園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2020年8月26日水曜日

秋近しのタネまき(後編)


前回にひきつづきタネまきの話です。

スティッキオとパーマグリーン。
【スティッキオ】甘みがあるのでお菓子っぽい扱いが向いてるのかもですが、まだためしたことがありません。香りがさわやか。ふつうにサラダに。葉がニンジンみたいに細かくてふわふわなので、飾り付けがたのしい。茎は固くなることがあるので、早めに収穫いたさねばだわ。

【パーマグリーン】昨年冬に栽培したときは、ちょっとゴワゴワした固めのカラシナって感じでした。生食ですとピリリとした辛みがあり、カールした葉に弾力がありなんというかおもしろい味わいがあります。加熱すると普通の菜っ葉。

なお、これらのタネまきは、ポットではなくスポンジにしてみました。
スポンジだと、根や芽がおでましになるシーンをつぶさに観察できるからです。
とはいえ、タネならなんでもスポンジでOKではないようです。失敗の暗い過去あり。ダイズのように大きすぎると、根がスポンジを貫通できなくてのたうちまわるし、細かすぎても潜り込んで消滅してしまうので、その中間くらいがよいと悟ったしだい。

さてさて、パーマグリーンとスティッキオ。
そのタネをまいた当日、24日。


翌日の25日。パーマグリーンが発根なすってました。スティッキオはまだみたい。


パーマグリーンは発芽率もよさそうです。タネ、むだにたくさんまきすぎたかなあ。


こちらも、スポンジ組です。レタスの「ハンサムグリーン」とミブナの「京なじみ」

【ハンサムグリーン】これもレタスにしては固い葉です。おかげで?なのかお丈夫で、珊瑚みたいな形状を保ちつつよく茂って頼もしい限り。舌触りがゴワゴワですけど…

【京なじみ】ミブナ(壬生菜)。春にもタネまきしてまして、今も元気元気。(撮影:8/25

ミブナというと冬の鍋に入れるイメージだったけど、夏でもイケるのだと知りました。いやびっくり。
この「京なじみ」は「サラダに最適」とあるとおり、苦味薄く辛みも薄くさっぱり味でした。うーむ、これじゃミブナを食べる意味あるんかいなと思わんでもないですが。ハハハ
まあ、丈夫さがなによりであります。秋冬もうっすらミブナをたのしむことにいたしましょう。

さてタネまき。当日の24日。
あ、「ハンサムグリーン」はタネがコーティングされてるので大きいです。

翌日、25日。でましたぜ、どちらさんも。

ぞくぞくと発芽方面に向かっておるようでありがたきかな。

ただし今後は、茎がびよーんと伸びて徒長するかもしれんので注意いたさねば。
とうぶんは、エアコン部屋でお過ごしいただくという豪華なお取り扱いになりましょうかねえ。


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2 件のコメント:

kasugai90 さんのコメント...

この猛暑、まだしばらくは続く予報。
そのせいか、近所の農家でもキャベツなどの苗を植えていない。
例年ならば、とっくに植え付けを終えているのに・・・
我が家でも、もう少し待ってから種蒔きしたいです。

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ともこ さんのコメント...

kasugai90さんへ:ですよね、ですよね。タネまき、ちと気が早すぎましたよね。
24日にまいちゃったタネは成長が早すぎて、きょうはもうスポンジからポットに植えかえせねばならんありさま。追い立てられてます。かくて徒長街道まっしぐら。
となれば、スプラウトとして食すことにいたしましょう。ううう…

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