園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年5月17日火曜日

トマトの実見物

 初収穫はまだかまだかと待っておるわけですが、それがなかなかでして。

今年2022年1月1日に種まきしたトマト2種類。ミニの「シュガリーテール」1株と中玉の「Mr.浅野のけっさく」3株。水耕栽培です。


上の写真で右から2本目のスチロール箱育ちの株がもっかの注目箇所。その1段目が色づいてきて、もういいじゃないかなあと思うわけで。

中央の実はOKかなあ。でも1個だけじゃああんまり食べた気がしないんだよね。となるともう1個、右側のも一緒にとりたい。となると、まだもう少し待たねばならん感じだよなあ。

だったらいっそのこと房取りに挑戦しようかしら。あ、でもそんな長期間、我慢できんでしょう。のんびりしてると、鳥さんに持ってかれちまうかもだし。

今年のトマトは珍しく節間が短くて、すぐ隣りぐらいに次の段ができています。お天気がうまいことトマト向けだったのかもしれません。


ちなみに、こちらはプラスチックの箱の株ですが、こちらも節の間隔が狭め。粒はスチロール箱の株のものより小さいみたい。粒のサイズは、株によるのか、栽培容器のちがいなのかはわかりませんが。

一方、お初栽培のミニトマト「シュガリーテール」は、「芯どまり」という性質があり、脇芽をとらない仕様だそうで、もうあっち向きこっち向き大暴れ。紐で吊すも追いつきませず。

でも、花芽がほんとによくできて、これお得ですわあ。

こちらも実はかなり赤くなってきました。赤というかピンクみを帯びた色合いです。

このシュガリーテールも2個一緒にとれるまで待ってみますか。
てなことで、収穫、おあずけ状態で、がんばってみますか。

2022年5月15日日曜日

種まきから2か月後のとんがり紫キャベツ

 3月11日に種まきしたキャベツ「キャンディーレッド甘藍」(小林種苗)。「甘藍」て、「かんらん」と読んでキャベツの意味だったんですねえ。家で育てるまで知りませんでした。

このキャンディーレッドは、紫色のとんがったキャベツになるんだそうです。

3株を水耕栽培しています。


この3株、くるっとこちら側に向きを変えると…

ガラリ雰囲気が変わって、葉がうっとうしいくらい広がって茂ってました。


お日様に向いている側とその反対側で、こうも違って見えるとは。いやびっくり。

せっかくだから、フェンスの柵からとりだして1株ずつ眺めてみることにしました。

紫キャベツその1:葉の形は丸かったり細長かったりもするんだね。


紫キャベツその2:深い緑と紫色の中心に赤紫の葉脈。なにやら血管の用にも見え、不気味感がありますなあ。

紫キャベツその3:これが一番大きな葉になっています。


こんなに広がっているのだから、根もさぞかし伸びているんだろうなあとのぞいてみましたらば、それほどでもないようです。

まだこの小さい栽培容器でもだいじょうぶかな。もっと茂ってきたら、プラスチックのごみ箱容器に植えかえてやらねば。
さて気になるのは収穫時期ですが、種袋記載の記事によれば「定植後、約70日で収穫期に達する」そうです。
当ベランダの場合は、どうなるんでしょう?

中央部分をのぞいてみるに、巻きが1㎝にもなってないよなあ。前途遼遠か。


種袋のキャッチフレーズは「従来のレッドキャベツの常識を破った良質で柔らかなおいしいキャベツ!」だそうですよ。

そういえばレットキャベツって、小さくてお高いからめったに買ったことがありません。そんなんであまり食べてないから「常識」もないのだけれど、「固い、おいしくない」というのが一般的ってことなんですかねえ。
種袋の裏面にも、「葉質は特に良質で柔らかく甘い。生食用」とあり。
品種改良のたまもの、なのかもしれません。

とはいえ、当ベランダ育ちとなると、水耕栽培だし、コンクリートの床で暑いし蒸すから、すんなりいかんだろうなあと思われます。固いわ、まずいわ、でも、なんとか形になってくれただけで上々…「細かくミンチにしてでも食べてやるわい」と、今から覚悟だけはしてますのさ。


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2022年5月14日土曜日

じみに収穫、ミニキュウリとカラシナ。

 昨日も今日も雨模様。梅雨に近づいてるなあと感じます。すでにうどん粉病満載のキュウリ。

栽培容器が異なる3株で、左がざる、中央がプラスチックのごみ箱、右がエアレーションあり(「ホームハイポニカぷくぷく」)の水耕栽培です。


ごみ箱容器の実が、種袋に書かれている収穫サイズの10㎝になったのでもぎました。わーい、なのだ。イボイボが痛い!


そして、次なる収穫ターゲットは、上記左の栽培容器ざるにできているこの3個でしょう。

収穫は他に、先日12日にもう一丁ありました。

カラシナの「コーラルリーフプルーム」です。


こちら、各株から1~2枚ずつ切り取っています。

というのも、このカラシナはたいそう幅広がりなもんだから、狭いベランダですんで、隣りを通るとき、よくぶつかるんですわ。それでプチプチ葉っぱが折れちまう。


カラシナは他の容器にもあり全部18株。こちらの一番生育が遅いグループもやっぱり横に広がってるからすぐ折れてしまうんだよなあ。

そこで、今後はこうした茎が折れた葉を随時収穫ってことにしましょうかと。また、折れてなくても、でっぱってる外側の葉はいずれ折れるだろうからこれも収穫対象にしちゃいましょ。このカラシナ、ほんとは株ごと収穫するものらしいけど、もったいなくてできませのさ。

【余談】

通っている合唱団の方からお庭でもいでくださったキンカンをいただきました。キンカンて一粒がこんなに大きいんですね。私の生まれ育った岩手県陸前高田市はミカンの木がありません。東京に来てお庭にミカンがなってるのを見ると、いまだに「ミカンだ、ミカンだ」とはしゃいでしまいます。


こんなにたくさんあるので、ジャム作りにお初挑戦。合唱団の方に「皮が固いから、ゆでこぼした後ミキサーでつぶしてから煮るといいよ」と教えていただいたのですが、うちのミキサーが非力でかなり潰し残りのある仕上がりになってしまったけど、いいお味です。


そういえばこの頃、ジャムやお菓子を作ってみることが増えました。近所にお借りしている畑の周辺で、クリ、カキ、ユズ、ウメがとれるのでそんな加工品なども作ってみたくなるようで。

ミキサーかフードプロセッサーとやら、新調しようかなあ…。

埃かぶってしまいこんでる、になりませぬように、ではあります。はい。


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2022年5月12日木曜日

トマトの実の色をめでる

今年(2022年)の元旦に種まきしたトマト2種類。ずっと青いばかりだった実に、ようやく赤味がさしてきました。にんまり。


ここは1段目。全部で11個の実がついたようです。
中玉ですが、いつになく大きい気がするので胴囲をはかってみました。せっかくなのでこの房の中で一番大きそうなのを調べたら4、5㎝。ゴルフボールは直径4.267㎝だそうですから、同じような感じですかね。


それなら重さはどれくらいなんだろう?
種のサイトさんによれば収穫サイズは、「一果重30g」とありましたけど。ま、これは収穫してみなくちゃわからんわけで。

ちなみに、この赤くなった実のある1段目に大きな実ができていて、それより上の段はそれほど大きくはならんようです。



なお、もう1種類のミニトマト「シュガリーテール」(芯どまりタイプ)も赤くなってました。こちらはお初栽培。どんなお味がするのやら。「糖度9~10度」が売りみたいですけど、当ベランダは規定以下が通常なので、期待はしないでおこう。


 一方、こちら食用ホオズキの「太陽の子」です。こちらもお初栽培。3月3日に種まきしました。長いあいだほ5㎝くらいの身長だったけど、このところぐんぐん大きくなっています。


あ、根元ちかくに脇芽がびっしり。栽培のしかたを調べましたらば、これは全部とっちゃうものなんだそうで、さっそくプチプチとりました。

脇芽って、ふわあっと柔らかいんだね。これは食べられないのかなあ。食用ホオズキはナス科だそうなんですけど。

散髪してすっきり! 

栽培方法をネットで見ると「半日陰で水をたっぷりと与えて育てます」とのこと。水耕栽培の場合はどうなんですかねえ。わかりません。とりあえず、大きめの栽培容器に引っ越しさせてみますかね。
それと、背丈は50㎝以上になるんだそうな。支柱のかわりに上から紐で吊すことにしましょ。なーんか、不安だなあ。以前ナスを育てたとき、えらい大木になってくれたけどちっとも実ならず、だったもん。ううう…


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2022年5月11日水曜日

遮光効果とエアレーションの効果

 ミニキュウリの「半白きゅう太郎」を3株、水耕栽培しています。種まきは、2月16日でした。

4月12日。左が苗を「ざる」に入れたもの、中央がプラ容器のごみ箱、右がエアレーションあり(「ホームハイポニカぷくぷく」使用)です。

3株のうち、一番元気のいい苗を中央の「ごみ箱」に、その次に元気なのを左の「ざる」に、一番弱々しいのを「エアレーションあり」の容器に入れました。


5月11日。一番育ちがよかった中央の苗はその後も変わらずですが、一番弱かった苗は「エアレーションあり」のおかげか(?)2番手に躍り出てきました。


こんなにお元気になられるとは。いやあ、びっくり。エアレーションの電気代「100円/月」(も)費やした甲斐があるってもんですかね。

なお、他の株もそうなんですが「エアレーションあり」の株も、節ごとに実がついています。種のサイトさんによれば「完全節成で、主枝及び側枝どちらにも複数の花が咲く多収穫品種」ですってさ。なるほど~なわけで。


中央の「ごみ箱」育ちの苗の根っこ、拝見。白くてびっしり。順調、順調!


さて、今、一番弱々しい株になっている「ざる」育ちですが、じつは途中で生長点が消えてしまったのです。どうなるんだろうと心配しておりましたんですが、根元近くに新しく脇芽を登場させたようで、どうやらこれからはここを出発点になさるおつもりのようです。

また、その下にも新しい葉ができているので、ここからも脇芽をだそうとしているのかもしれません。やれやれ、ホッ。


なお、この「ざる」栽培ですが、上にかぶせてある黒い布は傷んだ遮光傘の布でして。この布をどけると中はこんなふうになってます。


液肥を入れたペットボトルの下に小さな穴があり、そこから液肥を供給してます。液肥はそのままだと緑色の藻が生えてしまうので、こうして遮光傘の布をかぶせたというしだい。
そんなに緑色にはなっていないみたいなので、今のところこの方法でOKですかね。

てなことで、まずまず順風満帆といきたいところですが、
下のほうの葉からうどん粉病が蔓延してきていましてですねえ…

ここはベランダですんで乾燥がよくないのかもしれません。日々霧吹きで水をかけたりしてるんですが、びくともせず打つ手なし。

ところで、この「半白きゅう太郎」さんですが、種のサイトさんによれば、「うどんこ病に非常に強いため、減農薬栽培に最適です。べと病にも強いです。」とのこと。あらら…

こういうこともあるんでしょう。野菜栽培、ままならんもんでありますなあ。


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