園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2024年6月18日火曜日

水耕栽培のネギが痛む

 「ちゃんこネギ」というネギの水耕栽培。種から育てています。右側3個のポットにはいってるのは、種まきが去年(2023年)の4月3日。その後、9月22日に種まきしたのが、左端のポット。


この右端の1ポットも、同じく9月22日種まきのものです。

いずれも収穫が始まっており、納豆やらお味噌汁やらの薬味としてたいそうご活躍でございます。収穫は、根を抜き取らず、根際の数㎝上からハサミで切って使ってます。


ですから、そのうち残った茎が上に伸びてくるので、これまた収穫。

さらに、このちゃんこネギは「分けつ」するタイプだそうで、根元から新しくわき芽がはえてくるので、こちらもまた収穫できちゃうという、何度も食べられるエンドレスなネギだそうで。ほんにまあ、打ち出の小槌みたいなネギなんでございますよ。


ところがどっこい、問題発生。最初(4月)に種まきしたポット(一番上の写真右端のポット)のが、どうもなんだか育ちが怪しいのです。
なんか、しなしなと垂れてくるというか、さわった感じも弱々しいというか。みためはそう変でもないんですけどね。
これが、その怪しいやつ。


苗を持ち上げてみると。ギョエッ!
閲覧注意。あ、もう遅いか。

真っ黒。腐ってます。そりゃもう終わってるでしょう。
栽培中止。キッチンに運んで解体作業にかかる。容器から根をはずし、しばし水洗い。

なんとかそれなりに綺麗になりました。


さらに、もうすこしさっぱりと洗い上げて、冷蔵庫へ。それにしても、このネギの白いところを食べられるのって久しぶりです。なにしろふだんは切り落としてしまうもんで、青いところしか食べていませんからねえ。

以前、白いところを伸ばすべく、根元付近に厚紙を巻いて暗くしたこともあるんです。たしかに白いところは伸びました。けど、背丈が高くなり、安定しなくなるので支柱をたてたり、お世話がめんどくさくなりましたな。青ネギだけでもいいかあと、すっかりずぼら栽培です。

ひとつ、反省いたさねば。ポットの中にこれだけの苗を密集させたのはまずかったと思ってます。これじゃ風通しがよろしくないですもんね。
今の状態から、せめて半分以上を切り取ってスカスカの感じにいたしましょう。はい。肝に銘ずる。

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