園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2020年12月24日木曜日

カラシナ全盛期

 「パーマグリーン」という葉っぱが縮れたカラシナ系(三池高菜+チリメンカラシナ)の葉物野菜がたいそう元気に盛り上がってるようで、お盆いっぱいとれました。

葉の色味には、黄色っぽいのやら黒っぽいものまでいろいろあり。


茹でればみなにたような濃い緑色になるみたい。なお、このパーマグリーンときたら、茎がけっこう固いのでゆで時間長めにしてみる。すると、お盆いっぱいあったのが下のような分量になりました。けっこうありますなあ。

青菜にしては収縮率が少ないみたいです。まあ、目減りしにくいからかなりお得といえるかも。
なまのままですと、辛みたっぷり。茹でるとあまり感じません。なんというか旨味のあるお浸しになります。かみ応え充分で、歯ぐきが、丈夫になりそ。ハハハ

ベランダの残りは、これくらいになりました。水切かごで水耕栽培しています。背丈が伸びてるから容器が傾いてしまいます。

全部で12株あり。一株ずつポットに入っており、それぞれ葉が3枚くらいついてるでしょうか。

ベランダの手すりに設置しているペットボトル栽培のほうも、にたような感じで葉っぱは3~4枚ってとこでしょうか。

だいぶ寒くなってきたので、もう今までのようぐんぐん育たないだろうと思います。
とくにこの場所は、冷気がもろにあたるせいか葉の色が紫がかってるのが多いみたいですし。だいじ~にいただくことにしましょーっと。

【番外コーナー】
ところで、物干し竿に柿が吊してあるんですが、どんなもんでございましょう。近所でお借りしている畑にできてる渋柿の皮をむいて吊してるだけなんですが。

ほそっ!…なんか、えーって思います。あんなにふっくらした柿だったのになあ。

でも、手にしてみると、中がやわらか~。ふにゃふにゃ~。

もう、いいかも。どれどれ収穫しよう。
この日(12/23)は、マンションで花の手入れをしている不数人の方とご苦労さん会(といってもこの時期なので簡単なお茶会程度)があるというので、持参することにしました。
個包装、完了。

それを、こんな柄にもないこっぱずかし入れ物に詰めましたぜ。
この布の小物入れは、マンションの手芸の会で教わって作ったのですが、どうもなんだか乙女チックなものが苦手である。ま、季節物だからよしとしよう。
中身は、しゃれたケーキでなく干し柿ですけどな。
ほとんどは、うちで食べることなく差し上げてばかり。

残る干し柿はあとこんだけ。鳥さんのおやつにされる前に取り込むことにしましょう。

今日(24日)なんと、たまたまですが某高級干し柿(市田)さんを頂戴いただきまして。せっかくなので記念写真をば。右端がそのお方です。左と中央が当ベランダ産。

うーん、粉がふいてるとやっぱり美味しそうですなあ。
しょうがない、うちのにはこっそり粉砂糖でもかけてみようかしら。


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2020年12月22日火曜日

間に合わないイチゴ

 ベランダの手摺りに取り付けたペットボトルで水耕栽培の四季なりイチゴ「めちゃウマ」。(撮影:12/22)


葉のところどころが赤くなり、さすがに寒いよなあと思っていたら。

花が咲いてました。


もう一株にも。


イチゴは、他にも床置きになってるグループもありまして。ネギとレタスの狭間にあったりします。


ここはあまり陽当たりのよろしくないところなんだが、ここにも一輪。


せっかくの花だけど、「これじゃXmasケーキに間に合いませんがな~」なんて言ってみたりして。(たぶん、この寒さですもん、お花見できただけで終わると思います。ああ…)

ところでこのイチゴは、2016年9月10日に近所のホームセンターで買い求めた苗でした。


ということは、今年で4年目になるんだなあ。長持ち長生きな植物であります。
2株で300円ぐらいじゃなかったろうか。おほほ、だいぶとお得だったですわねえ。
お味がめちゃウマかどうかは、ナンですがね。

【おまけ】
ご近所さんでお見かけした庭先の光景です。この白いの、何かと思ったら霜柱ですと。ヒョエ~でした。もっと接近してとればよかったなあ。霜のすじが整然と並んでてとても美しかったです。

2020年12月20日日曜日

ミニセロリとエルバステラも食べ頃です

 昼間は暖かいお日和で、助かっております。最低気温がマイナス3度なんてときもあるけど、液肥はまだ凍ってはいないようで、水耕栽培の葉物は無事お育ち中です。

こちら、ミニサイズのセロリ。ミツバっぽいけど。


茎が白いタイプ。このミニサイズセロリの品種には緑色のもあるのだとか。


太そうなのをいくらか収穫しました。葉はスープ、茎はサラダにしよう。

そしてエルバステラ。全部は多すぎるから半分だけ切り取ったら、虎刈りみたいな中途半端です。噛むとサクサクして甘いようなちと苦いような、なんとも草っぽい感じ。ナムルやパスタの具になったりもするんだそうだが、もっぱら生食ばかりでまだ試しておらず。

他の葉物もモサモサなので刈り取りました。

洗って水にいれといたら、えらくブワーッとふくらんじゃいました。

水切りして種類ごとにビニール袋に収納。つづいて冷蔵庫の野菜室をのぞいたら、すでに頂き物のハクサイやお借りしてる畑で収穫したダイコンやらで埋め尽くされていた。
むむぅ、やむなく冷蔵室に保管。ど、どうしよう。ぜんぶ鍋に入れるか。

てな具合にウハウハ喜んでるのも今のうちでしょう。ブルブル寒波がやってきたら大方はロゼット状になったり赤く霜焼けちゃったりするんだろなあ。
天気予報の気温欄を見てはビクビクする、けふこのごろであります。


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2020年12月16日水曜日

番外編:虫と炭と柿

 友人たちと近所の畑をお借りしていて、今時分はダイコンやシュンギク、アスパラナを収穫しています。この日(12/12)は、それとは別に、畑のまわりの枯葉を掃除したり、伸びすぎた木々の枝をおとしてリヤカーで運んだりしました。畑は私たちの他にも借りていらっしゃる方がおられて、みなさんと一緒の作業でした。
畑は森のすぐ隣りにあるためか、いろんな生き物にであいます。

なにやら奇妙な虫発見。白いものがはみ出ている感じです。


少し調べたところによれば、これは昆虫寄生菌(ボーベリア菌?)に寄生された姿らしい。
「広い意味では「冬虫夏草」の仲間であるが、明瞭な形の子実体(しじつたい)、つまり「きのこ」を作らない。」(詳細の記事はこちら)のだそうな。
…とまあ、こんなお姿の虫さんも時々見かける畑です。

作業のあとは、みなさんと焼き芋大会。
まずは、炭をくべるところから。なお、この炭は手作りだそうです。


畑をご一緒している方がクヌギの木を切って3日かけてお作りになったそうな。(写真のは、消臭になるからとその一部をいただいたもの。)

そんな貴重な炭をおこし、畑で収穫したサツマイモを水で湿らせた新聞紙を巻いてからホイルで包んで炭のオキの中にを潜り込ませてできたのが、こちら。
熱々の黄色がまぶしいおイモさん。


さて、ベランダではこの畑の近くに植わっている柿の木からとってきた実が、じわじわと干し柿になりつつあります。

柿の実は10個程度をとってきては吊るして食べたり差し上げたり。ベランダには一度にたくさん干すスペースがないので、これくらいの分量がちょうどいい感じ。それが今度で3回目くらいになりますか。

ところで、干し柿の色についてですが、これまでは干し柿にするとたいていオレンジ色が退色していました。もっと焦げ茶色になったりもしています。(撮影:11/6)

それがこのたびのは、オレンジ色がかなり残ったまま推移しているんですわ。(撮影:12/15)

夕方の陽があたっているので黄色みをおびているとはいえ。

皮をむいてから3週間以上はすぎているかと。もうすっかり柔らかくなって食べられそうなのだ。味的には焦げ茶色もオレンジ色のも変わらないだろうと思うけど、見目麗しいといかにも美味しそうって感じをアピールしてきますわなあ。

それにしても、この色の違いはどこからくるんでしょう。
焦げ茶色のときは干し始めたのが11月。今度のは12月。気温が寒くなったことと関係があるのかないのかわかりませんが、おもしろいです。

なんじゃかじゃと見てるうちに、やっぱり味が気になったんで、ちょいとつまんでみた。(撮影:12/16)

うまい。が、ちょっと、すこーし渋いかも。もうすこしこのまま干しておくとしよう。
どうか鳥さんに見つかりませんように。


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2020年12月14日月曜日

カブを食す

 前回の記事であともうちょっと大きくしたらと待っておりましたカブの「味こがね」。

どれどれもういいかい、と眺めておりましたらば。この左側のがですなあ。


パックリコと割れておりました。


あ~あ、欲ばってしまいました。
こういう場合、根も痛んでたりするのかなあと植わっているポットを持ち上げてみる。
どうなんですかねえ。特に不健康というわけでもないみたいですが。

ま、とにかく収穫してしまいますかね。なんか、みょうなカブさんです。

もう1個、となりのもとりました。こちらはお肌つるつる美人さん。

調理ですが、カブラ蒸しというものを作ろうと思っていたけど、あれは卵白を入れたりしてどうも白いカブであればこその料理みたいなので、ネット検索してポトフに挑戦。といっても、ニンジンやタマネギ、ジャガイモと牛肉、そしてカブを入れ、コンソメスープの素を放り込んだだけ。彩りと香りにミニセロリとスティッキオをベランダからちぎってきて散らしました。おお、簡単このうえなし。

なお、カブの皮はむいたら目減りするんで、そのままに。
煮てみると、カブの黄色がくっきりした感じ。
あ、なんか黄色のジャガイモみたいに見えますが、写真のはみなカブです。
お味は、うーん、ぼんやりしてるといいますか。
翌日食べたときのほうがスープの味がしみてぐっとおいしく、ほっこりしてましたわ。
うーん、サラダにしたときのほうが好みだけど、煮たのもこれはこれでよかったです。
なお、皮はむかなくても感触は残らず。そのままでOKだと知る。

さて、味こがねの株は他に、ペットボトルのも2株ありまして。

このボトルの株をポットごとよいしょと取り出し、最初に収穫してからっぽになったスペースにはめこみました。植えかえかんたーん♪

ほい、こちらでまた栽培継続いたしましょう。

お天気予報によれば、今週からぐっと寒さが増してくるのだとか。
ベランダの野菜は、あとどれくらいもってくれるやら。なにしろすべて水耕栽培ですからねえ。氷が張ったらしおれてしまうでしょうし。

そうなったら、今度は室内でスプラウト三昧でもと思うております。


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