園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。
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2023年10月10日火曜日

ベランダに来るアリ退治

 夏頃からだろうか。ベランダの手すりを伝ってアリがやってくるようになった。プチプチしてもまたやってきて、トマトやらナスやら登り放題。ときに葉の裏にびっしりお出ましになっていることさえある。どうしたもんかなあ。
ネット検索していると「アリメツ」という薬剤が効きそうな感じ。700円もするんだけど、買ってみた。
プラスチックの小さな皿(2㎝×4㎝くらい)にアリメツの液体をたらして置いておくというもの。
9月28日。アリはいつも図のような手すりの角の上からやってきて、下から戻っていくので、その根元にアリメツを置いてみることにする。


この日の朝に設置したら、さっそくご出勤のようで、やってきましたぜ、アリが。けれど見つけられなかったようで、皿を無視して通り過ぎてしまうので、指でわざわざ捕まえ、「ここにあるだってばあ」と、アリメツの上においてやりました。

8:25


でもね、こうして脱走して行くヤツもいるので、またまた捕まえてアリメツ置き場へご案内。このアリ、ものすごく素早くて捕まえるのたいへん。逃げ足速く、腕にまとわりついてしまうこともある。もうね、必死。「ほら、ここ、ここ」とアリメツ置き場へ落とし込む。
8:25

あ、アリメツとは、こんな容器に入ってました。手にひっつくような粘着力アリのどろっとした液体でした。水たまり1個じゃ液体が足りない気がして、手前にもう一カ所の水たまりを作ってみました。罠の数は多い方がいいかもしれんし。

8:30 集まってる、集まってる。

8:35 大勢さんご案内!上からやってきたアリに、帰って行くアリがチョンチョン頭をあわせるような仕草をして行き違っていく。情報伝達してるんだろか。


アリメツですが、ここで食べた時点ではお亡くなりにはならないのだそうで。巣に戻ってから24時間ほどで中毒をおこして死滅するそうな。内容物は、糖蜜とホウ酸とあり。ホウ酸といえば、ゴキブリ退治にも使うんじゃなかったっけ?

エサ運びをくり返しくり返しして女王アリにもたどり着けば、しめた、なのかな。卵の壊滅までとなると長期戦になるとも書いてありました。
うーん、なんか、これ、効くのかなあ。どうなんでしょう?

アリの進路。
このベランダの角のところが通路になってるみたいで、ずーっとアリ行列が続いています。


いったいどこへつながっているんだろう?
この角を伝って、上の手すりの横を右側に移動してるように思うんだが。

で、その先のお隣さん方面にご実家があるんじゃないかなあと、予想します。手すりの上のところがちょっとした溝になっていて、ここが雨風を防いでいい道になってるのかも。

けれど、ちがってました。
アリを追いかけてみると、途中まではあってるんだけど、フェンスに取り付けた金属のネットを伝って、手すりの外側に向かっているのでした。

で、そのあとは、溝は溝なんだけど、内側(室内側)ではなく、手すりの外側の溝を伝っていたんだなあ。ノコノコ。いったいどこまで行くんですかねえ。手すりの下を見ると目が回る高所恐怖症なので、長くは観察できません。とにかくお隣方面であることはまちがいありません。

ま、のんびり様子をみましょ。
翌日、お皿に残っていたアリメツ液はカピカピに乾いていたので、洗ってもういちど液体をたらして置きました。この日もアリさん来てましたな。
で、もう翌日には、来てなかったような…。
それから、とんとお見かけしません。き、きいてる? ほんと?
涼しくなってアリの活動が鈍ったという予想も考えられるけど。どうなんでしょう。
ともかく、ひとまず成功。安泰ってことで。めでたし、めでたし。
それにしても、ホウ酸て、いったい何者なんだろう。恐るべし。

そうそう。小雨の道を散歩してたら虹が。まあるいんだね。眺めている私の後ろに、沈んでいく太陽でした。



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2023年6月17日土曜日

番外編:ジャガイモ掘り

 久しぶりのいいお天気になりました。日中の最高気温が31度とか。で、畑です。

近所にお借りしている畑で、友人2人とジャガイモ掘りに出勤。今年は、上出来だったんじゃないかなあ。鍬やフォークで堀あげるとザックリ切ってしまうので、全部手でじみーにホジホジ。一穴にけっこうあるので、なかなかはかがいかず、くたびれました。飽きました。

戦果は、こちら。マンションの住人さんにもおすそ分けした残りです。
ほぼ同じくらいの数の種イモをまいているのですが、メークインが多いのって珍しいなあ。


ではでは、一応でっかさ選手権をば。
こちら、そのメークインさんの一番大きいやつ。

お次は、キタアカリ。あ、品種、まちがってないかなあ。ちと心配。


そしてダンシャク。の、はず。

あまり大きいと中に十文字の筋が入ってしまうことがあるので、中くらいがいいくらいのように思います。
畑から友人の車(新車なのに、こんな農作物を積んで運んでくれた)で、マンションまで。

そのままベランダに運ぶには、ちょっとさすがに場違いですんで。まずは、キッチンでおおまかに泥を洗い流し、それから床に新聞紙を敷いて洗ったイモを並べました。

今夜と明日の朝くらいまではそのまま乾かし、取り込もうと思います。

置いといたら、おイモさん、青くなっちゃうもんね。
てなことで、ジャガイモ掘り祭り、終わらせることができましたとさ。

おかげさんで、腕が筋肉痛。ふえ~

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2023年6月11日日曜日

ミニキュウリ「小次郎」初収穫

 種まきが4月2日のミニキュウリ「小次郎」。2株あり、エアレーション付きの栽培容器(ホームハイポニカぷくぷく)育ちの株が一番乗りで収穫サイズに育ったようです。


その一つ上の節の実は、次期収穫になりましょうか。

まずは、手前の実をとりました。うれしいな。

半分割にし、塩ふりふりでいただくとしよう。

そうそう、液肥の消費がふえ、ほぼ毎日追加しなくちゃなりません。今は、液費の補充用に500ミリリットルのペットボトルを装着していますが、2リットルのにとりかえたほうがよさそうです。

液肥交換のときは、ペットボトルをはずすので、ふたを開けて根の様子の観察ができます。


おおー、放射状にきれいに広がってるー。お元気そうでなによりです。


ところで、ミニキュウリのもう一株は、エアーなしで、食パンを入れるプラスチックのケース(下の写真左)に液肥を満たして育てていましたが、小さくなってきたので、少し大きい四角の浅いコンテナ(右)に取り替えました。ほんとは底の深いのにしたかったけど、今は出払っていてないのだなあ。これでなんとかしのいでくれい。


株の中間くらいに実が。この株では初収穫のブツになるかと。明日あたりがとりごろですかねえ。

やれやれ、めでたくミニキュウリの収穫祭りがスタートしたようで。毎日のおたのしみがふえました。うひょっ

【番外編】

ところで、10日(土)は近所に友人らとお借りしている畑出勤をしてきました。この畑のすぐ隣は今、花ショウブが見頃です。この花ショウブは、私たちの隣で畑をやっていらっしゃる方が丹精込めて育てておられ、今年はまたたいそう見事に咲いているのでした。


全部で300種類くらいはあるそうで、ご自身で作出したのを合わせると400種になるのだとか。

私の格安スマホでも、これくらいの写りになります。痛んだ花柄をつみつつ花と花の間にはいっていくと、顔のすぐそばに花がくるので、花に包まれる感満載。

ハチやらバッタの幼虫やら、虫も間近にいたりして。迫力満点。

この花ショウブの郷は、車が通る道路から奥まったところに位置するので、周りはほぼ林に囲まれ、秘境の地にポッカリ花園の世界に浸れます。花柄つみは、株と株の間に入っていくから、長靴が泥だけになってますけどね。

ときに、こちらの品々は、畑仲間の友人のお庭で育ったビワとグミ。もらっちゃった。ビワは、娘さんが小学生の頃、給食にでたビワの種を庭にまいたのが育った木だそうな。
ちゃんと酸い味があり、おいしいですぞ!

畑は草取りがおもな作業で、のんびり、ゆったりできた日でございました。

関東はすでに梅雨入りだそうで。畑の周りにある梅の実もぼちぼち黄色にかわり、梅干し用にぴったりだよって、畑仲間の方でいろいろ教わっているお師匠さんに教えていただきました。うーん、梅干って作ったことがないのである。ジャムならなんとかなりそうだから、そっちでいきますかね。

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2023年5月22日月曜日

番外編「初夏の収穫」

 先日、友人らとご近所にお借りしている畑に出勤してきました。前日に雨が降ったおかげで、土がほどよく湿っており、サツマイモの苗を植えるのにちょうどいい感じです。

土を少し盛り上げて平にし、ビニールシートを張りました。うーん、これがなかなかむずかしいのだ。ピーンと張りをもたせて角を立てるようにしたいけど、うまくいかんのよね。


収穫ブツもありまして。キヌサヤがどっさりニンマリ。また、畑のすぐ隣の空き地のワラビ。ビックリグミという大粒のグミがもうこんなに赤くなってたんです。


ちょいと渋くて、ちゃんと甘いのだ。買って食べるフルーツにはこの味ってないよなあ。でも、そういう野生のものは苦手っていう方もいて、お土産に持っていったら「私にはそいういうの、ぜんぜんいらないから」とお断りされました。そうかい、そうかい。
てなことで、近頃、なにかと拾って食べる友人に感化され、なんでも口にいれるたのしみを味わっておるわたくしです。

畑のすぐ隣は、ショウブがもう1、2輪、咲いていました。
ここは例年、見事な菖蒲園となり、その時期になると幾人ものお客様が訪れます。といっても隠れ家的な場所なので、ひっそり静かに楽しめるなかなかにいいところなんですよ。

このオトナ色のショウブは、なんていう名前なんでしょうねえ。花の中の黄色がショウブであるしるしなんだとか。畑を一緒にやってる友人は市の菖蒲園の解説係もしているような植物博士なので、教えてもらうこと多し。でも、すぐ忘れてしまうのだ。来年も同じこと聞いてしまうと思う、たぶん。

こちらは、ご近所散歩をしてるときに、とおりかかった小川でのシーン。なにがクルクルと回ってるのが目につき、撮影したものです。


ペットボトルがね、ずーっと回ってるの。翌日も、その翌日もくるくるしてました。

水車みたい。なんか不思議。どうなってんだろう。おもしろいなあ。

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2023年1月31日火曜日

チコリの矯正遮光作戦

 「矯正」だなんて、なにやら物騒なタイトルですが。ようは、紫キャベツみたいになってほしいがための作戦であります。

前回、ひもでしばっておいたらそんな感じになるだろうとやってみた、こちらがそのチコリの「パラロッソ」全3株。


ひもしばり作戦=1月17日開始から2週間後、はたしてどうなったかともうしますとですねえ。

上記写真の右端の株のひもをほどいてみたら。赤紫にはなってるけど、白くなって欲しいところが緑色のままなんですわ。


失敗です。外側の葉だけでは、中にも光が届いてしまったのでしょう。もうひと踏ん張りいたさねば。
そこで、こんなふうにシートをかぶせておいてたらどうだろうかと。


これならほとんど日差しは入らないから、きっと白に変わってくれるでしょう。変わってくれ。変わるんだ! お願いっ。

お、そうそう、根っこも点検しておかねば。


白っぽいからまずまずお元気のようです。なにごとも健康第一ですかね。
さて、これで2週間後あたり(2月14日頃)、シートをどけてひもをほどいてみようと思います。ひもは、外すと葉がばらけてしまうので、このままで。わくわく♫

【ご近所散歩】
ご近所さんのお宅で咲いていました。そのご近所さんに教わったのですが、これは青梅草(オウメソウ)という、福寿草(フクジュソウ)の原種といわれている花だそうです。ここ東京都青梅市に自生しているのだとか。


こちらのオウメソウが咲いているところに日があたるのは、目の前の建物と建物の間のスリットからわずかにお日様が顔をだしたときだけ。
そのときになってやっと花が開くのだそうな。
そこで、教えていただいた時刻の午後1時頃にお庭にうかがい、撮影することができました。なーんか、ここだけぽっかり春でしたわん。

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