園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年7月20日火曜日

フェルトでプラ容器のカバー作成

 ベランダのフェンスに、バジルとシソとシロナを並べています。


栽培容器は、約2リットルはいるプラスチックの入れ物で、全部で6個あり。百均屋さんで手にいれたものなんですが、なかなかに具合がいいので、さらに4個追加購入。

プラ容器は、苗を入れた穴鉢(=メッシュポット=ネットバスケット)を差し入れられるよう、ふたに穴をあけています。


穴はハンダごてで溶かしてあけるんですが、この作業がちとたいへんでして。ただでさえ気温が暑いっていうのに、発熱体を手にして作業するんだもの、あち~あち~。エアコンすればよかった。夏に慣れてないもんですっかり忘れてましたわ。

ま、ともあれできましたぞ。


お次は、光が入って藻をつくらないように、プラ容器のまわりを何かでおおわなくっちゃね。で、フェルト布(百均屋さんで1枚60㎝×70㎝のお品から4個分とれる)を縫い合わせてカバーを作成。ミシンより手で適当にくっつけるつもりで縫う方が簡単でした。接着剤でもよかったかも。


やれやれ完成。前回も同じ物を作ったから、今度はちょいらく。


できたプラ容器にはミツバとちゃんこネギをセット。どれも5月5日にタネまきしました。暑いから半日陰くらいのところにおきますかね。

さてさて、プラ容器の水耕栽培はこれでなんとかいけるかなあと思うんですが、今度はゴミ箱容器の改良を考えねばですわ。

ゴミ箱容器は、外側にアルミホイルを巻き、ひっかき傷防止のためさらにその上からアルミ箔を蒸着させたシートを巻いてるんですが…


そのうち劣化したアルミ箔がポロポロ床に落ちてくるんですなあ。これがなんか悲しいのだ。う~む


よおし、お次は、このゴミ箱の外側にもフェルト布を貼ってみますか。

あ、フェルト布はポリエステル100%なんで、汚れたら水で洗い。干さずにそのまま容器にはかせて(着せて?)ます。そのうち乾くんで、ハハハ

そうそう、遮光カーテン生地というのもよさそうな気がするんだが、どうなんだろう?

遮光効果はあるんだろか。洗えるんだろか。お財布にやさしいとありがたいのだが。


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2021年7月19日月曜日

タネまきから2か月半のトマト

 トマトは、5月5日にタネまき。この狭いベランダに全部で3種類8株。よくばっちゃいました。密集感満載です。


ぼちぼち最初の実が出来はじめたみたいで。(あれ? トマトって、タネまきから2か月半ほどで実がつくんでしたっけ? なんかよくわからんが。)

一番最初に実ができたのが、中玉トマトの「Mr.浅野のけっさく」。株の背丈も大きい。


ミニの「プチぷよ」。去年と今年、2回目の栽培。皮が薄い、というか無いみたいな不思議な食感だったけど、今は固いです。

ミニの「ピッコラカナリア」。前回収穫できなかったのでほぼお初栽培。実をつける茎みたいなところがぐいーんと張り出した感じでつくんですねえ。知らなかった。


ミニの「フルーツゼブラ」。こちらもほぼお初栽培。茶色と緑のしましまになるらしいんだが。まだ花も咲いとらん。出遅れてます。


いやあもう、梅雨明けたら、いきなり暑いです。おかげさんで、1株につき、1、2リットルの液肥追加にあたふた。やってきました水奴隷の日々。

ついでに、根の様子もときどきは点検しなくっちゃ。エアレーションなしのスチロール箱の中は。箱がカビでばっちいけど、根はお元気みたいでなにより。


ゴミ箱のほうはいかがかな? いかん、液肥が底から数㎝しかなかった…

当ベランダで唯一、エアレーションありの豪邸に住まいするプチぷよ姫。最も弱々しい株だったので、この保育器にいれてみたんですが。


やはりまだ根の張りが他とくらべてまだ少ない気がしますなあ。がんばっておくんなさいましよ。

それにしてもあち~。ベランダに遮光用のカーテンをかけてみますかねえ…


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2021年7月17日土曜日

シロナ2回目の収穫

 東京都のこのあたりも梅雨明けだそうで。葉物野菜のシロナ(タネまき:5/5、水耕栽培)はお日様にあたるとぐったりしてしまいます。周年栽培できるとはいえ、さすがに暑いのでしょう。


こちらの容器のもうなだれかげん。


同じシロナでも、この日陰に置いてあるほうはわりと元気かな。

これからますます暑くなるだろうから、このあたりで収穫しちゃいますかね。


さっと湯がいていただきました。みずみずしくておいしかったです。

今年はアブラムシがまったくいなくて、こうした葉物野菜がすっきり気持ちいい。ありがたいですなあ、いつもこうだといいんだけど。

これはきっと、ベランダをリセットしたおかげだったりして?

というのも、今年は2月からマンションの大規模修繕工事があり、少し前まで工事用シートがかかっていたり、外壁やベランダの床の塗装があったり。今もまだペンキの匂いが漂ってたりするんで、虫は逃げ出しちゃったのかも。

それに、今度のベランダ床の色が白っぽくて汚れが目立ちやすく、さらに滑り止めされてるおかげでほうきではいてもうまく砂がとれない、かといって水をまいてデッキブラシでゴシゴシは厳禁な軟弱床なもんだから、な、な、なんと毎日床を雑巾掛けしておるしだい。

めんどくさあー。とはいえ、毎日拭いてれば汚れはほとんどなく、5分もあれば終わってしまう狭い面積ではあります。水耕栽培は土なしだからアリンコもやってこないでしょう。

はい、これからも清く正しく毎日お掃除の清潔ベランダを心がけませう。

でも、アオムシはいます。ちらっと食べられてます。

おーい、虫軍団、飛んでくるんじゃないぞーーーーと願ってやみません。


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2021年7月16日金曜日

水耕栽培のメッシュポットとサイズ

 「穴鉢の効用」

水耕栽培で使う道具で、苗を入れる水はけのいい容器にはいろいろな呼び方があるようです。メッシュポットとかネットバスケットとか穴鉢(あなばち)など。

その容器の穴鉢が、だいぶ痛んできたので新調しました。

写真左が8年前に買った年期ものの穴鉢。

中央がこのたび買った同じお店(所沢植木鉢センター)の穴鉢。

右もこのたびの購入品ですが、別のお店(ASDSH)の品です。


上から見ると、こんな感じ。

新しい穴鉢は同じお店の同型だけど、穴の模様が変更になり、表面も艶無しから艶有りになったようです。


「サイズで失敗」

じつは、上の写真右の小ぶりな穴鉢は、サイズを間違えて小さいのを買ってしまったのでした。しかも20個も注文しておるという。そもそも、今まで使っていたのと同じ製品を同じお店でえばいいものを、別のお店の「送料200円」につられてよく確かめもせず小さいサイズ(8.3㎝)の製品を買ってしまったのだった。

こりゃいかんと、急ぎ買い直したのが写真中央の穴鉢(9.0㎝)、ではないのだ。じつはこのとき、もっと大きい10㎝のを注文してしまっていて、これをば返品してのち、やっとやっと正しいサイズ9㎝のを手に入れたという、長い道のりがあったのです。

かくして、欲しかったサイズの穴鉢が20個。(これはうれしい)

そして、しくじった小さいサイズの24個が手元にドーン。(ううっ、悲しい)

そうそう、なぜにサイズが小さいと困るのかともうしますと、これなんですわ。

ベランダのフェンスに設置しております栽培容器。


これのふたの部分に穴をあけ、穴鉢がのっかるようにして使っているのです。


このふたの穴のサイズが9㎝用でして。8.3㎝の穴鉢をのせようとすると、ドボーン!

落っこちてしまうのだなあ。


これ、24個も買っちゃったわたくし。(アホです)

どーするよ、これ。

しょうがない、豆腐の水切りにでもしますか…


「小さいサイズの穴鉢の使い道」

一晩よく寝てご飯も食べて考えましたぞ、使い道。これなんかどうでしょう。


水切かごに並べて液肥を満たす水耕栽培をするときの容器としてならよろしいんじゃないかと。かごが小ぶりなので、ミツバとかネギの苗など、小さい植物に使えそうです。大きい穴鉢ですと水切かごにいくつも並べられなかったりするし。おお、なかなかによいアイデアかも。

もう一つ。小さい穴鉢に円盤を作ってはかせるのです。材料はスチロールの天地に紙が貼ってある板状のもの。何かで使った残り物です。それをカッターでくり抜きました。


ぴったりじゃないから少しがたつくけど、落ちないみたい。やったあ!


よおし、これならちびポットでも栽培容器に設置できるってもんです。はあ、やれやれ、ホッ。

ただし、天地が「紙」でできていますからねえ、防水も考えねば。サランラップでも巻きますか。

「にがい過去」

水耕栽培を始めた頃、2012年に初めて穴鉢というものを20個注文。のち、足りなくなったので翌年、さらに20個を注文。したつもりが間違えて40個注文。つまり合計60個も届いてしまったわけです。はい、その昔から買いまちがいの素質ありありでしたな。

で、このときはブログ仲間の方々にお分けして助けていただき、手元に30個くらい残って現在に至ります。穴鉢の痛みの原因は経年劣化もあるでしょうけど、鉢に根がからんでとれなくなりやむなく切断したりとか、穴の形を大きくしようと網の一部を切っタラ弱くなってこわれたり。とまあだいぶ乱暴な使い方もしてました。

あ、そうそう、小さいサイズの穴鉢は、はるばる中国からお越しになったお品です。

出荷したのが6月13日。南京、北京をへて日本についたのが7月8日(航空便)。さらに、わがやに到着したのが7月13日。約一か月の長旅で、送料が200円。うーん、不思議な価格。考えちゃいますなあ。

さてさて、新しい穴鉢のぴったりサイズ20個と小サイズ24個。どれもピカピカです。だいじにながーーーーくつかいましょ。


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2021年7月15日木曜日

春夏レタスに挫折

 5月5日にタネまきしたレタスの「ハンサムグリーン」。同じ日にタネまきしたトマトなんかはもう背丈が1メートルにならんとしておるというのに、このレタスはまだ本葉が数枚でこんなですのさ。


ポットを持ち上げてみると、びよ~~~んと上に伸び上がってます。おやあ、ハンサムグリーンは、珊瑚のように葉がみっちり巻いて育つはずじゃなかったんですかい?

あーあ、徒長ですな。レタスは日が短くなる時期がうまくいくそうで、春から夏は日が伸び、お花咲かせモードに入ってしまったと思われます。

よし、レタスは絶対春に育てちゃいかんのだと、ここに固く固く誓っておこう。(すぐ忘れるんだこれが。)

しょうがない、収穫してしまおう。ボールにこんだけかあ。冬に育てたら、外側の葉をかき取って何度も収穫できるのに。


これ育てるとき、小さいポットでは狭かろうと、大きめの穴あきのポットに植えかえ、バーミキュライトもたくさん奮発していれてやったのにぃ。ブツブツブツ


残念感いっぱいだけど、まあとにかくレタス洗いましょ。

全部手にのっけてみる。ほうう、なんかシャッキリしてていいじゃないか。一度に食べるには充分すぎるわけだし。ふんふん、うれしいかも。


食べてみると、冬のようにゴソゴソ固すぎない。さっぱりほっそりしてるのだ。これはこれでお上品でよろしいかもだわね。てなことでご機嫌なおりましたとさ。


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