園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2021年12月7日火曜日

黄色のカブ「味こがね」収穫

 カブの「味こがね」。種まきは9月15日でした。2か月半あまりでようやくこんな感じに。


横にしてみる。スーパーなんかで見るカブとくらべると、なんか葉の数が少ない気がします。


水耕栽培用の穴のあいた鉢から取り出しました。丸い玉の下が棒になっていて、その先に根が生えているようです。なんでもカブの丸いところというのは、茎が太くなったものだそうですが、なるほど、こういうことか、とぞ思う。

もう1個も収穫。こちらはさきほどのよりも球に近い形でした。

付着していたバーミキュライトを洗い落とすと、つやつやお肌あらわる。

胴囲を測定してみたら、約5、5㎝。

種のサイトさんによれば「種まきから50日で5~6㎝の小カブ」、「その後60日で7~8㎝の中かぶ」、「根茎12㎝くらいまで収穫可能」なのだそうな。
当ベランダ産は、75日余りで5㎝でしたからなあ。だいぶゆっくりなご成長ぶりで。

トレーにのっけてみた。おー、「葉っぱ」が美味しそうじゃないですか。

さて調理。スライサーで切っていたけど、残りが小さくなり指を切りそうだったので、残りは包丁でザクザクとやりました。

葉と本体に塩を振ってもみもみ。

甘みがあり歯応えありあり。というかいささか固いかも。もうすこししんなりするまでおいとけばよかったかなあ。
葉はパリッパリ! 渋みも苦味も旨味もあり。迫力十分な葉でした。
加熱すると、皮も中身も黄色が濃くなるそうです。うーん、煮てしまうのは惜しいような、もったいないような。

「味こがね」はもうあと5株あり。今度はじっくり待って、中カブサイズにしたいもんだが、よくばり待ちすぎてカチカチのス入りになっちゃったりして。


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2021年12月5日日曜日

あれこれ作る師走だなあ

 ベランダのカブ「味こがね」がそろそろ収穫時かなあと思われます。


同じカブなんだけど、こちらはまだ小さいのだなあ。


この二つは、それぞれベランダのフェンス寄り(もう収穫時期のもの/写真上)と室内より(まだ収穫前/写真左下)の位置にあり。


育ち方のちがいがでるのは、たったこれだけの位置のずれだけど、陽当たりがうんだろうか、と思ったり。

ともあれ、カブが育ち過ぎてもよろしくないだろうし、近日中には収穫をしよう。


年末ですねえ。すこしばかりですが贈り物の準備をしています。

近所にお借りしている畑の柿の木からもいだ柿をベランダで干し、ただ今その個包装中。


最初の頃(1始め始め)に干した柿は黒かったのに、今頃(11月終わり)のはオレンジ色が残っています。なんでかなあ不思議。干し始めてから3週間でこうなりました。

同じく畑でとれた紫イモで作ったお菓子です。紫色のは、芋を加熱してつぶし、きんとん風にしたのもの中にクリームチーズ入を入れました。(お手本にさせていただいたレシピはこちら)

もう一つは、外側にゴマをまぶして油で揚げています。中身は上記の紫イモのきんとんで、そのまわりを白玉粉でおおいました。食べるともっちり、おもちの中に芋あん。(お手本レシピはこちら)

お菓子を作るのも食べるのもあまり得意ではないのですが、なにしろ紫イモがたくさんとれたので苦肉の策というわけでして。
そんなお菓子やら現物の里芋などなど、荷物に詰めて送る算段をしているけふこのごろ。

また、畑では白菜もとれたので、干してます。やっぱりお漬物にしますかねえ。うちには漬け樽や重しがないので、即席漬けにしますか。




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2021年12月2日木曜日

トマトのちょびっと収穫

 暖かい日が数日あっただけですが、トマトの色づき具合がぐっと早まりました。

こちら、中玉の「Mr.浅野のけっさく」。2株有り。スチロール箱による水耕栽培で、エアーレーションなしです。


上記写真の右側あたりの2個がそろそろかと。


もう一丁は、ミニトマトの「ピッコラカナリア」。


ほら、このあたりにちらほら。



いそいそと集めてまわりましたよ。片手にのるくらいの分量ですけどね。

ピッコラカナリアは、夏に食べたときよりもお味がくっきり。すっぱくて甘くて、なかなかです。Mr.浅野のけっさくは、真っ赤じゃないけどとてもおいしい。

いずれも種まきは5月5日でした。残る「プチぷよ」と「フルーツゼブラ」にも青い実ができているので、期待しておるしだい。

しかしもうちまたでは霜がおりています。ビニールのシートとプチプチのシートで葉っぱの片側だけをおおっていますが、室内側はなにもないですからねえ。

残り数個の実の収穫がぎりぎり間に合うかなあってところでしょうか。毎日、ハラハラドキドキ。

【おまけ:夕暮れの雲】

雲の形と色がおもしろくて、みとれてました。

北の空。なんというか、赤みがさしてるこの感じ。


南の空。もうじき真っ暗になるちょい前の光景。

あ、おなかがすきましたな。今夜は、水炊きにしよーっと。


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2021年11月30日火曜日

カラシナ系パーマグリーンを茹でる

 「パーマグリーン」は、種のサイトさんによれば「三池高菜の食味の良さとチリメンカラシ菜の縮みと特有の辛さをもつ」のだそうな。

8月20日種まきして約3か月。収穫は10月始め頃から始まり、だいぶお疲れの雰囲気が立ちこめています。



葉が全部緑色の頃は生でサラダに混ぜて美味しくいただいていたけど、葉が赤みを帯び、辛みが増し、茎は固くなって、お口の中でガサゴソの迫力あり。うーん、どうしたもんかと…


ぬか漬けにしてみましたが、固さが残ります。
しょうがない。加熱、してみますか。じつは、熱を加えると辛みが消えてしまうのがもったいなくて今までさけていたのです。
けど、思い切ってやるぞお!

まずは、収穫。ボールにいっぱい。けっこうな分量を刈り取りました。


ゆでるとき、ちょうどベーグルパンを作った直後だったのでパンのゆで汁を代用。
ベーグルパンは発酵してふくらみ、リング状になったところで1分くらい茹でるのですが、このとき、水にモルトシロップ(麦芽エキス/大麦とトウモロコシが原材料)を加えます。こうしてゆでた後に、オーブンで焼くといい感じに艶と焼き色がつく効果があるんだそうな。

ま、それはともかく、葉物のためにわざわざ新たにお湯をわかすのももったいないから、このゆで汁でパーマグリーンをゆでちゃおうというわけです。

結果は、こちら。茶色が抜けてほとんど緑色になりました。

辛みはなくなって、葉の味?がいたします。ダイコンの葉ともちがうなあ、甘味と若干の渋みとなんだろう? 旨味というか、なんというか。
これはこれでなかなかに良いかも。
少し時間をかけてゆでたせいか、固すぎるところはなくなりました。うん、食べやすくなったね。パーマがかかっているおかげだろうか、ゆでてもコマツナみたいにごっそりとは目減りしません。ちょいとお得感ありかも?


さて、刈り取ったあとのパーマグリーンであります。ヒツジの毛を刈ったあとみたいなションボリ感。

でも、根はまだお元気みたいだから、また少しは収穫できるかも。

液体肥料(ハイポニカ液肥入り)をすべて新しいのと取り替えておきました。
これからますます寒さがくるでしょうから、どうかなあとは思うんですがね。


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2021年11月27日土曜日

ミブナの収穫のしかた

 朝と夜、ぐぐっと冷え込むようになりました。それでも日中は暖かいのでほっとします。

ベランダの野菜の生長も、ゆっくりで、キャベツやチコリの結球は、なかなか進みませんな。


レタスも、ハンサムグリーンはのろのろさん。でも、パリグリーンはわりとすぐモジャモジャになります。

ミブナは、四方八方に広がりやすく、すぐ近くにある網戸とドアの間に挟まってちぎれてしまうこと多々あり。乱暴に開け閉めするからでーす。


このミブナですが、収穫のときは今まで、大きそうなのを1本ずつちまちまとハサミで切ってました。なんとまあめんどくさい作業なことで。しかも、となりの葉とからまっていたりするからるから、うっかり折れたりぐちゃぐちゃになったり。

んー、もうやだ。いったいどうやって収穫したらいいんだろう?

出荷する農家さんなら株ごとバッサリ切ってしまうんだろうけど、そんなもったいないことはできんしなあ。育った外側の大きい葉からじわじわとっていきたいのだよなあ。

とはいえ、1本ずつはもうめんどくさすぎ。

そこでだ。根元から上5㎝くらいのところをバッサリ切ってみた。あんまりうまく切れなかったけど。こんなんで、どうだろか。また次の葉が生えてきてくれるかなあ。


一緒に、ルッコラとレタスを2種(パリグリーンとハンサムグリーン)も収穫。
ミブナは「サラダミブナ」なので、みんなあわせてサラダの大盛り一皿ぐらいはできそうです。

なお、ルッコラはこれにておしまい。葉が赤くなってきたのです。種まきは7月22日でした。ずいぶん長い間お世話になったようで。ごちそうさまでした。


辛みあり、草味とゴマみたいな風味のなかなかに味わいのある葉っぱなのでさびしいですのう。

でも、だいじょうぶ。こちらに第2弾をご用意しております。といっても、まだ双葉ができたところでして。収穫はまだまだ先でしょうねえ。


日中はベランダで、夜は室内にいれてみようと思います。

【おまけ】

久しぶりに縫い物をしました。プレゼント用の「コースター」。じつは、うちでは近頃、コースターというものをめったに使わないので、使い勝手がいいのか悪いのかよくわからんまま作成。この色味だと、秋限定しようですかねえ。



材料は、仕事で使う布の余り切れを使用。

カップの下においてみた。カップの大きさによっては小さかったり大きすぎたりしそうです。

作業は、涙型に切った布を表と裏2枚をあわせ、ミシンで葉脈をいれただけです。葉脈の糸は裏側にも貫通しています。コースターは表も裏も気にせずに使えるようにしたかったので、糸止めがあまり目立たないよう、往復縫いをしたり、でっぱった糸切り落とすんですが、これがなかなかむずかしい。

お手本にさせていただいたのは、こちらのサイトさんです。作品は、葉脈のデザインが手縫いになってました。生地は麻布だそうです。
私の変更点は、葉脈のデザインを変えて立体的に。生地は残り物なので、綿だけでなく、ストレッチ(モスグリーン)がはいったのやら、ポリエステル(ベージュ色)やら。


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