友人たちと近所の畑をお借りしていて、今時分はダイコンやシュンギク、アスパラナを収穫しています。この日(12/12)は、それとは別に、畑のまわりの枯葉を掃除したり、伸びすぎた木々の枝をおとしてリヤカーで運んだりしました。畑は私たちの他にも借りていらっしゃる方がおられて、みなさんと一緒の作業でした。
畑は森のすぐ隣りにあるためか、いろんな生き物にであいます。
なにやら奇妙な虫発見。白いものがはみ出ている感じです。
少し調べたところによれば、これは昆虫寄生菌(ボーベリア菌?)に寄生された姿らしい。
「広い意味では「冬虫夏草」の仲間であるが、明瞭な形の子実体(しじつたい)、つまり「きのこ」を作らない。」(詳細の記事は
こちら)のだそうな。
…とまあ、こんなお姿の虫さんも時々見かける畑です。
作業のあとは、みなさんと焼き芋大会。
まずは、炭をくべるところから。なお、この炭は手作りだそうです。
畑をご一緒している方がクヌギの木を切って3日かけてお作りになったそうな。(写真のは、消臭になるからとその一部をいただいたもの。)
そんな貴重な炭をおこし、畑で収穫したサツマイモを水で湿らせた新聞紙を巻いてからホイルで包んで炭のオキの中にを潜り込ませてできたのが、こちら。
熱々の黄色がまぶしいおイモさん。
さて、ベランダではこの畑の近くに植わっている柿の木からとってきた実が、じわじわと干し柿になりつつあります。
柿の実は10個程度をとってきては吊るして食べたり差し上げたり。ベランダには一度にたくさん干すスペースがないので、これくらいの分量がちょうどいい感じ。それが今度で3回目くらいになりますか。
ところで、干し柿の色についてですが、これまでは干し柿にするとたいていオレンジ色が退色していました。もっと焦げ茶色になったりもしています。(撮影:11/6)
それがこのたびのは、オレンジ色がかなり残ったまま推移しているんですわ。(撮影:12/15)
夕方の陽があたっているので黄色みをおびているとはいえ。
皮をむいてから3週間以上はすぎているかと。もうすっかり柔らかくなって食べられそうなのだ。味的には焦げ茶色もオレンジ色のも変わらないだろうと思うけど、見目麗しいといかにも美味しそうって感じをアピールしてきますわなあ。
それにしても、この色の違いはどこからくるんでしょう。
焦げ茶色のときは干し始めたのが11月。今度のは12月。気温が寒くなったことと関係があるのかないのかわかりませんが、おもしろいです。
なんじゃかじゃと見てるうちに、やっぱり味が気になったんで、ちょいとつまんでみた。(撮影:12/16)
うまい。が、ちょっと、すこーし渋いかも。もうすこしこのまま干しておくとしよう。
どうか鳥さんに見つかりませんように。