園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年5月7日土曜日

カラシナの収穫時期って?

 このたび育てているカラシナは長い名前で「コーラル リーフ プルーム」。お初栽培です。
種まきはみな3月11日ですが、育ち方がそろわずまちまち。下記写真の「大」の容器にはいっているのが一番早く、「中」「小」「ごく小」の4種類ぐらいにわかれています。


気になるのは、収穫時期でして。タキイ種苗さんによれば「ベビーリーフから20㎝から30㎝の小株、35㎝以上の大株まで用途が広い」とありました。

さて、当ベランダのサイズはどうかなあ?

「ごく小」と「小」は、20㎝以下ぐらいでしょうか。


「中」は、20㎝ちょいこえてるのもあるみたい。


「大」は、もうじき30㎝に届きそう。

ほほう、ということは一番小さくても収穫してOK時期には達しているということですかね。
ときに「35㎝以上の大株」したらってどんななんでしょう?

タキイ種苗さんで調べてみましたら、
「サラダなどの生食では、ベビーリーフや草丈20~30cmの小株で収穫を行う。草丈35cm以上の大株にすると葉や茎の繊維質が増すので、お浸しや漬物などに調理するとよい。」
…とあり。

はは~ん、35㎝超えの大株は生で食べるには固いってことかなあ。じゃ、さわやかにかじるなら今が食べ頃じゃん。

え、でも、これって1株がこれっぽっちなんだよ。茎が8本ぐらいしかないの。

ミズナみたいにさあ、フッサフサのでっかいのになるんだと思ってるんだけど、わたし。
あらためて種袋をよーーーーく見たら、一株ってほんとに数本の葉だった。

夢破れて山河あり…。
種袋の裏側にもちゃーんと書いてありました。「株間3~4㎝」って。30~40㎝じゃあなかったよ。
ちゃんと見ろよ種袋、でした。はい。

ということはだ。つまり、うちのポットなら数本をまとめて植えてもよかったってことになりそうです。あ~あ、むだに豪邸に住まわせてしまってたんだわ。
ま、やっちまったことはしょうがねえです。はい。

気を取り直し、とりあえず、せっかくの紫色なんだから具合でも楽しみますかね。

こちら、小の株。ちゃんと紫色。きれ~!!

中の株。ん?緑色っぽいかも。

大の株。こっちも紫色が失せてるがな。海藻みたいになってるじゃん。

ということは、小さいほうが色が鮮やかできれいってことかあ?!
ということは、美味しいのは早いうち、とっとと収穫して食べましょう、なんだ。
あらま…とき、すでに遅しかも?



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2022年5月5日木曜日

トマトと食用ホオズキ

 今年(2022年)の元旦に種まきしたトマト2種類。水耕栽培で育てています。


だんだんと実ができてきて、一番良く育ってる株は、上記写真右から2番目の「Mr.浅野のけっさく」で、粒がはっきりしてきた実が3段目あたりまで進んできました。

1段目がことに大粒。中玉ってこんなに大きくなるもんだったとは。

じつは今までもこの浅野さんを育てたことがありますが、たいていはミニに近いサイズだったもんで。どうしたらかような正しい「中玉」になってくれるもんか、さっぱりわかりません。突然変異かも? 来年もこの調子でお願いしたいもんであります。


一方、上記の一番上にある写真の左端、ミニの「シュガリーテール」は、お初栽培です。

こちらにも実ができてきました。


なにしろこのトマト、「芯まり」という性質で脇芽をとらずに育てるものだそうな。今や茎が3本にもなり、あっち向きこっち向きと暴れる暴れる。

でも、そのおかげで房があっちにもこっちにも。このタイプは収量はあがりそうだと、ニヤけてます。

シュガリーテールは、もう一株あります。こちらも先ほどと同じくプラスチックのごみ箱容器育ち。適当な場所がなくなったので、こんないろんなもんの狭間に詰め込んで置いてます。


こんな劣悪な環境でも、実はできておるようで。
ぼ~っと眺めていたら、実の形にいろんなのがあるのを発見。種袋の写真はみなお尻がとがってましたが、当ベランダのは、どっちかというと丸いもの多しかな。実の形というのも何がきっかけ丸とかとんがりの形を作るんですかねえ。おもしろいです。

ところで、実といえば今年は食用ホオズキも育てておりまして。

3月3日に種まき。4月17日になってもまだこんな小さかったんです。


それがそれが、このところぐんぐん大きくなって、苗らしくなってきました。
お日様があったかくなってきたからですかねえ。なにせお名前が「太陽の子」ですもん。


葉の表面にさわると、ふわあ~っと、うぶ毛にふれることができます。びろうどの生地みたい。ホオズキはナス科だそうで。うっ、ナス育てるの苦手なんだけど。石ナス作るの得意なわたくし。だ、だいじょぶか?


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2022年5月4日水曜日

紫キャベツとタイムの今

 「キャンディーレッド」は、紫色のとんがった形のキャベツになるそうです。ベランダの手すりに取り付けた台で水耕栽培しています。ここは、当ベランダでは精一杯の陽当たり一等地でして。ここに並ぶ野菜は選ばれし者。たいそうな優遇っぷりなんでございます。


このキャベツは、まだ小さい苗なので2リットルのプラ容器。大きくなったらプラスチックのごみ箱かなあと思ってます。

中心部は、すでに紫色ですが、まだほっそりさん。

種まきは、3月11日でした。収穫時期は、中間地だと6月末頃になるんだとか。

ネットの種屋さんによれば…
・葉質は特に良質で柔らかく甘い。生食用。
・球芯は特に短く、可食部が多い。
・春まき、夏まきに適し、定植後約70日で収穫期に達する。
・耐寒性が強く、霜腐れになりにくい。
…だそうな。
以前、紫色じゃないふつうのとんがりキャベツを育てたときも、可食部多しで柔らかく甘味がありましたので、紫色ならサラダもさらに賑やかになるだろうと、期待してるんでございます。
今のところ、チョウチョさんも来ていないみたいなんでホッ、です。

こちら、タイムです。去年の秋だったかなあ。ご近所さんからの頂き物の苗でして。
じつはこれまで、シソやバジルは使うけど、それ以外の香草を使う習慣がほとんどありませんでした。なーんか、ただの香りだけのために育てるのもなんだかなあ…と思ってたんです。
ところがところが、お肉を焼くときにパラパラとふりかけると、たいそういい香りがいたしまして、ゴックン、食欲がそそられる。
遅ればせながら侮れんぞと、知ったしだい。

ま、それはともかく、タイムにも花が咲くんですねえ。


なんて可憐。白くて小さい花ですこと。

タイム、なかなかなお役立ち野菜であります。
ただし、ちとめんどうなのが付近のお掃除ですわ。風が吹いたときなど、下に千切れた葉っぱが落ちてるんで、ほうきで集める作業があるんだなあ。

下が土ならなんでもないんだけど。ベランダの床を毎日拭き掃除してる(床材が軟弱でできブラシとかの使用ができない)ので、ちとやっかいなのだなあこれが。ま、美味しい香りのためじゃもん、がんばろう!


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2022年5月3日火曜日

新芯菜(しんしんさい)、茎の折り方は?

 花芽を折り取って収穫するという「新芯菜(しんしんさい)」。お初栽培です。

種まきは3月11日でした。最初の花芽を収穫したのが4月26日。

そして、今、5月3日。身長20センチくらいでしょうか。


お次の花芽ができてます。もう咲きそう、秒読み段階ですな。


それはけっこうなんですけど、でき方がややこしいのだ。花芽の茎があまりに短くてどこれたおればよいのやら。


花芽のすぐ下で茎を折ったら、収穫量がほんのわずかだし。
じつは、最初の収穫(4/25)はこんなでした。ち、ちびっと…


この新芯菜なるもの、当ベランダではなぜか、どれもこれも花の茎が短いんである。
もしかしたらこの現象は今の時期だけで、そのうち苗が育ってくれば、茎がびよ~んと伸びてきてくれるんだろか。

根を見るとまださして伸びていないので、まあゆっくり「待てば海路の日和あり」。
そのうちなんとか、な~るだ~ろお~♪ってことでいいですかね。




【余談】
友人からウドをたくさんいただきました。採れたてだそうです。調理のしかたを教えてもらって挑戦。皮むきは包丁でわりに簡単にできました。うれしい! 胴体は酢みそ和えに、先端のうぶ毛のついたところは天ぷらに。おいしーっ。天ぷらは茎がねっとりとまとわりつく感じ。
じつは、揚げ物を作るのが苦手なんだけど、近頃の天ぷら粉が優れもので私でもカラッと仕上がるからすごいです。今後は、自動で揚げてくれるロボットもほしいなあと思うんでありました。へへっ



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2022年5月2日月曜日

水耕栽培容器の変更

 極小ベランダゆえ狭くなるので「園芸資材の容器は新調しない」と固く誓ったのだが、買っちゃったんだなあ、これが。

百均屋さんで収納ボックス2個とふたも2個。それに小型のざるを2個。しめて600円+消費税の一大出費なり。


というのも、水耕栽培の容器はこれまで、苗が小さい場合や葉物野菜のときに、キッチン用の水切かごを使っていました。下記写真右側のように、かごの中に穴あきポットにいれた苗を並べて液肥を流し込む方法にしていたのです。


この水切かご方式は、ポットが12個くらい並ぶので少ない面積でたくさんの苗が育てられるのが魅力です。

けれど、かごの中に藻が発生するのでときどき洗わねばならんのだなあ。これがちとめんどう。

そこで上の写真の左側の容器(収納ボックス)に変更してみようというわけ。これなら液肥に光がほとんど入らないので藻はできにくいでしょうから。

ただし、苗の数はボックスのふたに開けた穴のぶんだけしか設置できません。う~ん、なんかもったいないんだけどねえ。それこそ狭いベランダなんだから単位面積あたりの収穫量で考えるとざるのほうが断然いいわけで。

でもです。収納ボックス方式だと、「一株がりっぱで大きい」はず。

さあて「大きな株1個と小さい株数個と、どちらがお得だろうか?」とまあ考えてみましたわけで。

で、まずは「一株を大きくする=収納ボックス方式」でやってみるかと。

じつは今までもこのボックス方式で少しやっていたのですが、このたび、全部の葉物苗を移しかえてしまおうというんで、このたびの新ボックス購入にいたったしだいです。

ボックスを使うのはいいが、ふたに穴を開けるのがねえ。ハンダごてでじわじわ溶かしていくのですが、あんまり得意じゃないのだ。

ほらね、グネグネ曲がってるし。

ま、これはいつかそのうち少しは上達するかもだからよしとしましょ。

ともかく、なんとかやっつけ仕事で完了。
こうして並びましたよ、収納ボックス装置がずらり。


もう一丁これも。収納ボックスは全部で4個となりました。

そして、入ってる苗がほぼカラシナの「コーラル リーフ プルーム」。カラシナがそんなに好きってわけでもないのですが、種まきしたら苗がいっぱいできちゃったもんで。

まあそんなこんなで、「キッチン用の水切かご」での栽培はひとまずお休みし、これからは「収納ボックス」で進めていこうとぞんじます。
とはいえ、水切かごは方針が変わったらまた取り出してつかつかえるよう保存してあります。
結局資材が増えたわけで、室内のお邪魔になっております。ハハハ

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