園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年1月11日火曜日

トマト、発芽の悲劇。

 1月1日にトマト2種類、中玉の「Mr.浅野のけっさく」とミニの「シュガリーテール」の種まきをしました。それぞれ2粒ずつ。水で濡らしたキッチンペーパーに種をはさみ、タッパ-に入れ、夜は布団の中へ、昼は陽当たりのよい窓べへ。

1月4日。さてさて、どうかな?


キッチンペーパーをめくってみると、それぞれ1粒ずつ発根。もう一粒ずつは変化なし。

とりあえず1株ずつキープできそうです。イエ~イ!

1月6日。根がでた種をスポンジに移動。よしよし。

が、しかしだ。この発根した株だっていつ失敗になるかわからんわけで…
そう考えると、「2種類1株ずつしかない」というのはどうもにも心配なわけで。

そこで、もう1粒ずつ追加してまくことにしました。
それが1月6日。

ところがだ。新しく追加してしまってからのち、最初(1/1)に種まきしたやつが発根しちゃったのでした。つまり、2種類が2株ずつ、合計4株。

な~んだ、これなら新しく追加で種まきしなくてもよかったじゃん。
というか、後からまいたヤツも発芽してしまったら全部で6株。超狭いわが家のベランダに6株はキビシイですぞお。ど、ど、どうするよ。

不安的中。
でましたがな、1月6日種まきの1粒目が。

たぶんもう一粒も、撮影しにくいほど小さいけど、白いものがちらっと見えるので「無事」発根することでしょう。

あ~あ、やっちゃった。毎度こうしてドキドキ心配の保険種まきをしてしまうもんだから、けっきょく株数が増えてしまうんでした。

まあねえ、どちらのトマトもたいそうお高い種(浅野さん→750円、シュガリーテール→1000円)でしたから、その名誉のためにも相当数発芽するってことでないと悲しいわけで。それをばちゃんと信用して待てばよかったわけで。はい。

てなことで。発芽したトマトは今、順次バーミキュライトを入れた穴あきポットに引っ越して育っております。

1月1日に種まきして1月3日に発根した組。

そして、1月1日に種まきして、1月6日以降に発根した組も、まだ小さいけど確かにバーミキュライトの中で双葉を出そうとしておられます。


これらが育ってゴミ箱に引っ越すようになったら、(たぶん3月頃?)ゴミ箱を6個、夜は室内、昼はベランダに移動させなければなりません。あ~あ、めんどくさいですぞお、これ…


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2022年1月9日日曜日

エルバステラとスティッキオの収穫

今日はいいお天気。あったかさがしみます。それにしても、この間の雪にはびっくりでした。
東京都青梅市のこのあたりは1センチ程度だったと思いますが、ベランダから見た景色はこんなでした。(撮影:1/6)


それでも液体肥料が入った栽培容器は凍り付かなかったみたいで、お倒れではありませんでした。

ニンジンみたいな葉っぱの「スティッキオ」。


根元が十二単のようにかさなりができて、濃い緑色の新芽がなにかの尻尾のようにでてきています。


こちらは、「エルバステラ」。長くなった葉を切って収穫していましたらば、また長くなったり、新しく新芽が育ったりしているようです。


だいぶボサボサになったから、また散髪しておいきますかね。

レタス2種(パーマグリーンとハンサムグリーン)もあわせて少しだけど収穫しました。 

調理は、全部を小さめに切って混ぜてタッパーへ。前回収穫したチコリ(ヴェネチア)も加えてます。後は、使うときにお皿へ入れ替えればいいやね。


チコリが入ったらとたんに彩りよろし。ドレッシングをかけていただく。
いろんな味と香りがします。甘いのはスティッキオかな。いくらか苦いのがチコリだろうし、プツプツとした歯応えのエルバステラ。

そうか、単独でかじったら「えっ、なにこれ」とか「にがすぎ、まずっ!」って思うけど、混ざっているとなんともいえん風味?になるんですねえ。いろんなもんが同時にはじけるというか。混ぜていかせる野菜なのかもしれません。混ぜるっておもしろい。

【おまけ/畑の収穫】
雪の日翌日(1/7)。昼過ぎに、近所にお借りしている畑へダイコンとハクサイをとりに行きました。土は泥んこかと思ったら、わりとサラサラ。霜柱ができていなかったからかもしれません。

ダイコンは、この切り取った葉っぱがこんもりしている下に埋めてあります。余り深く埋め込んでなくて助かりました。


こちらハクサイゾーン。全身がカッチカチに凍ってる個体もあり、だいぶ心配です。

取り出したダイコンと外側の葉をどけたハクサイを自転車のかごへ。

これ、綺麗になってるのは洗ったからです。
最初、すぐ近くの洗い場に行ったけど、全面凍り付いていました。スケートができそう。

そこで、少し歩いて小川へ。水が枯れていたらどうしようと思ったけど、流れてました。よかったあ。しかし、この水のつめてーこと! ゴム手袋ごしでもジンジンしびれます。

すぐとなりの菖蒲園は日陰の場所になり、まだ雪が残ってました。

この菖蒲園にはベンチを置いてくださっていて、夏は木陰となり涼しいのでおやつをいただいたりしながら一服してるんですが、今は、日陰。切り株にちょっといたずらしちゃった。へへへ

そして、ありました、草むらに。春のご準備のフキノトウ発見。

とはいえ、寒さはこれからなんだよなあ。寒いの苦手です。う~ブルブル。


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2022年1月5日水曜日

葉っぱが巻いたチコリ収穫

 チコリの「ヴェネチア」。全部で6株植わっています。ギュウギュウに詰まってきました。


横から見るとこんなです。箱形のプラ容器で水耕栽培。液肥がたっぷり入っているので持ち上げるとかなりの重さ。そこで自在車付きの台車にのせて移動。これでお掃除がやりやすくなりました。観察するときも、容器をくるっと回せばよく見えます。


この端っこの株が、けっこういい感じに丸くなってるように思うんですけど、どうでしょう。


容器からずずず~っと引っ張り出してみました。長い根っこ!。


よしっ、これ食べてみよう。

根を切り離す。根の横には小さな脇芽みたいなのが付属してました。


外側の葉をはずして、と。あ、これ食べられますよね、たぶん。食べないのかなあ。ネットで見かける市場のチコリには外側の葉がついていないみたいだから食べないのかもしれない。どうなんだろう?

ま、私は食べますよ。もったいないですもん。この白いところがふんわりとして美味しそうです。

肝心の中身。ほっそりだけど、葉っぱがちゃんと巻いてます。


ああ、よかった。こんなふうに巻いてることがあまりないんですわ、当ベランダでは。しかも全身緑色だったりして味気ないこと多しでしたからうれしいです。

ただ、どうして葉が巻いたり巻かなかったりするかはわかりません。寒さにあたるからだとかいう話もあるようですが、今回はあたたかい秋のときから巻き始めていましたからねえ。

次回栽培するとしても、再現できそうもないのが悩ましいです。

「ヴェネチア」の種まきは、8月20日でした。きょうは1月5日なので、約4か月半くらいで初収穫できたことになりますかね。

さて調理。私にできそうな調理でなくっちゃですから、チコリを細く切って、レタスも細くし、クルミは煎ってちらほら盛り合わせてサラダに。ドレッシングはポン酢かオリーブオイルも加えてみるか、そんな感じかな。


【汚れた水切かごの洗浄結果】

昨日、ミブナを撤収したあとの栽培容器=水切かごが緑色の藻に覆われいたので、かごの中にクエン酸を混ぜた水を入れておいたのでした。(関連記事はこちら)

一晩たってのぞいてみると。うえっ、なんかぜんぜん汚れが落ちてないじゃないか。やっぱりクエン酸をケチったのがイカンかったかも。


しかたがないから、またスポンジでごしごしし始めてると、ふわ~っと汚れが浮き上がってくるではないか。ざっと洗い流したら、きれいさっぱり。あーよかった。


ということで、やれやれひと安心。今後も水耕栽培容器の汚れ落としは、「クエン酸ちょっとおケチな使用量」でまいりまーす。

2022年1月4日火曜日

ミブナの味が豹変

昨日は葉物野菜をたくさん収穫できたと喜んでおりましたんですが、夕食のすき焼きにいれたミブナが、ミブナが、恐ろしいお味になってました。
断末魔のような苦味。しかもスジが固い。歯の間にはさまるはさまる。いやんもう。

チコリとか苦味のあるもんでもいける私ですが、さすがにこれは。
もったいないから全部食べましたけど。噛むと苦味が増すので、飲んだに等しいかも。おかげで、スジが喉につっかえてむせてました。

こちら、暮れの収穫前、ふさふさだった頃のミブナです。


そういえば、以前ルッコラを水耕栽培したときもひどくまずい味にしてしまったことがありましたっけ。辛さもですが、なんというか渋くて苦くて、みたいな。あれもたしか冬だったよなあ。
ルッコラのときは、液肥の濃度が濃すぎたのかもと、薄めてやるようにし、そのまましばらく我慢して食べてたけど、私が力尽き、没にしてしまいましたっけ。

ミブナの「京なじみ」、おしまいにしますかね。
まだこんなに青々としてきれいなんだけど。

種まきは9月19日でした。長きにわたりごちそうさまでござんした。合掌。

さて、栽培した容器を洗わなくっちゃね。
とはいえ、緑色の藻が洗剤で洗ってもなかなか消えません。スポンジでこすったけど、これくらいは残ってしまうのだよなあ。

そこでだ。以前どなたかのブログでクエン酸を混ぜたお湯に浸す話をご紹介なさっていたのを思い出し、さっそくやってみることに。
スプーン一杯で5グラム。1リットルの水に25グラム(すりきりスプーン5杯)入れるんだそうな。
この水切かごは約3リットルほどはいりましたので、「スプーン5杯×3=15杯」。

なんだけど、あまりの大量消費に恐れをなし、10杯だけにした。(おケチの私)
さて、こんなもんで水切かごはきれいになるのでしょうか?
漬けておく時間は、明朝までの12時間後くらい。お湯の最初の温度は、たぶん20度くらいかと。

【予想】
ア.きれいになる。
イ.半分くらいきれいになる。半分くらい汚れが残る。
ウ.ほとんどきれいにならない。

私の予想は「ア」です。きれいになっていてほしい、おケチな私にしては大量のクエン酸をつかったんだからね、と思うわけです。さていがかなりますやら?


ときに、1月1日にトマトの種まきをしておりました。夜は布団の中で共に眠り(?)、昼はお日様が良くあたる窓辺に転がしておくという加温方法。

タッパーのふたをどけてキッチンペーパーをめくってみますと、「Mr.浅野のけっさく」、「シュガリーテール」がそれぞれ1粒ずつ発根しておりました。
わーい、芽でたし!

よかったですわ、ほんに。浅野さんは750円/袋だし、シュガリーテールさんは1000円/袋。もしも発芽しなかったら、お財布にぎりしめてワナワナ、梅干しを見つめておかずにする日々になるとこでしたもん。
(いや、まだわからんよ。実ができるかどうかはさ。不安はつづくよどこまでも…)

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