園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年6月17日金曜日

1月1日種まきトマトの皮算用

 トマトを久しぶりに収穫しました。前回は6日前(6/11)で、10個ぐらいだったでしょうか。訪問してくれた友人に急いでおもたせしたので、記録無しです。

実はできているけど、このところずっと雨降りで気温低めだったからか、赤くなるのがゆっくりみたいです。


お味は、こんなお天気で期待してなかったんですが、中玉の「Mr.浅野のけっさく」は、とっても美味しい。バッチリって感じ。一方、ミニの「シュガリーテール」は、お砂糖味がややぼんやりさんでした。

今回収穫したのは、1月1日に種まきしたこちらの4株です。


この16日の収穫で「Mr.浅野のけっさく」は、1段と2段がほぼ終わりました。

この浅野さんは、あと何段まで収穫できるかなあと見上げると、8段まで実がつき、9段は花盛り状態。その9段ですが、すでに天井に吊っているエアコンの室外機まで到達していました。


うーん、ここらあたりが限界でしょう。これより上の段になると、踏み台にのっからないと届かないから、グラグラしてだいぶとあぶないだろうし。

ふむふむ、となりますと、この「快適トマトつみ生活」があとどれくらい続だろうか気になるところ。取らぬ狸の皮算用をしてみたくなりますな。

1段につき8個収穫するとして、1段と2段が終わったから、残りは7段分となり、

1株…8個×7段=56個

とりあえずこの育ちの早い2株だけで計算すると、56個×2株=112個

…となりますか。なんか、いっぱいあるような、ないような…だいじに食べようって思ってしまいますなあ。


ところで、ミニトマトの「シュガリーテール」ですが、


花はいっぱい咲いてるけど、ちっとも実にならんよなあ。ときどき花芽がボトッと落っこちてたりするし、と思ってたんです。


それがそれが、かがんで枝葉の裏側からのぞいてみると、実がいっぱいついてました。あれま。

シュガリーテールは、「芯どまり」タイプだそうで、脇芽をとらずに育ててるもんだから、枝葉がごちゃごちゃ。それで見つけにくかったんですねえ。

シュガリーはミニトマトだから中玉よりも早く収穫できるだろうと思ってたけど、こんなふうに何本立てだかわからんようなありさまですもん、栄養が全身にまわるのに時間がかかるでしょうし。なかなか進まないわけですわと、思ったことでした。


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2022年6月15日水曜日

夏だ!薬味だ!間に合うか!

 夏野菜といえばちまたでは、売れ残りのくたびれた姿でしょんぼりお店のすみっこに置かれているであろうこの時期。「やばっ、遅刻じゃん」と、寝坊してあたふた駅に走りこむかのごとく、雑に種まきした(6/7)、シソとバジルとミツバがこちらでございます。

「青チリメンシソ」、ちっさい双葉でた。


バジルの「ボロッソナポリターノ」。数年前の種だからさぞ発芽率悪かろうと山盛りタネまいたら山盛り発芽。間引かなくちゃ。間引くの苦手なんだが…

そうかと思えば、関西ミツバは、なかなか発芽せずやきもき。やっときのう双葉が持ち上がってきたとこ。

はあ、はあ、とりあえずみな発芽してくれそうではあります。ほっ。

さて、これらの薬味まだまだヒヨコ軍団ですが、そうめん食べてるあいだにお皿に盛り付けるところまでなんとかこぎつけることができるんありましょうや。

このところずっと雨降りだし、気温は20度にもならない日々なんですけど。

しょーがない、なるようにしかならんわけで。小さくてもスプラウトとして食べられるだろうから、ま、いいやね。

薬味軍団は、ベランダのフェンス付近に設置しています。ここが当ベランダでは精一杯の陽当たり一等地。夏至がすぎれば、ここにもすこーしずつお日様が来てくれるからね。


あーしまった! 肝心のネギがないじゃないか。ネギって、そういえば収穫まですごく時間がかったような気がするなあ。そもそも、夏でも種まきできるんだろうか。

調べてみましたらば、「葉ネギ」というのは4月~8月くらいまでが種まき時期だそうで。
おっ、それなら今、種まいてもいいんだね。まず、種買わなきゃ。で、いつ収穫だろか?
もしや9月とか10月とか? いやん、そうめん食べ終わってるじゃん。

2022年6月14日火曜日

雨だから道具類のメンテ

 きょうもザーザーです。カラシナを撤収したあとのからになった栽培容器を洗って、ベランダに干しました。

下の写真の四角い形で丸くくり抜かれた「わっか」は、中心部が発泡アクリルらしきものでできていて、表面は紙が張り付いています。お見苦しいカビだらけで申しわけないのですが、使っておりましたらば、こんなありさまに。


赤紫色のほうのわっかは、白いのと同じ材質で表裏にアクリル絵具を塗っています。

この「わっか」の使い道はこうです。
水耕栽培につかっている穴をあけたプラ容器のふたに、穴のあいたざるのような黒い鉢をのせて使っておりましたんです。

ところが、その後、新たにこの直径8.5センチよりも小さい直径のざる(直径7センチ)を買ってしまったもんですから、そのまま設置すると沈没してしまうのです。そりゃそうですわなあ。

困ったともこさんは考えました。
ストッパーをつければどうじゃな、と。
これがその「わっか」であります。みごと、小さいざるは穴ぼこにおさまり具合良く鎮座しているではないですか。

ところが、そのままだと表面の材質が紙ですから、めっぽうカビに弱い。水耕栽培ですんで、ざるの部分はつねに水にふれているわけで。

そこで、アクリル絵具で防水というわけです。上記の写真のうち、色を塗っていなかったのは、急ぎで設置せねばならず、全部を塗り切れていないまま使ったためにカビカビのわっかになっちゃったというてんまつでして。お恥ずかし。

こんな梅雨どきですからねえ、カビを放置しておくわけにはいかんでしょうというわけで、カビてたわっかにも絵具をぬりをしました。
何度か裏返してはかわかしつつ、つ、ついに全部ぬりました。やったぜぃ!

どうです、この出来映え。
(注:拡大してご覧になり、塗りが甘いとか、くり抜いた穴がばっちいとか点検しませんように…)


なお、このわっかは、別の栽培容器のときにも使っています。このプラスチックの箱も、穴ぼこがでかすぎなので、このわっかがおおいにご活躍。

というか、最初から穴ぼこのサイズを統一しておけば、こんな作業はいらんかったわけで。
ハハハ、でした。

ま、これでやっとこさカビとはおさらば。爽やかに野菜栽培をたのしめるってもんです。めでたし♪


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2022年6月13日月曜日

栽培終了の決め手 カラシナの場合

 カラシナの「コーラルリーフプルーム」。全部で18株。水耕栽培です。

ひとつのグループは、ひかげに置いてました。どのくらいひかげかと申しますと、ベランダの住宅側付近で、トマトの苗の手前です。トマト苗の隙間からちょろっと日が差すかなあという程度でしょうか。


もう一丁は、ひなたで、2株だけをベランダの手すり付近に設置しています。上には屋根=上階の床があり、直射日光があたるのは今頃ですと2時間くらいかな。雨はほとんどあたりません。


これらの葉っぱを1株から1~2枚ずつ収穫してたのしんでましたんですが、ふと見れば、花芽が。ついに来るべき時がきたようです。


どれどれ、しょうがない、みな撤収しますか。

一同に集めて、はたと気がつきました。

こちら「ひかげ」組のカラシナで。


こちら「ひたな」」組なんですけど。


なんかあ、色がちがうんです。隣あわせにならべてみた。「ひかげ」組が緑色に変わってしまっていたのは知ってたけど、「ひなた」組がいつのまにか紫色がくっきりしちゃってるじゃないか。


じつは、この「ひなた」組も最初はひかげに置いてあったものなのです。下の写真の左端の箱に植わっている2株で、5月25日は、まだこんな緑色でした。


これを2リットル入りのプラ容器に移しかえ、ベランダの手すりに移動していたというわけです。それにしても、いつのまにこんな紫色になってたんだか。

そういえば、ふだんはこのカラシナの葉の「裏側」しか見ていないのでした。葉っぱはお日様の方向にむいてるんだもの。

ほら、裏側はなんか微妙な緑色になってるでしょ。


私、今まで紫色だったカラシナが緑色になってしまうのは、気温が高くなってきたからだとばかり思ってました。秋や冬なら紫色で、今みたいに夏に向かう時期は緑色になってしまうのだと。
それが、日光にあたってるかどうかだったなんて、ねえ。いやあ、ベンキョウになりましたわ。

あ、今は撤収作業してたんでした。
まずは、上の可食部分を切り取りますかね。なーんか田んぼの後地みたい。

根っこは、なが~くてからまってました。

全18株。これにて終了。(片付け物いっぱいあり。生ゴミの日に間にあって、ホッ。)

しかし、こんなにどっさり、どうやって食べようか。とりあえず冷蔵庫にしまいましたけど。コーラルリーフプルームは、生食がおすすめだそうですんで、サラダですかね。
あ、紫色のはしっかり辛いです。緑色は、ちょっぴりの辛さでした。

たのしかったので、また、秋にも種まきしようと思います。


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2022年6月12日日曜日

栽培終了の決め手/キュウリの場合

 ミニキュウリ「半白きゅう太郎」。当初3株ありましたが、うどんこ病にやられて最後の1株に。エアレーション装置のおかげで持ちこたえておりましたんですが。


下からうどんこさんが追い上げて真っ白。この粉だけで、唐揚げが一皿できそうな勢いですわ。

でも、今できているこの2個の実がもったいなくてですねえ、処分をためらっておるしだい。けど、この2個を養っていると思われる節の葉っぱは、すでに雪化粧になっておるわけで。実がなかなか育ちません。こうなるとアウトなんでしょうな。

これのさらに上にも1個、実はできたんだけど。

すっかりいじけてました。

あ~あ、指で触るとどこもかしこも白い粉、粉、粉…

てっぺんだけは、かろうじてまだ緑色だが、早晩ここも侵略されることでしょう。

根はこんなにも綺麗。葉や茎とは対照的です。

…まあ、てなことで、苗を廃棄するわけですが、それがなぜに「今日」なのか。なにも予定のつまってる忙しい今日じゃなくても、持病のめまいがまだおさまっていない今日じゃなくても、のんびりできる明日でもいいじゃないか、なんですが。

じつは、明日が「燃やすゴミ」の日なのであります。
こうした根やら茎やらの大物の生ゴミを出す前日が、そういえば栽培終了の決め手だったりするなあと気がついたしだいです。
畑だったら廃棄場所を決めておいて、刈り取った草などを随時運べるんだけど、当方はマンションですんで、「ゴミの日」がチャンスなんだなあ。

てなことで、この日はキュウリのあとカラシナも成敗しました。それはまた明日のブログ記事に。

なお、このお初栽培の「半白きゅう太郎」ですが、もう一度チャレンジするつもりです。だって、種、まだ残ってるんですも~ん。
それに、種袋には「うどんこ病に非常に強い」とありましたので、涼しくなる秋頃ならもうちょっとはうまくいくのかもしれないし、ねっ。


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