園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年1月12日火曜日

室内とベランダ往復の葉物野菜

 とうとうしっかり寒くなりましたようで。夜は外が零下何度の日々であります。こりゃいかんと、ベランダ野菜を室内に取り込んでいます。


といっても夜のあいだだけで、昼間はベランダへ。お日様が見えないきょうみたいな日でもベランダへ。じつは以前、昼も夜もずっと室内においといたことがあるのですが、そうすると虫がわいてくるし、葉の色が黄ばんで弱ってしまったことがあったもんで。寒くても雪が降っても外に出す時間を作るようにしています。(とはいえ、うっかり出しっぱなしで取り込むのを忘れることあり。いかんいかん。)

それにしても、収穫できるもんがぐっと少なくなりましたなあ。

こちら、カラシナ系の「パーマグリーン」ですが、だいぶスカスカです。


一鉢取り出して、ほら、こんなですもーん。
ずいぶんと食べ尽くしたもんですわ。こんなになってもまだ新しいがでてくるもんなんですかねえ。どうなんでしょう。

これら室内に運び込んだ野菜は、栽培容器が水切かごやゴミ箱、ペットボトルだったりで軽いものだか運ぶのもらくなんですが、コンテナ風のものだと中の液肥が重すぎてベランダに置きっぱなしになってます。

こちら、上の写真と同じパーマグリーンなんですが、栽培容器が大きくて、40センチ×20センチ×30センチくらいあります。したがってずっとお外暮らしなのだ。
茎は伸び上がらず、葉も広がらず。キビシイ寒さが続とところではこうなっちまうんだなあと思ったしだいでした。

そうそう、室内に取り込んでうれしいのは、収穫が簡単らくちんなこと。ぬくぬくとパジャマで収穫OKですも~ん♪(写真はレタスの「ハンサムグリーン」。)

【番外編】
ところで、きょうは近所に友人たちと一緒におかりしている畑に行ってきました。
ちょうどダイコンが切れてしまったので、畑から持ってこようと思いまして。

でかけたのは日中でしたが、畑は凍土。
下の写真中央右あたりの茶色くなってる地面に、収穫したダイコンを埋めといたはずなので掘ってみたんですが。


シャベルが刺さらないったらありゃしない。土が石みたいにガッチガチ。やっとこさ15センチほど掘ったところで、いたいた、お目もじそうろう。は~、汗かいちまいましたぜ。

とりあえず3本取り出す。ほう、ダイコンは無事みたい。土の奥の方は暖かいんだねえ。

あ、写真のダイコンはすぐ近くの小川で洗ったあとのものです。いやあ、川のお水のちめたいのなんのって。ヒエッ!でした。

また、畑には、葉物野菜もいくつか植わってるんですが、白いネットをかぶせて、さらに枯葉ものせておいたはずのシュンギクが、かなりの霜枯れ。なかなかにキビシイ寒さがやってきてますようで。復活してくれますかねえ…


そのうち、小雪がちらついてきたので、大急ぎで自転車をとばしてうちに戻り、コーヒーを入れてあったまりました。
ああ、部屋ってありがたいですなあ、花も咲いてますもん。(写真は過日のもの。)
キリタタミアナ。四季咲き。野菜しか育てないうちですが、この花だけは長生きして(タネから十数年?)育ってます。
これ、食べられたらもっとうれしいんですけどねえ。ハハハ


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2021年1月11日月曜日

おかたいスティッキオ

ここ数日続けざまだった諸々の用事が一区切りつき、久しぶりにベランダ野菜の見物にでた。
スティッキオが育ち、根元がかなり窮屈になってきている。

そこで、手にしている一株をハサミで切り取ろうとしたのだが…

これがまあ深いところに根元があり、ハサミがはいりにくい。おまけにだいぶとうがたってるらしく茎が固くて固くて。もうめんどくさいから適当に切ったら、ボキッと中途半端なところでちぎれてしもうた。切り口からあま~い香りがたちこめる。あー、もったいなあ。

スティッキオは、もう一つゴミ箱容器でも栽培していて、こちらはまだ全体に細くて若い感じ。

でも、たくさんタネをまきすぎて詰まってるので、間引くことにした。こちらはぐっとほっそりさん。これくらいですと柔らかくて食べやすいんだなあ。

はい、みんな集めて本日の収穫。

さて問題は、調理。一番最初に収穫した太いのはだいぶ固いのであります。そこで繊維を断ち切るように細かく切ってみようと思うんですが、それで食べられるかしらねえ。

まな板の上で、ひたすら裁断。がしかし、私の未熟包丁技術では太切りにしかならず拉致があきません。そこで、スライサーを使ってみた。あらま、なかなかよいではないか。

ただし、刃が両方についているのをいいことに、調子に乗って往復シャカシャカやってるとあっというまに指までスライスしそうになる。あぶないあぶない。

葉の先っぽの細かい葉のところだけ包丁で切って、できましたぜ!

さてさて、食べられますかねえ、これ。ヤギのように繊維を噛んでるみたいな気がしそうなんだが。
ダイコンもスライスして、それにスティッキオをのっけてみる。


試食しました。ほう、わりといけるかも。ダイコンが美味しいのでそれに助けられてるところもあるかもしれんのだが。固さは感じられず、甘さがましたみたいかな。

ふむふむ、これならサラダにふりかけたり味噌汁の浮き実になれそうです。甘い味と香りがおもしろいかも。(かも?ですけど。)


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2021年1月5日火曜日

ベランダ葉物野菜に頼る

 お正月用に買い出しした野菜がほぼなくなったので、ベランダ野菜の出番となりました。

カラシ菜系の「パーマグリーン」。(撮影:1/4)


刈り取ったら、残りの姿が、な~んか終わりかけの葉ボタンみたいなっちゃった。


レタスの「ハンサムグリーン」。一枚の葉がだいぶちいさくなりました。

株はまだ茂ってるけれど、寒さで大きくなれないのかもしれません。

フェンネルの小型版「スティッキオ」は、だいぶ混み合ってきたようです。

きゅうくつそうになってる3本を収穫。

根元ふっくら。着物の打ち合わせみたいになっとります。この白っぽいところがシャキシャキして甘くて美味しいのだ。

ミニセロリは背丈が短め。これも寒さのせいですかね。

ミニだけど、香りは一丁前のセロリ。葉はスープや味噌汁にいれてます。茎はサラダ。

見ためがニラみたいな「エルバステラ」。刈り取ってもまたぞくぞく生えてきます。野菜なのか草なのか。お味はほんのり甘く、サクサクしつつも、歯にニチャリとした感触もあり。つまみ食いをすると、どうもなんかウシの気分になりも~す。

葉のところどころに角のような突起。

サラダでも食べるけど、スープにいれたり、パスタの青みにしたり。ニラのような強い香りがないので扱いやすい気がします。

思いのほか、けっこな分量になりました。

冷蔵庫ががら空きでよかったです。
でもでも、お肉も魚もなし。タンパク質補充のために、明日はぜひ買い物に行かねば。
在宅に慣れちまったんですかねえ。なんだか外出がおっくうになっとりますです。
あ~あ、まだまだゴロゴロしてたいなあ…
いかんいかん、正月太りの兆候ですがな。


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2021年1月3日日曜日

トマトの撤収と訂正

 前回収穫した3個のトマト(品種;Mr.浅野のけっさく)ですが、お味がだいぶ落ちてました。実にはしわも寄っていたので、充分に育っていなかったのでしょう。はいはい、あきらめます。これにて終了。

いざお片付けへ。でもまあ、一応根っこの写真ぐらいは記録しておきますかね。

こちら、エアレーションありの株の根です。(品種:Mr.浅野のけっさく)


さすがエアレーションありだけあって、よーく広がった根だったんだなあ。もう茶色になってるけど。

そしてもう一株の根。ゴミ箱容器で栽培していたものです。(これもMr.浅野のけっさく。)


ひえ~、短い。よくまあこんなもんで実までつけていましたなあ。
そういえばこの株、2本立てになってたんですよ。こんな感じで。

ときに、枝葉の片付けの際、手を切ってしまいました。使用したハサミが工作用で刃渡りが長いことを忘れ、枝の先にあった親指の付け根部分に刃先が及んでしまったのでした。

まったくもう、アホですな。さいわいそう深くはなかったけど、痛いんですねハサミ傷って。

いくらか残っていた実を集め、わりと赤みがあるのだけ選んで食べることにして、残りは追熟はせず廃棄。

さて、これにてトマトも終わりですなあと昼に残ったトマト数粒を食べました…らば、これがー、じつにうまいんですよ。ものすご~~く甘いのだ。これMr.浅野さんじゃない。皮がなくてプヨンと弾力がある感じだから「プチぷよ」です。いやん、まちがってましたわたし。てっきりMr.浅野さんだとばかり思ってて。
まことにどうもすみませんでした。ここに訂正してお詫び申し上げます。

なお、あらかた食べてしまってあわてて写真撮影した「極上のプチぷよ様」がこちらです。

いやあ、ほんにおいしゅうございました。最後の最後、シヤワセ!
(この際、液肥代がどうとかは、忘れたことにする。)
なお次回は、ぜひプチぷよ様をこそお育て申し上げよう、と固く心に決めておるしだいです。


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2021年1月1日金曜日

あけまして未練のトマトです

当地の初日の出は調べマシたるところ、6時53分とのこと。で、気温マイナス6度とか。半纏を羽織ってベランダに張り込み待機。

6時50分。いったいどのあたりからでるんだろうか。東の空といっても広いぞ。ブルブル


6時55分。あ、でた! ビルとビルのあいだからだ。

まだ6時55分だい。まぶしい。

6時57分。ほう、わがやのベランダの手すりにも明かりが届きました。
どうもどうも。

あけまして おめでとう ござます

その後、ハークション連発。早々に室内へ退散いたしました。(な~にやってんだか。)

さてさて、ベランダのトマトのことです。タネまき時期の異なる2種類がありまして。一つは昨年1月1日組で、春夏に収穫してのち秋にもと期待してそのまま育てているもの。もうひとつは、5月31日組で、最初から秋冬ねらいのものです。

えー、結論を申しますと、5月タネまき組は全滅。1月組の「Mr.浅野のけっさく」だけが長生きしております。同じ1月組には「プチぷよ」(写真左)もあったんだけど、この数日で葉が一気に枯れ進み31日に撤収しております。(撮影:2020年12月30日)


また、上の右側「Mr.浅野のけっさく」は、容器が大きいスチロール箱だし、エアレーションありだったから長生きしているのかとも思うのですが、一方で、エアレーション無しのこちら下の写真の株(Mr.浅野のけっさく)もお元気なのです。エアー無しで小さなゴミ箱容器による水耕栽培なんですがねえ。

つまり、1月組は、エアレーションの有無にかかわらずつよし。「Mr.浅野のけっさく」さんはつよし、ということでしょうか。

なおこの2株には今、若干の実がついてます。
エアレーション無しで、ゴミ箱容器の株。小粒ですが。

エアレーションありで、スチロール箱育ちの株には3個。わりと大粒。

とはいえ、どちらももう葉がだいぶ枯れてるし、この寒さですから数日でしおれてしまうことでしょう。いつもならビニールをかけて延命する作戦を試みるんですが、じつは今年、2月からこのマンションの大規模修繕工事が始まって今月中にはベランダを片付けなくてはなりません。順次おしまいにいたさねば、でしょう。
ですので、今こうしてできている最後の実をたのしもうと思います。

さきほど、大きめの3粒(エアレーションあり・スチロール箱育ち)を収穫。

はたして、うまいのか?
いやもうおそろしくてまだ食べておりません。まずかったら…悲しいですぞお。夏に収穫がいったん終わってのちから今まで、ずーーーーと液肥をやり続けてたわけですから。電気代も月に100円かかっとるわけだしー。

…てなことで、毎度びびりつつのベランダ菜園。
2月から工事に入りましても、室内でなにかしらの栽培をつづけたいもんだと思うております。

今年も、ど、ど、どうぞよろしくお願い申しあげます!


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