはありがたいことであります。


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2020年9月20日日曜日

なよなよトマトの行く末は

 トマトは2種類のタネまきどきが異なるチームがあります。1月1日タネまき組と5月31日組です。どちらも夏の暑さでぐったり。葉が衰弱した感じで、下から枯れ落ちていきました。


痛んだ葉を取り、間延びした枝を切り落として脇芽が伸びるのを待ちました。と、ここまでが8月末までのこと。

そしてようやく近頃、涼しめなお天気の今日この頃。1月1日タネまき組「Mr.浅野のけっさく」は、剪定後、脇芽を3本ほど出しています。不安定なので上から紐でつり上げました。

いちおう、花芽もあり。ちゃんと実になるんだろうか。


同じく1月1日組の「プチぷよ」(写真下の右)も収穫後、剪定してみましたけど、脇芽はでたものの背丈は余り伸びていません。


上記写真左、5月31日タネまき組の「Mr.浅野のけっさく」は、ほとんど収穫するような実ができておらず徒長してばかりなので、こちらも剪定。だいぶ上のほうに脇芽がでたのでこれまたグラグラしています。

こちらも5月31日タネまき組。浅野もプチぷよもそろってひょろひょろ。五月末にタネまきは失敗じゃのうというお見本ですわね。

一応プチぷよには花芽ができるものの、落下が得意技なようで、今だ結実せず。


こうしてさしたる変化のないじみ~な観察日記で終わるのか。

はたまた、劇的に実をつけ、感激の雨あられがやってくるのやら。

「ねー、どうなのさ」と申してみるんですが、植物は静かで無口でちっともわかりません。

まあねえ。秋から冬は大きく育つ野菜がないのだから、こうして地味にでも育ってくれている葉っぱもんでもあれば、ベランダの賑やかしにはなることでしょう。はい♪


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2020年9月18日金曜日

それぞれの発芽

 まだ暑い30度ごえしてる8月24日。気の早いタネまきをしてしまった。はて、どんなもんじゃろか。成功組と失敗組あり。

【8月24日タネまき】
成功組の一つ、カラシ菜の「パーマグリーン」。本葉がだいぶ出そろいましたで。


レタスの「ハンサムグリーン」。レタスの中でも育ちがゆっくりタイプだそうで、ほんにゆっくり、まだ本葉がちょろっとでたばかり。固めの葉で歯触りがちょっとなんだけど、丈夫で形よく茂り長持ちするのがウリである。


「ちゃんこネギ」と「エルバステラ」とルッコラ。

ネギとエルバステラはざっとみたところにたような感じだけど。

ネギは、まだタネ帽子装着中。ちゃんこネギは、分けつするタイプのネギなのでお得感ありがうれしい。


エルバステラは、やや太め。噛むとプツッとした歯ごたえがおもしろいので、サラダに入れたい野菜(雑草?)です。



そして、失敗組はミニセルリー(セロリのミニ版)。混み合いすぎだからとピンセットで抜き取ったためほぼ全滅させてしまったのである。(写真下)

ハサミで切り取るべきでした。残った2個のポット(写真の上部)に期待するしかないでしょう。がしかし、またもや失敗するかもとびびってなかなか間引けず、密集したままなんだよなあ。ま、そのうち、やります、たぶん。

【9月16日タネまき組】
つい2日前にタネまきしたのは、もう発根しています。

「葉ゴボウ」。ネットによれば、タネは水に浸してから…とか書いてあったけど、ただ置いただけでも根がでてきました。


こちらは小カブの「味こがね」。じつは8月にもタネまきしたけど、徒長して失敗。再度チャレンジです。はい、無事発芽。


まあ、ここまでは問題ないけど、このあとが難関でしょう。双葉の茎がびろ~んと徒長しがちなんですよ。今度こそ頼むぜ、ほんとに。

同じく徒長が心配な二十日ダイコンの「ビットリア」。こちらも双葉おでまし合格です。

じつは、このビットリアも8月24日にタネまきして失敗しています。ところが、とうに死に絶えたと思っていたポットから、その後遅れて発芽して生き延びているのを発見。

おお、よくぞご無事で!

ですが、タネまきから数えると25日たっておるわけで。これからダイコン部分ができていくとすればさらに日にちがかかるでしょう。なんとなーく、かたくてすじすじのダイコン様ができそうな予感。二十日ダイコンは、簡単そうで難易度高いつわものである。


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2020年9月16日水曜日

葉ゴボウの水耕栽培スタート

 「葉ゴボウ」というものを食べたことがありません。そもそも現物を見たこともありません。でもネットでは拝見しており、なにやらたいそう旨いものだとか。どれどれ、せっかくの未知なる野菜ならばぜひためしてみたいもんであります。で、タネはとうに入手済み。タネまき時期をじっと待っていたのでありました。そして、時は来た。いざ出陣!

といっても、当ベランダはすべて水耕栽培。根のあるものは工夫がいりそうです。

ザルにキッチン用不織布を敷き、用土のヤシの実チップ(ベラボン)を入れました。あ、バーミキュライトにしなかったのは、ベラボンがたくさん残っていたからです。


ザルをプラスチックのゴミ箱容器にセット。おお、ピッタリサイズだあ。


そりゃそうだ。百均屋さんにうちにあったザルを持参。ちょうどの大きさのゴミ箱を買ってきたのでした。深さは足りないかもしれないけど、メインは「葉」ってことで、お味見できるミツバくらいに育てばよしとしましょう。

葉ゴボウのタネって、意外に大きいんだ。(煎って食べたくなるじゃないか…)


タネとタネのあいだは、3~4センチ間隔とありました。まあだいたいで。


よしっ、これでどうだろう。あ、タネの上から少しベラボンを足したほうがいいかも。
おー、なにやら楽しみになって参りましたぞ。

ついでだ。他にもタネをまこう。
前回タネまきしたものの、発芽ののち徒長して失敗した小カブの「味こがね」とか二十日ダイコン「ビットリア」に甘い香りの「スティッキオ」、やっちゃおうぜ。

ま、これで一応タネまきしたいものはすんだかな。
秋の夜長、タネをのぞいてはまあだかなと、にまにま笑ってしまうのである。


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2020年9月15日火曜日

ミブナ(壬生菜)の第2弾栽培

 5月30日にタネまきしたミブナ「京なじみ」はこの夏、たまーに収穫できるくらいの元気さで今も現役です。


ミブナというと冬の鍋材料のイメージですが、夏でもOKだったとはびっくり。

根はふわふわ。タンポポの綿毛みたいです。長さもあまりないみたい。

2リットルのペットボトル容器で育てていますが、もっと背丈が短い入れ物でもいいのかもしれません。

ちょっぴり収穫。ほかに、シソ、オカヒジキ、クレソン、イチゴも。

みんな混ぜてサラダのトッピングにしますかね。
この「京なじみ」は苦味も辛みも薄いあっさり味のようです。さびしいような、ま、それもまたいいんじゃない、みたいな中間の立ち位置でいてもらってます。

せっかくなので、次回作もご用意。8月24日にタネまきし、22日後がこちらです。


タネはスポンジにまき、本葉2枚になった頃、3~4株程度を1個のペットボトルに同居させてみました。このまま密集状態にするか、1株だけにしてでっかく育てるか、毎度悩みますなあ。
じつは、一番最初に紹介した、今収穫しているチームですが、株数を数えてみたら、なんと8株入り(写真左)と10数株入り(写真右)の密集タイプでござんした。10数株入りなんぞはギュウギュウすぎてカウントが困難なほど。その結果でしょう、左のボトル入りよりもさらにいっそう背丈が伸びません。まさに「混み合うとこうなります」というお見本ですわなあ。
今度はまじめに、めんどうだけどこまごまと間引きながら〈1ペットボトルに1株〉厳守でやってみよう、とぞ思う。


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