園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。
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2023年1月17日火曜日

チコリの「ひも縛り作戦」

 紫キャベツみたいになる(はずの)チコリ、「パラロッソ」。
ちっとも紫じゃないし。


ひもでかろうじて押さえつけてるから、巻いてるキャベツとまではいえない。

中はどうなってるだろう? ひもを緩めてのぞいてみた。

上記左端「1」の株。赤紫色以外のところが、薄き緑色。白とまではいえないかなあ。


「2」の株。赤紫部分が多い。けれど、これもそれ以外のところが白にはなっていない。

「3」の株。こちらは、中央部分ががっちり固くてひもをほどいてもあまりゆるみません。

「3」の株を、無理やり広げてみた。赤色は少なく、全体に薄い黄緑色。

さて、どしたものか?

そこで、以前、同じ品種を栽培したときの記録を調べてみました。

2018年の3月13日。今と同じ品種の「パラロッソ」。

このときも、葉は緑色だったようです。


中をのぞいてみると、葉は枯れてるみたいなグレー色。


なんだけど、めくっていったら、赤紫と白になってた。

       

…ということのようでした。

うーむ。ということは、まだこれから中が変色していくのかもしれません。
枯れてるくらいなんだから、思い切ってさらにひもで上部をしぼってしまったらどうだろう? 光が届かないような状態にしてみたら?

というわけで、やってみました。ひも縛り作戦。


真上からみると。どうじゃな?


ただし、こうすると、中が腐っちゃうこともあったような。ときどきひもをゆるめて風を通しておくといいのかもしれません。

忘れないようにしなくっちゃだわ。そこが難問。
むむう、めんどくさ。
そのうち、ハエが飛び回っていたりして…

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2022年12月30日金曜日

結球レタス5個目の収穫

 7月9日に種まきした結球レタス「レガシー」。7個のうち、次なる3個がこのたびの収穫ターゲット。はて、どれにしようかな?


「2」を選択。というのも、じつはこの株の中にアブラムシが固まっていたので、これはならじ、さっさと退治いたさねばと焦ったわけでして。

ハサミで切り取りました。包丁じゃなくてもできるもんですね。


根っこは、こんなかんじ。元気だったです。


ついでに、カラシナ(コーラルリーフプルーム)とワサビナも収穫しようと思ってのぞいてみたら。ワサビナのようすがなんかあやしいのだ。

葉の先っぽが黄色になってるような…


上の方のはをどけてみると。やlっぱりー! 枯れてんじゃん。


痛んだ葉が並んでいる側は、ベランダの外にむかっている場所です。

寒さがこたえているんだろか。場所を室内側に変えたほうがいいのかもしれない。ベランダのレイアウトを考え直さねば。苗がきっちきちに並んでますからねえ。ゲーム「倉庫番」なみの難問ですよ、これは。

ともあれ、ワサビナの痛んだ葉をとって、大きめの葉は少し収穫。カラシナもいっしょに。
わーい、にぎやか!



勢いづいて、ボサボサになっていたチコリの散髪もやっちゃったです。
外側の痛んできた葉をはずして、脱がして、こざっぱりと。

こちらの株も。すっきりりん。


あちこち手直しなどもして、はい、3株そろい踏み。


年末ですからね、爽やかにしないと。

って、この寒空に貴重な葉っぱをはがしていいんですかね?

さあ、どうなんでしょう。

だって、もうやっちゃったも~ん。
あしたは、液肥をやって、年末作業は、おしまーい。

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2022年12月29日木曜日

チコリの「トリオ・パラ・ロッソ」

 チコリの「パラロッソ」全3株。ゴミ箱容器の水耕栽培、エアレーションなしです。


上から見ると、それなりに巻いてる感じはしますなあ。


外側の葉は茶色に変色。この前は、こんな痛んだ外側の葉をとりのぞいたんだけど、またもやこの状態。寒さにさらされる外套は、どうしてもこうなっちゃうのかなあ。

ときに、このパラロッソは、種袋の表紙グラビアによれば、赤紫と白のキャベツみたいになるんだそうです。今は、緑色と赤黒い点々模様だけど。

外側の葉が傷むし、広がって狭いベランダではお邪魔なのでひもでしばってるんですが、ひもをほどいてみました。
パラリ! うーん、お邪魔さまなこの広がり。

なぜかつやつや光ってる。毒リンゴ的雰囲気。


側面。下の葉脈みたいなあたいりが白い筋のようになってました。このあたりは、なんか、ちょっとチコリっぽいかも? 期待しちゃう~♪ 

別の株(一番上の写真の右はじ)の葉をめくってみると。こちらは赤味が強くでています。なにがきっかけで、こんな色をつけたりつけなかったりするんだろうか。

そして、もう一丁の株(一番上の写真左はし)は、根元にわき芽をつけちゃってる。どんどん増やしてるみたいなのだ。これの本体のほうはほっそりしていて、巻きも甘く、ちっとも大株になりそうもないんだけど。わき芽で伸びていこうという方針だろうか。


これらのチコリの根は、とてもふっくらしてます。綿菓子みたい。食べられないのかしら。


ふと、このチコリはどんなふうに栽培するもんだったかが気になり、種袋の裏を見てみました。


・「葉が10枚以上になったら下葉からかきとって使用します」とあり。
えっ、とっくに10枚こしてるけど。この緑色の葉を食べるんか?(えらく苦いけど。)
外側の葉をとったら、その内側の葉は痛んだりしないものなの?

・「絵袋のような美しいチコリーを育てるのには技術が必要です」だって。
技術、ないもん。こりゃ、永遠に緑色と赤黒い紫の点々葉っぱのままだわ~。

・「白いスジと赤い色のコントラストがくっきりと美しく、高級レストランニーズにこたえられる品種です!
うちのチコリ、村はずれの、はやらない食堂にもお出しできないにちがいない。

せめて、もうちょっと赤味がましてくれたら、サラダにいれてみるんだけどなあ…

当ベランダきっての、デカ野菜「トリオ・パラ・ロッソ」。
香りとっても爽やか、いい心地。
しかも、苦み走ったつやピカ☆チコリ。
ちょいと、試食なさってみます?

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2022年12月16日金曜日

チコリの葉色観察

 種まきが、7月21日だったチコリの「パラロッソ」。プラスチックのゴミ箱容器(百均屋さん)にて水耕栽培しています。
葉っぱが広がりすぎ、お隣の葉とぶつかってしまうので、ひもでかるくしばっています。


さて、中はどうなっているだろう? のぞいてみるには、ちとめんどうだけど、ひもをほどかなくちゃね。

ひも、はずしました。ピロリン! とたんに広がっちゃうのだ。


とくに上記中央の株なんか、あっち向き、こっち向き、暴れてる。

その中央の株の中を見ると。ていねいに巻いてます。さわると、ふわっと柔らかい巻きっぷり。



外側の葉をぐっと押し下げて根元を見ると、レタスのように白いところがでてきました。
たしか、この白いところが美味しかったんです。緑色のところはめちゃ苦いけど。


こちらは、3個並んでるうちの左端。ほっそりした株で巻きがあまりないんですが、これも根元布巾は白くなっていました。


左端の株も、ちょろっと白いかな。

このチコリの最終形は、紫キャベツみたいにな感じで、葉は、赤紫色と白のまだら模様になるはずなんです。じょうずに育てられればですが。

そうなる前に、まずは、「緑色一色だった葉に赤紫の点々ができ」、次に「今みたいに、この根元の茎みたいなところが白くなり」、最後に、「葉の緑色のところも白くなっていく」…だったかな?
以前に育てたのは、もうだいぶ前なのでうろ覚えですが。

うまいこと最後の段階までいけるといいんですけど。今のままで終わると、ただの苦い葉っぱでしかありません。むむう、緊張しますねえ。
といっても、な~んにも手立てを思いつかず。ただじっと見てるだけですけど。

左端の株ですが、根元にやたら小さい脇芽ができています。本体の株はひょろ長で育ちがよろしくないのに。あ、よろしくない「から」、わき芽を出しているのかな?
そして、この小さなわき芽にも、もれなく赤紫の点々ができいる。へえ~、です。


…てなことで、観察終了。また葉をたたみ、ひもをかけておきました。
そうそす、ひも、あまりギュッとしめちゃって腐らせたことがあったんだっけ。風通しが悪くなるのかな?
しめすぎず、ふんわり広がってる感じにしておきますかね。

【きょうの収穫】
ワサビナとカラシナの「コーラルリーフプルーム」。葉の形がくっきりして、オトナっぽくなってきました。

よし。んじゃ、初収穫。といっても、これっぽっち。1個の鉢に5株くらい植わってるんだけど、その鉢から1本ずつ摘み取ったもんで。ついでにリーフレタスの「パリグリーン」も10枚ほど。

このところうれしがって1度にたくさんとりすぎるので、一回や2回で食べきる分量にしとこうと反省した結果です。はい。
辛みはあまりなかったので、もっぱら彩りと歯触りで活躍していただこう。

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