いやもう、痛いというかたまらん日差しであります。残暑ってこういうのだったろうか。毎年おなじことをぼやいてるような気もしますがね。
お昼過ぎ、クーラーにあたりながらふとガラス戸越しにベランダを見れば、ブロッコリー「アレッタ2早生」の葉がぐったりと垂れてへたっておるではないか。イカンイカン。
急ぎ押し入れへ走り、引き出しから持ち出したのが炬燵カバー(こたつがけ?)。ブロッコリーの鉢の前に洗濯ばさみで押さえて吊してみた。(撮影:9/8)
ど、どうじゃろか?
日差しはさえぎってくれていると思う。よし、よかった。
しかし、この生地はしっかり織ってあるせいかどっしりと重めで風もあまり通さないようである。よくないじゃん。どうするよ。とりあえず夕方には外した。明日もまた暑いらしいから、なにか対策を考えねば。
翌日(9/9)。生地置き場から発掘してきたのがこちら。頂き物の古い着物でカーテンにしてみましたぞ。(なんか和風感いっぱい。源氏物語かあ?そんな雅じゃないか。)
絽(ろ)とかいう生地だろうか。袖を外したり、背のところを分解したりしてざっと縫い合わせてみたのだ。
表地から見ると、四角い模様が浮き上がる。
残り布は襟のあたりのこれだけ。
たぶん上等な着物だったろうけれど、経年劣化で、生地を強く引っ張ると枯葉のように崩れてしまうのだ。だからもったいなくなんかないぞ、と思おう。(許せ)
さて、ブロッコリーにとっての肝心の風通しと遮光ぐあいはどうだろか。
着物地カーテンは、よくゆれるが重すぎず、あおられて植物にぶつかってもやんわりとした衝突ですみそうである。光もある程度は透過するだろうし。いいんじゃないかい、これ。
と、安堵したところで、このブロッコリーときたら、ちっとも花芽がでないじゃないかと育ちぐあいで気がもめる。
生長点をのぞいてみるのだが、うん、でも、すん、でもない。
脇芽の「葉っぱ」は、はやしつつあるようですがね。
じつは、このブロッコリー(アレッタ2早生)のタネまき時期は、タネ袋によれば早くても6月末がスタートとあり。
ではあるが、ほんのおためしのつもりで、1か月早い5月末にまいてしまったのだから、何かしら障害がおきるのかもしれませんなあ。
まあ、葉っぱはお元気なのでこの部分は食べられるでしょう。
なお、根は上半身の大きさにくらべると未発達のような気がします。
今はゴミ箱容器で水耕栽培していますが、もう少し育ってきたらスチロール箱に移しかえようとかと。
でもなあ、葉っぱしか育たないブロッコリーにスチロール豪邸(約15リットル入り)はもったいないんじゃないのお? と心の声がつぶやくのでありました。
まったくもう、お初栽培はヤキモキですがな。