園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年6月25日土曜日

トマト3回目の種まき

  いやはや、ここ東京都青梅市の最高気温は、38.3度だったそうで。こんな日に、お借りしている畑で友人らとジャガイモ掘りをした私らっていったい…

キンキンに冷えたタオルやら冷え冷えの炭酸飲料水やらをいただき、お陰様で無事収穫をすませ、元気に生還できました。めでたしめでたし。

昨日、ベランダ用に、トマトの種まきをしました。夏至も過ぎたことですし、南向きベランダにもこれからはすこしずつお日様が入ってくるでしょうから、今がまきどきかなあと思いまして。

6月24日。トマトの種、中玉の「Mr.浅野のけっさく」と、ミニの「シュガリーテール」。


これまで、1回目=1月1日、2回目=3月27日に、それぞれ種まきしているのですが、種はまだこれだけ残ってまして。

このたびは、それぞれ3粒ずつスポンジにのせました。


このあと、予想では、実が出来はじめるのが9月~10月、収穫スタートが11月頃、12月には栽培終了かなあと。さて、どんなもんですかねえ?

じつは去年も今年より1か月早い5月始めに種まきしたのですが、おそろしく徒長して実ができつつある8月にはヒョロヒョロで立っていられず絶滅してしまいました。

てなわけで、種まきを去年より1か月遅らせて、8月あたりは実ではなく、まだ枝葉の状態で過ごしてもらおうというもくろみです。

うーん、それでも徒長はするだろうなあ、けど、まだ苗が小さいから、なんとか持ちこたえて9月10月に復活してくれないだろうかと、期待しておるしだいです。


さて、こちらは1月1日種まき組の株からの収穫です。

前回の収穫より2日後の6月23日のぶん。圧倒的に「Mr.浅野のけっさく」が多いです。


浅野は、お味も甘く、すっぱく、とても充実。
シュガリーも甘いけど、お砂糖水みたいかなあ。もっと熟させてから収穫したら、またちがった味になるんだろうか。

余談
6月25日。お借りしている畑で収穫したジャガイモ3種。ダンシャクが一番多いかな。メークインは小粒多し。キタアカリは全体に少なめ。
今年は、枝葉がかなり弱々しくて心配しましたが、そのわりには良く出来ていました。ハクビシンやアライグマにいじられることもなく、きれいなお顔です。



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2022年6月22日水曜日

トマト収穫3段あたり

 前回の収穫から5日ぶりに収穫のトマト2種。今までは中玉の「Mr.浅野のけっさく」が多かったけど、今回はミニの「シュガリーテール」が健闘。



花はいっぱい咲いても、花首からポツリと落ちてしまうので、なかなか収穫にたどり着けなかったのですが、気温が上がったおかげか、ちょっと上向き加減に変わったかも?

ざっと見ても、赤いのがちらほら見えるようになりました。よしよし、その調子。


シュガリーテールは、収穫できつつあるのがもう一株あり。こちらはさらにゆっくりお育ちで、まだ青い実多し。


シュガリーテールにくっついていたタンポポの綿毛みたいなのは、何かの種だろうか。こんなマンションの上階まで飛んできたようです。


中玉の「Mr.浅野のけっさく」は、3段めの実がほぼ終わり、次回は4段めになるでしょう。

スタートは、上の写真の右側・スチロール箱の株が大粒の実をつけていたのですが、今は左側・コンテナ栽培の株が元気です。

とくに、下の写真の赤い実の4段と青い実の5段が充実していて、でかいのが多し。ここらあたりが宴もたけなわ、ってところでしょうか。


だが、忍び寄る終末の陰。

葉の裏側に、茶色の斑点あらわる。トマト斑点病が該当しそうな気がしますが、どうなんでしょう。株の中間から上のほうに出来ています。


蔓延する前に、おおむねの収穫を終わらせ体もんだがなあ…


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2022年6月21日火曜日

シソの土栽培から水耕栽培へ

 友人らとお借りしているご近所の畑から、シソを引っこ抜いてきました。シソは栽培していたのではなく、去年のこぼれ種からいつのまにかはえてきたのだと思われます。そのままにしておくと、他の野菜に日陰を作ってしまいそうなので畑からの撤去がてら、うちのベランダで育てようかと思いまして。

さて、持ち帰ったシソですが、当ベランダは水耕栽培オンリーのため「土足厳禁」。なので、まず苗の根を洗って土を落とし、ついでに葉も水洗いして土やら虫を落としてからプラスチックの栽培容器にいれました。

畑で育ったシソは、葉っぱがでかい! 重くてたれさがってますがな。


これ、今、なんかふつうに茎がうまいこと立ってますけど。じつは、自力では倒れてしまうのです。

というのも、根のまわりにはバーミキュライトを入れているだけなので、そのままではぐらぐらしちゃう。そこで、洗濯ばさみでささえています。茎をハサミの中に入れ、ハサミの持ち手のところを、黒い鉢のふちにあててるだけです。洗濯ばさみが支柱がわりですな。

こんなてきとうなもんで立ってるのが不思議ですけど、まあいいやね、とりあえずなんとかなってるんだから。
根は、まだでていません。そりゃそうだ、移植したばっかりですもん。

水耕栽培にしてから3日後(6/21)。出ましたぜ、根が! ごくちいさいけど。

葉っぱが心なしかピンとしてきたような。

それにしても、畑生まれの葉の1枚の、なんて大きいことよ。虫食いだらけだけどな。

一方こちら、当ベランダ生まれの青シソ。まだ、ちいさい本葉がちらりでたとこ。
畑のシソのたくましさ、お元気っぷりをば、ぜひあやかって頂きたいものである。

余談
先日、お借りしている畑で友人らとジャガイモの試し堀をしてきました。葉の育ちが悪くて心配したけど、わりとよく育っていて一安心。週末に全部収穫する予定がたちました。

掘ってきた土だらけのジャガイモは、例によって、キッチンで水洗い。ベランダに新聞紙を敷いて並べ、いっときばかり干してから冷蔵庫へ。まずは、お味噌汁にいれていただこう。

新ジャガの魅力とは。
とにかく、掘るのがおもしろい。土の中に手を入れてゴソゴソ、あったあ!ってね。
皮がスプーンの背で楽にむける。簡単。
包丁を入れると、サクッとしたみずみずしい手応え。

それなのに、ジャガイモを食べたときの粉っぽさが苦手なんですわ、私。ハハハ


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2022年6月20日月曜日

ミツバ・シソ・バジルをまびく

 お暑うございます。なんかこうぐったりするなあと思ってベランダ温度計を見ましたら、30度ごえ。むしむしの日々が始まりましたようで。


6月7日に種まきした、香りの野菜3種。

ミツバ(関西ミツバ)、バジル(ボロッソナポリターノ)、シソ(青チリメンシソ)。

種まきから13日後の今日、6月20日。みなお元気に発芽し、なかには本葉も出始めたようです。が、しかし密集しすぎでしょう。




どうせ古い種だから発芽しないやねと、お気楽にドバーッとまいたら、ドバーッとお出ましになっちゃったという、なんともはや。
それにしても生長が早いですねえ。この気温のせいですか、どんどん大きくなるんだもの。ぼやぼやしてたら徒長しまくったまま爆発しそうなので、まびくことにしました。

だがしかし、まびくの苦手。ああ、めんどくさ、草、草…草がいっぱいはえそう。

ピンセットとハサミでちまちま作業。なんとかここまでこぎつけました。






作業を終え、スッキリしてベランダのフェンスにお並び。


がんばった、がんばった。
最初はハサミで茎の根元を切り取ってみたけど、根が残るのが気になり、次にピンセットで抜いてみたら絡まらず、わりとすんなり取り出せました。
水耕栽培なので、バーミキュライト部分が液肥に浸っています。田んぼの泥のような状態なだからピンセットで抜いても簡単に抜き出せたのでしょう。
これでもまだ苗の数が多いので、最終的には2~3株になるよう、随時選別しなくちゃですかね。
さて、抜き取った若い芽がこんなにあるんですけど、どうしましょう。ボツにするのはもったい気がするんだが。

せっかくだから、スプラウトということで、今宵のおかずにしましょうか。

それにしてもだ。こうしてお皿にのせるまでに、どんだけ洗って洗ってバーミキュライトと格闘したことか。水道メーター的には激しくもったいないんですけどぉ~。
せめて、栄養はあるんでしょうなあ、これ。
おいしいから、ま、いいか。

2022年6月19日日曜日

食用ホオズキ「太陽の子」の背丈と実

 食用ホオズキ「太陽の子」は、種まきが3月3日でした。約3か月あまりたち、身長はぐんぐん伸びて40㎝ほどになりました。2リットル入りのプラスチック容器による水耕栽培です。


節々にはもれなく花が咲き、実が1個ずつ。


当初、実は花の大きさと同じくらいの豆粒程度しかなく、これが完成サイズかと失望しておりましたが、どうやらすこ~しずつ大きくなるもののようで、ほんのちょとだけど食べた感がありそうなサイズにはお育ちです。


ところで、食用ホオズキといえば、これが通常モデルかと思いきや、ちがった雰囲気に育つこともあるようで。

うちのと同じ「太陽の子」の種をマンションのYさんにさしあげたところ、ご自宅のバルコニーと共用の花壇にも鉢植(土栽培)にしてくださいました。

こちらが、マンションの1階・花壇に置いてくださっている「太陽の子」です。


まだようやく花が咲き始めたところ。葉脈の紫色が鮮やかで、葉の厚みとか、なんかこうワイルドな感じ。軒下育ちのやたらスマートなうちの株とはちがうもんだなあと思いました。


ところで、食用ホオズキはもう一つ、別の品種のホオズキも育てています。
先ほどの「太陽の子」を育ててくださっているマンションのYさんからの頂き物で、品種は不明。とりあえず「普通の子」とよんでますが、この「普通の子」は、さらにさらに様子がちがいます。

こちら、うちで発芽させたのち、近所のお借りしている畑に植えた「普通の子」。
5月28日。2株あり。

上記左側の株はのちに茎が折れてしまって、右側の1株だけになりました。「普通の子」は、葉の形がギザギザで、背丈が低めのようです。

6月18日の「普通の子」。
背丈は以前とあまり変わらないのに、実が6個ぐらいはついているでしょうか。びっくり。な、なんなんだあ?!

えらい豊作の予感ありあり。「普通の子」は「普通」じゃないじゃん。
この種をくださったマンションのYさんも、「ベランダで育てている“太陽の子”は背丈ばかり育ってちっとも花芽がつかないけど、“普通の子”は大きい実がたくさん。すごいよ~!」とおっしゃってました。

「普通の子」は、いったいなんていう品種なんでしょう。
Yさんも北海道のご実家の方が送ってくださった種でそれ以上のことはわからず。不明なのがなんとも残念です。

食用ホオズキはざっと調べてみただけでも、ずいぶんといろんな種類があるようで。
「ストロベリートマト」、「キャンディーランタン」、「ハニーゴールド」、「ゴールデンベリー」。
ま、なんであれ、無事お口にはいるもんができてくれればうれしいです。
どうか、観葉植物だけ(わたしの特技)で終わらないことを祈るばかりなり。


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