園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年5月16日日曜日

新生活用品のお買い物

 今年2月から始まった住んでいるマンションの大規模修繕工事で、それまでベランダで育てていた野菜はすべて持ちこたえられませんでした。最後まで残っていたイチゴ(四季なりイチゴのめちゃウマ)と去年の夏にタネまきした葉物野菜(エルバステラ)も、ついに朽ちておしまーい。イチゴがもったいなかったなあ。たしか苗を買ってから3年目ほどで、だいぶ扱いやすくなってきたところだったんですが。

ほいっ、気を取り直し、買い物に行ってまいりました。目指すは百均屋さんと園芸屋さん。工事前に古くなった栽培容器などをだいぶ廃棄したので、新規購入。苗を入れるゴミ箱やらコンテナやら。ふふっ、なーんか引っ越し先の新生活みたいですな。壁や床が塗り替えられてるし。


じつは、一番欲しかった2リットル入りのペットボトルに代わる容器です。というのも、ペットボトルは内部がでこぼこして洗いにくいので、つるつるしたガラス瓶みたいなプラスチック容器にしたいと思っていたのです。しかし、パスタ入れは背が高すぎだし、パンケースは2リットル以下の容積みたいだし、麦や入れは取っ手がお邪魔。そうそうちょうどいいのはないもんで。あらためてペットボトルが水耕栽培にぴったりの容器なのだと思い知ったしだいです。ということで、はい、これからもペットボトルで参りましょう。

さて、先日(5/1)タネまきしたあれこれは、双葉がひらいたところです。



一番最初に発芽して、もりもり元気な「ルッコラ」。

名前の札がなくても大丈夫。「双葉がリボンの形になるのがレタス」だと、ようやくこの頃わかるけふこのごろ。わが身もちっとは成長しましたぞ。こちら、緑色の珊瑚みたいに育つ「ハンサムグリーン」。



大きな葉に育つタイプのバジル、「ボロッソナポリターノ」。バジルのなかでも丈夫なのがうれしい。

発芽が一番遅かったシソ。昨年のタネなのでちと心配したけど、なんとかなったみたいです。

そして、トマト。ピンクの紙がついてる中央の「プチぷよ」2株はいつしか消滅。残り2株。たのんます。
青い紙がついてるのが中玉の「Mr.浅野のけっさく」。発芽率100%。去年のタネですがごりっぱ。

工事はベランダ部分が終了。やれやれ、はれて苗を存分に並べることができそうです。うれしいですぞ。
でもまだ紗幕がとれていません。足場を撤去するまで半月ほど先になるらしい。日差しがあまり入らない状態がつづくのかな。じき梅雨もやってくることでしょう。うえーん、やばいじゃないか。
ま、そうなったら、晴れた日は苗をかついで公園に行き、一緒に日向ぼっこでもしますかね。
あ、近頃は例の感染の件で公園が閉鎖してるんだった。むむう…


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2021年5月10日月曜日

早すぎたタネまき

住んでいるマンションの大規模修繕工事はただ今、ベランダの床の防水工事中でして。


この工程は全部で3回の塗り作業があるとかで、きょうはその最後の仕上げのコーティングが終わったところです。

はあ、よかった、これでやっとあさってはベランダにでられそうです。長かったですなあ2週間。

そしてそのベランダ出動を待ちわびておるのがこちらの一群。


なかでも、先日5月5日のタネまき組がヤバいです。


その2日後にはもう発芽しはじめて、あれよあれよと、双葉を形成。今や茎がびよ~んと伸びて伸びすぎて徒長街道まっしぐら。

ルッコラがあ…

早く日に当てなくちゃだけど、防水工事が終わっとらんわけで。

一方、他の葉物野菜よりちょっと遅れて発芽したのが、トマトなんですが…

「Mr.浅野のけっさく」。タネ帽子がもうじきはずれそう。



「プチぷよ」。双葉がひらいちゃうじゃないか。

うーむ、もはや予断を許さない状況。

た、たのむから、あと一日そのままじっとしていてくれいっ!


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2021年5月8日土曜日

水耕栽培のタネと発芽

 思い立ってあれこれタネまきしたのが3日前でした。さて、しゅびはどんなもんですかね。

5月8日(タネまき:5/5)。シソ以外は、ほぼ発根or発芽、しつつあるようです。


一方、ヨーグルトの発酵器に入れていたトマト。

「Mr.浅野のけっさく」。5粒中3粒おでまし。


「プチぷよ」。4粒全部OK。ミニトマトのタネって小さいんだね。よくぞご無事で。

「ピッコラカナリア」。7粒中1粒。さすがに一昨年のタネはキビシイ。

あれ?ピッコラカナリアって、どんなトマトでしたっけ? 忘れてるわ。タネのサイトさんによれば、
・橙色のミニトマト、高糖度(Brix9から11%)、濃厚でとろける食感。
・一般のオレンジ種よりもベータからチンを2.5倍も多く含有。

…ですってさ。そんなありがたみのあるトマトだったんですねえ。うちのベランダで育てると、なんかどうも別品種に変身してしまう気が…

さてさて、植えかえ作業。

あ、シロナもあったはずだが、どこへやら。ま、そのうち育てばわかるでしょう。

こちら、双葉になったルッコラ。なにやらたのしいのう。



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2021年5月7日金曜日

ふつうに野菜のタネまきしちゃうのだ

 ソバのスプラウトなんだが、これがまあなんともしょんぼりな結果である。

タネをそれぞれ40グラムと30グラム、栽培容器にまいて10日後がこれですわ。(撮影:5/5)



伸びきった茎もさることながら、発芽しないタネがこんなにも。
可食部分がこれっぽっち。


ま、でも茎がおピンクでおきれいなので、この日さばいたイナダの刺身にそえましたけども。

なんともさびしい。スプラウトってどうもなんだかなあ。大量のタネを使うわりに収穫量がとぼしい、とぼしすぎるじゃないか。しかも、このソバのタネなんか、約60グラム入り275円もしますのさ。2回育てりゃ終わる分量。そして、1回の収量がこれだもーん。
プッチーン。切れましたな、我が堪忍袋の緒。

住んでいるマンションが大規模修繕工事のため、ベランダで野菜栽培ができないからスプラウトでもと始めたわけだが、こりゃもうおしまいにいたしませう。

ええい、ふつうにタネまきして育てようじゃないの。工事も大詰めでベランダ側の壁塗り終わったし、床の防水工事もほぼすんだみたいだし。ベランダに自由に出られ日も近いにちがいない。

冷蔵庫から在庫のタネを取り出して、床に並べてみた。
けっこうありますなあ。

さて、どのあたりのタネなら今時分でも育てらますかねえ。

ダイコン、ゴボウ、カブ。あ、これはちょっとさすがに無理でしょう。もうじき夏だし。



レタスとか、セロリとか、こういう葉物あたりが無難でしょう。

おっ、バジルもシソもあるじゃん。

ブログのお仲間の、さきさんから頂戴したレタスだってある。

どっさり入って重いミツバは、手つかず。

さ、まきましょ、まきましょ。第一陣は、こちら。
シロナ、赤シソ、青シソ、バジルのボロッソナポリターノ、レタスのハンサムグリーン、ルッコラ。

なーんか、こんな感じだったよなあ、タネまきって。ちまちまウレタン切って、竹串で1個ずつタネを置いてさ。タネの名前の短冊の紙を、わざわざ色変えて書いて貼ったりして。

うん、だんだん取り戻してきましたぞ、わが野菜栽培意欲。

ええいついでじゃ、トマトもやっちゃえ。今なら、11月に収穫できるかもだよ。

タネを、水で濡らしたキッチンペーパーのあいだにはさみ、タッパーにいれ、ヨーグルト用の保温器に放り込んだ。


便利ですねえ、これ。温度設定ができるんだもん。トマトの発芽温度は、25度~30度だそうな。ヨーグルト(ケフィア)は25度。パンの酵母は28度。

じつは、この〈ヨーグルト発酵器がたねの発芽にも使える〉とは知らず、たまたま野菜栽培のブログ記事を拝見して教わりました。こういう発想って、すごいなあと思います。

がしかし、ヨーグルト発酵器は1台しかないので、パン酵母やヨーグルトを作りたいときは、明け渡さねばなりません。おっとそのときは、ホームベーカリーにやらせよう。あれにも発酵機能は(28度だけだが)あるのだし。
さあ、果報は寝て待て。夜な夜な蒔いたタネをのぞいて眺めてはニヤけるとしようじゃないの。


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2021年5月5日水曜日

長生きな水耕栽培のクレソンでした

 水耕栽培していたクレソンに、花芽がついたようです。(撮影:5/4)


こうなると茎が固くなると園芸関係のサイトさんに書いてあったので、ここらでお開きにしますか。

葉が傷んでだいぶくたびれたお姿にもなりましたし。


タネまきは、調べたら昨年の5月28日だったようで。ずいぶんと長生き。私のクレソン栽培史上(といっても、数回だが)最長記録になります。

葉っぱを刈り取ったあと。泥土ですな。元は、バーミキュライトだったんです。もう原型がどっかいっちゃってますなあ。


ひっくり返してみました。キッチン用不織布にくっついてしまってるから、簡単に返せます。ふーん、根がところどころ出てる感じなんだ。びっしりってわけでもないんだね。


この水切かごと桶はあらって干して、また使うことにしましょーっと。

痛んだ葉を取り除き、可食部分だけ(全部で一握り程度)を収穫。数枚を、この日作ったピザにのっけて焼いてみました。


なんか、ひからびた草にしかみえんではないか。バジルもルッコラも、どうも生地と一緒に焼くより、焼いたあとにのせたほうがありがたみがあるような気がするんですが、どうなんでしょう?

ほんとは緑色くっきりなクレソンの名誉のために、キャベツにのせたクレソンもご覧くだされたし。

まだ固くもなくちょっと辛いクレソンでした。これにて終了。
タネはまだありますんで、秋頃に次回をスタートさせようと思います。

【栽培メモ】
それにしても、なかなかに長生きだったクレソン。いつになくうまくいったのはなぜだろう。
そういえば、以前は栽培容器が直径9㎝くらいの小さいポットだったり、2リットルのペットボトルだったり、おおむね小ぶりな容器でした。
そしてこのたび。そんなふうにちまちまポットに入れるのがめんどくさくなり、水切かご全部にバーミキュライトをドバーッと敷き詰めて終わりにしちゃったのです。
案外、それがよかったのかも。川の近くで見かけるクレソンも、なんかそんな泥みたいなところにに生えてるみたいだし。
それに、横にはう植物のようだから、広い容器のほうが伸びやすかったのかも。

また、冬は日中、ベランダへ。夜は室内にとりこんでました。おお、われながらよく頑張りましたこと。そのためかロゼット状になることもなく、青々とした葉のまま推移してましたっけ。


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