園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年4月14日木曜日

カラシナ「コーラルリーフプルーム」の植えかえ

 暖かくなって生長著しい野菜。おかげさんで連日なにかしらの引っ越し作業がつづいてます。

きょうは、「コーラルリーフ プルーム」という長い名前のカラシナでした。カラシナは、黒い穴あきポットに入れ、液肥を満たしたキッチン用の水切かごに入れて水耕栽培してます。

葉っぱがギザギザで紫色。おお、種袋の写真通りだ、ホッ。なにしろお初栽培なので、種袋の解説と写真だけが頼りなもんですからドキドキしてます。


けさ、ポットの底をのぞいてみたたら、根っこがポットからぴょこんとでちゃってる。


うーん、このままじゃ根が水切かごに絡まって外せなくなっちまうよなあ。早いとこ引っ越しさせなくちゃだわ。

といっても、すでに加工済みの四角いプラスチックの容器にポイッといれておしまいでありました。かんたん。敷金礼金もいらんし。

ただし、下の写真の右と左の容器では、穴ぼこのサイズが異なってまして、ちょっと工夫がいりました。左側の容器の穴が、苗の入ってるポットより大きいのです。じつはこれ、大きいサイズの穴あきポット用に作ったものなのです。



そこで、容器の穴のサイズよりも小さい穴を開けた「わっか」(赤く色をぬってあるやつ)を作り、これに苗の入った穴あきポットを入れると…おちないんだなあ。

これでポットごと水没してしまう危険は無事回避。うひょっ♪

なお、「液肥が少なくなってポットの根に液肥に届かない」という危険防止のため、以前はフェルトを穴あきポットに取り付けて液肥の中にたらしていたのですが、この頃はこのフェルト布装着はしていません。作るのがめんどくさくておサボりしています。

ただし、このずぼら作戦は「根が育つまで、つねに液肥がポットの底までたっぷり満たされた状態にしておかねばならん」という作業がついてまわります。これはこれでめんどうではありますな。

ま、でもフェルト布を準備する手間と費用がいらんわけで、その点はよしよしかなあと。


ときに、このカラシナの間引き菜でお味見をしてみましたらば、なかなかにうまいんです。

ピリッと辛くて、草っぽい味がなくすっきり美味しいといいますか。たのしみたのしみ。

けどなあ、今は春ですからねえ。植物は花を咲かせたい=トウ立ちしたい時期でしょうから、冬場のように外側の葉をちまちま収穫することはできないかも。きっと、あっという間に花咲いて終わっちゃうんじゃなかろうか。早々に株ごと収穫して終わらせるしかないかもよ。

ま、そうなったらなったで、今度は秋に種まきしてじっくりたのしみましょ。


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2022年4月13日水曜日

「エルバステラ」の反省点

 加熱しても生食としても使える葉物野菜として重宝している「エルバステラ」。ちょこちょこ切ってはサラダにのせていたけど、だいぶしげったので全部短く散髪することにしました。

根元から数㎝のところでざっくりカット。こんな感じでいいかなあ。


切り口付近を見ると、傷んだ葉がたくさん詰まっていました。最初は手で取っていたけどあまりにたくさんあるので、容器ごとキッチンに運び、水道水を流しかけながら腐ったような葉も洗い流しつつお掃除する。株の葉がかなり立て込んでいるので、つまんで出すのがなかなかにやっかい。

やれやれなんとか、きれいさっぱりになりましたようで。


ところが翌日。この切断面のまわりを小さい羽虫がいっぱい、ブ~ンブ~ン飛び回っているではないか。(撮影したけど掲載禁止の様相でした。)
そういえば、前日もこの虫はいた。いるにはいたが、水道で洗ったあとはみあたらず。てっきりすべて退治したとばかり思っていたのである。敵はしぶとかった。

このぶんではおそらく、再び洗っても洗い尽くせないに違いない。あ~あ、あきらめねば。

かくして、すべて撤去。

前日収穫したこれが最後とエルバステラとなりました。


うーん、めったにしないけど、たまには反省しますか。


【エルバステラの水耕栽培で気をつけること】

〈その1〉苗は間引いておく。じつは、種まきのときからすでに苗が過密になっておりました。風通し第1です。

下記は、昨年の種まき後のようすです。(右は8月に種まきしたもの。)


間引きせず、このまんま現在に至る、でしたからねえ。

〈その2〉ポットの上のふちに根元がくるぐらいに、浅く植えよう。

深すぎると、苗が伸びてきたとき、ポットのふちがお邪魔で根元に手が入りにくくなり、痛んだ葉を取り出すのに苦労します。


〈その3〉増殖するので、栽培容器の大きさはほどほどに。
昨年ごみ箱容器で栽培したら、増えて増えてあふれんばかりに。食べきれません。こわいですぞ。


〈その4〉栽培する時期は、虫のあまりいない秋から冬にかけてがよろしいかと。

…以上、当ベランダの場合での覚書です。といっても、次に種まきするときはすっかり忘れちまっていることでしょう。ハハハ


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2022年4月12日火曜日

レタス「パリグリーン」終わる

種まきが、2021年9月19日だったレタスの「パリグリーン」。初収穫の11月から今日まで約6か月たち、今や、葉っぱこんもりりん。

収穫したあとがるいるいと残って長くのびた茎。

根もびっしり。なかなかの貫禄になりました。



そして、今朝。株の中央に、花芽があるのを発見。ううっ

このところたいそう暑い日が続いてたましたからねえ。この日がいつ来るかいつ来るかとハラハラしてたけど、とうとうきちゃいましたよ。

栽培容器から一株ひきだしてみました。長い根っこだこと!

パリグリーンは他に、途中からごみ箱容器に引っ越したのが2株あり。


はあ、全6株。終わっちゃいましたなあ。

一株は、これくらいの大きさでした。(冷蔵庫にいれとくけど、すぐには食べきれんぞ。)


それにしても、ずいぶんとお得なレタスです。外側をちぎって食べたらこんなにも長く(11月~4月まで)たのしめるもんだとはねえ。
レタスを育ててこんなに長持ちしたのは「ハンサムグリーン」以来かも。ハンサムグリーンは株が小型にしか育たないけど、このパリグリーンは、ふつうのサイズになってくれました。

じつは私、水耕栽培でレタスを育てるのはむずかしくて苦手だったけど、品種によっては(私でも)うまくいくことがあるかもだわ。イエ~イ!うれしいぞ。
秋には、また別の品種も試してみましょうかね。
ともあれ、なんじゃかんじゃやってみなくっちゃ。ホホホ


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2022年4月11日月曜日

トマトの水耕栽培容器

 水耕栽培用に使うスチロール箱が痛んでしまったので、プラスチックの「バックル付きツールストッカー」なるものを買ってきました。そのままじゃあ使えんので、その加工をいたさねばです。

といっても、ふたにハンダごてで穴をあけただけの簡単なものです。ちと波打ってますが。

穴ぼこにトマト苗の入った黒い穴あきポットをさしこんで。


おお、無事、入りました!

このサイズが問題で、大きすぎたら水没しちゃうし、小さけりゃはいらんわけだし。
よしよし、これでよし。

ふたの裏側をのぞくと、黒い穴あきポットが7㎝くらい出っ張っています。根がまだ充分育ってないみたいなので、ポットの底も2㎝くらい液肥の中につかっているほうがいいかなあ。

この容器は、全部で21リットル入るそうですが、今回は19リットルくらい入れたように思います。

ストッカーの下には、痛んだスチロール箱のふたを取り置いていたので、それを敷いてみました。じかに床だと照り返しであつくなるかもしれないので。

てなことで、設置終了。液肥運びが大変だったけど、やれやれです。
ストッカーの両隣にもトマトあり。右側の銀色の栽培容器は、まだ痛んでいないスチロール箱です。

ストッカーの苗(中玉トマト:Mr.浅野のけっさく)は今、1段目に実ができはじめています。

左隣りの「シュガリーテール」も同じく。


このところぐっと暖かくなって、いや、かなり暑くて野菜が育つのもぐいぐい進行。
おかげさんで植えかえものが大忙し。まだまだつづきそうです。


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2022年4月10日日曜日

キュウリの水耕栽培法3種

 ミニキュウリの「半白きゅう太郎」。水耕栽培の栽培容器を見繕ってきたのがおとといでした。お次は、その装置作りです。ブログ「いつでもレタス」さんの方法をまねさせていただこうと思います。

まずは、バスケット。底面と横の一部には穴があいていたけど、この横部分には穴がなかったのでハンダごてでいくつか穴をあけました。これで、空気の通りがよくなるといいなあ。


バスケットというか、穴だらけだから、もはやこうなるとざるですな。キッチンのゴミ入れ用不織布にバーミキュライトを入れつつ、キュウリの苗も植え込んで先ほどのざるにのせました。外側の長方形の容器の底には液肥もちょいと入れてます。

とりあえず、これで底面から液肥が補充されることになるのかな。

けれどこのままではいずれ液肥が枯れてしまうから、新たに補充する工夫がいります。そこで、ペットボトル登場なのだ。ボトルには液肥を入れてあります。


そうそう、ボトルの底、下から1.5センチくらい上のあたりに、ハンダごてで直径7ミリくらいの穴をあけましたぞ。


えーっと、これでいいんでしたっけ?

これで、「液肥がへっていった分、ボトルから補給される」はずなんだけど、ど、どうでしょう? うまくいきますかねえ。

ま、やってみましょ。

てなことで、キュウリは下記の3種類の栽培方法でのぞもうと思います。

左端は、先ほど作った「ざる方式」。中央が「ごみ箱」。右端だけが電動のエアレーションありで、市販の「ホームハイポニカぷくぷく」です。


さあて、お育ちの具合はどんなもんですかねえ。そもそも苗の育ち方が一様ではない(まん中が一番よく育ってる、その次が右、しんがりが左です)のでスタートが異なり比べようもない気もしますが、まあだいたいってことで、様子をみていきたいと思います。

私の予想では、通気性の良さで一番良く育つのが「ざる」だと思うんですけど、どうですかねえ。

【余談】

9日の土曜日。友人らと近所にお借りしている畑に出動。この畑の管理人さんは、私たちの畑のお隣で作物を作っておられ、さらにシイタケの栽培もなさっていて、たくさんできたからとおすそ分けしてくださいました。

それがまあ、なんとでかいこと!一番大きいのがこんな。お見事なり。

網焼きしてお醤油たらり。う~ん、うまっ。ごちそうさまでした。


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