園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年11月2日水曜日

アブラムシと格闘

 狭いベランダに植物を詰め込んだおかげでしょうか。ワサビナ(写真は昨日撮影)に怪しい薄茶色のちいさい陰、発見。


とりあえず、他の野菜への波及をさけて(もうとっくに移動してるかもだけど)ワサビナの栽培容器を室内に移動。

こちらがその、容疑者の隠れ家とおぼしき3ポット。


じっくりと取り調べにかかる。ほどなく、ギョエー! 見たくない光景が。


即刻、キッチンに運んで、ポットから穴鉢ごと苗を取り出し、水道水をジャージャーかけ、またポットに戻してベランダの外れに運ぶ。ここなら、他の苗にはふれないだろうと。

そのまま、半日ほど様子をみることにした。


夕方。さて、アブラムシは洗い流されただろうか。

結果は、いる、いた。元のまま復活したかのようにうごめいているではないか。

よおし、今度は、水没ぜめじゃあ。再びキッチンに行き、穴鉢と苗をつかんで、水をいっぱいにしたボールに苗と穴鉢をつっこむ。約1分ほど。たぶん、溺れてるはず。

葉をめくって調べてみると、死骸が付着しているぞと安堵したのもつかの間。

1匹、けっこう大きめのやつが見えた。


近寄ると、ささささっと移動して葉のひだのような陰に隠れていくんである。


降参。負けました。栽培中止、とっとと収穫することにします。

あ~あ、もっと早い時点であきらめておけばよかった。水道水を散々掛け流し、根元のバーミキュライトが水洗いで流れて根がむき出しになってしまったからと新しくバーミキュライトも追加してからの、撤収である。おおいなる無駄使いをいたしました。

1個の栽培容器に3株あり。×3個の容器=全部で9株を収穫。


そりゃあもう、よ~おおおおく、洗いましたとも。なにせワサビナはこのめちゃ入り組んだヒダヒダですからね。(うっかり食べたらタンパク質だと思うことにしましょうぜ。)

なお、根はお元気だったようです。


ところで、ワサビナは上記の場所とは別に、ベランダの手すり付近にもおいてあります。

こちらのも念のため調べてみたけど、今のところ無事みたいで、ホッ。

ここは、床より高い位置で風通しがよく、冬にむかう今時分は陽当たりがいいところだからかもしれません。

てなことで、アブラムシとはもう格闘いたしません。「即、撤収」の1択でまいろうと固く誓ったことでした。(ほんまかい…)

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2022年11月1日火曜日

ベランダはレタス増殖中

 前回(10/27)から4日ぶり(10/31)に収穫。いいお天気続きだったおかげか前回よりも、こんもりと。


ワサビナは、根元付近に黄色くなった葉がありました。これって枯れているんだろうか。たべようか、ポイしようか迷います。まあもったいないから、可食部分てことで。



ベランダは今、新たに種まきしたレタスが加わり、満員御礼。足入れスペース無し。

床掃除や液肥の追加をするときは、手前の栽培容器をいくつか室内に移動させて足をおけるスペースを確保して作業。
葉が折れぬよう、容器から液肥をこぼさぬよう慎重にそーっと。なかなかにスリル満点。

キャベツとチコリは、床面にキャスターがついているので移動可。とはいえ、キャベツもチコリも葉の横はりぐあいがすごくて、お隣同士折り重なってしまうんですわ。
しかたがないので、チコリは、外側の数枚を収穫して株姿を小さくしたのもあります。


もっか、レタスで一番のお楽しみは、「レガシー」。葉がパリッと固くなるタイプ。
葉が暴れてあらぬ方向に向いてしまうのが困りものですがね。


寒くなってからは徒長がおさまったようで、少しずつ上向きの体勢になってきた。と、思えるんですけど、ど、どうでしょう?

ここからさらに、葉を巻いていくのか、いかんのか。どうかなあ。
パリッと固めの葉をながめつつ、さわりつつ、ドキドキしてしまうんであります。


【番外:散歩にて】
近所の小川の横を散歩していると、大きな鯉が泳いでました。

鯉は他にも数匹いるらしい。


よくよく見ると、さらに小さな魚がいっぱい、鯉のすぐ隣にいます。

ご飯にされちゃうんだろか。それにしては追いかけてるふうでもなし。
この小さい魚、美味しくなかったりして?

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2022年10月30日日曜日

【番外編】畑の芋掘りとお茶菓子作り

 先週から畑へ芋掘り出勤。友人たちと近所にお借りしている畑で、前回はサツマイモ、このたびはサトイモとヤツガシラ、それにショウガ、ニンジンです。

掘るのはたのしく、畑のとなりの小川でイモ洗いはすごく冷えたけどおもしろく、作業のあとのくつろぎの一服まで、じつにたのしい時間でありました。

収穫物は自転車に積載する量を大幅に超えているので、友人の車で運搬してもらいました。かたじけない。

帰宅後は、大量の水をジャージャー流しながらのイモ洗い。しかもキッチンで。なにせ、干すのはマンションのベランダなもんで、土が散らからない・付着の虫がうろつかない程度の洗浄クオリティが望まれます。小川で洗ったぐらいでは落ちないでしょう。

洗い上げたイモを、市の古い広報誌(丈夫な紙)に並べて干す。


今年、ヤツガシラは葉や茎がりっぱだったけど、イモはほんのちょびっと。親イモも超小振りでした。


一方、サトイモはけっこうな分量。サイズが大きめのと小さいのはこんな感じです。



こちらはヤツガシラの茎。本体のイモはショボかったけど、茎はふっくらりっぱ。
もったいないので、友人たちのまねをして、私も茎の調理に挑戦。といっても、ほんの少しの茎ですけど。

下処理をするんだそうで、皮むき(指まっくろ)→酢水に浸ける(1時間)→酢水で茹でる(2分ほど)のレシピでやってみましたが、アクは抜けず噛むと舌がピリピリ。

しかたがないので、一晩水に浸けてみました。

翌朝、かじってみたら、OK。


畑で収穫したニンジンとお隣の畑のお師匠さんから頂いたピーマン、お揚げを入れて、炒り煮にしてみました。

大きい入れ物がなかったので、ラーメン鉢にドーン。


いっぱい出来たと喜んだけど、これ、下処理した茎全部です。なんかかさが減ったような…
ま、ともあれ、とうぶんたのしめそうな副菜ができたんでよしよし。

それにしても、「ヤツガシラの茎を食べる」というのは、なんともめんどうなことで。
もったいない、と思わなければやってみようと思えない気がするなあ。


あ、珍しくお菓子も作ったんでした。これはその畑での休憩用です。
「ウーピーパイ」。ホットケーキミックス+バター+卵にココアと抹茶をそれぞれ混ぜてオーブンで焼きました。(参照レシピはこちら

できたパイのあいだにマシュマロをはさんでレンジでチンしてできあがり。

…なんだけど、マシュマロが小さいせいか、なかなかとけなくて苦戦。何度もレンチンするも、かたくなにとけてくれず、ついには霧吹きで水をかけてみたり。
前回作ったときは、マシュマロのサイズが大きくてとけてはみでちゃって大変でした。うーん、マシュマロのサイズが(質も?)も課題ですな。

生地を絞り出すときの大きさも難点。直径4センチくらいって書いてあったけど、厚みはどうなんだろう? これは薄くなりすぎたように思う。
お味は、ふつうに食べやすいお菓子。

いやあ、そもそもお菓子をほとんど食べないので、よくわからん。そういいながら、近頃畑で食べる茶菓子を作るのがおもしろい。お腹を壊すかもしれん怪しい試作品多しなんだが、がまんしてか、あきれてか、ともあれ食べてくれる友人たちに振る舞うのが(おしつけるのが)たのしいのである。

なお、「ウーピーパイ」の「ウーピー」ってなんだろうと思ったら、「わーっ!」とかそんな感じのことばだとか。
また、「パイ」なのに、生地が細かい層になってないんだがと調べたら、「パイ」には2種類あって、層になってるやつ(練った小麦粉のシートとシートの間にバターをはさんでそれを幾重にも重ねる)と、層になってないやつ(小麦粉とバターを混ぜて練っておしまい)もあるんだって。ふむふむ知らんかったなあ。

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2022年10月28日金曜日

カラシナとワサビナ

 きのう、レタスなどのほか、カラシナの「コーラルリーフプルーム」とワサビナを収穫したんですが、その際、どの葉を収穫するかを決めるのが、ちょっと悩ましいのです。

カラシナとワサビナは、こんなふうに2リットルのプラ容器に数株植え、フェンスに設置しています。


で、ポットの横向きの姿を見て、ふむふむ、このあたりがでっぱってるから、この葉っぱを摘み取ろうってなるわけです。すると、下のほうの黄色く枯れた葉っぱが目に見えたりして、それも気になる。


この黄色い葉は、株元にあって小さいんだなあ。まだ出来たてだろうに、なんでだろう。不思議。


もう一丁、カラシナの「コーラルリーフプルーム」も同じく横からのぞいたり、よく見えないんからつま先立ちして、やや上のほうから眺めたり。

けれど、これだとフェンスの向こう側がよくわからんのだ。

結局、株をプラ容器ごと棚からおろして床に置いてみましたらば。

なんだ、よーく見えるじゃないか。あたりまえなんですが。


じつは、この棚からいちいちおろすのがめんどくさくてですねえ。ついついさぼりたくなるんですわ。液肥を入れるときも棚の上においたままで追加するもんで、しばしばあふれさせたり、あわてて株ごとおっことしたり。反省してます。(でもすぐ怠惰に戻る。)

ともあれ、このワサビナとカラシナ、なかなかに美味しいです。辛みはあまり感じられないのはちと残念だけど、シャキシャキ感が際立っている。ワサビナは、さわるとイガイガしてるからお口に刺さるんじゃないだろかと思ったけど、小さく切ってサラダにいれてるせいか、もともと葉が薄いせいか、軽い弾力を感じる程度でした。

カラシナにワサビナ。いい感じです。

【番外】

散歩していたら、電柱(下の写真中央)のてっぺんに丸っこい何かがいる。

電柱といえばカラスだろうと思うんだが。


カラスにしては電柱との間が妙にあいている、というか、すきまがあるのだ。

近づいてみたら、この方でした。ウギャー、ウギャーという鳴き声あり。


サギ、でしょうか。この道のすぐ横は川(霞川/かすみがわ)なので、サギはときどきみかけます。でも、まさか電柱の上におられるとはねえ。たまたまカラスがお留守だったからですかねえ。いやびっくり。


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