園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年2月8日火曜日

トマトの水耕栽培:容器の変更

1月1日に種まきしたトマト2種(中玉の「Mr.浅野のけっさく」とミニの「シュガリーテール」)。ちょっぴり苗らしくなってきました。


けれど、栽培容器の底がうっすら緑色に変色しています。液体肥料を満たしているから、藻が生えてきたんでしょう。その都度洗ってやればいいんだろうけど、それがめんどくさいのよね。

それに、穴のあいた鉢の底からトマトの根がではじめてもいます。液肥にたっぷりつかれる栽培容器に移しかえたほうがよさそうだなあ。


しかし、あいてる容器はもうないのである。どれかを犠牲にいたさねばと、ベランダへ。さて、どれにしましょうかのう。


うーん、このソテツの赤ちゃんみたいなやつ、カラシナ系の「パーマグリーン」はどうかなと。まだ葉っぱが出てきて食べられるんだけど。もったいないんだけど。

けど、しかたがない。5株集合。他にまだ2株残ってるんでそちらでがまんじゃ。

パーマグリーンの根をひっぱり出してみると、薄茶色でした。まあぼちぼち痛みつつあるって感じだろうか。

エイヤーッ! と切り落とした、可食部分。あとで、ゆでて食べるんだもーん。おいしいぞ。なお、パーマグリーンは、8月20日に種まき、初収穫は10月始めでした。ずいぶん長く楽しませてもらってたんだなあ。


栽培容器を洗って干す。ペットボトルは凸凹で洗うの大変だったけど、これはつるつるのプラスチック製なので、わりとらくちん。100均屋さんのお品、たいしたもんだ。

白い蓋(穴をあけてある)と、ザルみたいな黒ポットも洗って干して。

やれやれすっきり~、と思ったら、これがカビてました。容器の白い蓋にあけた穴が、黒のザルみたなポットの口径より大きいので、陥没を防ぐために下のような調整用の蓋みたいなのを作って蓋にのせているのです。その中心部はスチロールっぽい材質だけど、表面が紙。なので、カビちゃう。わかってたんだけど、紙を防水する方法がわからず、かような姿になったしだい。ううう、ばっちい。


これ、アクリルカラー絵の具でも塗ったらなんとかなるんだろか? 今後の課題ですな。


さてと、いよいよトマト苗のお引っ越し。苗を容器の蓋にのせ、黒の穴あきポットの底が少し液肥に浸るくらいに液肥を注ぎました。こんなもんでどうだろか…


そうそう、お日様にあたると藻が繁殖するから、その予防もしなくっちゃね。フェルト布で作ったカバーをはかせました。

いよいよ、トマト、ベランダフェンスにデビュー。


日中はここで。夜は室内へ移動。とうぶんこんな感じでまいろうかと。

とはいえ、あさって辺りは雪だそうで。ううう、寒っ!


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2022年2月7日月曜日

ルッコラの花と格闘

 ルッコラは、種まきが昨年(2021年)の11月20日でした。葉っぱが茂ってきたからそろそろ初収穫と思ってたんですが。


なんとまあ、花が咲いてしまったんですなあ。まだ一口も食べてないというのに。もうガックリ。


ルッコラは確か今の時期なら、ロゼット型に広がっていたような気がするんだが、と古い記録を探してみたら、2017年2月27日に広がった姿になってる写真が見つかりました。

とはいえ、2018年1月26日付けのは、


花が咲いていました。

てなことで、〈ルッコラは1月末やら2月頃にはロゼット型になる〉と決まってるわけでもないようです。ま、花は咲くときには咲くってことでさあ。


で、咲いちゃったもんはしかたがない。さっさと収穫しちゃいましょう。
だけどこれがなんぎなことで。根元付近の茎は固くて食べにくく、いちいち切り離して上の方だけ収穫するという作業をいたしてます。ちまちまちまちま…

可食部分のすくないこと、すくないこと。でも、美味しいからがんばる。ピリッと辛いのが旨いんだなあこれが。うん、がんばるから…

一方、つつがなく育ってる葉物野菜の収穫は、ほんにらくちんであることよ。ちょちょっと切り取ったらけっこうな分量になりましたもん。

少し小振りに切って、ひさ~しぶりに野菜サラダにしていただきました。いいですねえ、青っぽい風味が染み渡ります。

食道の通りが少しずつよくなってきたようで、生野菜もゆっくりだけど食べられるようになりました。
あと20日ほどで啓蟄かあ。アオムシに食べられる前に私が食べ尽くしますぞー!


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2022年2月5日土曜日

レタス痛む

 一昨日、訪ねてきてくれた友人にレタスをちぎって持って行ってもらった。だいぶ茂っていたらからスッキリして良かったなあと思っていたんだが、なんか変。

「パーマグリーン」の、ほら、まん中のここんとこ。なんかフニャ~っとしてないかい?


さわってみたら、案の定、フニャフニャ。生きてる感じじゃない。

ネット検索すると「立ち枯れ病」とやらににてる感じもするがよくわかりません。

根に原因があるんだろうか? のぞいてみると、中央がその痛んだ株なんですが、他のものより短くて余り茂っていない、というぐらいしか違いがないように見えます。う~む。


ひょっとして、もう1種類のレタス「ハンサムグリーン」も痛んでるんじゃあ?
ドキドキしてのぞいてみた。なんか、なんか、まん中よりの右側あたりが陥没してるような…

ゲゲッ!やっぱり。

取り除こうと株を持ち上げたら、ポッキリ折れちゃった。茎、腐ってるじゃん。

根は、というと、これがあ、みんなごっちゃに混ざっちゃってて、しかも緑色。

というのも、このレタスは黒いビニールポットにバーミキュライトを入れ、その中に苗がはっているというスタイルのままだったんですよ。本来ならこの状態から早めに植えかえてやるべきところ、時期を逸して根が混線してしまうまで放置していたんですなあ。こうなったら根は外せないから、と思ってたけど。
イカンでしょう。正しく植えかえねばなりますまい。

思い切って、ポットをぐいっと引っ張りだしました。根がとちゅうでちぎれてしまったけど。

ポットから苗を抜き取る。びっしり巻いてましたよ。

穴あきポットにキッチンネットを重ね、その中に苗を入れる。隙間があるようならバーミキュライトをつぎ足す。こんなんでいいかなあ。

容器を洗い、液体肥料も入れ替えて、穴あきポット苗を並べました。ふう…

どうか、これ以上痛みがでませんように。おねげーしますだ。


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2022年2月4日金曜日

6日ぶりのベランダ野菜

 食道の不調で入院し、6日ぶりに帰宅。留守中、液肥の追加等をお願いしていたものの、はたしてどうなってるかとハラハラもんでした。帰宅するやいなや手洗いすまして、即、点検。

最も心配だったのはトマト。

お、生きてた! ルッコラも茂ってますなあ。


ちなみに、トマトは、1月25日の頃、まだ双葉時代だったのです。



それがこのたび、上記写真から6日後(2月1日)。本葉がフサ~ッとあらわれてましたねえ。

で、さらに9日後(2月4日)。本葉の葉に筋がはいり、横にも広がってます。

いまじぶんは、こうしてぐいぐい育っていく時期なんですかねえ。いや、びっくり。

さて一方、ルッコラもこんもりと茂っていたので、そろそろ食べ頃だわと接近してみる。


さらに接近。ん? これ…、これ蕾じゃん!

初収穫が、花、とはね。いやんもう。ガックリ
種まき時期を失敗したかなあ。夜は寒かろうと室内にいれていたのがまずかったんだろか。
春が来るの早すぎだよ。

とりあえず、花芽をつみました。葉はじきに固くなってしまうだろうから、とっととつんで食べてしまわなくっちゃだぞ。う~ん、だが今、退院したばかりで食道が本調子じゃないから野菜が飲み込みづらいんである。じつにまずいタイミング。トホホ

ほかに、キャベツもあるんですが、なんかいっそう固くなったような外観であります。
加熱したら少しは柔らかくいただけるだろうか。

レタスも健在。パリグリーンも葉っぱが広がってお隣さんとくっついてしまってる。収穫急がねば。

同じくレタスの、ハンサムグリーン。ゴワゴワ感満載。喉にささりそうだなあ…


フェンス付近の野菜は、そんなに大きくなってないみたい。
(左のフワフワな葉っぱスティッキオ、小さなソテツみたいなのがカラシナ系のパーマグリーン、とがった葉っぱはスティッキオ。)


ネギとミツバもお元気。


よしよし、なんだけど、床がばっちいのだ。枯葉がいっぱい落ちているし、指でなぞるとドバーッと砂やら花粉(?)やらがびっしり。
こりゃあ床ふき掃除、しっかりやらねば。帰ってきてベランダ作業で一番時間を費やしたのはこの掃除でした。ふう…

それにしても、まずは我が身の食道の回復ですな。食べ物を飲み込むと胸焼けをおこすので、「1度に飲み込む量を少なくし、飲み込む間隔を長くとる」で応戦。
けど、ときどき作戦を忘れてパクパクほおばっては「ウグッ」っと詰まり、じーっと固まって動けず、食べ物が落下するまで待つという…

あ、それでね、野菜もこの作戦でいけると思ったら、あれは手強くて、なかなか落下しないんである。「野菜は繊維が多い」というのを実感できます。

てなことで、食道ってなかなかな仕事をしているなあと知るけふこのごろであります。


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