園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年7月22日木曜日

シソの害虫と格闘

 シソは栽培が苦手な野菜の一つです。発芽しにくいし、株が大きくならないし、たいがいはさして収穫もできずに終わっていました。それがまあなんとこのたびは、ふっくらフサフサにお育ちでして。


葉もときに、大きなものができていたりします。

栽培容器は、百均屋さんの蓋付きコンテナ(縦26㎝×横37㎝×高さ24㎝)。


蓋に穴をあけ、穴のあいたザルのような鉢をセット。欲ばって、一鉢に苗を3本とか4本も詰め込んじょります。


根っこはお元気だろうか? 蓋をめくってみた。


うーん、色がグレーっぽいんだけど。さわると固め。とけたりしてないみたいだから、そこそこ大丈夫なのでしょう。

問題は、葉にあけられた穴ぼこ。特に新芽のところの被害が著しい。下手人は判明しておるんです。調べましたもん。ナスノミハムシという黒い小さなつやっと光ってる虫。


こやつがちょろちょろしてるのだ。すばしっこくてなかなか捕まえられん。指がふれたとたん、するっと下に落ちるように消えてしまう。するともう見つからない。

そこで、葉の裏がわをのぞき、丸い黒い影が見えたら、即、葉と一緒にブチッと圧迫する作戦にでる。これがわりとうまくいくので、調子よくブチブチしてたら、やけに手応えのごついのにあたった。「ちょっとなんか変」と思って見たら、見たら、ナナホシテントウムシ!

すまん、ごめん、申し訳ない。なんでも無闇にやたらにつぶしちゃいかんのだ。あ~あ、合掌。


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2021年7月21日水曜日

バジルの風対策

暑いさなかにもかかわらず、風が吹きバジルがなびいています。いや、こりゃちょっとなびきすぎでしょう。


当ベランダはマンションの上の階にあり、かような突風に見舞われることがままあります。

はて、どうしたものか。支柱を立てるんだが、地面がないこの水耕栽培装置にどうやって棒を固定すべきか、それが問題。

まずは、バジルのぐるりにひもをかけて、棒に結んだ。


棒は、プラ容器と外側にかぶせてあるフェルト布のあいだにつっこみ、小さな目玉クリップではさんでみる。


おお、ぐらぐらしません。なかなによいではないか。われながらGOODアイデア~!

そして、棒の先には白いガムテープを貼る。なぜなら、棒が目に刺ささらんように注意喚起の目印をつけてみたってわけです。(過去におっと危ねえの経験あり。)

うん、これでどうじゃろか。むっふっふ

上の写真の左端にあるシソは、バジルと同じ場所にあるのに、風が吹いてもわりと平気で今のところ支柱いらず。
うーん、このバジルは葉がとても大きくなるタイプ(ボロッソナポリターノ)だからなあ。抵抗が大きくなって風にあおられやすくなるのかも。

ま、これでなんとか当分しのいでもらおう。

それにしても液肥の消費量がすごい。朝と晩のおかわり対応におわれるしだい。ふぇ~い、夏ですなあ。


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2021年7月20日火曜日

フェルトでプラ容器のカバー作成

 ベランダのフェンスに、バジルとシソとシロナを並べています。


栽培容器は、約2リットルはいるプラスチックの入れ物で、全部で6個あり。百均屋さんで手にいれたものなんですが、なかなかに具合がいいので、さらに4個追加購入。

プラ容器は、苗を入れた穴鉢(=メッシュポット=ネットバスケット)を差し入れられるよう、ふたに穴をあけています。


穴はハンダごてで溶かしてあけるんですが、この作業がちとたいへんでして。ただでさえ気温が暑いっていうのに、発熱体を手にして作業するんだもの、あち~あち~。エアコンすればよかった。夏に慣れてないもんですっかり忘れてましたわ。

ま、ともあれできましたぞ。


お次は、光が入って藻をつくらないように、プラ容器のまわりを何かでおおわなくっちゃね。で、フェルト布(百均屋さんで1枚60㎝×70㎝のお品から4個分とれる)を縫い合わせてカバーを作成。ミシンより手で適当にくっつけるつもりで縫う方が簡単でした。接着剤でもよかったかも。


やれやれ完成。前回も同じ物を作ったから、今度はちょいらく。


できたプラ容器にはミツバとちゃんこネギをセット。どれも5月5日にタネまきしました。暑いから半日陰くらいのところにおきますかね。

さてさて、プラ容器の水耕栽培はこれでなんとかいけるかなあと思うんですが、今度はゴミ箱容器の改良を考えねばですわ。

ゴミ箱容器は、外側にアルミホイルを巻き、ひっかき傷防止のためさらにその上からアルミ箔を蒸着させたシートを巻いてるんですが…


そのうち劣化したアルミ箔がポロポロ床に落ちてくるんですなあ。これがなんか悲しいのだ。う~む


よおし、お次は、このゴミ箱の外側にもフェルト布を貼ってみますか。

あ、フェルト布はポリエステル100%なんで、汚れたら水で洗い。干さずにそのまま容器にはかせて(着せて?)ます。そのうち乾くんで、ハハハ

そうそう、遮光カーテン生地というのもよさそうな気がするんだが、どうなんだろう?

遮光効果はあるんだろか。洗えるんだろか。お財布にやさしいとありがたいのだが。


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2021年7月19日月曜日

タネまきから2か月半のトマト

 トマトは、5月5日にタネまき。この狭いベランダに全部で3種類8株。よくばっちゃいました。密集感満載です。


ぼちぼち最初の実が出来はじめたみたいで。(あれ? トマトって、タネまきから2か月半ほどで実がつくんでしたっけ? なんかよくわからんが。)

一番最初に実ができたのが、中玉トマトの「Mr.浅野のけっさく」。株の背丈も大きい。


ミニの「プチぷよ」。去年と今年、2回目の栽培。皮が薄い、というか無いみたいな不思議な食感だったけど、今は固いです。

ミニの「ピッコラカナリア」。前回収穫できなかったのでほぼお初栽培。実をつける茎みたいなところがぐいーんと張り出した感じでつくんですねえ。知らなかった。


ミニの「フルーツゼブラ」。こちらもほぼお初栽培。茶色と緑のしましまになるらしいんだが。まだ花も咲いとらん。出遅れてます。


いやあもう、梅雨明けたら、いきなり暑いです。おかげさんで、1株につき、1、2リットルの液肥追加にあたふた。やってきました水奴隷の日々。

ついでに、根の様子もときどきは点検しなくっちゃ。エアレーションなしのスチロール箱の中は。箱がカビでばっちいけど、根はお元気みたいでなにより。


ゴミ箱のほうはいかがかな? いかん、液肥が底から数㎝しかなかった…

当ベランダで唯一、エアレーションありの豪邸に住まいするプチぷよ姫。最も弱々しい株だったので、この保育器にいれてみたんですが。


やはりまだ根の張りが他とくらべてまだ少ない気がしますなあ。がんばっておくんなさいましよ。

それにしてもあち~。ベランダに遮光用のカーテンをかけてみますかねえ…


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2021年7月17日土曜日

シロナ2回目の収穫

 東京都のこのあたりも梅雨明けだそうで。葉物野菜のシロナ(タネまき:5/5、水耕栽培)はお日様にあたるとぐったりしてしまいます。周年栽培できるとはいえ、さすがに暑いのでしょう。


こちらの容器のもうなだれかげん。


同じシロナでも、この日陰に置いてあるほうはわりと元気かな。

これからますます暑くなるだろうから、このあたりで収穫しちゃいますかね。


さっと湯がいていただきました。みずみずしくておいしかったです。

今年はアブラムシがまったくいなくて、こうした葉物野菜がすっきり気持ちいい。ありがたいですなあ、いつもこうだといいんだけど。

これはきっと、ベランダをリセットしたおかげだったりして?

というのも、今年は2月からマンションの大規模修繕工事があり、少し前まで工事用シートがかかっていたり、外壁やベランダの床の塗装があったり。今もまだペンキの匂いが漂ってたりするんで、虫は逃げ出しちゃったのかも。

それに、今度のベランダ床の色が白っぽくて汚れが目立ちやすく、さらに滑り止めされてるおかげでほうきではいてもうまく砂がとれない、かといって水をまいてデッキブラシでゴシゴシは厳禁な軟弱床なもんだから、な、な、なんと毎日床を雑巾掛けしておるしだい。

めんどくさあー。とはいえ、毎日拭いてれば汚れはほとんどなく、5分もあれば終わってしまう狭い面積ではあります。水耕栽培は土なしだからアリンコもやってこないでしょう。

はい、これからも清く正しく毎日お掃除の清潔ベランダを心がけませう。

でも、アオムシはいます。ちらっと食べられてます。

おーい、虫軍団、飛んでくるんじゃないぞーーーーと願ってやみません。


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