園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2023年6月11日日曜日

ミニキュウリ「小次郎」初収穫

 種まきが4月2日のミニキュウリ「小次郎」。2株あり、エアレーション付きの栽培容器(ホームハイポニカぷくぷく)育ちの株が一番乗りで収穫サイズに育ったようです。


その一つ上の節の実は、次期収穫になりましょうか。

まずは、手前の実をとりました。うれしいな。

半分割にし、塩ふりふりでいただくとしよう。

そうそう、液肥の消費がふえ、ほぼ毎日追加しなくちゃなりません。今は、液費の補充用に500ミリリットルのペットボトルを装着していますが、2リットルのにとりかえたほうがよさそうです。

液肥交換のときは、ペットボトルをはずすので、ふたを開けて根の様子の観察ができます。


おおー、放射状にきれいに広がってるー。お元気そうでなによりです。


ところで、ミニキュウリのもう一株は、エアーなしで、食パンを入れるプラスチックのケース(下の写真左)に液肥を満たして育てていましたが、小さくなってきたので、少し大きい四角の浅いコンテナ(右)に取り替えました。ほんとは底の深いのにしたかったけど、今は出払っていてないのだなあ。これでなんとかしのいでくれい。


株の中間くらいに実が。この株では初収穫のブツになるかと。明日あたりがとりごろですかねえ。

やれやれ、めでたくミニキュウリの収穫祭りがスタートしたようで。毎日のおたのしみがふえました。うひょっ

【番外編】

ところで、10日(土)は近所に友人らとお借りしている畑出勤をしてきました。この畑のすぐ隣は今、花ショウブが見頃です。この花ショウブは、私たちの隣で畑をやっていらっしゃる方が丹精込めて育てておられ、今年はまたたいそう見事に咲いているのでした。


全部で300種類くらいはあるそうで、ご自身で作出したのを合わせると400種になるのだとか。

私の格安スマホでも、これくらいの写りになります。痛んだ花柄をつみつつ花と花の間にはいっていくと、顔のすぐそばに花がくるので、花に包まれる感満載。

ハチやらバッタの幼虫やら、虫も間近にいたりして。迫力満点。

この花ショウブの郷は、車が通る道路から奥まったところに位置するので、周りはほぼ林に囲まれ、秘境の地にポッカリ花園の世界に浸れます。花柄つみは、株と株の間に入っていくから、長靴が泥だけになってますけどね。

ときに、こちらの品々は、畑仲間の友人のお庭で育ったビワとグミ。もらっちゃった。ビワは、娘さんが小学生の頃、給食にでたビワの種を庭にまいたのが育った木だそうな。
ちゃんと酸い味があり、おいしいですぞ!

畑は草取りがおもな作業で、のんびり、ゆったりできた日でございました。

関東はすでに梅雨入りだそうで。畑の周りにある梅の実もぼちぼち黄色にかわり、梅干し用にぴったりだよって、畑仲間の方でいろいろ教わっているお師匠さんに教えていただきました。うーん、梅干って作ったことがないのである。ジャムならなんとかなりそうだから、そっちでいきますかね。

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2023年6月9日金曜日

6日ぶりのトマト収穫

すこーしずつ収穫の間隔が早まってきたようです。
前回(6/3)から6日たった6月9日。だいたい同じ分量を収穫しました。

ただ、若干内容が変化しました。今までは、ミニの「オレンジパルチェ」がほとんどをしめていたのですが、ミニの「シュガリーテール」と中玉「Mr.浅野のけっさく」も個数がふえました。といっても、わずかですが。

ミニの「シュガリーテール」。ずっと花盛りだったけど、花の数がへってきたようです。このトマトは芯止まりという性質だそうで、生長点がある程度のところまでいくと止まってしまうので、わき芽を伸ばして収量を上げています。で、そのわき芽がでなくなったら収穫はもうおしまい、なんだそうで。
当ベランダのシュガリーさんも、どうやら、そのわき芽増産の終わりが近づいてきたということでしょう。


シュガリーテールの実がごっそりぶら下がっている状態が見られます。


シュガリーテールは、株の背丈が1メートルほど。一般的に、1株からいったいどれくらいの分量がとれるもんなんですかねえ。
この株のサイズで、ふつうのトマト株の八段ぶんくらいとれれば、同程度でしょうか。
今、八段(八房?)はゆうにあるから、今年の当ベランダの場合はお得かもしれません。
でも、去年はぜんっぜんとれなかったから、こんなふうにうまくいけば~の話でしょう。

三種類のトマトのうち、最も収量が多いのが、お初栽培でミニの「オレンジパルチェ」かな。

房は、縦長になったり。

横広がりになったり。

このあたりで六段め。これより上は、ちょっと少なくなってるみたいです。

一方、中玉トマトの「Mr.浅野のけっさく」。全3株。背丈は、今のところシュガリーテールより低く、全体にゆっくり実ができてる感じです。
下の写真右端の株がやけに太っちょさんで、葉も大きい。コンテナ育ちだからなのか、育ちがいいからコンテナにしたんだったか、もはや覚えてませんが。


「Mr.浅野のけっさく」は、毎年育てています。今年の特徴は、粒が不揃いなこと。小粒が多く、たまに大粒、というか中玉の普通サイズになることでしょうか。同じ房の中でバラバラなこと。

それと、トマト全体としては、毎年悩まされていたトマトサビダニが発生してないことでしょうか。あの、葉が下から茶色く枯れてくるのが、今年は変化なし。
いつもこんなだったらうれしいんだけどなあ。

とはいえ、南向きの当ベランダは今、ほとんど日があたらなくなりました。夏は日が高いですからねえ。冬のように横からあたってくれない。
マンションの上階のベランダが屋根となってお日様をさえぎり、直射日光は2時間くらいしか植物にあたっていません。
おそらく、ここらあたりでトマトは徒長し始め、茎がクネクネと細くひ弱な株になって終わりになるのかな。今ついている実が色づいたらおしまい。
うん、だいじにいただくとしましょうぜ。(あ、だいじにとは、一食に4個だけとか、ちまちまおケチな食べ方をすることでーす。ハハハ)

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2023年6月8日木曜日

ミニキュウリ、注目の雌花。

4月2日に種まきした、ミニキュウリの「小次郎」。 雌花がついたと喜んだのもつかのま、その雌花はショボショボにしぼんで終わってしまい無念に思っておりました。
すると、なんとコメント欄にて、「株元から5節のわき目や雌花は早くとる」(「趣味の園芸」より)とお教えいただくことができました。まことにありがとうございます!

知らんかったなあ、です。最初の花がもったいなくてだいじに育ててましたもんね、わたし。お知らせいただいたのち、雌花とわき芽の一部をあわててとったしだい。ま、まに合ったかしら…


さてその後。

6月7日。くだんのミニキュウリは、こんな案配になっております。2株ありまして、手前の株は、エアレーションありの装置(「ホームハイポニカぷくぷく」)育ち。奥のほうの株は、エアー無しで、パンをいれておくプラスチックのケースに液肥を満たして水耕栽培しています。


まずは、手前のエアレーション株の中間あたりをご覧いただきたし。ホホホ


それらしくなってまいりましたようで。実ふくらみ、我が胸の期待もふくらむ、です。

ですが、じつは、わき芽はとりそこね、すでに大きくなってしまっててですねえ。
実がプラーンとついちゃってます。これ、株を弱らせてますよね、きっと。



一方こちら、奥の方に置いてあるパンケース育ちの株でして。小さい苗のときから小柄な株だったので栽培容器のせいばかりではないと思うのですが、エアレーション株よりずっと小さいです。


この写真を見て、あ、こっちの株のは、とるべき雌花をまだとってなかったと気づき、急ぎ切り取りました。全部で3個。右端のはすでにふにゃふにゃです。

そして、このパンケース株の中間あたり。雌花がふっくらしてきたような?


やれやれ。ほっといたしました。

今年は、ウドンコ病はまだきていなくて、これまた、ほっと。でも、葉がところどころ透けているのを見ると、ウリハ虫はうろついていそうなので、用心用心。といっても、ウリハ虫への対策はなーんも思いつかん。ベランダンに座り込んで日がな一日、うちわであおぎながら、じーっと見張り番してるしかないだろうなあ。

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2023年6月3日土曜日

トマト収穫とホオズキの花

 ミニトマトの「オレンジ パルチェ」。全3株。種まきは、今年の1月1日でした。前回お初収穫したのが5月26日でしたから8日たったところ。そろそろ2回目がいけそうな気がするんですが。


一段目と2段目くらいまで収穫OKかと予想。それにしても、このあたりの実は粒が小さいなあ。


もうちょい上、3段目とか4段目くらいになると、直径2センチくらいのがあったりするみたいなんだけど。

パルチェは、それらしい色合いのをつみとってみました。他にもミニの「シュガリーテール」が2個と中玉の(といっても、これまたミニサイズ)数個も一緒に。

オレンジパルチェを前回食べたときは、ニンジン味がしたんだけど、今回はどうだろか?一粒かじってみましたらば、やっぱりニンジン味。ニンジンよりはずっと甘いですが。果肉は柔らか、皮は固めかな。すっぱさはほとんど感じられません。そのせいかなあ、ちともの足りない気がしてしまうのは。でもでも、食べた後、お口の中が、あートマトって感じが残るんだなあ。トマト味も含んでるってことだろうか。なんかおもしろいです。

ところで、先日、ベランダ床のふき掃除をしてる際、うっかりこのパルチェの花を折ってしまったのだった。青い実1個が落ちただけでも、悲しみがズシンとくるというのに、花の房、まるまる1本ですよ。8段目がまったくなくなってしまったというわけ。


あ~あ、アロンアルフアでくっつかないかいしら。挿し芽とかできないもんかね。


ええいっ、覆水盆に返らず。忘れよう。折れた房はゴミ箱の奥に押し込む。はい、次、以降、次っ。

とまあ、そんなことがありましたのち、今朝ほど。食用ホオズキの「太陽の子」の花が1個おっこちてるじゃないですか、床に。ゲッ、ホオズキ1個失った?


ところで、落ちたのはどの辺りの茎だったろうと、目で追ってみたら、おや?なんかこれ、なんか、ガクが残ってるっぽくないかい?
ほら、このあたり。(ピンクの矢印↓ところ)


近づいてみると、こうなってました。

なーんだ、実がここにできるんだったか、と知ったしだいです。

あら、たのしみ! 太陽の子は、たしか、黄色の実がなるはずなんですよ。まあ、南向きで夏は陽当たりがよろしくない当ベランダのことですから、ごく小さい実だろうけどさ。

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2023年6月1日木曜日

ミニキュウリの不調

 ミニキュウリ「小次郎」は、背丈が1メートルをこえるぐらいになりました。


花咲いてるし。ウドンコ病さんにもなってないみたいだし。いい感じ。

それにしても、花はずいぶん前から咲いてるんだけど、いっこうに実の気配がないんだが。

あれ、どうなったんですかねえ。のぞいてみた。

ほらね、下のほうにはたくさん雌花があるでしょ。


これなあ、そういえば、色が変だわ。緑色が失せてる。さわってみたら、ふにゃふにゃ~。
ゲッ!!

他の雌花もさわってみた。グニャッと曲がっちゃったよ。

これ、ダメなやつじゃん!


そういえば、こうなる病にかかることがあるんでした、うちのベランダキュウリはさ。今頃思い出しましたよ。あ~あ、にがーい思い出。

全部で3個も、ボツ雌花になっちゃってました。まだ他にもあるのかも…


とりあえず、今、ふにゃふにゃのやつだけ取りましたけども。

あ~あ。撃沈。
キュウリはたしか、単為結果だそうで。雄花がなくても実はできるらしいから、雄花がないせいではないんでしょうなあ。うーん、今はまだ株が未熟で、そのうち株がしっかりしてきたら実のほうもうまく育ってくれるじゃないかなあ。
そう思うことにしよう。うん。待てば海路の日和あり~♪ってことで。

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