園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。
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2022年10月11日火曜日

チコリのパラロッソのサイズ

 早朝のベランダ。寝ぼけまなこに朝日がまぶしいです。


カラシナの「コーラルリーフプルーム」に朝露が。おお、美しい。

早起きは三文の徳、ですかね。

ときに、この狭いベランダで、チコリがだいぶ幅を利かせてます。チコリってホウレンソウサイズだと思ってたんだけどなあ。


たぶんじょうずに育てたらキャベツのようにこんもりと巻き、寒くなればしだいに赤紫色になるんでしょうけど。
当ベランダでは、ただの巨大な草にしかみえん。しかもこれ、茎が長く上に立ち上がってるところをみるに、このままバサバサの葉っぱものになりそうな予感。

チコリは3株あり、そのうちの2株がこのバサバサで、もう1株は茎が短くちょっとバラのような入り組み方をしています。緑のバラ風。そこはなかなかに可愛いかも、だ。


この緑のバラ風なのは、根も分量が多く詰まった感じ。


一方の茎が長いチコリは、根もほっそりさん。


根のようすと葉の茂り方は連動してるみたいで、おもしろいです。

 
それにしても、この茎長チコリは、冬に食べるお漬物、えっと、なんだっけ?
あ、野沢菜みたい。でも、お味はめっちゃ苦いからぜんぜんちがいますけどね。

株サイズは、となりの紫キャベツ(コーラルリーフプルーム)とほぼ同等になってきました。


こんなにでかいチコリ。こんなに苦いのばっかりどっさり。いったいどーすんだか。

まいったなあ。虫も来ませんわ。
しょうがない。小さくきざんで、すこーしずつサラダにもぐりこませ、地道にいただくこといしますかねえ…


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2022年9月7日水曜日

種まきルン♪

 先日レタスの種が届き、これでこの秋の葉物がぜんぶ出そろいました。

さあさあ種まき。トレーに水を入れ、ロックウールを並べて用意万端。いきますぜぃ。

それぞれの種をロックウールの穴ぼこにいれました。


いれたんだけど、な、なんかだいじょうぶかなあ。
レタスの「パリグリーン」はコート種子とやらで種に防腐剤をまぶしたコロンとした大粒の種だったから1個ずついれやすかったけど、他の種はごくごく小さい。心もとない気がして1穴に2~4粒くらいいれちゃった。無駄にいれたのか、発芽率がよくないかもしれないからそれでOKなのかよくわからん。

まあじきに発芽してきたら、判明するでしょう。うまくでてくれるといいがなあ。

レタスの「レガシー」。こうしたいわゆる葉っぱが固めでパリッとしてるタイプはひさしぶりです。ずっと前このタイプを水耕栽培したら、徒長したりクネクネと曲がってしまってちっともうまくいかなかったから手を出さないことにしていました。
けれど、ふと、「種まき時期を春でなく、秋から冬にかけてだったらうまくいくかも」という予想がわいてきて、このたびやってみることにしました。レタスはパリッとしたのが好みなのでたのしみであります。

「わさび菜」も以前栽培しました。そのときはアブラムシの巣窟となり、くねくねした葉っぱの間にびっしり埋まってるのを洗い流すのが大変でした。
それなのにまたまたやろうっていうのはですねえ、今年、当ベランダにアブラムシがほとんど発生してないのです。なぜかわからんけど、こりゃチャンスかもって思いましてね。

紫色のカラシナ「コーラルリーフプルーム」とレタスの「パリグリーン」は、前回栽培してうまいこといったので、今年もってことで。

さて、どうなりますやら♪

【昨日と今日の収穫】
ルッコラはふだんサラダにいれてます。

きのうは久しぶりにピザを作ったので、これにのっけてみました。

うーん、ちと苦かったです。サラダだとピリッっとして美味しく、苦味は気にならないんだけどなあ。ピザの場合はバジルにしたほうがよかったと反省。

今日は、ミニキュウリ(半白きゅう太郎)を4個収穫。


エアレーションありと無しの株を1株ずつ育てていますが、収穫量は今のところ合計で、無し→6個、あり→7個。そう変わらない感じ。
明日は、こちらの2個(無しの株のもの)がターゲットになりそうかな。

パリッと歯切れよく、美味しいです。小さいから漬物用みたいに皮が固いかもと心配したけど、だいじょうぶでした。もっか簡単に作れるからと、毎日夕食は生春巻きなんですが、その具にご登場願っておるしだいです。


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2021年12月14日火曜日

4日ぶりの葉物収穫

 秋はダイコンやらハクサイやら、野菜が豊富ですなあ。今年はことのほかよくできているのか、スーパーじゃあダイコンの50円祭りとかやってますもんねえ。近所にお借りしている畑でもよくとれるので、そればかりを食べているけふこのごろ。おかげでベランダ野菜になかなかたどり着けず、4日ぶりにやっと収穫したのがこちらです。

カラシナ系の「パーマグリーン」がどっさり。レタスの「パリグリーン」も優勢、「はんさむぐリーン」はすこーしずつ増えてきました。(撮影:12/13)


パーマグリーンですが、以前はそのままサラダにしていたけど、葉が固くなりお口の中でゴワゴワするようになりました。そろそろ潮時かもと思ったけど、元気に育っているので没にるすには忍びなく。そこで、少し時間をかけて茹で、細かく切ってからお浸しにしてましたらば、これがなかなかに美味しい。パーマグリーンは、固くなければよいお味なのだなあ、ふむふむ。調理法もだいじだなあと知ったしだいです。

年末だからでしょうか、あれこれと雑用ありでバタバタな日々。

【干し柿作り】

「終末に畑から(極小ベランダに干せる最大分量/作業がいやならない分量でもある→)20個程度をもいできては皮をむいて紐で吊して物干し竿に干す」をくり返し、もう何回やったかなあ。最初は1週間で干しあがり、そのうち2週間かかるようになり、3週間前に干したのが昨日(12/13)やっと食べられる感じに乾しあがりました。

右側は、実の上の枝に紐をかけて吊した物。左側縦一列は、その枝がとれてしまったので紐を十文字に渡してほした物です。


十文字にかけたら、実がおっこちたり、紐が食い込んでしまわないか不安でした。実は無事落ちることもなく、紐あとは、さてどうでしょう?

左がその十文字仕様だった実。ふつうにひも掛けしたものと比べてみたんですが。まあまあですかね。そう無残な姿でもなかったかと。売り物だとはじかれるかもですが。


干しあがった実は、オレンジ色が少し残った状態で、柔らか。ちょうど食べ頃かと。
でも、この柔らかさがどうも気持ち悪くて苦手な方もいらっしゃるそうで、黒く固くなったほうがよろしいのだとか。好みは色々。
柔らかいと果物っぽさが残り、固いとお菓子よりになる気がします。私など、食性が雑食なせいかどちらもOK。
今年はこれにて干し柿作りはおしまいです。食べるより差し上げることが多かったかも。こんなちっぽけなベランダでも作れるのがおもしろく、製作過程を楽しんだ作物でした。

【ユズジャム】

これまたおもしろかったジャム作り。こちらも畑のを頂いてもいできたものです。果実が2キロあまりあり、皮と中の袋部分と種とを仕分けるのが大変でした。砂糖は痛んだ部分と種を除いた材料の9割というレシピがあったけど、7割くらいに。それでも1キロ600グラムぐらいはいれるんだよね。びっくり!


皮は肌が傷んでいて使いにくいものが多く、中の袋には細かい種が残りやすく指でホジホジに時間がかかってかかって…。2日がかりでした。

ジャムを作るにはホウロウの大鍋がよろしいらしいが、アルミの鍋で代用。おかげさんで鍋の内側がえらく綺麗になりましたぜ。ふふふ

瓶も煮沸して脱気。熱い瓶にさわるのがオソロシイので、ゴム手袋の上から軍手をはめ、瓶にはさわってもお湯にはふれないようにしたら、なんとかなりました。

で、できた! 


【聖護院ダイコンで千枚漬け】
お借りしている畑のお隣さんから聖護院ダイコンを1個ドーーーン、頂戴する。大きいねえ、聖護院ダイコンて。それをばスライサーで薄くして、昆布もハサミで切り、簡易漬物器のなかに並べる。そこへ、和風だしの素と塩、砂糖、酢を混ぜた液体をドボドボドボ。簡易漬物器のネジを巻いておしまい。これはじつに簡単でしたなあ。
ちと調味料が勝った感ありだけど、美味しくできました。

聖護院ダイコンは、まだあと半分残ってます。さて、今度はなににしましょ。食べ応えありありだあ。


でかい大量の葉っぱも、茹でていただいたのだがこれがまあじつに美味しい。ダイコンよりまろやかだろうか。お初体験でした。いやあ、なんか畑で育ててみたくなっちゃいます。

…てなことで、春のフキノトウとフキ、ワラビつみから始まり、梅雨どきのウメ、秋はクリやらサツマイモもあっていつになく野菜・果物の食品加工作業が充実している年であります。それもこれも豊作だからでしょう。
そしてコロナ関連ゆえに休業と外出しにくい状況からもたらされた「あき時間」のおかげですかねえ。


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2021年10月26日火曜日

ちょびっと収穫と柿と芋

 この日(10/25)久しぶりに収穫あり♪ カラシ菜系のパーマグリーン7枚、ミブナはお初で数枚、チコリ2枚、ルッコラ10数枚、ミツバ数枚。


ミツバ以外は、サラダ要員として活躍していただきましょう。いつものキャベツやレタスにそれぞれの味わいがプラスされてたのしくなりそうです。

またこの日は、ご近所さんから「ノラボウ菜」をいただきました。お浸しにするものと思ったら「苗」だそうで。育てるのを横着しようと「美味しそうだから食べてもいいですか?」とお聞きしてみたら、「いいけど、固くて美味しくないよ」と笑っていらっしゃいました。

美味しくするには、一仕事いりますなあ。



てなことで、苗をバケツにいれ、自転車で近所にお借りしている畑へ。この日は一緒に借りている友人たちはいなくて私一人での作業。
えーっと、どうやって耕すんだっけ? 苗の間隔はこれでいい?
日頃は友人に教わってやってるからなあ。たぶんかなりいいかげんな仕上がりになったと思う。まあこんなもんで、あとは後日手直ししてもらおう。

そういえば、霜が降りる前の今時分に植えると根がうまく定着して冬をこせるのだと、苗をくださった方から教えてもったのでした。生長点を摘んだあとは脇芽がたくさんでてお浸しにできるよー、とも。なかなかにお得な葉物のようで。たのしみたのしみ。
とはいえ、鳥に狙われぬよう、ネットがけが必要かもしれん。はあ、まだもう一仕事ありそうです。

畑の土を起こしていたら、先日収穫しそこねたらしいサツマイモがでてきました。小川で洗うと、紫色が冴え冴え。紫イモだからか、いっそう色鮮やかである。

家に戻り、ベランダに干しました。普通は洗わずに土つきのまま保存すると腐らなくていいらしいのですが、マンションなので土つきは室内に持ち込みにくうございます。
そこで、サツマイモでもサトイモでもみな洗って干して段ボールに入れて保存。ま、今のところ腐ったりはしてないのでOKでしょう。


それから、畑のそばのカキがたわわで落っこちていくばかりなので、20個ほどもいできました。


前回同様、皮をむいて紐をかけ、ベランダの物干し竿へくくりつける。だいぶひも掛けが上達して作業が早くなりましたぜ。

こちら、10日前に干したカキと今回皮をむいたのが並んでます。大きさがだいぶちがいますねえ。


10日前のは表面がサラサラ。指で押すとやわらかです。どんな味じゃろか?まだ試食しておらず。

お皿の上のこちらは、私と同じ日に同じ友人も同じカキの皮をむいて干したのを頂いてきたお品です。まずは、これをば味見をしよう。


あま~くて、ぽってり。スーパーでみかける白い粉を吹いた「干し柿」というとお菓子に近い感じがするけど、これはまだ果物の領域なのかも。もしお店に並べるとしたら、この柔らかさでは型崩れして難しいにちがいない。作った人でなければ味わえない干し加減の干し柿じゃないだろうかと思ったり。ただ干すだけなんだけど、変化していくさまがおもしろいです。

洗濯物干しスペースを残しつつ、少しずつぶら下げるようにして、干し柿作りをたのしもうと思います。

(マンションのご近所さんもまねしてくださって干し柿作りを始めたのだそうだが、ベランダに大量に干したから「洗濯物は室内でドライ・扇風機で乾かしてるの」とおっしゃってました。わおー!)


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2021年10月17日日曜日

番外編:柿と落花生の収穫

 毎週土曜日は、友人たちと一緒に借りている近所の畑へ出勤。サツマイモのツルだけ切って片付けたり、南京豆の収穫作業の合間に、畑の周囲に植わっている柿の収穫もしました。

手の届く範囲で簡単にと思っていたら、お隣の畑の方々も加わり、2台の梯子と高枝切りばさみという強力な援軍あらわるで、大ザルやら大袋やらに大量の柿が山盛り。それでもまだ柿の木の上のほうにはたくさん残っているという。いやあ、これだけの重さのものを支えてる木ってすごいなあと思ったことでした。

さて、いただいてきた柿ですが、マンションのベランダで干し柿にしようと思うのです。

皮むきは、包丁だと緊張するけど、ピーラーで縦長の形を実の尻尾からヘタ方面になでるようにしてみたら、わりとむきやすかったです。けど30個もあり、私にはなかなか大変でした。(撮影:10/16)


その後は、紐でくくってベランダの物干し竿へ。けっこう重いんだね。1連6個にしたんだけど、手に持つとずっしり。竿、折れないだろなあ…

去年もこうして干し柿を作りましたが、今年のはまだ若い柿だったみたいで、色が白っぽいのです。中にはまだ青いのが残ってるのもありました。うーん、ちと心配。干せばなんとかなるもんだといいんですけど、どうなんでしょう?

それにしても、こんなマンションのベランダなんかで干し柿が作れるだなんて、初めて作ったときはびっくりしました。寒風吹きすさぶ気候の地域でもないのにって。
まあ、高層階だからとりあえず虫があまり飛んでこないし、風通しは悪くないからなんとかそれなりには仕上がるのかもしれません。ただし、白い粉は吹きません。できた干し柿を冷蔵庫に入れておけば別ですが。なんにせよ、食べられればよしよし。

ほかに、南京豆も収穫したので、こちらは圧力鍋でゆでました。

南京豆の収穫はこれが最後、おしまいです。あ、しまった、全部ゆでちまってる。来年の種の分をとっておくべきだったのに~。
でも、大丈夫でした。友人が乾燥させてからオーブン焼きにするというので、今、その乾燥中だったみたいです。ありがたや~。

畑にはまだ、サトイモとサツマイモ、それにダイコンやらハクサイやらが残っています。なんんじゃかじゃと収穫物あるもんで。ほんに、秋ですなあ。あちこち肥えそ…

【10月17日の朝:ベランダ収穫】

チコリの「ヴェネチア」が爆発しそうな勢いです。紫キャベツのような形状になるそうですが、緑色だし巻いてません。

あまりに混み合ってるので、3枚ばかり摘んじゃいました。

カラシ菜系の「パーマグリーン」とルッコラと一緒にサラダにいれますかね。


中間にある細いのは、ネギ。うっかり折ってしまったのだった。これだけどうにかするのもめんどくさいからサラダでいいか。


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