園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年1月20日水曜日

番外編:ダイコンの洗濯

 きょうはとてもいいお天気になりました。「ダイコンを掘るなら、今だ!」とばかりに、昼過ぎ、友人たちと一緒にお借りしている近所の畑へ自転車で出陣。なにせ畑の土が凍っているので、こんな暖かいときでもないとシャベルの刃が入りませんのさ。

しばし苦戦の土掘り後、ありましたぜ。ダイコンは凍ることもなく、美人さんのままです。すごいね、土の中って。


思えば、去年の暮れ(12月19日)、収穫したブツを山分けして土の中に埋めたんでした。その土掘りがえらくおもしろくて、ついつい深掘りしすぎちまって。お隣の畑で農作業する方に「棺桶でも埋めるんですか」とからかわれたりなんかして。

おかげで今、ダイコンを掘り出すのに苦労しておるという…


さてと、これにて私の分のダイコンは、すべて土から出したことになります。

畑にはもう、収穫できるものは何もありません。アスパラナやホウレンソウやタマネギ、キヌサヤなどもあるけど、まだまだ小さいし。春までな~んにもないのだ。さびしいのう。

なんか、これでひと時代が終わりましたなあ、なんてたいそうに思ったりなんかして。


さ、それはそうと掘ったダイコンの土を落とさねば。洗い場へまいろう。

がしかし、がっつり凍ってました。水も枯れてるし。


そこで、すぐ近くの小川へ行ってみる。晴れつづきだったせいで流れはだいぶゆっくりだったけど、これならなんとか洗えそう。助かったあ。おそろしく冷たい水でしたけど。


帰宅してキッチンにダイコンを運ぶ。
こんなにたくさんのダイコン、いったいどーしますかねえ。


何度も畑に取りに行くのをめんどくさがって、全部持ってきちゃったわけだけど。冷蔵庫にはいりきらんじゃないか。
結局、残りは新聞紙にくるんで外のガスや水道メーターが入ってるところに放り込んじまったのでした。まったくもう、な~にやってんだか。
ごめんなさい。せっせと食べることを誓いますっ。


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2021年1月19日火曜日

葉物3種の散髪

葉物野菜がだいぶ混み合ってきたので、収穫しようと思う。

レタスの「ハンサムグリーン」。こんもりしてます。全部で11株。キッチン用の水切かごに入れて水耕栽培してます。


一株から3枚~4枚切り取りました。タネから収穫まではちょっと時間がかかったけど、収穫スタートしてからはよく育ち、当ベランダでは今、収量ピカイチよい子の野菜。

散髪後。おお、やっと地面が見えまあす。

からし菜系の「パーマグリーン」。横に飛び出してるじゃん。

ガシガシ切る。
茹でてお浸しにしよう。夜は室内にいれてるせいか、外に置きっぱなしの株のよりも、葉が軟弱になっとります。おかげで茎が柔らかで食べやすくなりました。

散髪後のお姿。
爽やかになりましたでしょう。あ、ちと切りすぎたかも。

最後は、「エルバステラ」。以前は右半分を刈り取ったのですが、また生えてきてます。今度は左半分を中心にチョキチョキしてみますかね。

ちょいまち。あれっ、赤くなってる葉っぱがある。
はは~ん、寒さで変色したのかも。そういえば、このエルバステラは、つい数日前までベランダにおきっぱなしだったんでした。これも夜は室内にいれなきゃいかんというわけか。

適度に散髪。


虎刈りですけどね。

エルバステラは生食OKだそうで、ニラに似てるけど香りは弱め、ほんのり甘い草の味。サラダにいれたり味噌汁の具にしたり卵とじやらなんやら、気楽に使えるのがうれしい。

【余談】
リモート暮らしになったら、うちの用事もあれこれやってしまうがために、のんびり時間がなくてってしまうのだと知りました。きょうは、電気器具などの取扱説明書の整理やら布カバンの縫い物やらベランダの片付けやらで暮れましたなあ。おかげさんで、おうちがどんどんきれいになる?んだろか。うーん、作業が終わらず中途半端だからかえってとっちらかってしまってるような気が…ハハハである。


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2021年1月17日日曜日

ルッコラおしまい

ううう、お寒いですねえ。水耕栽培しているベランダの野菜は夜、室内に取り込んでいます。時々忘れたりもしますが。(撮影:1月17日)


液肥の追加がてらあちこち観察。室内にいれるようにしたら、がぜん元気になったなあ、ルッコラなんかロゼット状にへばりついていたのが、ピンと立ち上がって元気そうだと、うれしく眺めておりました。


「いやまてよ。なんか、へん。この茎の先はなんだあ?」とつまんでみたら。

花芽じゃん!


ヒョエーです。夜だけでも室内暮らは暖かいもんだったとは。早々に春を呼んでしまったらしい。あーあ、栽培おしまいだわなあ。

花がついてるのはそのままにして、可食部分を刈り込みました。


こんもりの収穫ブツ。ピリッと辛子が効いたうまい草。しめしめ、当分たのしめそうです。


あとは、栽培容器のお片付けをいたさねば。ポットから根っこを抜き取る。びっしり巻いてますなあ。

これを燃やすゴミに分別して、容器を洗って乾かしておしまい。


次回は、この容器になにを植えますかねえ。あ、もうじき2月からマンションの大規模修繕が始まるので、当分はベランダでの栽培はお休みになるんでした。

でも、ルッコラみたいな小型の植物なら室内でもいけるかも。そしたら、この容器もまたすぐ使うかも。

そうだ。ぼちぼち、スプラウトの種なども注文いたしますかな。

てなことで、おうちの中でできる水耕栽培ものを物色しておる、けふこのごろであります。


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2021年1月12日火曜日

室内とベランダ往復の葉物野菜

 とうとうしっかり寒くなりましたようで。夜は外が零下何度の日々であります。こりゃいかんと、ベランダ野菜を室内に取り込んでいます。


といっても夜のあいだだけで、昼間はベランダへ。お日様が見えないきょうみたいな日でもベランダへ。じつは以前、昼も夜もずっと室内においといたことがあるのですが、そうすると虫がわいてくるし、葉の色が黄ばんで弱ってしまったことがあったもんで。寒くても雪が降っても外に出す時間を作るようにしています。(とはいえ、うっかり出しっぱなしで取り込むのを忘れることあり。いかんいかん。)

それにしても、収穫できるもんがぐっと少なくなりましたなあ。

こちら、カラシナ系の「パーマグリーン」ですが、だいぶスカスカです。


一鉢取り出して、ほら、こんなですもーん。
ずいぶんと食べ尽くしたもんですわ。こんなになってもまだ新しいがでてくるもんなんですかねえ。どうなんでしょう。

これら室内に運び込んだ野菜は、栽培容器が水切かごやゴミ箱、ペットボトルだったりで軽いものだか運ぶのもらくなんですが、コンテナ風のものだと中の液肥が重すぎてベランダに置きっぱなしになってます。

こちら、上の写真と同じパーマグリーンなんですが、栽培容器が大きくて、40センチ×20センチ×30センチくらいあります。したがってずっとお外暮らしなのだ。
茎は伸び上がらず、葉も広がらず。キビシイ寒さが続とところではこうなっちまうんだなあと思ったしだいでした。

そうそう、室内に取り込んでうれしいのは、収穫が簡単らくちんなこと。ぬくぬくとパジャマで収穫OKですも~ん♪(写真はレタスの「ハンサムグリーン」。)

【番外編】
ところで、きょうは近所に友人たちと一緒におかりしている畑に行ってきました。
ちょうどダイコンが切れてしまったので、畑から持ってこようと思いまして。

でかけたのは日中でしたが、畑は凍土。
下の写真中央右あたりの茶色くなってる地面に、収穫したダイコンを埋めといたはずなので掘ってみたんですが。


シャベルが刺さらないったらありゃしない。土が石みたいにガッチガチ。やっとこさ15センチほど掘ったところで、いたいた、お目もじそうろう。は~、汗かいちまいましたぜ。

とりあえず3本取り出す。ほう、ダイコンは無事みたい。土の奥の方は暖かいんだねえ。

あ、写真のダイコンはすぐ近くの小川で洗ったあとのものです。いやあ、川のお水のちめたいのなんのって。ヒエッ!でした。

また、畑には、葉物野菜もいくつか植わってるんですが、白いネットをかぶせて、さらに枯葉ものせておいたはずのシュンギクが、かなりの霜枯れ。なかなかにキビシイ寒さがやってきてますようで。復活してくれますかねえ…


そのうち、小雪がちらついてきたので、大急ぎで自転車をとばしてうちに戻り、コーヒーを入れてあったまりました。
ああ、部屋ってありがたいですなあ、花も咲いてますもん。(写真は過日のもの。)
キリタタミアナ。四季咲き。野菜しか育てないうちですが、この花だけは長生きして(タネから十数年?)育ってます。
これ、食べられたらもっとうれしいんですけどねえ。ハハハ


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2021年1月11日月曜日

おかたいスティッキオ

ここ数日続けざまだった諸々の用事が一区切りつき、久しぶりにベランダ野菜の見物にでた。
スティッキオが育ち、根元がかなり窮屈になってきている。

そこで、手にしている一株をハサミで切り取ろうとしたのだが…

これがまあ深いところに根元があり、ハサミがはいりにくい。おまけにだいぶとうがたってるらしく茎が固くて固くて。もうめんどくさいから適当に切ったら、ボキッと中途半端なところでちぎれてしもうた。切り口からあま~い香りがたちこめる。あー、もったいなあ。

スティッキオは、もう一つゴミ箱容器でも栽培していて、こちらはまだ全体に細くて若い感じ。

でも、たくさんタネをまきすぎて詰まってるので、間引くことにした。こちらはぐっとほっそりさん。これくらいですと柔らかくて食べやすいんだなあ。

はい、みんな集めて本日の収穫。

さて問題は、調理。一番最初に収穫した太いのはだいぶ固いのであります。そこで繊維を断ち切るように細かく切ってみようと思うんですが、それで食べられるかしらねえ。

まな板の上で、ひたすら裁断。がしかし、私の未熟包丁技術では太切りにしかならず拉致があきません。そこで、スライサーを使ってみた。あらま、なかなかよいではないか。

ただし、刃が両方についているのをいいことに、調子に乗って往復シャカシャカやってるとあっというまに指までスライスしそうになる。あぶないあぶない。

葉の先っぽの細かい葉のところだけ包丁で切って、できましたぜ!

さてさて、食べられますかねえ、これ。ヤギのように繊維を噛んでるみたいな気がしそうなんだが。
ダイコンもスライスして、それにスティッキオをのっけてみる。


試食しました。ほう、わりといけるかも。ダイコンが美味しいのでそれに助けられてるところもあるかもしれんのだが。固さは感じられず、甘さがましたみたいかな。

ふむふむ、これならサラダにふりかけたり味噌汁の浮き実になれそうです。甘い味と香りがおもしろいかも。(かも?ですけど。)


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