園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2023年2月12日日曜日

チコリ収穫

 チコリの「パラロッソ」。全3株。


中央の「2」がなんだかようすが変です。葉っぱが枯れてきちゃってる。


じつは、緑色の葉を赤く、茎を白くしたくて、しばらくシートをかぶせて放置していました。それがよくなかったかなあ。そもそも、シートをかぶせたらうまくいくかどうかわからんのですが。

ともかく、液肥がへらないし、玉も大きくなってないので、これ以上生長しない気がします。となれば、痛んしまう前に収穫でしょう。

栽培容器のゴミ箱から株を抜き出しました。ほう、けっこうりっぱな根っこだこと。


根を切り落とし、外側の葉をめくって、めくって、食べられそうなところを取り出しました。

「1」の株を広げてみました。びろ~~~ん。結球はしてなくて、赤い点々があります。


「2」の株。玉になってる~! けど、色が種袋のグラビアとちがってるわ。


白いところが多くて、霜降り肉みたい。いや、バラ肉かも。あらら、だ。

「3」の株。こりゃまた赤味が強いね。


取り出して、横から見ると、赤紫と白のコントラストがいっそうくっきりりん。



てなことで、チコリの解体はおしまいです。
さて、分解した各部分を、食べるところとそうでないところとに仕分けしてみました。決めかねたのは、別のボールにわけました。洗って保存するまでの間に決断するつもりです。

こうしてみると、廃棄するところがずいぶんあるもんで。なーんかなあ、効率がよろしくない野菜であります。

さてさて、調理。といっても、いたって単純。洗って細く切っただけでして。あとは、レタスとキャベツの千切りも加えて混ぜて、適宜ドレッシング やらポン酢やら。これがなかなかイケます。香りは爽やか。単独で食べるとちょっとなんか珈琲の味っぽい。


ただし、チコリがたくさんあるからってどっさりいれたら、恐ろしく苦いのなんの。
隠し味くらいにちょろっと加えるのがよろしいみたいで。
生野菜のサラダは、チコリがはいると、ぐっと葉っぱの味の深みがまし、水っぽくならないかな。

てなことで、じわじわ少しずついただくことにしましょ。
(けど、冷蔵庫の野菜室で、はたしてもつんだろうか? 以前、イタリア在中のかたが「こちらでは、収穫したチコリを泥水の中にいれておきます」とおっしゃっていたっけ。次回は、それ、やってみよう。)

【メモ】
・チコリの「パラロッソ」。種まきは去年2022年7月21日でした。きょうは2月12日だから、収穫まで約6か月あまり。長かったなあ…

・だいぶ前にほぼ生長が止まった感じだったので、もっと早く収穫OKだったかもしれません。

・2リットル入りのプラ容器ではなく、4リットル入りくらいのゴミ箱容器で育てたせいか、当ベランダにおけるこれまでのチコリ栽培にしては、大きな株になりました。

・ネット検索によれば、チコリの根は、きざんで乾燥させて焙煎すると、コーヒー風味になり、実際、そうやって飲まれているのだとか。
葉をつまんで噛んだあとくちが、コーヒー味になるなあ、わたし。

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