クレソンなんて、じつはほとんど馴染みのないものだった。肉料理に添えたりするそうだが、海辺育ちの魚文化圏だったものだからそもそも肉料理はめったになかったし。
それがまあベランダであれこれ育てるようになった今、なかなかに味のある葉っぱとして楽しみにしているしだい。食べてみないことにはわからんようで。
タネまきは5月28日。キッチン用のザルに不織布をしき、バーミキュライトを数センチ厚さにいれたところに苗を植えた水耕栽培です。
8月14日あたりまではどんどん茂って容器から飛び出す勢い。ときどきつまんで食べてました。
10月7日。ん?いつのまにか伸びてる。
10月3日。
10月10日。
うん、まちがいない。ガシガシ育っていくおつもりらしい。
クレソンの姿っておもしろい。
これなんか、芽が立ち上がって上へ上へ向かってるふうです。
これなんか、芽が立ち上がって上へ上へ向かってるふうです。
その下のほうには白い根ができて、地面をとらえては、横へ横へ。
このぶんでは栽培容器から乗り出してくるかも。
それなら、ザルの下にも根がいっぱいはみでてるんじゃなかろうか?
容器の持ち上げてのぞいてみた。
よしよい、これくらい育ったら遠慮なく収穫してもいいかしらねえ。
あ、一つだけ、ちょっと他のとちがった姿をしているのがありました。放射状に広がってます。
えっと、これってもしやロゼットとかいうやつ? 茎を短くして地表面に張り付き、葉を広げて寒さと日光をとれるようにするという、アレ。
つまりこのかたは、冬支度してるってことかい?
はあ、もう冬近しですか。クレソンをばくばく食べられるのもあと少しのあいだらしい。
多年草だそうですから冬も食べられなくはないけど、わずかしかない葉を食べるのはもったいなくてなかなか。
ピリッと辛めの野草の味。だいじにたのしもーっと。
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2 件のコメント:
クレソン。
これから一気に育ってきますよね~
冬至を過ぎて日照時間が長くなれば、花芽を付けてくる。
それも、食べる事ができますよね!
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kasugai90さんへ:あれまあ、冬至がポイントでしたか。
冬至はいつだろうと調べましたらば、12月21日だそうで。ということは、あと2か月ほどでクレソンの収穫はおしまいになるんですね。
わーお、短いなあ。寒くなると生長がおそくなるでしょうから貴重品であります。だいじにいただかねば、ですね。
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