園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年4月13日水曜日

「エルバステラ」の反省点

 加熱しても生食としても使える葉物野菜として重宝している「エルバステラ」。ちょこちょこ切ってはサラダにのせていたけど、だいぶしげったので全部短く散髪することにしました。

根元から数㎝のところでざっくりカット。こんな感じでいいかなあ。


切り口付近を見ると、傷んだ葉がたくさん詰まっていました。最初は手で取っていたけどあまりにたくさんあるので、容器ごとキッチンに運び、水道水を流しかけながら腐ったような葉も洗い流しつつお掃除する。株の葉がかなり立て込んでいるので、つまんで出すのがなかなかにやっかい。

やれやれなんとか、きれいさっぱりになりましたようで。


ところが翌日。この切断面のまわりを小さい羽虫がいっぱい、ブ~ンブ~ン飛び回っているではないか。(撮影したけど掲載禁止の様相でした。)
そういえば、前日もこの虫はいた。いるにはいたが、水道で洗ったあとはみあたらず。てっきりすべて退治したとばかり思っていたのである。敵はしぶとかった。

このぶんではおそらく、再び洗っても洗い尽くせないに違いない。あ~あ、あきらめねば。

かくして、すべて撤去。

前日収穫したこれが最後とエルバステラとなりました。


うーん、めったにしないけど、たまには反省しますか。


【エルバステラの水耕栽培で気をつけること】

〈その1〉苗は間引いておく。じつは、種まきのときからすでに苗が過密になっておりました。風通し第1です。

下記は、昨年の種まき後のようすです。(右は8月に種まきしたもの。)


間引きせず、このまんま現在に至る、でしたからねえ。

〈その2〉ポットの上のふちに根元がくるぐらいに、浅く植えよう。

深すぎると、苗が伸びてきたとき、ポットのふちがお邪魔で根元に手が入りにくくなり、痛んだ葉を取り出すのに苦労します。


〈その3〉増殖するので、栽培容器の大きさはほどほどに。
昨年ごみ箱容器で栽培したら、増えて増えてあふれんばかりに。食べきれません。こわいですぞ。


〈その4〉栽培する時期は、虫のあまりいない秋から冬にかけてがよろしいかと。

…以上、当ベランダの場合での覚書です。といっても、次に種まきするときはすっかり忘れちまっていることでしょう。ハハハ


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2022年4月12日火曜日

レタス「パリグリーン」終わる

種まきが、2021年9月19日だったレタスの「パリグリーン」。初収穫の11月から今日まで約6か月たち、今や、葉っぱこんもりりん。

収穫したあとがるいるいと残って長くのびた茎。

根もびっしり。なかなかの貫禄になりました。



そして、今朝。株の中央に、花芽があるのを発見。ううっ

このところたいそう暑い日が続いてたましたからねえ。この日がいつ来るかいつ来るかとハラハラしてたけど、とうとうきちゃいましたよ。

栽培容器から一株ひきだしてみました。長い根っこだこと!

パリグリーンは他に、途中からごみ箱容器に引っ越したのが2株あり。


はあ、全6株。終わっちゃいましたなあ。

一株は、これくらいの大きさでした。(冷蔵庫にいれとくけど、すぐには食べきれんぞ。)


それにしても、ずいぶんとお得なレタスです。外側をちぎって食べたらこんなにも長く(11月~4月まで)たのしめるもんだとはねえ。
レタスを育ててこんなに長持ちしたのは「ハンサムグリーン」以来かも。ハンサムグリーンは株が小型にしか育たないけど、このパリグリーンは、ふつうのサイズになってくれました。

じつは私、水耕栽培でレタスを育てるのはむずかしくて苦手だったけど、品種によっては(私でも)うまくいくことがあるかもだわ。イエ~イ!うれしいぞ。
秋には、また別の品種も試してみましょうかね。
ともあれ、なんじゃかんじゃやってみなくっちゃ。ホホホ


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2022年4月11日月曜日

トマトの水耕栽培容器

 水耕栽培用に使うスチロール箱が痛んでしまったので、プラスチックの「バックル付きツールストッカー」なるものを買ってきました。そのままじゃあ使えんので、その加工をいたさねばです。

といっても、ふたにハンダごてで穴をあけただけの簡単なものです。ちと波打ってますが。

穴ぼこにトマト苗の入った黒い穴あきポットをさしこんで。


おお、無事、入りました!

このサイズが問題で、大きすぎたら水没しちゃうし、小さけりゃはいらんわけだし。
よしよし、これでよし。

ふたの裏側をのぞくと、黒い穴あきポットが7㎝くらい出っ張っています。根がまだ充分育ってないみたいなので、ポットの底も2㎝くらい液肥の中につかっているほうがいいかなあ。

この容器は、全部で21リットル入るそうですが、今回は19リットルくらい入れたように思います。

ストッカーの下には、痛んだスチロール箱のふたを取り置いていたので、それを敷いてみました。じかに床だと照り返しであつくなるかもしれないので。

てなことで、設置終了。液肥運びが大変だったけど、やれやれです。
ストッカーの両隣にもトマトあり。右側の銀色の栽培容器は、まだ痛んでいないスチロール箱です。

ストッカーの苗(中玉トマト:Mr.浅野のけっさく)は今、1段目に実ができはじめています。

左隣りの「シュガリーテール」も同じく。


このところぐっと暖かくなって、いや、かなり暑くて野菜が育つのもぐいぐい進行。
おかげさんで植えかえものが大忙し。まだまだつづきそうです。


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2022年4月10日日曜日

キュウリの水耕栽培法3種

 ミニキュウリの「半白きゅう太郎」。水耕栽培の栽培容器を見繕ってきたのがおとといでした。お次は、その装置作りです。ブログ「いつでもレタス」さんの方法をまねさせていただこうと思います。

まずは、バスケット。底面と横の一部には穴があいていたけど、この横部分には穴がなかったのでハンダごてでいくつか穴をあけました。これで、空気の通りがよくなるといいなあ。


バスケットというか、穴だらけだから、もはやこうなるとざるですな。キッチンのゴミ入れ用不織布にバーミキュライトを入れつつ、キュウリの苗も植え込んで先ほどのざるにのせました。外側の長方形の容器の底には液肥もちょいと入れてます。

とりあえず、これで底面から液肥が補充されることになるのかな。

けれどこのままではいずれ液肥が枯れてしまうから、新たに補充する工夫がいります。そこで、ペットボトル登場なのだ。ボトルには液肥を入れてあります。


そうそう、ボトルの底、下から1.5センチくらい上のあたりに、ハンダごてで直径7ミリくらいの穴をあけましたぞ。


えーっと、これでいいんでしたっけ?

これで、「液肥がへっていった分、ボトルから補給される」はずなんだけど、ど、どうでしょう? うまくいきますかねえ。

ま、やってみましょ。

てなことで、キュウリは下記の3種類の栽培方法でのぞもうと思います。

左端は、先ほど作った「ざる方式」。中央が「ごみ箱」。右端だけが電動のエアレーションありで、市販の「ホームハイポニカぷくぷく」です。


さあて、お育ちの具合はどんなもんですかねえ。そもそも苗の育ち方が一様ではない(まん中が一番よく育ってる、その次が右、しんがりが左です)のでスタートが異なり比べようもない気もしますが、まあだいたいってことで、様子をみていきたいと思います。

私の予想では、通気性の良さで一番良く育つのが「ざる」だと思うんですけど、どうですかねえ。

【余談】

9日の土曜日。友人らと近所にお借りしている畑に出動。この畑の管理人さんは、私たちの畑のお隣で作物を作っておられ、さらにシイタケの栽培もなさっていて、たくさんできたからとおすそ分けしてくださいました。

それがまあ、なんとでかいこと!一番大きいのがこんな。お見事なり。

網焼きしてお醤油たらり。う~ん、うまっ。ごちそうさまでした。


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2022年4月8日金曜日

栽培容器を手に入れる

 このところ栽培容器破損問題(といっても、ようはスチロール箱が2箱古くなってひび割れただけのこと)でおろおろ。暖かい陽気で野菜はどんどん育っているから、急ぎ大きな容器がいります。夕べは布団の中でネット行脚。どんなものがよさそうかと検索・検討。さらにそれが近所のどこのお店にあるかも調べ、先ほど手に入れてきました。

そして、こちらが本日のお買い物品一式です。


一番大きい入れ物が、こちら。枝葉が大きくなる中玉トマトの苗用にしようと思います。これと同じ程度の容量のスチロール箱は約700円だったので、お値段からすると、その2倍長持ちしてくれたらうれしいのですが、どんなもんでしょうかねえ。

ふたをどけると、中はこんな感じ。お店での箱をかぶってみましたらば、蛍光灯の光は入ってこなかったので、遮光はおそらく合格かと。(他のお客様にジロジロ見られました。ハハハ)

白い持ち手付きの歯、「ハンディーバスケット」というものだそうで、シャンプーやソープを持ち運ぶときに使うらしいです。これがちょうど、キュウリの苗を入れて外側に液肥を満たした箱を置いて使う装置にいいサイズでして。隣りに補充用の液肥を入れたペットボトルが置けるんですねえ。
ブログ『いつでもレタス』さんの水耕栽培の方法をまねしてみようと思ってます。

茶色の箱は、下の入れ物だけを買ってきました。ふたはしばらく前に手に入れており、穴をあける加工もしてあります。今回買ってきたのは、こんなふうに低い高さのが欲しかったからなんです。このサイズだと、葉物野菜がちょうどいい感じですかね。


これより深いタイプのも持っているのですが、これはちと問題ありでした。深さがありすぎて水圧で箱の横の口部分が広がり、ふたがうまく閉じなくなってしまうんです。
そこで、同じサイズの容器を2個重ねて厚みをもたせてるとかなり改善。使えるようになりました。

なお、この深さはいいこともありまして、ゆとりがあるので根が大きく育つみたいです。


おかげでレタスのパリグリーンが絶好調。ずいぶん長く収穫できています。これはきょうの分。ありがたや~。

明日は、さっそくコンテナ類に穴を開ける作業と、植えかえになりますかね。

きょうはいいお天気でした。買い物ついでのお花見たのし。しかし、ちと遠いホームセンターまで自転車で行ったので、お腰がだいぶくたびれました。よく眠れそうです。


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