園芸でちょこっと科学

園芸でちょこっと科学
タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。
ラベル 園芸資材 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 園芸資材 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022年5月2日月曜日

水耕栽培容器の変更

 極小ベランダゆえ狭くなるので「園芸資材の容器は新調しない」と固く誓ったのだが、買っちゃったんだなあ、これが。

百均屋さんで収納ボックス2個とふたも2個。それに小型のざるを2個。しめて600円+消費税の一大出費なり。


というのも、水耕栽培の容器はこれまで、苗が小さい場合や葉物野菜のときに、キッチン用の水切かごを使っていました。下記写真右側のように、かごの中に穴あきポットにいれた苗を並べて液肥を流し込む方法にしていたのです。


この水切かご方式は、ポットが12個くらい並ぶので少ない面積でたくさんの苗が育てられるのが魅力です。

けれど、かごの中に藻が発生するのでときどき洗わねばならんのだなあ。これがちとめんどう。

そこで上の写真の左側の容器(収納ボックス)に変更してみようというわけ。これなら液肥に光がほとんど入らないので藻はできにくいでしょうから。

ただし、苗の数はボックスのふたに開けた穴のぶんだけしか設置できません。う~ん、なんかもったいないんだけどねえ。それこそ狭いベランダなんだから単位面積あたりの収穫量で考えるとざるのほうが断然いいわけで。

でもです。収納ボックス方式だと、「一株がりっぱで大きい」はず。

さあて「大きな株1個と小さい株数個と、どちらがお得だろうか?」とまあ考えてみましたわけで。

で、まずは「一株を大きくする=収納ボックス方式」でやってみるかと。

じつは今までもこのボックス方式で少しやっていたのですが、このたび、全部の葉物苗を移しかえてしまおうというんで、このたびの新ボックス購入にいたったしだいです。

ボックスを使うのはいいが、ふたに穴を開けるのがねえ。ハンダごてでじわじわ溶かしていくのですが、あんまり得意じゃないのだ。

ほらね、グネグネ曲がってるし。

ま、これはいつかそのうち少しは上達するかもだからよしとしましょ。

ともかく、なんとかやっつけ仕事で完了。
こうして並びましたよ、収納ボックス装置がずらり。


もう一丁これも。収納ボックスは全部で4個となりました。

そして、入ってる苗がほぼカラシナの「コーラル リーフ プルーム」。カラシナがそんなに好きってわけでもないのですが、種まきしたら苗がいっぱいできちゃったもんで。

まあそんなこんなで、「キッチン用の水切かご」での栽培はひとまずお休みし、これからは「収納ボックス」で進めていこうとぞんじます。
とはいえ、水切かごは方針が変わったらまた取り出してつかつかえるよう保存してあります。
結局資材が増えたわけで、室内のお邪魔になっております。ハハハ

2022年4月11日月曜日

トマトの水耕栽培容器

 水耕栽培用に使うスチロール箱が痛んでしまったので、プラスチックの「バックル付きツールストッカー」なるものを買ってきました。そのままじゃあ使えんので、その加工をいたさねばです。

といっても、ふたにハンダごてで穴をあけただけの簡単なものです。ちと波打ってますが。

穴ぼこにトマト苗の入った黒い穴あきポットをさしこんで。


おお、無事、入りました!

このサイズが問題で、大きすぎたら水没しちゃうし、小さけりゃはいらんわけだし。
よしよし、これでよし。

ふたの裏側をのぞくと、黒い穴あきポットが7㎝くらい出っ張っています。根がまだ充分育ってないみたいなので、ポットの底も2㎝くらい液肥の中につかっているほうがいいかなあ。

この容器は、全部で21リットル入るそうですが、今回は19リットルくらい入れたように思います。

ストッカーの下には、痛んだスチロール箱のふたを取り置いていたので、それを敷いてみました。じかに床だと照り返しであつくなるかもしれないので。

てなことで、設置終了。液肥運びが大変だったけど、やれやれです。
ストッカーの両隣にもトマトあり。右側の銀色の栽培容器は、まだ痛んでいないスチロール箱です。

ストッカーの苗(中玉トマト:Mr.浅野のけっさく)は今、1段目に実ができはじめています。

左隣りの「シュガリーテール」も同じく。


このところぐっと暖かくなって、いや、かなり暑くて野菜が育つのもぐいぐい進行。
おかげさんで植えかえものが大忙し。まだまだつづきそうです。


にほんブログ村

にほんブログ村

水耕栽培ランキング

2022年4月10日日曜日

キュウリの水耕栽培法3種

 ミニキュウリの「半白きゅう太郎」。水耕栽培の栽培容器を見繕ってきたのがおとといでした。お次は、その装置作りです。ブログ「いつでもレタス」さんの方法をまねさせていただこうと思います。

まずは、バスケット。底面と横の一部には穴があいていたけど、この横部分には穴がなかったのでハンダごてでいくつか穴をあけました。これで、空気の通りがよくなるといいなあ。


バスケットというか、穴だらけだから、もはやこうなるとざるですな。キッチンのゴミ入れ用不織布にバーミキュライトを入れつつ、キュウリの苗も植え込んで先ほどのざるにのせました。外側の長方形の容器の底には液肥もちょいと入れてます。

とりあえず、これで底面から液肥が補充されることになるのかな。

けれどこのままではいずれ液肥が枯れてしまうから、新たに補充する工夫がいります。そこで、ペットボトル登場なのだ。ボトルには液肥を入れてあります。


そうそう、ボトルの底、下から1.5センチくらい上のあたりに、ハンダごてで直径7ミリくらいの穴をあけましたぞ。


えーっと、これでいいんでしたっけ?

これで、「液肥がへっていった分、ボトルから補給される」はずなんだけど、ど、どうでしょう? うまくいきますかねえ。

ま、やってみましょ。

てなことで、キュウリは下記の3種類の栽培方法でのぞもうと思います。

左端は、先ほど作った「ざる方式」。中央が「ごみ箱」。右端だけが電動のエアレーションありで、市販の「ホームハイポニカぷくぷく」です。


さあて、お育ちの具合はどんなもんですかねえ。そもそも苗の育ち方が一様ではない(まん中が一番よく育ってる、その次が右、しんがりが左です)のでスタートが異なり比べようもない気もしますが、まあだいたいってことで、様子をみていきたいと思います。

私の予想では、通気性の良さで一番良く育つのが「ざる」だと思うんですけど、どうですかねえ。

【余談】

9日の土曜日。友人らと近所にお借りしている畑に出動。この畑の管理人さんは、私たちの畑のお隣で作物を作っておられ、さらにシイタケの栽培もなさっていて、たくさんできたからとおすそ分けしてくださいました。

それがまあ、なんとでかいこと!一番大きいのがこんな。お見事なり。

網焼きしてお醤油たらり。う~ん、うまっ。ごちそうさまでした。


にほんブログ村

にほんブログ村

水耕栽培ランキング

2022年4月8日金曜日

栽培容器を手に入れる

 このところ栽培容器破損問題(といっても、ようはスチロール箱が2箱古くなってひび割れただけのこと)でおろおろ。暖かい陽気で野菜はどんどん育っているから、急ぎ大きな容器がいります。夕べは布団の中でネット行脚。どんなものがよさそうかと検索・検討。さらにそれが近所のどこのお店にあるかも調べ、先ほど手に入れてきました。

そして、こちらが本日のお買い物品一式です。


一番大きい入れ物が、こちら。枝葉が大きくなる中玉トマトの苗用にしようと思います。これと同じ程度の容量のスチロール箱は約700円だったので、お値段からすると、その2倍長持ちしてくれたらうれしいのですが、どんなもんでしょうかねえ。

ふたをどけると、中はこんな感じ。お店での箱をかぶってみましたらば、蛍光灯の光は入ってこなかったので、遮光はおそらく合格かと。(他のお客様にジロジロ見られました。ハハハ)

白い持ち手付きの歯、「ハンディーバスケット」というものだそうで、シャンプーやソープを持ち運ぶときに使うらしいです。これがちょうど、キュウリの苗を入れて外側に液肥を満たした箱を置いて使う装置にいいサイズでして。隣りに補充用の液肥を入れたペットボトルが置けるんですねえ。
ブログ『いつでもレタス』さんの水耕栽培の方法をまねしてみようと思ってます。

茶色の箱は、下の入れ物だけを買ってきました。ふたはしばらく前に手に入れており、穴をあける加工もしてあります。今回買ってきたのは、こんなふうに低い高さのが欲しかったからなんです。このサイズだと、葉物野菜がちょうどいい感じですかね。


これより深いタイプのも持っているのですが、これはちと問題ありでした。深さがありすぎて水圧で箱の横の口部分が広がり、ふたがうまく閉じなくなってしまうんです。
そこで、同じサイズの容器を2個重ねて厚みをもたせてるとかなり改善。使えるようになりました。

なお、この深さはいいこともありまして、ゆとりがあるので根が大きく育つみたいです。


おかげでレタスのパリグリーンが絶好調。ずいぶん長く収穫できています。これはきょうの分。ありがたや~。

明日は、さっそくコンテナ類に穴を開ける作業と、植えかえになりますかね。

きょうはいいお天気でした。買い物ついでのお花見たのし。しかし、ちと遠いホームセンターまで自転車で行ったので、お腰がだいぶくたびれました。よく眠れそうです。


にほんブログ村

にほんブログ村

水耕栽培ランキング

2022年2月19日土曜日

水耕栽培に使う穴鉢のサイズ

 一見、ザルのようでもある穴のあいた鉢、穴鉢(=あなばち。他に「穴あきポット」「育苗ポット」などのネーミングもあり)というものを使っております。この穴ぼこから根が出て、下の容器(プラスチック製のごみ箱)の液体肥料に浸すことができます。


青いのは植木鉢用のお皿で、これにハンダごてで穴をあけてあり、穴鉢を差し込むと穴鉢が固定されていい具合です。


ところで、穴鉢には大きさがいくつかあるみたいで、私が持っているのはこの大小2つのサイズです。


最初に大きいほうの穴鉢を買って使っていたのですが、小さい穴鉢は小振りな葉物野菜には場所をとらないし、たくさん並べられるからと、後からこの小さい穴鉢もいくつか買いそろえたのでした。

ところが、問題発生。小さい穴鉢は大きい穴鉢用の穴にセットしようとすると、落っこちちゃうんでありましたあ。あたりまえか。


そこでだ。考えましたぞ。台座のようなもんをはめこんだらストッパーになって落ちないんじゃないかと。で、作りましたよ、台座。

ほら、こんなふうにうまいこと落下ぜずに使うことができます。やったぜ!


だがしかし、問題発生。この台座は中身は発砲アクリルみたいな水に強い材質なんだけど、表と裏に紙が貼ってあり、これが液肥に触れてカビるんでした。


それならと、この台座にアクリル絵具を塗ってみました。しかも3回にわけて塗り重ねる厳重っぷり。これでどうだ!(妙な色なのは勘弁。うちの人形劇業務用の絵具をこっそりくすねて使ってまして。なるべく使ってない余り物の色のをと思ったら、このサツマイモ色しかなかったんです。)


さて、仕上がった台座に小さい穴鉢をはめこみ、さらに青いお皿にセットしてみる。
ど、どうかしら?
ま、その性能は使ってみないことにはわかりませんわなあ。

それにしても、穴鉢を買うとき、そのサイズには毎度悩まされます。

小さい穴鉢は、根が小振りな葉物野菜に向いていそうです。たくさん並べても場所をとらないし。けれど、根のかさが大きくなるトマトには、しっかりささえられそうな大きい穴鉢じゃないといかん気がするんですよねえ。うーむ、できれば、どちらかに統一したほうが無駄がないんだけど。

そうだ、1度、小さい穴鉢でトマトを栽培してみようかしら。小さいのでもOKだったら大きい穴鉢は不要になるわけですもんね。失敗したらもったいないから、ちと根性がいりますけどな。

なお、お値段は、ネット購入でおおよそこんなだったかと。

小さい穴鉢/購入:2021年】

外枠を含む直径→8.3㎝…987円/12個(送料無料。ただし到着は1か月後。)

大きい穴鉢/購入:2021年】

1.外枠を含む直径→10㎝…250円/10個(送料820円)

2.外枠を含む直径→10.5㎝…340円/10個(送料820円)

…ま、こんな穴鉢とかなしでも水耕栽培ができれば、なおよしではあります。


にほんブログ村

にほんブログ村

水耕栽培ランキング

2022年1月22日土曜日

水耕栽培容器の深さ

 レタス苗を入れている水耕栽培容器は、四角いプラスチックの容器です。けっこうな分量の液肥がはいるので、床掃除のときなど、そままでは重く持ち上げるのに一苦労。そこで、自在車のついた置き台の上にこの容器をのせたらスーイスイ。これでだいぶらくちんになりました。


それはよかったんですが、もう一つ、この四角い容器の「ふち」が水圧でふくらんでしまうのがねえ、なんともはや。この隙間から液肥に日光が入って藻がはえてしまいそうなんですわ。(この写真のみ1/3に撮影)


とりあえず、目玉クリップで止めておさえていたんですけど。


なんとなくこれだけじゃいずれ容器が壊れそうな気がして心配です。

そこで、同じサイズの四角い容器を2個重ねました。うん、これでかなり改善されたかも。


それぞれ単独で使えるのになあと、もったいない気もしますが、壊れちゃったら元も子もないので、これからはつねに2個重ねでまいりましょうかね。

それに、目玉クリップをはずしたりつけたりしなくてもよくなったから、根の観察もすぐにできるわけだし。よしよしとしましょ。


なお、このタイプの容器は他に高さの異なるのもありまして。左の背が高い方は22センチメートルで、低い方は11センチメートルです。

レタスなんかは、根の様子からすると低いほうでもよかったかも。トマトとかキュウリなどの大型の野菜なら背が高いほうでないと液肥がすぐになくなりそうな気がしますがどうでしょう?
私はまだトマトにもキュウリにも使ったことがないのでわからんのですが。

【おまけ】
きょうは友人たちと近所にお借りしている畑に行ってきました。ハクサイを収穫したくらいで作業はなく、今年はどんな作物をどこに植えるかという相談しました。
その際、畑を見立てた白い紙に、野菜カードを並べたらどうだろうと、作って持っていったのです。レイアウトを考えるよすがになればと思って。

これ、畑に見立てた白い紙が、春用、夏用、秋用、冬用、全部で4枚あったほうがよかったなあ。一枚だけじゃレイアウトしきれなかったね。
よーし、次回のために、ちょいとこのセットをバージョンアップしておきますかね。
今年はさて、どんなふうに育つもんやら。想像(空想?)するってたのしいなあと思ったことでした。ま、失敗も多しですが。


にほんブログ村

にほんブログ村

水耕栽培ランキング

閲覧回数の多い記事